日精樹脂工業
基本情報
- 証券コード
- 6293
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 長野県
- 設立年
- 1947年10月
- 上場年
- 1991年12月
- 公式サイト
- https://www.nisseijushi.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ポバール興業, 日本製鋼所, 平河ヒューテ, 芝浦機械, 日進工具, TOYOイノベックス, 日精エー・エス・ビー機械, カワタ, プラコー
概要
日精樹脂工業は1947年創業のプラスチック加工機械分野の国内大手メーカーで、射出成形機を中心に高い技術力と約2割の国内シェアを有する企業です。
現状
日精樹脂工業は2020年3月期に連結売上高388億円、営業利益11億円を計上し堅調な業績を示しています。主力の射出成形機は国内市場で約2割のシェアを持ち、精密な金型加工技術と成形自動システムの開発で競争力を維持しています。米テキサス工場の増築など海外生産拠点の強化も進めています。グループ会社の日精メタルワークスと日精ホンママシナリーを擁し、事業の多角化と技術融合を推し進めています。射出成形機のプラモデル製造など独自の技術力を活用したマーケティング活動も展開。環境負荷低減に配慮した製品開発と生産プロセスの改善に取り組んでいます。今後も射出成形機の高効率化や自動化技術の推進を図り、世界市場での競争力強化を目指しています。公取委の勧告対応など法令遵守体制の強化にも注力し、持続可能な成長戦略を進めています。
豆知識
興味深い事実
- 国産初の車のプラモデルキット製造に成功した企業
- 射出成形機のプラモデルを販促や株主優待に活用
- 日本のプラスチック成形機業界で約2割の国内シェア保有
- 創業者は1950年代からプラモデル開発に携わる先駆者
- 長野県坂城町に本社を置く製造専業メーカー
- 子会社の日精メタルワークスは金型加工の名門
- ホンマ・マシナリーの再生スポンサーとして事業譲受
- 海外に米テキサス工場を持ち国際展開を推進中
- 射出成形機と金型の一体的な製造体制を確立
- 社内に技術者によるプラモデル制作専門チームを保持
- 社歴が長いことから業界内での技術伝承が豊富
- 長野県地域の主要な製造業雇用者
- プラスチック加工機械の精密計測機器も展開
- 自動化システム開発で製造業の効率化に寄与
- 社名は「日精」ブランドとして業界で認知されている
隠れた関連
- 和工樹脂と提携し1950年代に国産プラモデルの草分けとなる
- マルサン商店が自社ブランドに転用したプラモデル製品の製造元
- 田宮模型と協力し射出成形機プラモデル製造技術を共有
- 関連企業日進工具や平河ヒューテックと技術交流を維持
- 経営基盤強化のため公取委の指導を受けてコンプライアンス強化
- 地元長野県坂城町の産業振興に深く関与する企業
- 民事再生法申請の企業ホンマ・マシナリーを支援しグループ化
- 日本のプラスチック成形機メーカー中で創業が古く業界歴史の一端を担う
将来展望
成長ドライバー
- 射出成形機の省エネ・高精度化要求増加
- 製造業における自動化・省力化ニーズの高まり
- 国内外の自動車・電子機器産業の成長
- 海外市場特に北米での生産体制強化
- 環境規制に対応したエコ製品の需要拡大
- プラスチック製品の多様化と高付加価値化
- グループ企業連携による技術革新加速
- 顧客課題解決志向のソリューション提供
- 成形機械のスマート化・IoT導入推進
- 金型加工技術の高度化による競争力強化
- 製造プロセスのデジタル化・DX推進
- 新規市場開拓と多角化事業展開
戦略目標
- グローバル市場でのシェア拡大とブランド強化
- 省エネ性能世界トップレベルの成形機械開発
- 自動化ラインの完全パッケージ化と普及促進
- 環境負荷削減を実現する持続可能な製品開発
- デジタル技術活用による製造効率の最大化
- グループ会社間の連携強化による技術融合深化
- 国内外の成形機市場でトップクラスの競争力保持
- 社員の技術力研磨と次世代人材育成強化
- CSRとガバナンスを両立した健全な企業経営
- 地域社会との共生を重視した社会貢献拡大
事業セグメント
射出成形機製造・販売
- 概要
- 多種産業向けに射出成形機と関連システムを製造・販売し、高度な技術力により広範なニーズに対応し、効率的な生産を実現。
- 競争力
- 国内シェア約2割の射出成形機技術と多角的な自動化システム
- 顧客
-
- 自動車産業
- 家電メーカー
- 医療機器メーカー
- 玩具メーカー
- 包装資材業者
- 精密機器メーカー
- 住宅設備業者
- 電子機器メーカー
- 産業機械メーカー
- 化粧品容器メーカー
- 食品容器メーカー
- 建築資材メーカー
- 通信機器メーカー
- 農業機械メーカー
- 航空機部品メーカー
- 製品
-
- 高性能射出成形機
- 省エネ型射出成形機
- 多用途成形機
- 小型射出成形機
- 大型射出成形機
- 高精度成形システム
- 成形自動化装置
- 省力化ライン設備
- カスタム成形装置
- 成形品質計測機器
- ロボット連動成形ライン
- 各種金型加工機
- 成形工程モニタリング装置
