ピエトロ

基本情報

証券コード
2818
業種
食料品
業種詳細
食品製造
都道府県
福岡県
設立年
1985年07月
上場年
2002年04月
公式サイト
https://www.pietro.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
ブルドック, キユーピー, ダイショー, エバラ食品

概要

ピエトロは1985年設立の福岡市拠点の食品メーカーで、ドレッシングやパスタソースを主力商品とし、外食店経営も行う中小食品産業の確固たるリーダー企業です。

現状

ピエトロは2018年時点で連結売上高約96億円、営業利益約5億円を計上しており、主力のドレッシング製造とレストラン事業を軸に堅実な経営を行っています。主力製品のピエトロドレッシングは累計3億本を突破するなど高い市場支持を得ています。福岡に製造工場を有し2025年に新工場が稼働予定で、製造能力強化を図っています。業務提携先として日清オイリオグループを持ち、食用油との相乗効果も期待されます。販売チャンネルは小売から通信販売、飲食店まで多角化し、北海道外への地理的展開やホノルル出店など海外展開も試みています。近年は原料の野菜高騰の影響を受け利益に変動が見られ、パスタ商品やレシピ提案を通じた新規顧客開拓にも注力中です。イノベーション面では工場新設など設備投資を積極化。中長期的には高付加価値商品の開発と多業態展開、環境配慮型の包装資材使用などサステナビリティ強化が課題です。市場競争の激化に対応しつつ、地域密着のブランド力向上と通信販売の拡大で持続的成長を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 看板商品「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」は累計出荷3億本を突破。
  • 社名の由来はイタリア民話の『羊飼いのピエトロ』にちなむ。
  • 創業者の村田邦彦氏は福岡・天神で洋麺屋ピエトロを開業した。
  • 冷凍パスタにおいて本物感を追求し高級路線を打ち出している。
  • 1997年から俳優小林薫を起用したCMを展開していた。
  • マスコットキャラクター『トロ助』は落語家春風亭昇太が操作およびナレーションを担当。
  • 福岡県古賀市に複数の工場を持ち、地域経済への貢献が大きい。
  • 東北地方以外に全国展開しハワイにも店舗を出店した経験がある。
  • 通信販売でも強みがあり、全国の顧客に直送サービスを実施。
  • レストラン業態はサラダパスタ中心の『PIETRO MIOMIO』ブランドなど多様。
  • 東京証券取引所にて2002年に2部、2015年に1部指定、2023年にスタンダード市場指定。
  • 日清オイリオグループと2007年に業務提携を結んでいる。
  • ドレッシングのCMソングは俳優中村倫也が歌う独自の演出が話題に。
  • 地域社会向けに働き方改革に取り組み福岡県古賀市の田辺市長と協働。
  • 自社ブランドのほかOEM生産も行い、多方面に展開。

隠れた関連

  • 日清オイリオグループとの資本業務提携により原材料供給や販路面で協力関係がある。
  • 地方発祥の食品ブランドとして全国・海外展開の足掛かりとして強みを活かす。
  • マスコットキャラクターのトロ助は著名な落語家が演じており、地域文化との親和性が高い。
  • 福岡県古賀市との地域連携により新工場建設や地域活性化プロジェクトを推進中。
  • 東証スタンダード市場への移行に伴い、上場維持と企業統治改革にも積極的。
  • 冷凍食品事業の強化により食品加工技術の研究機関と連携している可能性が高い。
  • 広告展開に俳優・女優を起用することでブランドの認知度向上に成功している。
  • パスタソース製品はレストラン運営と直結しており、顧客フィードバックを反映した商品開発が可能。

将来展望

成長ドライバー

  • 全国的な健康志向の高まりによるヘルシードレッシング需要増加。
  • 冷凍パスタなど加工調理食品市場の成長と高級路線需要拡大。
  • 通信販売・ECチャネルの拡大による市場アクセス強化。
  • 新工場稼働による生産能力向上と品質強化。
  • 多様な飲食店ブランド展開による収益源多角化。
  • サステナビリティ対応が評価されるESG投資の追い風。
  • 日清オイリオグループとの協業による製品開発・販路開拓の相乗効果。
  • 地域連携を活かした地元経済活性化とブランド力強化。
  • 若年層を狙った新商品開発とマーケティング施策展開。
  • 海外市場でのパスタ・ドレッシング需要の潜在的拡大。

