新日本科学
基本情報
- 証券コード
- 2395
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- バイオ・医薬品関連
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1973年05月
- 上場年
- 2004年03月
- 公式サイト
- https://www.snbl.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- コージンバイオ, リニカル, トランスジェニックグループ, DNAチップ研究所, Ubicom, H.U.グループホールディングス, ファルコホールディングス, ビー・エム・エル, C&R, ミガロHD, ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ, フェニックスバイオ
概要
新日本科学は1973年設立の医薬品開発受託業界大手で、基礎研究から臨床試験まで一貫して提供する国内最大手のCROです。
現状
新日本科学は2024年3月期に連結売上高約265億円、営業利益約42億円を達成し、国内最大手の基礎研究受託企業です。非臨床と臨床の両分野で豊富な実績を持ち、米国やアジアにグローバル展開しています。独自の経鼻投与技術やトランスレーショナルリサーチの推進が強みです。子会社を通じた医薬品開発支援や新興企業投資も積極的に行い、競争力強化と多角化を図っています。メディポリス事業など医療関連の包括的支援体制も構築中です。環境配慮と社会貢献に注力し、地域医療とバイオ産業の発展を目指しています。今後は新技術開発と海外市場拡大により持続的成長を図る計画です。
豆知識
興味深い事実
- 日本初の医薬品開発業務受託機関として1957年に創業。
- 国内最大規模の非臨床試験施設を鹿児島に保有。
- 独自の経鼻投与技術を確立し特許も取得。
- 米国NASDAQ市場上場のWAVE Life Sciences設立に貢献。
- 国際陽子線治療センターの事業支援も行う。
- 多角化したメディポリス事業を展開している。
- 東京証券取引所プライム市場に上場している。
- 和歌山の薬物代謝分析センターで高精度分析提供。
- カンボジアに動物繁殖施設を所有し非臨床試験支援。
- 複数子会社で医薬品開発から医療関連まで幅広く対応。
- 代表取締役会長兼社長は永田良一氏で業界内に影響力大。
- 2015年に合弁会社新日本科学PPDを設立した。
- 日経業界コード071のバイオ・医薬品関連企業に分類。
- バイオベンチャーへの投資や技術支援を積極的に実施。
- 地域医療と産業振興に貢献する複合施設を運営。
隠れた関連
- ハーバード大学と共同でWAVE Life Sciences設立し海外展開強化。
- 新日本科学の経鼻投与技術は複数製薬企業の新薬開発に活用。
- メディポリス国際陽子線治療センターの支援で最新医療技術に貢献。
- カンボジアでの動物繁殖施設はアジア地域の研究支援拠点となっている。
- 株主には永田家と信託銀行が大口保有する安定経営体制。
- SBIグループとの米国新興企業投資ファンドに連携し海外ベンチャー支援。
- 医薬品開発全工程を包括的に支援する国内唯一の大手企業の一つ。
- 薬物代謝分析センターは日本内外の製薬企業から高評価を受ける。
将来展望
成長ドライバー
- グローバルCRO市場の成長と国際展開拡大
- 革新的医薬品開発の加速化による需要増
- 先端技術の導入と経鼻投与技術の商用化促進
- メディポリス事業の医療・エネルギー分野拡大
- バイオベンチャー投資などオープンイノベーション強化
- アジア・北米市場での事業基盤強化
- 規制対応ノウハウによる顧客満足度向上
- 持続可能な開発目標(SDGs)への対応強化
- IT活用による治験効率化とデータ品質改善
- 地域社会との連携強化によるブランド価値向上
- 高度分析技術の提供による付加価値拡大
- 多様な事業ポートフォリオによるリスク分散
戦略目標
- 海外売上比率を40%以上に拡大
- 経鼻投与技術の商用化とライセンス収入増大
- メディポリス関連事業の収益拡大と多角化
- 業界トップクラスの治験支援サービス提供
- サステナビリティ目標達成によるCSR強化
- バイオベンチャー投資による新規事業創出
