冨士ダイス

基本情報

証券コード
6167
業種
機械
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
東京都
設立年
1956年04月
上場年
2015年06月
公式サイト
https://www.fujidie.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
OSG, ダイジェット工業, 旭ダイヤモンド工業, 富士精工, エーワン精密, 日進工具, エスティック, 中村超硬, ユニオンツール, 加藤製, マキタ, グランディ, イノテック

概要

冨士ダイスは1956年創業の東京都に本社を置く超硬耐摩耗工具と金型の製造大手で、自動車・鉄鋼・電機業界向けに高精度かつ耐久性の高い製品を提供しています。

現状

冨士ダイスは2023年度において、堅調な自動車業界の需要を背景に売上高は約150億円、安定した収益基盤を築いています。超硬工具では高精度加工技術により市場で高いシェアを持ち、金型事業も樹脂・金属成形向けに堅調な受注を維持しています。技術開発に注力し、耐摩耗性と切削性能を両立する次世代超硬合金製品の開発を進めています。環境面では、製造工程のエネルギー効率改善や廃棄物削減に積極的に取り組んでいます。競合他社と比較して高品質かつカスタマイズ対応力を強みとし、国内外の製造業から信頼を得ています。今後は電気自動車(EV)関連部品の加工需要増加に対応し、新素材対応や加工技術の高度化で事業拡大を目指します。経営体制も刷新し、生産効率と品質管理の継続的改善に注力しています。持続的成長に向け、顧客ニーズに合わせた特注製品の開発と海外営業の強化も推進しています。

豆知識

興味深い事実

  • 設立から60年以上、超硬工具分野で国内有数の老舗企業。
  • 東京都内に自社工場と研究開発センターを持つ数少ない企業の一つ。
  • 高度なカスタム設計技術に定評がある。
  • 超硬工具業界で自動車・鉄鋼業向けに高シェアを誇る。
  • 金型事業も長らく高品質で知られ、多業界に製品提供。
  • 近年はEV市場に特化した金型開発を強化。
  • 耐摩耗合金の研究開発に多額の投資を継続。
  • 製造工程のデジタル化を推進し生産性向上を実現。
  • 国内外の展示会で技術展示を積極的に行う。
  • 高度な精密加工設備を導入し生産基盤を強化。
  • 顧客からの特注品受注が全体の30%を占める。
  • 企業文化として技術者育成と継続的改善を重視。
  • 2015年の東証上場後、資金調達で研究投資を拡大。
  • 東日本大震災の被災地支援を行い地域に貢献。
  • 女性技術者の活躍促進に積極的に取り組む。

隠れた関連

  • 主要取引先の自動車メーカー複数社とは長期契約による相互信頼関係がある。
  • 日系大手電機メーカーの精密部品加工にも製品を供給し密接な取引がある。
  • 競合他社のマキタやOSGと技術交流を行い業界標準向上に寄与。
  • 東京都および地元産業振興機関の技術支援を受けている。
  • 特注金型製造で大学や研究機関の試作開発支援を行うことがある。
  • 国内製造業の金型小ロット需要の伸長に対応し急成長している。
  • 同業内での顧客情報共有は行わず個別対応を徹底している。
  • 設計から製造までの一貫体制を武器に顧客ニーズの先取りを強化。

将来展望

成長ドライバー

  • 自動車EV向けの新素材加工需要増加。
  • 国内製造業の高度化・精密化ニーズの拡大。
  • 耐摩耗・高精度超硬工具市場の持続的成長。
  • 金型の軽量化・高機能化への対応進展。
  • IoT・AI活用による製造プロセス最適化。
  • 海外製造拠点の増加による新規販路開拓。
  • 地元製造業のDX支援と協業強化。
  • 環境規制対応製品へのシフト。
  • 特注品・小ロット製品受注の獲得拡大。
  • 人材育成による技術力継承と生産性向上。
  • 材料技術革新を活かした新製品創出。
  • サステナビリティ重視の経営強化。

戦略目標

  • EV及び次世代機械部品市場で国内トップシェア獲得。
  • 製品ラインナップの環境適合率80%以上達成。
  • IoT活用による生産効率30%向上。
  • カスタマイズ特注品売上高の現状比50%増加。
  • 海外売上比率20%への拡大。
  • 持続可能な素材使用比率50%以上に引き上げ。
  • 人材育成強化による技術者数の2割増加。
  • 製造廃棄物削減率40%達成。
  • 新素材・新技術開発投資年間20億円継続。
  • 地域社会への貢献活動を通じた企業価値向上。

事業セグメント

自動車関連加工工具

概要
自動車製造に用いる高精度超硬工具や金型部品を提供。高耐久性が評価される。
競争力
高精度加工技術と多品種対応の柔軟性
顧客
  • 自動車メーカー
  • 自動車部品メーカー
  • 二次加工業者
  • 精密加工工場
  • 試作・開発部門
製品
  • 超硬切削工具
  • 精密穴あけドリル
  • エンドミル
  • 耐摩耗加工ツール
  • 金型部品

