兼松エンジニアリング

基本情報

証券コード
6402
業種
機械
業種詳細
自動車
都道府県
高知県
設立年
1971年09月
上場年
2002年03月
公式サイト
http://www.kanematsu-eng.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
ZOA, 協立情報通信, トーアミ, アイチコーポレーション, モリタホールディングス, 新明和工業, 極東開発工業

概要

兼松エンジニアリングは1971年創業の高知県の特殊車両メーカーで、強力吸引作業車や高圧洗浄車を主力とし環境整備機器製造のリーディングカンパニーです。

現状

兼松エンジニアリングは2021年3月期に売上高約116億円、純利益約7億円を計上し、強力吸引作業車と高圧洗浄車を中心に環境関連機器事業で成長しています。高知県を拠点に国内外に複数の営業所や工場を展開し、顧客基盤を拡大中です。技術開発面では2011年にマイクロ波抽出装置を開発し評価され、リムーバー3000など除染作業用清掃車も開発しました。2010年には中国企業と技術移転契約を結び海外展開を進めています。サステナビリティ面では環境負荷の低減や清掃車の性能向上を推進し、製品の高効率化にも注力しています。中長期的には技術革新と海外市場開拓を重視し、環境整備分野での一層の事業拡大を目指しています。多様な製品ラインナップと堅実な財務基盤を背景に、更なる成長戦略を推進中です。

豆知識

興味深い事実

  • 兼松エンジニアリング製の強力吸引車は国内最大クラスの吸引力をもつ
  • 兼松商事とは全く関係ない特殊車両専門メーカーである
  • 1974年に国内初の強力吸引作業車架装を開始
  • マイクロ波抽出装置で機械振興協会の会長賞を受賞している
  • 東京証券取引所市場第二部に2002年に上場
  • リムーバー3000は国内初の除染向け路面清掃車として注目
  • 中国市場に向けた技術移転を積極的に推進している
  • 高知県を拠点に全国に支店・営業所を展開している
  • 技術研究室を本社に設置し新技術開発に注力している
  • 特殊車両の塗装工場を2007年に設立し品質向上に貢献
  • 環境整備機器を専門的に扱う分野では国内トップクラスの企業
  • 従業員持株会が株主の7%以上を保有し経営参加が活発
  • 仙台・札幌など東北・北海道地域にも支店を設置
  • 製品は建設現場や産業用途の重要な機械設備として利用される
  • 創業以来50年以上にわたり特殊車両技術を蓄積

隠れた関連

  • 総合商社兼松と同名だが資本・業務上の関係は全くない
  • 協力工場高知溶工を完全子会社化し一体運営を推進
  • 中国重慶の企業との技術契約により国際展開を強化
  • 高知県の技術センターを拠点に地域産業振興へ貢献
  • 多くの公共工事関連企業と長期的な取引関係を保有
  • 製造過程での環境配慮を実現する独自工程を保有
  • 設備の安全対策製品は自治体案件でも多用されている
  • 環境技術と清掃車の組み合わせによる総合的サービス提供

将来展望

成長ドライバー

  • 環境規制強化に伴う清掃車需要の増加
  • 公共インフラ整備に伴う特殊車両の需要拡大
  • マイクロ波技術など先端環境装置の普及
  • 海外市場での技術移転と製品販売拡大
  • 省エネルギー・環境負荷低減製品の開発強化
  • ICTを活用した車両管理システムの導入拡大
  • ビルメンテナンス市場の成長による関連製品需要

戦略目標

  • 強力吸引車の国内外市場シェア拡大
  • 環境配慮型特殊車両の完全ラインナップ化
  • 海外展開売上比率を25%以上に引き上げ
  • マイクロ波抽出装置の技術革新と製品多様化
  • 工場の省資源・脱炭素化を実現
  • IT連携による車両管理効率の最大化
  • 地域社会との共生を重視した経営体制構築
  • 従業員の技能向上と安全管理の強化
  • 持続可能な資材調達と廃棄物削減
  • 新規事業領域への積極的投資推進

事業セグメント

建設現場環境整備

概要
建設現場の環境整備や清掃作業の効率化を支援する製品を提供。
競争力
高い吸引力と洗浄力を持つ特殊車両の開発技術。
顧客
  • 建設会社
  • 土木業者
  • 公共事業体
  • 環境管理会社
  • リサイクル事業者
製品
  • 強力吸引車
  • 高圧洗浄車
  • 粉塵捕集装置
  • マイクロ波抽出装置
  • 路面清掃車

ビル・施設メンテナンス

概要
施設管理の清掃・安全対策をトータルサポートする製品群。
競争力
製品とソフト連携による効率的なメンテナンス支援。
顧客
  • ビル管理会社
  • ショッピングモール
  • 空港
  • 学校・病院
  • 工場
製品
  • ビルメンテナンス用清掃車
  • 環境保全装置
  • 安全対策用品
  • 運用管理ソフト

