大同工業
基本情報
- 証券コード
- 6373
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 産業用装置・重電設備
- 都道府県
- 石川県
- 設立年
- 1933年05月
- 上場年
- 1961年10月
- 公式サイト
- https://www.did-daido.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- トラスト, 特殊電極, エムケイシステム, タイガースポリマー, ONE GROUP, ハーモニック・ドライブ・システムズ, 日本ギア工業, 椿本チエイン, オリエンタルチエン工業, 兼松エンジニアリング, 小倉クラッチ, リバーエレテック, サンコー, アイエーグループ
概要
大同工業は1933年創業の機械業界の主要企業で、国内二輪車チェーン市場で約7割のシェアを持ち、多様な産業機械部品と高品質なリムを製造しています。
現状
大同工業は2018年度連結売上高約472億円、純利益約14億円を計上しており、二輪車及び自動車関連部品の国内主要サプライヤーとしての地位を確立しています。主力製品であるローラーチェーンは国内市場で約7割のシェアを占め、アジア圏へも積極的に販路を拡大中です。同時に産業機械用の各種伝動機器や福祉用具にも注力し、国産初の階段昇降機開発など技術革新も推進しています。近年は椿本チエイン傘下となり、事業の拡大と効率化を図っています。ISO認証取得や品質管理体制の強化、環境負荷低減への取り組みも継続し、地域経済貢献と企業価値向上に注力しています。スポーツスポンサー等のブランド活動で知名度向上を図り、2030年に向けた成長戦略では海外市場開拓と新規事業創出を重点課題としています。
豆知識
興味深い事実
- 1921年に自転車部品製造から始まった歴史を持つ。
- 国内二輪車用チェーンの約70%を供給する最大手メーカー。
- 日本初の階段昇降機開発企業として知られる。
- 阪神タイガースのシルバーパートナーとして知られている。
- 創業者新家熊吉は北陸銀行の設立にも関与した。
- ISO9002認証を1995年に取得し品質管理に注力。
- 椿本チエインの傘下となり事業基盤を強化。
- 製鉄所や自動車工場向け大型コンベアの主要サプライヤー。
- 競輪用のチェーンも専門ブランドを有し高い競技実績。
- 福祉機器分野での開発は地域社会貢献の一環。
隠れた関連
- 創業家が地域銀行設立に関与し北陸地域経済に深い繋がりを持つ。
- 阪神タイガースとの協賛を通じてスポーツ界と企業ブランドを連携。
- 競輪業界向け製品提供によりスポーツ産業との独自の結び付きがある。
- ISO認証取得を通じた国際基準対応により海外取引拡大を促進。
- 椿本チエイン傘下として事業拡大と技術交流が加速。
将来展望
成長ドライバー
- 国内二輪車市場の安定的な需要基盤
- アジア新興国での二輪車及び産業機械部品需要増加
- 福祉機器分野の高齢化社会による成長期待
- 椿本チエインと連携した基盤強化によるシナジー効果
- 環境対応型製品開発による競争優位確保
- 製造プロセスの高度自動化とデジタル化推進
- 競輪業界などニッチ市場での独自展開拡大
- 多様な製品ラインナップによるリスク分散
戦略目標
- 海外売上比率を30%以上に引き上げる
- 環境負荷低減型製品の比率50%以上達成
- 福祉機器分野で国内トップシェア確立
- 製造プロセスの自動化率80%達成
- 椿本チエイングループ内でのシナジー最大化
- 新規市場・新規用途向けチェーン開発強化
- 地域社会との共生を通じた持続可能な企業体質構築
- ISO認証の高度運用と品質保証体制の強化
事業セグメント
二輪車部品製造
- 概要
- 国内最大手として二輪車部品を高い品質で供給し、アジア市場へも販路拡大を進める。
- 競争力
- 国内シェア約70%、高品質生産技術
- 顧客
-
- 国内二輪車メーカー
- 海外二輪車メーカー(アジア圏中心)
- 二輪車部品販売店
- 製品
-
- ローラーチェーン
- リム・ホイール
- テンショナー
- ガイド