戦略目標

  • 新工場フル稼働による生産能力2倍化と製品ライン拡充。
  • 通信販売売上比率を20%以上に引き上げる。
  • 環境負荷を30%削減する包装材料の全面導入。
  • サラダドレッシング市場における全国シェア20%達成。
  • 多店舗展開による飲食店部門売上30%増。
  • 健康志向商品の開発強化で若年層顧客獲得。
  • 海外店舗展開を3カ国以上に拡大し海外売上10%目標。
  • 地域貢献活動を継続しCSR評価を高める。
  • 新ブランド『PIETRO MIOMIO』の全国展開を加速。
  • 持続可能な原料調達体制の構築と認証取得。

事業セグメント

食品小売業者向け

概要
小売業者向けに多彩な食品カテゴリーを提供し、多チャネル販売を通じて消費者接点を拡大。
競争力
豊富な品揃えと安定供給による信頼性
顧客
  • スーパー
  • コンビニエンスストア
  • ドラッグストア
  • 百貨店
  • 専門店
製品
  • サラダドレッシング
  • パスタソース
  • 冷凍食品
  • 各種調味料
  • 惣菜

飲食店・外食チェーン向け

概要
飲食店向けに味の再現性が高い業務用製品を供給し、店舗の品質維持とメニュー多様化に寄与。
競争力
レストラン運営ノウハウを融合した商品開発力
顧客
  • パスタ専門店
  • レストランチェーン
  • ファストフード店
  • カフェ・バル
  • ホテル
製品
  • 業務用パスタソース
  • ドレッシング
  • 冷凍パスタ
  • 調味料
  • サラダ用素材

通信販売チャネル

概要
通信販売を通じて全国の個人消費者に高品質な食品とギフト商品を提供。
競争力
ブランド直販による顧客との強い接点
顧客
  • 個人消費者
  • ギフト購入者
  • 健康志向層
  • 遠隔地顧客
製品
  • ドレッシングセット
  • パスタソース詰合せ
  • 贈答用冷凍食品
  • スープギフト
  • オリジナル調味料

製造委託・OEM事業

概要
他社ブランド商品の製造委託を受け、安定的に製品品質を提供。
競争力
熟練した製造技術と品質管理体制
顧客
  • 他食品メーカー
  • 外食向けOEM先
  • PB商品委託者
製品
  • ドレッシング製造
  • パスタソースOEM
  • 調味料の製造

原材料仕入れ業者

概要
製造に用いる高品質原材料の安定調達を実施し、製品品質の確保に貢献。
競争力
長期的な取引関係と信頼
顧客
  • 農産物生産者
  • 香辛料卸売業者
  • 調味料原料メーカー
製品
  • 野菜類
  • スパイス
  • 油脂製品

物流サービス提供

概要
効率的で安全な物流サービスを展開し、商品の鮮度維持と納期遵守を支える。
競争力
専用の配送ネットワークと温度管理体制
顧客
  • 物流会社
  • 倉庫業者
製品
  • 製品配送
  • 在庫管理

マーケティング・広告代理店

概要
商品認知度向上のため、効果的なマーケティング活動を実施。
競争力
豊富な飲食店経験による訴求力強化
顧客
  • 広告代理店
  • マーケティング会社
  • メディア企業
製品
  • 広告キャンペーン
  • ブランドプロモーション

技術開発パートナー

概要
製品革新と業務効率化のための技術開発を推進。
競争力
産学連携と地域技術力活用
顧客
  • 食品技術研究機関
  • 包装資材メーカー
  • ITベンダー
製品
  • 品質改良技術
  • 環境配慮包装
  • 販売支援システム

人材・教育サービス

概要
レストラン事業の品質確保と運営力強化のため人材育成に注力。
競争力
自社運営ノウハウを活かした教育プログラム
顧客
  • 飲食業界研修機関
  • 人材派遣会社
製品
  • 調理スタッフ育成
  • 品質管理研修

IT・通販支援

概要
通信販売事業強化のためのITインフラとサービスを提供。
競争力
ブランド直販の運用経験とノウハウ
顧客
  • ECサイト運営企業
  • 決済代行業者
  • 物流連携システム
製品
  • 通信販売プラットフォーム
  • 顧客管理システム
  • 配送トラッキング