- 先端研究施設のさらなる拡充・高度化
- ITインフラ整備で開発効率40%向上
- 地域密着型医療支援プログラムの全国展開
- 複数国での規制承認支援体制の強化
事業セグメント
医薬品開発受託(CRO)
- 概要
- 医薬品の基礎研究から臨床試験まで一貫受託し、高品質な開発支援を提供。
- 競争力
- 国内最大規模の非臨床試験設備と豊富な臨床ノウハウ
- 顧客
-
- 国内製薬企業
- 外資系製薬企業
- バイオベンチャー
- 大学研究機関
- 公的研究機関
- 製品
-
- 非臨床安全性試験
- 臨床試験計画支援
- 薬物動態解析
- 治験運営支援
- 規制対応コンサルティング
メディポリス関連事業
- 概要
- 先端医療施設の運営とエネルギー事業により多角的サービスを提供。
- 競争力
- 医療とエネルギーを融合した独自の事業モデル
- 顧客
-
- 医療機関
- 患者
- エネルギー事業者
- 地域自治体
- 製品
-
- 陽子線治療支援
- 地熱発電
- 医療宿泊施設運営
- 医療研究支援
バイオベンチャー支援・投資事業
- 概要
- 革新的なバイオ技術開発と市場展開を支援する投資・サービス。
- 競争力
- ハーバード大学等との共同研究実績とグローバルネットワーク
- 顧客
-
- 創薬ベンチャー
- 大学発ベンチャー
- 新規事業創出企業
- 製品
-
- 研究支援サービス
- 資金提供
- 技術ライセンス
米国事業展開
- 概要
- 米国拠点を活かした現地対応と国際的な医薬品開発支援。
- 競争力
- 米国現地法人設立による迅速なサービス提供
- 顧客
-
- 米国製薬企業
- バイオテク企業
- 現地研究機関
- 製品
-
- 非臨床試験サービス
- 臨床試験管理
- バイオ分析
アジア事業展開
- 概要
- カンボジア拠点などアジア各地での研究支援サービス。
- 競争力
- 現地動物繁殖施設を活用した非臨床試験
- 顧客
-
- 東南アジア製薬企業
- 研究機関
- 行政機関
- 製品
-
- 動物モデル開発
- 薬物評価
- 治験支援
薬物代謝分析サービス
- 概要
- 薬物代謝に関する専門的分析サービスを提供。
- 競争力
- 和歌山薬物代謝分析センターの高度技術
- 顧客
-
- 製薬会社
- バイオ企業
- アカデミア
- 製品
-
- 薬物動態解析
- 代謝物同定
- バイオ分析技術
治験施行支援サービス
- 概要
- 治験実施を包括的にサポートし、効率的な運営を支援。
- 競争力
- 豊富な治験実績と専門スタッフ体制
- 顧客
-
- 製薬会社
- 医療機関
- 治験受託機関
- 製品
-
- 治験コーディネート
- 患者募集支援
- 治験安全管理
医療情報管理サービス
- 概要
- 医療・試験データの効率的利用を支援するITサービス。
- 競争力
- 統合的プラットフォームの提供
- 顧客
-
- 医療機関
- 製薬企業
- 研究機関
- 製品
-
- データ管理システム
- 情報解析
- 電子カルテ連携
再生可能エネルギー事業
- 概要
- 環境負荷低減を目指したクリーンエネルギーの提供。
- 競争力
- 医療施設連携によるエネルギーマネジメント
- 顧客
-
- 地域社会
- 施設運営者
- 製品
-
- 地熱発電
- バイオマス利用
大学発ベンチャー支援
- 概要
- 技術移転から商業化までを支援する包括的サービス。
- 競争力
- 国内外ネットワークによるシナジー創出
- 顧客
-
- 大学
- 研究者ベンチャー
- 製品
-
- 研究開発支援
- 資金援助
- 技術統合
グローバルライセンス交渉支援
- 概要
- 知財・ライセンス契約を含む国際ビジネス支援。
- 競争力
- 国際経験豊富な専門チーム
- 顧客
-
- 製薬企業
- バイオ企業
- 製品
-
- 契約交渉
- 知財管理
- 事業戦略コンサル
創薬スクリーニングサービス
- 概要
- 新薬候補化合物の効率的ドラッグディスカバリーを支援。
- 競争力
- 最先端機器と専門技術
- 顧客
-
- 製薬会社
- バイオ研究所
- 製品
-
- ハイスループットスクリーニング
- 新規薬剤探索
- 化合物ライブラリー提供
競争優位性
強み
- 国内最大規模の非臨床研究施設
- 豊富な臨床試験実績と高度なノウハウ
- グローバル展開による国際競争力
- 独自の経鼻投与技術開発
