ジャストシステム
基本情報
- 証券コード
- 4686
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- システム・ソフトウエア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1981年06月
- 上場年
- 1997年10月
- 公式サイト
- https://www.justsystems.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- システナ, ユニリタ, SRAHD, チエル, ソースネクスト, エーアイ, EduLab, セカンドサイトアナリティカ, Globee, エコナビスタ, セゾンテク, ミロク情報
概要
ジャストシステムは1981年設立、教育・オフィス向けソフトウェアを中心に日本語処理技術と通信教育事業で確固たる地位を築く情報通信業のリーディングカンパニーです。
現状
ジャストシステムは2023年3月期に連結売上高約420億円、純利益約134億円を計上し、堅調な経営基盤を保持しています。代表的な製品である日本語入力ソフトATOKやワープロソフト「一太郎」は日本市場で高い評価を受けています。通信教育分野では小中学生向けタブレット教材「スマイルゼミ」が順調に会員を拡大し、デジタル教育市場でのポジションを確立しています。キーエンスとの資本提携により安定した財務体質を維持しつつ、研究開発および教育分野への投資を積極的に行っています。サステナビリティの観点では環境負荷低減施策や地域学習支援活動に取り組み、中長期的成長戦略ではAI技術活用による製品・サービス拡充を推進しています。今後もB2B・B2C双方の市場ニーズに応えつつ、教育ICT分野でのさらなる成長を目指しています。通信教育業界における競合の強化や官公庁のワープロ利用減少などの課題にも対応を図っています。
豆知識
興味深い事実
- 創業者夫婦が徳島の実家からスタートした企業。
- 日本語入力ソフトATOKは変換精度の高さで定評がある。
- 通信教育市場に参入し、独自のタブレット教材で成功。
- キーエンスが筆頭株主で経営支援を受けている。
- ワープロソフト『一太郎』の名前は学生時代の生徒名が由来。
- 一時期独自ウィンドウシステム「ジャストウィンドウ」を開発。
- 日本語処理技術の研究に注力し、業界標準を牽引。
- 教育用通信教材『スマイルゼミ』は全国的に人気。
- 地方の徳島に本店機能を有しつつ東京に本社機能を移転。
- PDF編集ソフトは一部機能を外部OEM供給に頼っている。
隠れた関連
- キーエンスの出資により技術開発と経営安定を実現。
- 創業者が退任後設立したMetaMoJiとの業界的繋がり。
- 通信教育分野でベネッセや学研と競合関係にあるが共同市場も形成。
- 官公庁のワープロ市場シェア低下が業績に影響している。
- 日本語入力市場の標準化にATOKが大きく寄与している。
- かつてセキュリティソフト市場に参入し撤退経験あり。
- 教育現場向けICT製品は自治体や学校法人と深く連携。
- 国内パッケージソフト市場で地場企業と競合しつつ独自技術を保持。
将来展望
成長ドライバー
- デジタル教育市場の継続的拡大。
- AI技術を活用した教育コンテンツ強化。
- 法人向け日本語処理ソフトニーズの安定。
- スマートデバイス利用者拡大による関連製品需要増。
- 政府のデジタル化推進政策による追い風。
- 通信教育分野における新規サービス開発。
- 多様な販売チャネル構築による顧客基盤拡大。
- キーエンスとの連携強化による技術発展。
- 地域教育支援強化でブランドイメージ向上。
- グローバル市場参入に向けた事業基盤整備。
戦略目標
- AI搭載学習サービスで市場シェア3割獲得。
- 通信教育会員数50万人突破。
- B2Bソフト売上高200億円超達成。
- グリーンIT推進で社内CO2排出40%削減。
- 新興市場向け日本語処理技術展開強化。