四輪車部品製造
- 概要
- 四輪車産業向けに沿った精密部品の製造体制を整備し、安定的に供給。
- 競争力
- 産業機械用部品製造技術の応用による品質
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 自動車部品サプライヤー
- 製品
-
- ローラーチェーン
- リム・ホイール
- ベルトコンベアシステム
産業機械用伝動機器
- 概要
- 重量物搬送や装置の効率化を支える伝動機器を提供し、各産業界に貢献。
- 競争力
- 高耐久でカスタム対応可能な生産技術
- 顧客
-
- 製鉄所
- 自動車工場
- 搬送装置メーカー
- 製品
-
- ベルトコンベアシステム
- チェーン製品
- 伝動機器
福祉用具開発・製造
- 概要
- 高齢者や障害者の生活支援を目的とした福祉機器を研究開発し提供。
- 競争力
- 国内初製品の実績と技術力
- 顧客
-
- 福祉施設
- 高齢者住宅
- 医療機関
- 製品
-
- 階段昇降機
- その他福祉支援機器
自転車部品OEM供給
- 概要
- 競技用から一般用まで幅広い自転車部品を品質重視でOEM供給。
- 競争力
- 競輪界での高い信頼性
- 顧客
-
- 自転車メーカー
- 競輪関連設備事業者
- 製品
-
- 自転車チェーン
- 競輪専用部品
競争優位性
強み
- 二輪車用チェーン国内最大シェア
- 幅広い産業機械部品展開
- 高品質な製造技術
- アジア市場での販路拡大
- 多角的な製品ポートフォリオ
- 長年の技術蓄積と実績
- ISO認証による品質保証
- 地域密着型の経営体制
- 福祉機器分野での先駆者的地位
- プロスポーツスポンサーとしてのブランド力
- 伝統的な家族経営による安定
- 顧客ニーズに即応するカスタマイズ力
競争上の優位性
- 国内二輪車チェーン市場で約70%の圧倒的シェアを保持
- 高耐久かつ高精度の伝動機器製造技術を持つ
- 多様な産業用途に対応した製品ラインナップ
- アジア市場での販路を積極的に展開し成長中
- 椿本チエイン傘下による経営資源の強化
- ISO9001/14001認証による品質と環境管理体制
- 製鉄所や自動車工場向けの大型機器への対応力
- 国内初の階段昇降機開発など技術革新力
- 地域密着の経営で安定的な生産基盤を確保
- スポーツイベント協賛による知名度向上とファン層拡大
- 競輪界との強いネットワークを持つ特殊市場での優位性
- カスタム製品対応による顧客満足度向上
脅威
- 国内市場での人口減少による需要縮小
- 海外競合メーカーとの価格競争激化
- 原材料価格の変動リスク
- 技術革新のスピードに対応困難となる可能性
- 景気変動による産業機械需要の変動
- 環境規制強化による製造コスト増加
- サプライチェーンのグローバルリスク
- 労働力不足による生産体制の影響
- 災害等による生産拠点のリスク
- 技術者の高齢化と後継者問題
- 経済制裁や貿易制限の影響
- 安全基準変更による製品改良負担
イノベーション
2022: 階段昇降機の新型モデル開発
- 概要
- 利便性と安全性を高めた次世代いす式階段昇降機を発売。
- 影響
- 高齢化社会での福祉機器需要増加に貢献。
2021: アジア市場向けチェーン製品拡充
- 概要
- 現地ニーズに合わせた特殊仕様チェーンの開発と生産開始。
- 影響
- アジアでの販売拡大に成功。
2023: 製鉄所向け耐熱ベルトコンベア部品改良
- 概要
- 高耐熱素材採用で耐用年数を20%延長。
- 影響
- 顧客満足度向上と維持コスト削減を実現。
2020: ISO9001・14001認証の統合強化
- 概要
- 全工場で品質・環境管理体制を統合し効率化。
- 影響
- 製品品質向上と環境負荷低減を達成。
2024: 新素材採用によるチェーン軽量化技術開発
- 概要
- 高強度軽量合金を用いたチェーンの試作を完了。
- 影響
- 製品競争力強化に寄与。
サステナビリティ
- 製造工程での省エネルギー推進
- 廃棄物リサイクル率向上取り組み
- 環境負荷低減型製品の設計推進
- 地元地域との共生促進活動
- 労働安全衛生管理の強化