カバー
基本情報
- 証券コード
- 5253
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- コンテンツ制作・配信
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2016年06月
- 上場年
- 2023年03月
- 公式サイト
- https://cover-corp.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ジーエヌアイ, dely, モイ, エニーカラー, jig.jp, QPS研究所
概要
カバーは2016年創業の日本の情報通信業に属し、VTuberプロダクション運営と関連コンテンツ開発で業界を牽引する企業です。
現状
カバーは2025年3月期において売上高434億円、営業利益80億円を見込み、急成長を続けています。ホロライブプロダクションを中心に、VTuberライバーのマネジメントおよびライブ配信システムの開発が主力事業です。AR・VR技術やメタバース「ホロアース」で独自のエンタメ体験を創出し、国内外ファン層の拡大に成功しています。2024年には初の海外拠点であるCOVER USAの設立を発表し、グローバル展開を強化しています。公正取引委員会からの勧告もありガバナンス強化に努めています。今後はメタバース技術とIP展開を加速し、2030年までにさらなる収益増と市場拡大を目指す方針です。
豆知識
興味深い事実
- 2017年にVTuberアイドル『ときのそら』をデビューさせた先駆者企業
- 国内外で人気のホロライブは2019年にホロライブプロダクションへ統合
- 世界初のVTuber専門の上場企業の一つ
- ARライブ配信技術の先進的活用企業
- 有名VTuber『キズナアイ』の人気を背景に創業計画を変更
- 中国市場から撤退後も海外展開を継続強化
- VR卓球ゲーム『Ping Pong League』を開発・提供していた
- オンライン・オフライン双方で多彩なイベント展開を行う
- 公正取引委員会より下請法違反の勧告を受けたが対策を実施中
- ホロライブプロダクションは多言語展開でグローバルに人気
- 産学連携により専門学校と共同でクリエイター育成プロジェクト運営
- 全従業員の9割近くが制作や技術に従事するクリエイティブ集団
- 二次創作を支援するためholo indieを開始
- 日本発のバーチャルタレントIPを海外展開の重要資産としている
- 2023年3月に東証グロース市場へ新規上場
隠れた関連
- ホロライブのVTuberたちはYouTubeのライブ配信を利用し、Googleと密接なパートナー関係にある。
- グッズ販売プラットフォームではピクシブやShopifyと業務提携し販路拡大を図っている。
- ホロライブ日本版と英語、中国版(撤退後)で多言語展開を通しグローバルファンを形成。
- 同業のANYCOLOR(エニカラー)と関連株式を持ち合うなど、業界内で資本連携が進む。
- ライブ配信に加え、AR/VR技術を駆使したエンタメ技術開発で他社との差別化を図る。
- 太陽有限責任監査法人による監査を受けており、法規制遵守に注力している。
- 公正取引委員会の勧告後、クリエイターとの契約条件改善策に取り組んでいる。
- 産学連携で技術者やクリエイター育成に寄与し、他業界との技術交流も進めている。
将来展望
成長ドライバー
- グローバル市場のVTuber人気拡大
- メタバース事業の技術革新と普及
- AR・VR技術の高度化と新ライブ体験の創造
- IP多角化による収益源拡大
- ファンエンゲージメントアプリの浸透
- デジタルエンタメ市場の成長
- 地域特化型コンテンツ展開強化
- 海外事業子会社による市場開拓
- 産学連携による人材育成と技術革新促進
- 新規事業の拡大と投資促進
- 規制対応による信頼性向上
- 複数ジャンルへの進出
戦略目標
- グローバルVTuber市場シェアトップ獲得
- メタバースプラットフォームの主導的地位確立
- 総売上1000億円以上の達成
- 社会的信頼とコンプライアンスの強化
- 多言語・多文化対応のIP展開強化
- ファンコミュニティの拡大と深化
- 産学連携モデルの確立と普及
- サステナブルな事業運営体制の構築
- 新技術導入による革新的サービス創出
- パートナーシップの多様化と強化
事業セグメント
VTuberマネジメント・プロダクション
- 概要
- VTuberタレントの育成・運営・収益化を支援する。
- 競争力