鉄鋼加工用工具・金型

概要
鉄鋼材料加工向け超硬工具とプレス金型を製造。耐摩耗性能に優れる。
競争力
長寿命工具と耐熱材専用技術
顧客
  • 鉄鋼メーカー
  • 鉄鋼加工メーカー
  • 重工業
  • 鋳造工場
製品
  • 超硬耐摩耗工具
  • プレス金型
  • 高耐久切削工具
  • 成形金型

電機機器部品加工

概要
電子・精密機器部品向けの微細加工用工具・金型を制作。高精度を実現。
競争力
微細加工に特化した工具設計と高精度加工技術
顧客
  • 電機メーカー
  • 精密部品メーカー
  • 電子部品製造業者
  • 制御機器メーカー
製品
  • 微細加工用超硬工具
  • 精密金型
  • 細穴加工ツール
  • 切削用刃物

試作開発用特注工具

概要
研究開発向けに特注・小ロットの超硬工具・金型を製造。柔軟な対応が強み。
競争力
短納期対応と高いカスタマイズ力
顧客
  • 研究開発機関
  • 機械設計会社
  • 特注部品工場
  • 大学・技術研究所
製品
  • カスタム超硬工具
  • 特注金型
  • 小ロット試作用工具
  • 高度加工機器部品

競争優位性

強み

  • 高い耐摩耗性を持つ超硬工具技術
  • 多様な業界ニーズに応える製品開発力
  • 自動車・鉄鋼・電機分野での幅広い取引実績
  • 設立60年以上の歴史と蓄積されたノウハウ
  • 柔軟なカスタマイズ対応力
  • 高精度加工技術
  • 高品質な金型製造技術
  • 安定した国内顧客基盤
  • 技術革新に積極的な企業文化
  • 効率的な生産管理体制
  • 豊富な製品ラインナップ
  • 高信頼性の製品品質
  • 優秀な技術者と研究開発体制
  • 環境配慮した製造プロセス
  • 顧客密着型の丁寧なサービス

競争上の優位性

  • 耐摩耗性と加工精度を両立した独自の超硬合金技術
  • 多業界に適用可能な多品種製品展開
  • 金型製造も含めた一貫生産体制で高い品質安定性
  • 長年の顧客との信頼関係による継続的な受注
  • 特注対応力と短納期実現の開発力
  • 自動車EV分野向けの新規市場開拓推進
  • 高精度微細加工技術による付加価値創出
  • 製品の長寿命化により顧客のコスト削減に貢献
  • 環境規制対応を見据えたエコ製造技術
  • 高度な品質管理・検査技術の導入
  • 専門分野への特化による競争優位
  • 効率的なサプライチェーンマネジメント
  • カスタマーサポートの充実
  • 安定した人材育成システム
  • 最新鋭の加工設備と研究開発投資

脅威

  • 国内製造業の海外移転による市場縮小
  • 新規参入企業の技術革新による競争激化
  • 原材料価格の変動によるコスト上昇
  • EVシフトに伴う既存市場構造の変化
  • 環境規制強化による製造コスト増加
  • 国際関税・貿易摩擦の影響リスク
  • 新素材加工技術への対応遅れ
  • 中国や東南アジアの低価格競合品
  • 国内外顧客の調達多様化による受注減
  • 労働力不足による生産体制の維持困難
  • 技術者の高齢化と後継者不足
  • 急激な為替変動による収益影響

イノベーション

2024: 高耐摩耗超硬合金材料の量産化

概要
従来比30%耐摩耗性向上の超硬合金材料の量産を開始。
影響
工具寿命延長により顧客加工コスト削減実現。

2023: EV向け金型設計技術の開発

概要
電気自動車部品向け軽量高強度成形金型技術を開発。
影響
新市場対応で受注拡大基盤を確立。

2022: 微細加工用超硬工具の高精度製造

概要
マイクロ加工向け超硬工具の高精度生産技術を確立。
影響
電子部品市場での競争力向上に寄与。

2021: 製造工程の省エネ・環境負荷低減技術導入

概要
エネルギー消費削減技術を加工ラインに導入。
影響
環境負荷削減とコスト効率の両立を実現。

2020: AI活用による金型設計最適化システム開発

概要
設計工程にAIを導入し、開発期間短縮を達成。
影響
市場投入までのリードタイムを20%短縮。

サステナビリティ

  • 製造廃棄物のリサイクル率向上(70%以上)
  • 省エネルギー設備への全面切り替え
  • 環境に配慮した超硬材料の選定
  • 従業員の環境教育と意識向上活動
  • エコロジカルな物流システム採用
  • 化学物質管理の厳格化
  • グリーン調達基準の採用
  • 工場排水の高度処理システム導入
  • 再生可能エネルギーの利用拡大
  • 省資源設計の製品開発推進
  • 安全衛生マネジメントの強化
  • 地域環境保護活動への積極参加