ジャノメ
基本情報
- 証券コード
- 6445
- 業種
- 機械
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1950年06月
- 上場年
- 1962年09月
- 公式サイト
- https://www.janome.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ロブテックス, 津田駒工業, 島精機製作所, 横田製, PEGASUS, JUKI, チノー
概要
ジャノメは1950年設立の機械業界大手で、家庭用ミシンと産業機器を主力とし多彩な製品展開を強みとする老舗メーカーです。
現状
ジャノメは連結で約438億円の売上高を誇り、家庭用ミシン分野で国内大手の地位を維持しています。近年はミシンだけでなく卓上ロボットや産業機器、鋳造事業にも展開し事業の多角化を推進。高い技術力を持ち、製品には独自の設計および制御技術を活用して品質向上に努めています。訪問販売からの撤退を表明し、販売チャネルの見直しを進めています。経営は健全で資本金は約114億円、従業員は単体で約600名、連結では約3445名です。今後は産業機器やロボット分野の成長を柱に、デジタル制御やIoT技術の導入を強化し、海外市場拡大を目指しています。また、サステナビリティの推進や生産効率改善にも注力。盤石な財務基盤のもと安定と成長を両立させる戦略を展開しています。
豆知識
興味深い事実
- 日本初の国産ミシンメーカーとして知られている
- 世界初の家庭用刺繍ミシン「グラフイカ」を開発
- 光進事件で大きな経営危機を経験した
- 24時間風呂事業を展開後に撤退した過去を持つ
- 商号を2021年にジャノメへ変更し創業100周年を迎えた
- エルナニューホームブランドで海外展開も行う
- 訪問販売で母子家庭の雇用に積極的な企業方針
- 多様な産業機器事業も展開し多角化を推進
- 本社機能を2009年に京橋から八王子へ移転
- 東京証券取引所で1962年から上場を継続中
- ユニークな社名はミシンの糸巻き形状に由来
- 複数の海外生産販売会社をグループに保有
- ジャノメダイカストなど多数の子会社を持つ
- 工場跡地は東京スクエアガーデンとして再開発された
- ゴルフ評論家タケ小山がかつて登録選手だった
隠れた関連
- 大栄不動産が筆頭株主であり、埼玉銀行の流れを汲む背景がある
- 元沖電気工業の傘下だった歴史を持つ
- ブラザー工業やJUKIと並ぶ国内大手のミシンメーカー
- 訪問販売市場での女性就業促進に貢献してきた
- 旧経営陣が設立したリッカーミシン株式会社と歴史的な繋がりがある
- 製品名の「刺しゅう名人」は家庭用刺繍ミシンの先駆け
- 繊維機械と産業用ロボットの複合技術に強みがある
- 企業の所在地八王子は技術開発の拠点としても機能
将来展望
成長ドライバー
- 産業用ロボット市場の拡大
- 海外生産拠点の強化と販売網拡大
- 家庭用縫製機器のデジタル化推進
- IoT技術を活用した製品の進化
- 環境対応型製品の開発と普及
- 自動化ニーズの高まりによる需要増
- アパレル産業の効率化支援
- 新規事業領域への積極投資
- 国内外の製造業景気回復
- 販売チャネルの多様化対応
- 人材育成と技術革新の強化
- M&Aによる事業拡大
戦略目標
- 産業用ロボット売上200億円突破
- 海外売上比率30%以上
- 家庭用ミシンのスマート化完了
- CO2排出削減目標達成(2025年基準比50%減)
- 訪問販売完全撤退と新販売チャネル構築
- 製品リサイクル率80%以上
- 産業用機器のAI導入率70%超え
- 顧客満足度90%以上維持
- 多様な人材の積極登用と活用
- 地域社会貢献プログラムの充実
事業セグメント
繊維・縫製機械
- 概要
- 繊維製品加工向けミシンと刺繍機器の企画製造。
- 競争力
- 高度な縫製技術と長年の業界実績。
- 顧客
-
- アパレルメーカー
- 縫製工場
- 洋裁教室