- 全社クラウドサービス対応100%達成。
- 地域社会との教育連携50件以上実施。
- 従業員働きやすさランキング上位10%入り。
- デジタル教材による学習効果科学的検証推進。
- グローバル販売網構築による海外売上10%超。
事業セグメント
法人向けオフィスソフト
- 概要
- 企業や公共機関向けの高信頼オフィスソフトを提供。
- 競争力
- 日本語文書作成に最適化された製品群
- 顧客
-
- 中小企業
- 大企業
- 教育機関
- 官公庁
- 自治体
- 製品
-
- JUST Office
- JUST Calc
- JUST Note
- 文書管理システム
教育ICTソリューション
- 概要
- 教育現場向けのICT支援サービスを展開。
- 競争力
- 通信教育に強いノウハウとブランド
- 顧客
-
- 学校法人
- 塾
- 通信教育企業
- 自治体教育委員会
- 製品
-
- スマイルゼミ
- 学習支援アプリ
- 教育用タブレット端末
日本語入力技術提供
- 概要
- 高精度日本語入力技術のOEM・ライセンス提供。
- 競争力
- 長年の日本語処理技術実績
- 顧客
-
- ソフトウェア開発会社
- 携帯端末メーカー
- ITソリューション企業
- 製品
-
- ATOK SDK
- 日本語変換エンジン
クラウド・検索システム
- 概要
- 文書検索・管理システムを提供し業務効率化支援。
- 競争力
- 日本語特化の検索技術
- 顧客
-
- 企業
- 官公庁
- 大学
- 研究機関
- 製品
-
- 企業内検索システム
- ドキュメント管理ソリューション
競争優位性
強み
- 日本語処理技術の高い専門性
- 教育ICT分野での安定した顧客基盤
- キーエンスとの資本提携による安定財務
- 幅広いソフトウェア製品ラインアップ
- 通信教育市場における強力なブランド
- 長年の日本市場での知名度と信頼性
- 法人向け製品の高いカスタマイズ力
- 多様な販売チャネルと顧客接点
- 安定した利益率と資本効率
競争上の優位性
- ATOK日本語変換技術は業界トップクラスの精度を誇る
- スマイルゼミは通信教育タブレット市場で高い競争力を持つ
- キーエンスからの技術・経営支援による安定成長基盤
- 法人向けJUST Officeにより教育機関・官公庁ニーズに対応
- 豊富なブランドと製品群で顧客の多様なニーズに応える
- 長期間積み重ねた日本語ソフトウェア開発のノウハウ
- 子会社を活用したグローバル展開の足がかり
- IT技術と教育ノウハウの融合による独自性保持
- 多様なプラットフォーム対応でユーザー層を広げる
脅威
- 官公庁でのMicrosoft Word優先使用による市場縮小
- 通信教育市場での競合他社との激しい競争
- 新技術への適応遅延による競争力低下リスク
- スマートデバイス市場の急速な技術変化
- 海外からの低価格ソフトウェアの浸透
- 若年層のPC離れによる市場縮小傾向
- サイバーセキュリティリスクの増大
- 経済状況変動による教育関連予算の変動
- 既存主力事業の市場成熟と成長鈍化
イノベーション
2024: AI搭載通信教育システムの強化
- 概要
- スマイルゼミにAIを活用した学習理解度解析機能を導入。
- 影響
- 学習効果向上と顧客満足度の増加を達成。
2023: ATOK日本語入力機能の高度化
- 概要
- AI技術を導入し、変換精度とユーザー利便性を改善。
- 影響
- ユーザーフィードバックで高評価を獲得。
2022: 教育用タブレット端末のUX改善
- 概要
- 学習効率を高めるUI/UXの再設計を実施。
- 影響
- 利用者増および解約率低減に寄与。
2021: クラウドベースの企業内検索システム強化
- 概要
- 高速検索技術と多言語対応を強化し法人顧客に対応。
- 影響
- 企業顧客層の拡大に貢献。
サステナビリティ
- ペーパーレス推進による環境負荷軽減
- 地方自治体との教育支援連携
- 従業員の働き方改革推進
- 情報セキュリティ管理体制の強化
- 地域のICT教育支援活動への参画