日進工具

基本情報

証券コード
6157
業種
機械
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
東京都
設立年
1961年09月
上場年
2004年11月
公式サイト
https://www.ns-tool.com/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
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他の会社
OSG, ダイジェット工業, 旭ダイヤモンド工業, 富士精工, エーワン精密, エスティック, 中村超硬, 冨士ダイス, ユニオンツール, 日精樹脂, マキタ, オーハシテク, ナック

概要

日進工具は1961年設立の切削工具業界の先駆者で、特に超硬小径エンドミル分野で国内トップシェアを誇る技術集約型メーカーです。

現状

日進工具は連結売上高で約81億円、営業利益は約15億円を計上し、切削工具製造販売において安定した成長を維持しています。主力の超硬小径エンドミルは高精度加工市場で国内トップシェアを占めています。開発力と仙台工場の生産集約により効率化を推進し、品質維持に注力しています。ジャスダックから東証プライム市場への移行に伴い、資本市場での信頼性も増しています。サステナビリティでは環境負荷低減のため、新素材開発や省エネ製造技術に投資中です。将来的には国内外の市場拡大を目指し、技術革新と海外展開の強化を戦略的課題としています。近年は子会社経営の効率化や製品ラインナップの多様化にも取り組んでいます。また、市場動向に対応した新製品開発への研究投資も継続的に行っています。

豆知識

興味深い事実

  • 超硬小径エンドミル分野で国内トップシェアを持つ
  • 仙台工場に最新の開発センターを有し技術革新を主導
  • ジャスダックから東証プライム市場へ市場区分を変更
  • 創業1954年、60年以上の歴史を持つ工具メーカー
  • 刃物の研削技術に長けた熟練工が多数在籍
  • 子会社群で工具関連製造ラインを多角化展開
  • 高精度加工に向けた各種専用ブランドを持つ
  • 国内外の著名製造企業と長期的な取引関係あり
  • 独自開発の高耐久コーティング技術を保有
  • 工具管理システム事業も展開し顧客満足度向上
  • 仙台在庫センターでの迅速出荷体制を実現
  • 従業員数は連結で約340名規模
  • 主要取引先は自動車・電子機器業界に集中
  • 工場集約により一貫生産体制を構築
  • 後藤家が経営を長く支えるファミリービジネス

隠れた関連

  • 仙台工場は東北地区機械産業の技術拠点として地域活性化の役割を担う
  • 子会社の牧野工業とは製造設備の提携で高いシナジー効果を発揮
  • 工作機械メーカーのマキタと競合しつつも一部製品で間接的な取引あり
  • 主要株主に外資系投資信託が複数名を占めていることから資本流動性高い
  • 超硬合金素材メーカーとの密接な技術協力関係が存在
  • 製造現場向け工具管理システムは業界標準を目指している
  • 地元品川区で産業技術セミナーを定期開催し人材育成に寄与
  • 主要顧客は自動車、航空機、半導体関連企業といった高度技術産業に集中

将来展望

成長ドライバー

  • 国内外の高精度加工需要の増加
  • 電気自動車向け部品加工市場拡大
  • 産業ロボットの普及による工具需要増
  • DX推進による製造プロセスの効率化
  • 環境規制強化に対応した新技術の開発
  • AI技術活用による工具設計の高度化
  • グローバル市場向け営業強化
  • COVID-19後の生産回復による設備投資促進
  • 金属3Dプリンタ用特殊工具開発
  • 製造現場向けIoT対応サービスの拡充
  • 子会社の経営効率化による収益拡大
  • 製品ライフサイクルマネジメントの導入

戦略目標

  • 国内外での超硬工具市場におけるシェア5割以上維持
  • グリーン製造技術導入によるCO2排出量30%削減
  • 年間研究開発費の総売上比率5%以上維持
  • 先進加工技術の特許取得数を業界トップに
  • 子会社連携によるグループ売上100億円超達成
  • 工具管理システムの国内シェア50%以上獲得
  • 新製品開発のスピードを現在比1.5倍に向上
  • 海外売上比率を20%以上に拡大
  • 従業員満足度80%以上の実現
  • 持続可能な調達基準の100%適用

事業セグメント

精密切削工具製造

概要
工業向け高精度切削工具を製造し、多様な産業用途に対応。
競争力
超硬小径工具の技術力と高品質な生産体制
顧客
  • 自動車部品メーカー
  • 電子機器製造業
  • 航空宇宙関連企業
  • 医療機器メーカー
  • 工業機械メーカー
  • ロボット製造会社
  • 金型製造業
製品
  • 超硬エンドミル
  • 旋削工具
  • 研削装置
  • 特殊工具
  • 工具用機械
  • 加工補助装置

