坪田ラボ
基本情報
概要
坪田ラボは2012年創業の医薬品ベンチャーで、近視・ドライアイ向け革新的医療機器や医薬品の研究開発を主導する先進企業です。
現状
坪田ラボは2022年3月期に売上高約6.4億円、営業利益約1.4億円を達成し堅調な成長を示しています。主力は近視進行抑制用眼鏡型医療機器や医薬品の開発で、複数の大手パートナー企業と提携し収益化を進めています。技術面ではバイオレットライトの医療応用を核に、慶應義塾大学と連携する研究開発体制を強化。2020年代にはロート製薬やジンズホールディングスなどとの共同研究や実施許諾契約を拡大。サステナビリティ面では医薬品の社会的価値創造と先端技術の実用化を志向しています。今後は国内外市場への製品展開拡大と高齢化社会対応の視力ケア分野での競争力強化が戦略の柱です。2023年には日本スタートアップ大賞審査委員会特別賞を受賞し、革新性が評価されています。引き続き基礎研究と事業化を両輪とした成長路線を推進予定です。
豆知識
興味深い事実
- 慶應義塾大学医学部教授が創業した大学発ベンチャーである
- バイオレットライト仮説に基づく医療機器を国内外で開発展開中
- 少人数体制ながら多くの大手企業と提携する技術力企業
- 2023年に日本スタートアップ大賞特別賞を受賞している
- 眼科向け医療機器開発としては異例の東証グロース上場企業
- 学生時代からのユニークな研究成果を事業化している
- 複数の海外市場での独占実施許諾契約を保持
- 他の医薬品企業と異なり研究開発に特化したスタイル
- 社長は眼科医としての専門知識を活かした経営を行う
- 眼鏡型医療機器は今後の視力保護市場で注目される技術
隠れた関連
- ジンズホールディングスと医療機器の実施許諾契約を持ち共同商品化を促進
- ロート製薬と共同研究を通じて技術と知財を共有
- 住友ファーマとのうつ病・認知症領域における共同研究契約を結ぶ
- 慶應義塾大学との強固なパートナーシップに基づく大学発ベンチャー
- マルホとマイボーム腺機能不全向け製品のライセンス契約を締結
- 参天製薬とのアジア市場への眼鏡型医療機器の独占実施許諾契約
- Thea Open Innovation S.A.Sとの欧米地域における独占ライセンス契約
- 日本スタートアップ大賞の受賞により業界内での知名度向上
将来展望
成長ドライバー
- 高齢化社会に伴う眼科医療需要の拡大
- バイオレットライト技術の実用化進展
- 国内外の医療機器規制緩和動向
- パートナー企業との製品共同開発強化
- グローバル市場でのライセンス契約拡大
- オープンイノベーションによる技術革新
- デジタル医療連携による製品価値向上
- 近視治療に対する社会的ニーズの増加
- 研究開発資金の安定確保と効率化
- 持続可能な医療機器開発への取り組み強化
- 医療コンサルティング事業の拡張
戦略目標
- 眼科向け医療機器市場で国内トップシェア獲得
- 海外市場売上高を全体の40%以上に拡大
- バイオレットライト応用製品のラインナップ増加
- 複数の国際特許取得と知財ポートフォリオ拡充
- 健康寿命延伸に貢献する新技術の開発推進
- パートナーシップによるグローバル販売網の強化
- 人工知能を活用した医療機器の実用化
- 産学官連携プロジェクトの数を大幅に増加
- 持続可能な製造プロセスの確立
- 医療コンサルティング事業の収益化と拡大
事業セグメント
医療機関向け医療機器
- 概要
- 医療機関向けに眼科治療を支援する専門機器の提供を行う。
- 競争力
- 大学発ベンチャーの高い研究技術と連携体制
- 顧客
-
- 大学病院
- 眼科クリニック
- 研究機関
- 老健施設
- 医療卸売業者
- 製品
-
- 眼鏡型医療機器
- 診断サポート機器
- 治療用点眼薬
製薬企業向け共同研究
- 概要
- 製薬企業と連携し新規医薬品の研究開発支援を提供。
- 競争力
- バイオレットライト応用の独自技術
- 顧客
-
- 大手製薬企業
- 中小製薬会社
- バイオベンチャー
- 製品
-
- 基礎研究成果
- 薬剤開発支援
- 臨床試験データ
医療機器メーカー向け技術提供
- 概要
- 医療機器メーカーへの技術導入と共同開発を実施。
- 競争力
- 多数の実施許諾契約に基づく収益モデル
- 顧客
-
- 医療機器製造企業
- 眼鏡メーカー
- 健康機器メーカー
- 製品
-
- 実施許諾契約
- 製品開発支援
- 特許ライセンス
学術機関向け研究協力
- 概要
- 学術機関と密接に連携し研究成果を加速化。
- 競争力
- 慶應義塾大学を含む強力な研究ネットワーク
- 顧客
-
- 大学研究室
- 医療研究機関
- 公的研究機関
- 製品
-
- 共同研究プログラム
- データ共有
- 臨床試験協力
健康機器・サプリメント販売代理店
- 概要
- 健康機器およびサプリメント流通のサポート提供。
- 競争力
- 製品特許と臨床効果に基づく信頼性
- 顧客
-
- 健康食品販売店
- ドラッグストア
- 通信販売業者
- 製品
-
- サプリメント
- 健康関連器具