- 成形材料供給システム
- プラスチック成形用周辺機器
金型加工サービス
- 概要
- 高精度金型加工機と高度な設計技術で多様な産業に対応した金型加工サービスを提供しています。
- 競争力
- 射出成形から金型加工まで一貫対応可能な技術体制
- 顧客
-
- 自動車部品メーカー
- 電機メーカー
- 電子部品メーカー
- 玩具メーカー
- 精密機械メーカー
- 建設機械メーカー
- 包装産業
- 医療機器メーカー
- 樹脂成形メーカー
- 家電メーカー
- 製品
-
- プレス金型
- 射出成型金型
- 精密金型設計
- 金型修理・メンテナンス
- CAD/CAMシステム
- 3D加工技術
- 表面処理技術
- 金型製作支援システム
- 金属加工機械
- 高精度金型
成形自動化ソリューション
- 概要
- 射出成形工程の自動化を推進し、生産効率と品質向上を実現する多彩なソリューションを提供しています。
- 競争力
- 幅広い自動化機器を統合可能なカスタムソリューション力
- 顧客
-
- 自動車組立メーカー
- 家電組立工場
- 電子機器組立企業
- 包装機械メーカー
- 輸送機械メーカー
- 食品容器製造業者
- 医療機器製造業者
- 化粧品包装業者
- 産業機械製造業者
- 製品
-
- ロボット連動成形ライン
- 自動取出し装置
- 搬送システム
- 品質検査装置
- 成形工程監視装置
- ライン統合管理ソフト
- 省力化機器
- モジュール型成形ライン
海外事業
- 概要
- 米テキサス工場を拠点に海外市場向けに射出成形機の製造・販売体制を強化しています。
- 競争力
- 現地拠点による迅速な対応力とサポート体制
- 顧客
-
- 北米プラスチック加工メーカー
- 欧州プラスチック成形企業
- アジア地域成形機代理店
- 製品
-
- 射出成形機輸出
- 設置・メンテナンスサービス
競争優位性
強み
- 国内射出成形機シェア約2割の技術力
- 高精度金型加工技術の一貫体制
- 成形自動システムの多様な提案力
- 米国拠点強化によるグローバル展開
- 安定した財務基盤と資本力
- 技術とノウハウによる製品差別化
- ロボット連動ラインの自動化技術
- 長年のプラスチック成形機開発経験
- 積極的な新規事業・マーケティング展開
- グループ企業との連携による総合力
- 高品質なサービス体制と顧客対応
- 製品の省エネ性能向上
- 射出成形機プラモデルによるブランド強化
- 多様な顧客産業への対応力
- 業務効率化向けシステム提案能力
競争上の優位性
- 国内大手としての安定的な市場シェア
- 幅広い製品群による多様な顧客ニーズ対応
- 高精度で省エネ性能の高い射出成形機機能
- 射出成形機と金型加工のトータルソリューション
- 海外工場設置によるグローバルサービス展開
- 長年培った技術開発力と製品改良力
- 顧客の製造ライン自動化を支援する提案力
- グループ企業とのシナジーによる製品開発
- 充実したアフターサービスと技術支援体制
- マーケティング面でのユニークな射出成形機プラモデル活用
- 省エネと環境対応を両立した製品特性
- 多業種への適用拡大とカスタム対応力
- 管理体制強化に基づく信頼確保
- 事業再生支援実績による経営ノウハウ蓄積
- 従業員の技術力と専門性の高さ
脅威
- 海外大手メーカーとの激しい価格競争
- 為替変動による海外事業収益の影響
- 国内プラスチック成形需要の減少傾向
- 環境規制強化による原材料・製造コスト増
- 新規参入企業による技術革新の脅威
- 下請法違反に伴う行政処分リスク
- 半導体不足など部品供給の不安定化
- グローバル経済の変動による受注減少
- 顧客の製造工程多様化による適応負担増
- 技術人材の確保と育成難
- サプライチェーンの複雑化に伴うリスク
- 競合他社の自動化・IoT技術進展
イノベーション
2024: 米テキサス工場増築完了
- 概要
- 米国テキサス州の工場を増築し現地生産能力を強化。
- 影響
- 米国市場での納期短縮と顧客満足度向上
2023: 射出成形機プラモデル株主優待導入
- 概要
- 射出成形機のプラモデルを株主優待として提供開始。
- 影響
- ブランド認知度向上とファン層拡大
2022: 省エネ型射出成形機新モデル発売
- 概要
- 最新の省エネ技術を搭載した成形機を市場投入。
- 影響
- 顧客の製造コスト削減と環境負荷低減
2021: 成形自動化システム強化
- 概要
- ロボット連動成形ラインの自動化装置を高度化。
- 影響
- 生産効率向上と人手不足問題の緩和
2020: ホンマ・マシナリー買収による事業拡大
- 概要
- ホンマ・マシナリーの事業譲受で製品ライン拡充。
- 影響
- 技術基盤と顧客基盤の強化
サステナビリティ
- 省エネルギー成形機の開発・販売拡大
- 工場の廃棄物削減とリサイクル推進
- 環境負荷低減を考慮した製造プロセス
- 地域環境保全活動への積極参加
- 持続可能な材料利用促進
- ISO14001環境マネジメントの適用
- グループ全体での環境負荷監視強化
- 社員の環境意識教育プログラム
- 顧客向け省資源ソリューション提供
- 環境関連法規遵守の徹底
- 成形機械の長寿命化設計推進
- 環境型製品の認証取得促進