- VTuber市場の先駆者としての強力なブランド力
- 顧客
-
- VTuber演者
- 広告代理店
- イベント主催者
- メディア企業
- スポンサー企業
- ライブ配信プラットフォーム
- 製品
-
- タレントマネジメント
- ライブ配信サポート
- キャラクターIP開発
- コンテンツ企画制作
メタバース開発・運営
- 概要
- 独自メタバースプラットフォームの企画開発・運営。
- 競争力
- VTuberIPと連携した没入型体験の提供
- 顧客
-
- ゲーム開発者
- 広告主
- ファンコミュニティ
- イベント主催企業
- 製品
-
- 3D仮想空間サービス
- VR/ARライブイベント
- メタバースプラットフォーム
ライセンス・グッズ企画開発
- 概要
- VTuberキャラクターIPを活用した商品展開支援。
- 競争力
- 人気IPとの連携で高付加価値商品を創出
- 顧客
-
- 小売業者
- メーカー
- イベント企画者
- 海外パートナー
- 製品
-
- ブランドライセンス提供
- オリジナルグッズ企画
- 物販催事運営
アプリケーション開発・運営
- 概要
- VTuber配信やファン交流を支援する各種アプリ開発。
- 競争力
- 最新AR/VR技術を活用した多機能アプリ開発
- 顧客
-
- VTuber演者
- ファンユーザー
- プラットフォーム事業者
- 製品
-
- ライブ配信アプリ
- コミュニティアプリ
- AR/VR技術支援
イベント企画・運営
- 概要
- アニメ・バーチャル分野のイベント企画及び運営。
- 競争力
- VTuberIPを活かした革新的ライブ体験提供
- 顧客
-
- 広告主企業
- ライブイベント会社
- ファンコミュニティ
- 製品
-
- VR/ARライブイベント
- ファン交流会
- オンラインイベント企画
競争優位性
強み
- 先駆的なVTuberプロダクション運営力
- 独自メタバースプラットフォーム開発力
- 強力なキャラクターIPとファン基盤
- AR/VR技術の高度な活用
- 多様な収益源を持つ事業ポートフォリオ
- グローバル展開によるブランド力拡大
- 総合的なマネジメントと支援体制
- 豊富なパートナーシップネットワーク
- 柔軟なライブ配信プラットフォーム運営
- 高い成長率と資金調達力
競争上の優位性
- 日本発VTuber事務所としての市場リーダーシップ
- AR/VR技術とメタバースを融合した独自サービス
- グローバルなクロスカルチャー展開戦略
- 多様なVTuberグループで幅広いファン層を獲得
- ホロライブブランドの強固な認知度と信頼
- 複数プラットフォーム連携による顧客接点の多様化
- IPの多角的利用による収益性の高さ
- 競合他社にはない海外子会社設立による市場拡大
- コミュニティアプリによるファンエンゲージメント強化
- 産学連携によるクリエイティブ人材育成の独自性
脅威
- 競合増加による市場競争激化
- 公正取引委員会からの法令遵守指導による運営リスク
- 海外市場での規制および文化的障壁
- 技術革新の速さによる追随プレッシャー
- IP盗用や著作権問題のリスク
- VTuber人気の変動による収益変動
- ライブ配信プラットフォームの仕様変更リスク
- マルチプラットフォームとの競合環境
- 経済情勢の変化による広告収入減少
- 新規市場開拓の不確実性
- サイバーセキュリティ脅威
- 人材確保の競争激化
イノベーション
2023: ホロプラスアプリ正式リリース
- 概要
- ファン向けのコミュニティアプリを提供開始。
- 影響
- ファンエンゲージメント向上による収益増加。
2023: holo indie発足
- 概要
- ホロライブキャラクター利用インディーゲーム支援事業開始。
- 影響
- IP活用の多角化と新規収益獲得。
2024: COVER USA設立
- 概要
- 初の海外拠点設立で北米展開加速。
- 影響
- グローバル市場への足掛かり強化。
2021: ホロライブ・オルタナティブ発表
- 概要
- メタバースを活用した新規プロジェクト展開。
- 影響
- ファン体験強化と技術革新推進。
2020: 英語圏VTuberグループ始動
- 概要
- hololive English開始で世界展開推進。
- 影響
- 海外視聴者数大幅増加。
サステナビリティ
- 公正取引委員会からの勧告を受けた運営のガバナンス強化
- 多様性尊重とインクルージョン推進の社内文化醸成
- デジタルコンテンツの適正利用促進
- 地域社会との連携強化
- 産学連携を通じた次世代クリエイター育成