物語コーポレーション
基本情報
概要
物語コーポレーションは1969年設立の愛知県豊橋市に本社を置く、全国で焼肉やラーメン等の飲食店を674店舗展開する外食産業の中核企業です。
現状
物語コーポレーションは2024年6月期に連結売上高1,071億円、純利益85億円を計上し、堅実な成長を維持しています。主力の焼肉きんぐブランドは食べ放題形式で高い人気を誇り、国内外に多様なブランドを展開。台湾法人設立や米国鉄板焼きレストラン買収など海外展開を加速中です。代替肉開発のDAIZ社との提携を進め、次世代食材の導入を図るなどイノベーションにも注力。地域社会への貢献や環境対策に取り組み中で、2030年までにブランド拡充と持続可能な成長をめざします。今後は国内外での新業態開発と店舗拡大により、競争力強化と収益多様化を推進する方針です。
豆知識
興味深い事実
- 1969年創業の株式会社げんじが前身で50年以上の歴史。
- 食べ放題形式の焼肉きんぐは独自開発のタッチパネル注文システムを導入。
- 代替肉分野の先端企業と提携し外食業界でのサステナビリティを牽引。
- 海外に4地域で直営およびフランチャイズ店舗を展開中。
- 多業態展開で若年層からファミリー層まで幅広く支持。
- 店舗運営における従業員教育に力を入れて離職率低減に成功。
- 2018年に中華人民共和国上海に新業態焼肉店をオープン。
- 国内計674店舗(直営431店、FC243店)と安定した店舗網。
- 国内12のブランド、国外3ブランドの多ブランド運営を展開。
- 代替肉や熟成肉など次世代食品技術を積極導入。
- 東証プライム市場に上場して外食業界内で高い認知度。
- 代表取締役社長は加藤央之氏。
- 資本金は59億円で財務基盤が安定。
- 純資産が約295億円と自己資本が充実。
- フランチャイズ加盟店のサポート体制が強化されている。
隠れた関連
- 代替肉開発のDAIZと資本提携し次世代食品市場で協業している。
- 米国の鉄板焼きレストランチェーン買収でグローバル飲食展開を強化。
- 国内外で店舗展開しながら教育・人材育成に注力する飲食企業。
- 飲食ブランドの多様化により異なる顧客層を戦略的に獲得。
- FC展開により地域経済の活性化に寄与している。
- IT技術を店舗運営に活用し効率的なオペレーションを実現。
- 食べ放題焼肉で国内市場シェア上位を維持し競合他社と差別化。
- 地域密着型の店舗運営で顧客満足度向上を目指し継続的に改善。
将来展望
成長ドライバー
- 国内外における飲食店舗数の継続的増加
- 代替肉等新技術によるメニュー革新
- 多様化する消費者ニーズへの対応力向上
- グローバル展開による市場拡大
- デジタル化推進による運営効率化
戦略目標
- 国内外店舗数1,000超を目指す積極的拡大
- 代替肉メニュー比率30%以上への拡大
- 環境負荷低減と地域貢献度のさらなる向上
- 海外市場におけるプレゼンス強化と収益拡大
- IT活用による顧客体験の高度化と効率化
事業セグメント
飲食店事業
- 概要
- 飲食店舗向けに多ブランドの運営ノウハウと食材供給を行います。
- 競争力
- 多業態展開による事業リスク分散
- 顧客
-
- 国内直営店舗
- フランチャイズ加盟店
- 地方自治体イベント
- 企業福利厚生施設
- 製品
-
- 飲食サービス全般
- オリジナル食材調達
- 店舗運営支援
- 飲食店企画・開発
食材調達・開発
- 概要
- 代替肉を含む独自食材の開発と安定調達を推進しています。
- 競争力
- 資本業務提携を活かした次世代食材開発
- 顧客
-
- 自社店舗
- フランチャイズ加盟店
- 外部飲食企業
- 食品加工業者
- 製品
-
- 代替肉製品
- 熟成肉
- 冷凍食材
- 調味料開発
海外事業
- 概要
- 海外拠点の開発・運営を通してグローバル事業を拡大中です。
- 競争力
- 現地法人設立と買収による急速展開
- 顧客
-
- 台湾法人
- 米国子会社
- 海外フランチャイジー
- 製品
-
- 飲食店運営サービス
- 地域向けメニュー開発
- 現地マーケティング
競争優位性
強み
- 多ブランド展開によるリスク分散
- 焼肉きんぐの強力なブランド力
- 高い店舗運営ノウハウ
- 代替肉開発との連携体制
- 国内外での積極的な店舗拡大
競争上の優位性
- 食べ放題の焼肉業態で国内トップクラスの市場シェア
- 多様な飲食ジャンルを持つ多ブランド戦略で幅広い顧客層に対応
- 海外市場進出に積極的で先進的なM&Aによる成長戦略
- 代替肉を活用したメニュー開発による次世代食品分野の先駆者
- 効率的な店舗運営システムと人材育成力
脅威
- 外食市場の競争激化による価格競争リスク
- 国内人口減少に伴う市場縮小リスク
- 新型感染症など外部環境の変動による営業停止リスク
- 原材料価格の高騰や供給不安
- 海外進出に伴う現地規制や文化リスク
イノベーション
2021: 代替肉開発企業DAIZとの業務提携
- 概要
- 代替肉商品のメニュー展開を焼肉きんぐ等で開始。
- 影響
- 新規顧客開拓とSDGs対応強化に寄与。
2025: 米国鉄板焼きレストランSHOGUNグループ買収
- 概要
- 海外事業拡大のため米国の人気鉄板焼きブランドを取得。
- 影響
- グローバル市場でのプレゼンス向上を実現。
2024: 台湾現地法人設立
- 概要
- アジア市場の基盤強化のため現地法人を新設。
- 影響
- 今後の海外事業展開に向けて足場を固める。
2023: 新業態専門店の開発と拡充
- 概要
- とんかつや中華専門店など新ブランドを展開。
- 影響
- 消費者ニーズ多様化への対応強化。
2022: ITシステムを活用した店舗効率化
- 概要
- 店舗運営最適化のためデジタル化推進。
- 影響
- 運営コスト削減と顧客満足度向上。
サステナビリティ
- 代替肉導入による環境負荷軽減の推進
- フードロス削減プログラムの実施
- 地域社会との連携による食育支援
- 店舗におけるエネルギー効率改善
- 地産地消による地域経済活性化