環境関連技術提供

概要
最新技術による環境改善・保全装置を提供し持続可能性向上を支援。
競争力
独自技術の環境抽出・清掃装置の研究開発力。
顧客
  • 自治体
  • 環境調査会社
  • 廃棄物処理業者
  • 国際技術移転先
製品
  • マイクロ波抽出装置
  • 排水管洗浄装置
  • リサイクル機器
  • 粉塵測定機器

特殊車両架装・部品供給

概要
特殊用途車両の架装・カスタム部品を提供し耐久性を向上。
競争力
顧客ごとに最適化する柔軟な設計技術。
顧客
  • 車両製造業者
  • 特殊車両オペレーター
  • 工場設備管理者
製品
  • 特殊車両架装部品
  • 強化フレーム
  • カスタム設計パーツ

車両運用管理ソリューション

概要
特殊車両の運用効率化と保守予定管理をサポート。
競争力
実務に即した専用ソフトの開発能力。
顧客
  • 企業の車両管理部門
  • 清掃・メンテナンス会社
  • 自治体の車両担当
製品
  • 運用管理ソフト
  • 保守管理支援システム

競争優位性

強み

  • 特殊車両製造に特化した高度な技術力
  • 環境機器分野での長年の実績
  • 国内最大級の吸引力を持つ製品開発
  • 高知県における安定した生産基盤
  • 多様な製品ラインナップ
  • 海外技術移転によるグローバル展開
  • 堅実な財務基盤と収益性
  • 長期にわたる顧客との信頼関係
  • 研究開発に注力し新技術を創出
  • 安全対策製品の充実
  • ビルメンテナンス市場への対応力
  • 効率的な車両管理システムの提供
  • 粉塵や排水処理にも対応可能
  • 製品の環境負荷低減技術
  • 充実した販売ネットワーク

競争上の優位性

  • 国内唯一の大口径強力吸引車メーカーとしての技術優位
  • マイクロ波抽出技術を用いた環境関連機器の独自性
  • 幅広い用途に対応する多様な特殊車両ラインナップ
  • 高知県を拠点とした安定した生産・供給体制
  • 海外市場向け技術移転による新規展開加速
  • 長期間の顧客支援体制とサービス提供力
  • 環境規制に対応した製品設計力
  • ビルメンテナンス向け製品とソフトの連携
  • 産業用運搬装置、架装部品のカスタム技術
  • 高度安全設計による作業員保護体制
  • 既存競合他社との差別化を図る技術革新による優位
  • 環境保護機器分野での認知度向上
  • 全工程管理の品質保証体制
  • 持続可能な製品開発の推進
  • 先進的製品の市場投入スピード

脅威

  • 国内建設市場の需給変動による受注減リスク
  • 競合他社の技術革新によるシェア争い
  • 環境規制の一層の強化による対応コスト増
  • 為替変動による海外売上影響
  • 人材確保と高齢化による組織力低下の可能性
  • 素材価格上昇による製造コスト増加
  • 新規参入企業による市場競争激化
  • 新技術への投資失敗リスク
  • 自然災害による生産・物流の影響
  • 社会的環境意識の変化に伴う製品要求の複雑化
  • 海外市場の政治・経済不安定化リスク
  • 顧客の設備更新ペースの鈍化

イノベーション

2024: 強力吸引力を誇る新型作業車開発

概要
既存比15%吸引力を向上させた強力吸引作業車を開発し実用化。
影響
現場作業効率向上、エネルギー消費削減を実現

2023: 環境対応型高圧洗浄車の市場投入

概要
水資源効率を大幅に改善した新型高圧洗浄車を発売。
影響
水使用量30%削減、環境負荷低減に貢献

2022: マイクロ波抽出装置の性能強化

概要
効率的な有機物抽出を可能にする技術改良を実施。
影響
抽出効率10%向上、生産性アップ

2021: 中国企業との技術移転契約締結

概要
強力吸引車と高圧洗浄車の技術移転を開始し海外展開基盤を構築。
影響
海外売上増加と技術認知拡大

2024: 安全対策用品の新設計発表

概要
作業員安全を最優先に考慮したガードレールを新開発。
影響
作業現場事故リスク低減

サステナビリティ

  • 製品の環境負荷軽減設計推進
  • 省エネルギー技術の開発・導入
  • 廃棄物リサイクル機器の拡充
  • 地域環境改善活動への積極参加
  • 安全・健康管理の徹底推進
  • ISO14001環境マネジメント認証取得継続
  • 工場での省資源・省電力化
  • 持続可能な資材調達の推進
  • 社員の環境教育強化