国際ライセンスビジネス
- 概要
- 海外パートナーに技術・製品のライセンス展開を実施。
- 競争力
- 欧米アジアへの拡大するライセンス契約
- 顧客
-
- 海外製薬企業
- 海外医療機器メーカー
- 国際販売代理店
- 製品
-
- 特許実施許諾
- 海外販売ライセンス
研究開発アウトソーシング
- 概要
- 高専門性の研究開発業務を外部委託として実施。
- 競争力
- 眼科分野の専門知識と研究実績
- 顧客
-
- 製薬会社研究部門
- 医療機器企業
- ベンチャー企業
- 製品
-
- 受託研究
- 治験支援
- 技術コンサルティング
医療情報・教育サービス
- 概要
- 医療関連情報の提供および教育支援を実施。
- 競争力
- 業界トップクラスの知見とネットワーク
- 顧客
-
- 医療従事者
- 研究者
- 製薬企業
- 製品
-
- セミナー
- 資料提供
- 情報共有プラットフォーム
ヘルスケア機器OEM供給
- 概要
- OEM製造および製品設計サポートを提供。
- 競争力
- 独自技術による差別化製品製造
- 顧客
-
- 健康家電メーカー
- 眼鏡ブランド
- 医療機器販売店
- 製品
-
- 眼鏡型ライト機器
- マイボーム腺治療器具
製薬パートナー向け販促支援
- 概要
- 製薬パートナーの販促活動を技術支援でサポート。
- 競争力
- 科学的根拠に基づくプロモーション
- 顧客
-
- パートナー製薬会社
- 流通会社
- 眼科クリニック
- 製品
-
- 製品マーケティング素材
- プロモーション支援
健康関連研究資金提供
- 概要
- 研究資金や開発支援を提供し次世代育成に貢献。
- 競争力
- 早期研究者の育成とネットワーク形成
- 顧客
-
- 大学院生
- 研究助成団体
- バイオベンチャー支援
- 製品
-
- 研究助成金
- 技術トレーニング
企業向け医療コンサルティング
- 概要
- 企業の医療事業展開を多角的に支援するコンサル。
- 競争力
- 眼科医療技術に特化した専門知識
- 顧客
-
- 医療機器企業
- 製薬会社
- ベンチャーキャピタル
- 製品
-
- 市場分析
- 規制対応支援
- 技術評価
競争優位性
強み
- 慶應義塾大学との強固な研究連携
- バイオレットライト技術の独自性
- 多岐にわたる大手パートナーとの提携
- 幅広い医療機器・医薬品開発実績
- 多国での実施許諾契約によるグローバル展開
- 革新的な眼科治療領域の専門性
- 契約ベースの収益安定性
- 迅速な技術実証と事業化経験
- 少人数ながら高度な研究開発体制
競争上の優位性
- 慶應義塾大学発ベンチャーとしての高い信頼性
- 眼科向け医療機器市場での早期参入と技術蓄積
- 大型製薬・医療機器企業との包括的提携体制
- バイオレットライト仮説に基づく独自技術の保有
- ライセンス収益とマイルストーンによる収益構造の多角化
- 国内外での特許取得と知的財産管理の強化
- ドライアイ、近視、老眼の複数分野対応の多角的事業展開
- 研究成果の迅速な製品化による市場適応力
- 少数精鋭で柔軟な開発体制を維持し高効率な研究推進
- 大学研究機関との連携による先端技術投入の継続
脅威
- 医療機器の承認・規制取得の難航リスク
- 大手医薬品メーカーの研究開発競争激化
- 技術の模倣・特許紛争リスク
- 新型医療技術の登場による市場シェア奪取可能性
- 新興市場進展の遅延による成長阻害
- 研究開発資金調達環境の変動
- 新型感染症など外部要因による市場不確実性
- パートナー企業の事業戦略変更による契約リスク
- 労働力確保の困難性
- 国際情勢の変動による海外展開制限
イノベーション
2023: 日本スタートアップ大賞審査委員会特別賞受賞
- 概要
- 革新的な眼科医療技術と事業モデルが評価され受賞。
- 影響
- ブランド価値向上と資金調達力強化に寄与
2022: 東京証券取引所グロース市場に上場
- 概要
- 新規株式公開で資金調達を実施し事業拡大基盤を構築。
- 影響
- 資金力強化で研究開発加速が可能に
2021: 参天製薬とアジア諸国での独占実施許諾契約締結
- 概要
- 眼鏡型医療機器のアジア販売に関する契約を締結。
- 影響
- 海外市場拡大の足掛かりを獲得
2021: マルホとのマイボーム腺機能不全処置剤の実施許諾
- 概要
- 国内外に向け治療剤の販売ライセンスを提供開始。
- 影響
- 外用薬市場での事業基盤拡大
2020: ロート製薬との近視抑制点眼薬の共同研究開発開始
- 概要
- 近視進行抑制を目指す点眼薬の研究と実施許諾を推進。
- 影響
- 新製品ライン構築に向けた技術基盤形成
2020: 本社を東京都新宿区信濃町に移転
- 概要
- 研究開発環境の充実を図るため本社機能を移転。
- 影響
- 研究効率と企業ブランド力の向上
サステナビリティ
- 高度な眼科医療技術による患者QOL向上
- 医薬品と機器の安全で持続可能な開発
- 地域医療への貢献と学術連携促進
- バイオレットライト応用技術の普及推進
- 倫理的な臨床試験と研究開発の徹底