日清オイリオグループ
基本情報
- 証券コード
- 2602
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 食品製造
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1947年08月
- 上場年
- 1949年06月
- 公式サイト
- https://www.nisshin-oillio.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ニップン, 日清製粉グループ本社, 昭和産業, 明治ホールディングス, 雪印メグミルク, プリマハム, 伊藤ハム米久ホールディングス, 不二製油, かどや製油, J-オイルミルズ, ハウス食品グループ本社, 日清食品ホールディングス, ミヨシ油脂
概要
日清オイリオグループは1907年創業の食用油脂と健康食品を中心とした大手食品メーカーで、国内外で高品質な植物由来製品を展開しています。
現状
日清オイリオグループは2025年3月期に連結売上高約5,308億円、純資産約1,980億円を計上しており、安定した財政基盤を有しています。主力の食用油事業では日清ブランドを軸に国内シェアを確保し、業務用も含め幅広い用途で利用されています。加工食品・素材事業やファインケミカル事業も拡大し、健康志向製品の開発に注力しています。環境配慮型製品や機能性表示食品の市場成長に合わせた商品ラインアップが強みです。持続可能な原料調達と製造技術の進化を進めるとともに、DX認定事業者の選定を受けデジタル化を加速しています。中期経営計画「Value Up+」に基づき、2030年までの環境目標達成と新商品開発による成長を見据えています。横浜工場の拡張投資や新規販路の開拓も推進中で、広告キャラクターにドラえもんを起用しブランド強化に取り組んでいます。
豆知識
興味深い事実
- 社名の「OilliO」はOilの逆転を意味する造語。
- 日清サラダ油は日本初のサラダ油として1924年に発売。
- 広告キャラクターにドラえもんを起用した大手食品企業。
- 丸紅が15.96%、日本マスタートラスト信託銀行が14.40%の株式保有者。
- 社旗はナイフとフォークが交差したナイフフォークマークが象徴。
- 2024年発売の「日清ヘルシークリア」は発売2ヶ月で100万本突破。
- 横浜スタジアムのバックネット裏長期スポンサーである。
- JOCオフィシャルパートナーとしてスポーツ支援を推進。
- 製造技術と機能性食品で特許多数を保有。
- 創業は1907年、日清製油として大倉喜八郎らによって設立。
隠れた関連
- 日清食品、日清製粉グループ、日清紡績の「日清」ブランドとは資本関係がない。
- 大倉財閥関連企業との歴史的なつながりを持つ。
- 丸紅との株式提携により資本的な安定を得ている。
- ピエトロ社と資本・業務提携を結び、調味料事業を強化。
- 大東カカオを子会社化しチョコレート原料事業にも進出。
- 製油関連でニッコー製油、リノール油脂などとの歴史的経営統合経緯。
- 日本オリンピック委員会のオフィシャルパートナーとしてスポーツ振興に貢献。
- 注力製品は機能性表示食品で医療・健康食品市場とも連携。
将来展望
成長ドライバー
- 健康志向高まりによる機能性食品需要増加
- 環境配慮型製品への消費者関心の高まり
- 国内外の業務用食用油市場の安定成長
- DX推進による効率化と商品開発力強化
- スポーツ栄養分野の拡大とブランド活用
戦略目標
- 持続可能な原料調達比率を80%以上に引き上げる
- 健康志向および機能性商品売上比率50%以上の達成
- DXおよびデジタルマーケティングの全面展開
- 環境負荷削減と製品ライフサイクルの最適化推進
- 国内外販売網の拡充と新規市場開拓
事業セグメント
業務用食用油
- 概要
- 業務用向け高品質食用油を安定供給し、調理用途に特化した製品を提供しています。
- 競争力
- 安定供給と高い品質管理体制
- 顧客
-
- 飲食店チェーン
- 食品加工業者
- ホテル・レストラン
- 給食事業者
- 外食産業
- 製品
-
- 業務用サラダ油
- 業務用調理用オイル
- 機能性食用油
加工食品・素材事業
- 概要