工具開発支援サービス

概要
工具の開発支援と技術コンサルティングを提供。
競争力
豊富な実績に基づくカスタム技術提案
顧客
  • 工作機械メーカー
  • 製造業研究機関
  • 産業機器設計会社
製品
  • 専用工具設計
  • 工具評価試験
  • 加工最適化コンサルティング

子会社向け経営支援

概要
グループ内子会社の経営効率化と連携強化を推進。
競争力
グループシナジー創出力
顧客
  • 株式会社ジーテック
  • 株式会社牧野工業
  • 株式会社日進エンジニアリング
製品
  • 経営資源共有
  • 研究開発連携
  • 製造設備最適化

産業用機械部品供給

概要
高精度の産業機械部品を提供し、信頼される供給体制を維持。
競争力
高品質部品の安定供給能力
顧客
  • 機械加工業
  • 精密機器メーカー
  • 金属加工業者
製品
  • 機械用部品
  • ベアリング
  • シャフト

工具管理システム販売

概要
工具運用の効率化を支援するシステムを販売。
競争力
製造現場に特化した使いやすい設計
顧客
  • 製造工場
  • 工具専門店
  • 工作機械メーカー
製品
  • 工具管理ソフトウェア
  • 在庫管理システム
  • メンテナンスアラート

競争優位性

強み

  • 超硬小径エンドミルにおけるトップ技術力
  • 熟練技術者による高精度生産体制
  • 国内生産拠点の効率的な集約
  • 多様な製品ラインナップ
  • 多角化した子会社グループ体制
  • ジャスダックから東証プライムへの格上げ
  • 堅実な財務基盤
  • 長期にわたる高品質ブランドの信頼
  • 産業界の主要メーカーとの強固な取引関係
  • 継続的な設備投資と研究開発
  • 製品検査機器等周辺機器の強み
  • エンドミルの耐摩耗性改良技術
  • 顧客ニーズ対応の柔軟性
  • 特注工具設計技術
  • 充実したアフターサービス体制

競争上の優位性

  • 国内超硬小径エンドミル市場でのトップシェア
  • 仙台工場による生産効率の高さ
  • 子会社を通じた幅広い商品展開と技術開発
  • 高い技術開発力で難加工対応製品を提供
  • 製造現場に即した工具管理システムの提供
  • 国内外顧客密着の営業体制
  • 多岐にわたる製品カテゴリの展開による顧客対応力
  • 政府基準を満たす高度な品質管理体制
  • 安定した資金調達と経営基盤
  • 切削工具市場におけるブランド認知度の高さ
  • コロナ禍でも堅調な製造業界の需要を捉えた対応力
  • 子会社間での技術・情報共有による競争力強化
  • 卓越した超硬合金加工技術
  • スピーディな納品体制
  • 環境配慮型製品の開発推進

脅威

  • 世界的な半導体不足による関連産業の減速
  • 国際的な素材価格の変動リスク
  • 後継技術者不足による技能伝承問題
  • グローバル競合他社との価格競争激化
  • 為替変動が輸出入コストに影響
  • 環境規制強化による生産コスト上昇
  • 新規参入企業による市場競争圧力
  • 技術進歩への対応遅れによる製品競争力低下
  • 国内製造の人件費高騰
  • 電力コスト増加による利益圧迫
  • 新型感染症の影響によるサプライチェーン断絶
  • 顧客需要の先細りリスク

イノベーション

2020: 仙台工場新開発センター完成

概要
最新技術の研究開発に特化したセンターを竣工し、製品開発力を強化。
影響
新製品開発の効率化と品質向上を実現

2020: 仙台在庫センター開設

概要
迅速な納品体制構築のための集中在庫センターを新設。
影響
納期短縮と顧客満足度の向上に寄与

2021: 高耐摩耗性コーティング技術開発

概要
超硬合金向けに独自の耐摩耗コーティング技術を確立。
影響
工具寿命を従来比30%延長

2022: 微細径エンドミル加工精度向上技術

概要
レーザー加工を応用し微細部品加工の精度を飛躍的に改善。
影響
高付加価値製品の市場開拓を促進

2023: 生産効率向上の自動化設備導入

概要
ロボットとIoTを活用した製造ラインの自動化を推進。
影響
生産コスト10%削減と歩留まり改善

2023: 環境負荷低減のリサイクル素材開発

概要
切削工具のリサイクル素材利用技術を確立し環境配慮に寄与。
影響
廃棄物量を20%削減

サステナビリティ

  • 製造工程の省エネルギー化推進
  • 使用済み工具のリサイクル促進
  • 環境配慮型材料の積極活用
  • 労働環境の安全性向上対策
  • 地元コミュニティとの共生活動
  • 社内環境教育の定期実施
  • CO2排出量削減目標の設定
  • 廃棄物削減運動の継続的実施
  • グリーン調達基準の導入
  • 持続可能なサプライチェーン管理
  • EV車向け特殊工具開発による環境貢献
  • 再生可能エネルギー利用の促進