- 多角的な医療関連事業展開
- 強固な研究開発支援ネットワーク
- 多様な子会社による事業シナジー
- 専門性の高い薬物代謝分析技術
- 長期にわたる業界内信頼と実績
- 積極的なバイオベンチャー投資活動
- 地域密着型の医療・エネルギー事業
- 高い安全性試験の品質管理
- 国内初の米国現地法人設立
- 一貫受託サービスによる利便性
- 先端技術との連携強化
競争上の優位性
- 国内トップシェアの非臨床試験施設を保有し高い信頼度を獲得
- 米国やアジアへの拠点展開で迅速なグローバル対応を実現
- トランスレーショナルリサーチにより基礎から臨床までの橋渡しを強化
- 独自開発の経鼻投与技術で新規医薬品開発をリード
- 多様な関連子会社群による包括的な医薬品開発支援を提供
- 豊富な治験支援実績と専門スタッフにより安全性と効率性を両立
- 地域エネルギー事業と医療を融合し独自の市場ポジションを有する
- 大学発バイオベンチャーとの連携で技術革新を推進
- 高精度の薬物代謝分析で臨床研究の質を向上
- 日本発のCROとして海外市場でのブランド価値を構築
- 包括的サービス提供により顧客の時間・コスト削減を達成
- ヘルスケア関連施設運営のノウハウを他事業に応用
- 先進的なITシステムでデータ管理の効率化を実現
- 多角的投資による新規事業創出力が高い
- 厳格な法規制対応力で信頼性を確保
脅威
- 医薬品規制の更なる強化によるコスト増加
- 国内外の競合CROの激化による価格競争
- 新技術導入の遅れによる競争力低下
- グローバル経済の不確実性による事業環境変動
- 人材確保競争の激化による専門技術者不足
- 知的財産権関連のリスク増大
- 新型感染症等による臨床試験の停滞
- 為替変動が収益に与える影響
- 地政学的リスクによる海外施設運営の困難化
- 投資先ベンチャーの事業失敗リスク
- 自然災害による研究施設の損害
- サステナビリティ対応遅延による社会的信用低下
イノベーション
2023: 米Satsuma社連結子会社化
- 概要
- 北米における新興バイオベンチャーへの投資と事業連携を強化。
- 影響
- グローバル事業展開の加速と技術多様化を実現。
2022: 株式会社イナリサーチ連結子会社化
- 概要
- 医薬品評価・分析の専門会社をグループに取り込み。
- 影響
- 分析能力向上により受託事業の質を大幅向上。
2021: 経鼻投与技術の高度化
- 概要
- 独自技術の改良により薬剤送達効率の向上を達成。
- 影響
- 新規治療薬の開発支援効果を増大。
2020: メディポリス指宿地熱発電の拡大
- 概要
- 地元資源を活用した再生可能エネルギー事業を拡張。
- 影響
- 環境負荷低減と安定収益源の確保に成功。
2024: 治験運営のITシステム高度化
- 概要
- 最新クラウド技術を導入し治験データ管理効率化。
- 影響
- コスト削減とデータ品質向上を実現。
2023: 創薬スクリーニング技術導入
- 概要
- ハイスループットスクリーニング装置の導入で新薬探索加速。
- 影響
- 開発期間短縮と候補化合物数増大を達成。
2022: バイオベンチャー支援プログラム開始
- 概要
- 大学発ベンチャーの技術実用化支援を体系化。
- 影響
- 将来有望企業との連携強化と投資効果向上。
2021: 薬物代謝分析センター高度化
- 概要
- 分析機器の最新設備導入により分析精度向上。
- 影響
- 臨床試験の正確性向上に貢献。
2020: 経鼻投与新薬開発共同研究開始
- 概要
- 国内外の大学と連携した基礎研究を開始。
- 影響
- 薬剤効果の拡大可能性を示唆。
2024: 治験患者募集支援の強化
- 概要
- オンラインマッチングプラットフォームを構築。
- 影響
- 治験開始期間の短縮と患者満足度向上。
サステナビリティ
- 再生可能エネルギー利用の推進
- 廃棄物削減とリサイクル強化
- 地域医療支援活動の展開
- 環境保全に配慮した研究運営
- 多様性とインクルージョンの促進
- 社員の健康管理プログラム強化
- バイオベンチャーとの環境対応技術開発
- クリーンエネルギー事業の拡大
- 地元自治体と連携した環境教育活動
- コンプライアンス遵守と情報セキュリティ強化
- 国際規格ISO14001取得と継続的改善
- 環境負荷低減目標の策定と公表