- 各種食品メーカー向けにオイルをベースにした加工用素材と調味料原料を供給。
- 競争力
- 幅広い商品開発ノウハウ
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 加工業者
- 製菓業者
- 健康食品メーカー
- 製品
-
- 健康志向食材
- 機能性素材
- 調味料原料
ファインケミカル事業
- 概要
- 医薬品・健康食品業界向けに高純度機能性脂質を開発・供給しています。
- 競争力
- 先進的な独自技術による品質管理
- 顧客
-
- 医薬品メーカー
- 健康食品メーカー
- 化粧品メーカー
- 製品
-
- 機能性脂質
- 中鎖脂肪酸製品
- 健康食品原料
物流サービス
- 概要
- グループグローバルネットワークを支える効率的な物流サービスを展開しています。
- 競争力
- 全国的な物流拠点と専門スタッフ
- 顧客
-
- グループ企業
- 第三者物流企業
- 国内配送業者
- 製品
-
- 輸送管理
- 倉庫管理
- 一貫物流サービス
研究開発支援
- 概要
- 産学官連携による技術開発と製品評価の支援を推進しています。
- 競争力
- 豊富な開発実績と専門技術
- 顧客
-
- 学術機関
- 研究機関
- 製薬企業
- 製品
-
- 技術共同開発
- 製品試験
- 品質評価サービス
競争優位性
強み
- 国内シェアトップクラスの食用油製造技術
- 多様な製品ラインアップと健康志向商品群
- 強いブランド認知と信頼性
- 安定した財政基盤と大規模な生産体制
- 機能性表示食品分野での競争力
- 持続可能な原料調達と環境配慮製品の普及
- デジタル化・DX推進による効率的な経営
- 多様な販売チャネルの活用
- 子会社と提携企業による幅広い事業展開
- 研究開発体制の強化と技術革新
競争上の優位性
- 長年の蓄積による高度な油脂加工技術と安全基準
- 国内外の多彩な原材料調達ネットワークを活用
- 特定保健用食品など差別化可能な機能性製品群
- 強力なマーケティング戦略と知名度の高いブランド
- 業務用および家庭用市場での広範な顧客基盤
- 持続可能性と環境対応を重視した商品供給体制
- デジタル技術導入による生産性と供給安定性向上
- クロスセリングや提携による市場機会拡大
- 多角的な事業ポートフォリオによる収益安定性
- スポーツ・文化イベントへの積極的なスポンサーシップ
脅威
- 原材料価格の国際的な変動リスク
- 国内外の食品安全規制強化による対応負担
- 競合他社による価格競争の激化
- 健康志向・消費者嗜好の急激な変化
- 気候変動による原料生産環境の不安定化
- 為替変動による輸入コストの増加
- サプライチェーンの途絶リスク
- 持続可能性に関する社会的圧力の増加
- 新興代替油脂・植物タンパク市場の競争激化
- デジタルトランスフォーメーションの遅れによる競争力低下
イノベーション
2024: 日清ヘルシークリアの発売
- 概要
- 酸化を抑制する最新技術を用いた画期的な食用油製品を発売しました。
- 影響
- 発売2ヶ月で累計100万本突破
2023: 小芝風花とドラえもん共演CMシリーズ開始
- 概要
- ブランドイメージ刷新のため、人気タレントとキャラクターを活用した広告戦略を展開。
- 影響
- 若年層の認知度向上と販売促進
2022: DX認定事業者に選定
- 概要
- 経済産業省からデジタルトランスフォーメーション推進企業として認定を受け、業務効率化を強化。
- 影響
- 社内デジタル化の加速と生産性向上
2021: 「日清オイリオグループ ビジョン2030」中期経営計画策定
- 概要
- 持続可能な成長のための環境目標と価値創造戦略を明確化しました。
- 影響
- 社内外の環境意識向上とステークホルダー支持拡大
2020: 株式会社アールプラスジャパンへの資本参加
- 概要
- 将来の健康食品・機能性食品分野の拡大を見据えた戦略的投資を実施しました。
- 影響
- 新規市場・製品開発の加速
サステナビリティ
- 持続可能な植物油原料の調達強化
- 製品の酸化防止技術による食品ロス削減
- パッケージのプラスチック使用量削減努力
- 環境負荷低減のための工場設備改善
- 社会貢献活動と地域協働によるCSR推進