環境・CSRパートナー

概要
サステナビリティ強化のため環境負荷低減策を推進。
競争力
地域密着型の協働運営
顧客
  • リサイクル業者
  • 地域自治体
  • NPO団体
製品
  • ラベルリサイクル
  • 地域貢献活動
  • 環境教育

海外事業パートナー

概要
海外展開を支援し現地市場適応を促進。
競争力
ノウハウ共有による円滑運営
顧客
  • 現地販売代理店
  • 物流業者
  • レストラン運営企業
製品
  • 海外向け製品供給
  • 海外店舗運営サポート

競争優位性

強み

  • 地域に根ざした強力なブランド認知
  • 豊富なドレッシング製品ラインナップ
  • 多業態展開による収益多角化
  • 製造工場の安定稼働と品質管理
  • 通信販売を含む多チャネル販売展開
  • 長年の食品業界でのノウハウ蓄積
  • 日清オイリオとの業務提携による資源共有
  • 飲食業界での運営経験と商品連携
  • 地域社会との良好な関係構築
  • マーケティングキャラクター「トロ助」の活用
  • 手作りの味の追求と製品特性の差別化
  • 柔軟な商品開発と新商品投入
  • 総合的な食の提案力
  • 安定的な原料調達ネットワーク
  • 製品の美味しさと健康志向の両立

競争上の優位性

  • ロングセラーの和風しょうゆドレッシングで市場に確固たる地位を持つ
  • 福岡発祥の地域ブランドとしての信頼性と差別化
  • レストラン運営と製造の両面からの総合的商品開発
  • 幅広い販売チャネルに対応し顧客接点が広い
  • 積極的な新工場投資による生産能力強化で需要変動に柔軟対応
  • 多様なドレッシングとパスタソースの豊富なラインナップ
  • 通信販売事業により全国顧客への直接販売が可能
  • キャラクター広告「トロ助」等の親しみやすいマーケティング展開
  • 日清オイリオグループとの資本・業務提携によるシナジー効果
  • 海外店舗展開での新市場開拓意欲
  • 素材へのこだわりと健康志向の製品開発
  • 新ブランド「PIETRO MIOMIO」等の多業態ブランド展開
  • 資本金10億円強の安定した財務基盤
  • 業務用商品への展開による市場拡大
  • 地域密着型の企業姿勢による信頼獲得

脅威

  • 野菜価格高騰による原材料コスト上昇リスク
  • 大手食品メーカーとの競争激化
  • 消費者嗜好の変化による製品需要の変動
  • 食品安全規制の強化に伴うコスト負担増
  • 新型感染症等社会情勢の変動による販売環境悪化
  • 物流費の高騰による利益圧迫
  • 原油価格変動による包装資材コスト増
  • 海外展開の事業環境リスクと市場未成熟
  • 人手不足による飲食店運営の困難化
  • 後継者問題や経営陣の交代リスク
  • 通信販売市場の競争激化による販路拡大の難しさ
  • 自然災害による工場稼働停止リスク

イノベーション

2023: 古賀市新工場建設計画

概要
生産能力増強と製造効率向上を目的とした新工場の建設計画を発表。
影響
製造量増加と品質安定化を達成予定。

2023: 高級冷凍パスタライン強化

概要
本物感を追求した冷凍パスタ製品の開発及び高級ラインの強化に注力。
影響
プレミアム市場での競争力向上が期待される。

2022: ラベルの水平リサイクル推進

概要
環境負荷軽減のためパッケージラベルの水平リサイクルシステムを導入。
影響
環境負荷低減とブランドイメージ向上に寄与。

2023: パスタ料理レシピ提案事業開始

概要
スーパー向けにパスタの調理提案と盛り付け指導を実施し顧客満足度向上を目指す。
影響
製品販路拡大と新規顧客獲得に貢献。

2021: 新キャラクター「トロ助」のマーケティング活用

概要
広告戦略の刷新としてトロ助キャラクターを用いたプロモーション強化。
影響
ブランド認知度向上と購買促進に寄与。

2020: 通信販売チャネル拡充

概要
オンライン販売システムの刷新と拡充で通信販売事業を強化。
影響
全国的な顧客基盤の確立に成功。

サステナビリティ

  • 新工場での省エネルギー設備導入によるCO2削減効果
  • 製品ラベルの水平リサイクル推進による環境負荷低減
  • 地元福岡県と連携した地域資源活用促進
  • サステナブル食材調達の推進
  • 従業員の働き方改革による生産性向上と環境配慮