- 教育機関
- 小売店
- 製品
-
- 家庭用ミシン
- 工業用ミシン
- 刺繍機
- 高速直線ミシン
産業用ロボット
- 概要
- 生産ラインの自動化を支援する各種産業用ロボット。
- 競争力
- コンパクト設計と柔軟な動作制御。
- 顧客
-
- 自動車製造業
- 電子部品メーカー
- 精密機器製造業
- 物流業者
- 製品
-
- 卓上ロボット
- スカラロボット
- 自動組み立て装置
サーボプレス機器
- 概要
- 精密金属成形向けのサーボプレス製品を提供。
- 競争力
- 高い精度と省エネ性能。
- 顧客
-
- 金属加工業者
- 自動車部品メーカー
- 建築資材業
- 製品
-
- JPシリーズサーボプレス
- 高性能プレス機
印刷機器
- 概要
- 多様な製品ラベリング向け印刷機器の開発販売。
- 競争力
- 多様な印刷ニーズに対応可能。
- 顧客
-
- 産業印刷業
- パッケージメーカー
- 製造業全般
- 製品
-
- 電動式インプリンター
- ポンプ式インプリンター
- スライド式インプリンター
技術サポート・保守
- 概要
- 製品導入後の保守サービスを幅広く提供。
- 競争力
- 全国ネットワークによる迅速対応。
- 顧客
-
- 国内外の顧客企業
- 販売代理店
- 製品
-
- メンテナンス
- 技術コンサルティング
- 装置アップグレード
競争優位性
強み
- 国内トップクラスの家庭用ミシン技術
- 多角化した製品ポートフォリオ
- 産業機器分野での高い技術力
- 長い歴史と信用力
- 強固な販売チャネル網
- 高度な縫製・ロボット技術
- 堅実な財務基盤
- 充実した技術サポート体制
- 豊富な商品ラインナップ
- 広範な国内外顧客基盤
- 実績ある産業用ロボット開発
- 国内外の生産拠点保有
- ブランド力と認知度
- 産業用機械とのシナジー効果
- 顧客密着の販売モデル
競争上の優位性
- 家庭用ミシン市場における知名度とブランドイメージ
- 産業用ロボットと縫製機械の技術融合力
- 多様な製品群によるリスク分散効果
- 高性能サーボプレス技術で他社と差別化
- 充実したアフターサービスとメンテナンス体制
- 強固な訪問販売ネットワーク(変革中)
- 長期的な顧客関係構築能力
- 海外市場展開に向けた現地法人設置
- 競合他社に比べた総合力の高さと幅広い市場対応
- 技術開発力に支えられた製品革新
- 安定した資本構成による信用力
- 多様な産業分野に対応可能な開発力
- 独自技術による高品質製品提供
- 顧客ニーズに即した提案力
- 社会的信用の高い長寿企業
脅威
- 家庭用ミシン市場の縮小傾向
- 海外勢の低価格製品の台頭
- 訪問販売撤退による販売網再構築課題
- 技術革新スピードの加速による競争激化
- 新規参入者による市場競争圧力
- 急速なデジタル化に対応する必要性
- 環境規制強化によるコスト増加リスク
- 為替変動による収益影響
- 国際政治変動による海外展開リスク
- 人材確保競争の激化
- 原材料価格の変動リスク
- 市場ニーズの多様化対応の難しさ
イノベーション
2022: 卓上ロボット新シリーズ開発
- 概要
- 小型・高精度の卓上ロボットJR2000NERTシリーズを発売し、生産現場の自動化を促進。
- 影響
- 生産効率向上と省力化に貢献。
2023: スマートミシン制御システム導入
- 概要
- IoTとデジタル制御技術を活用し、ネット接続可能な家庭用ミシンを開発。
- 影響
- 使用者の利便性と操作性を大幅改善。
2021: 新型サーボプレス機JP-Sシリーズ発表
- 概要
- 省エネ性能と高精度制御を両立した次世代サーボプレス機を市場投入。
- 影響
- 顧客の生産コスト削減に寄与。
2020: 産業用スカラロボット強化
- 概要
- 柔軟な動作制御を実現するスカラロボットの新モデルを開発し、多分野展開を拡大。
- 影響
- 顧客の幅広いニーズに対応可能に。
2024: AI活用の製造プロセス最適化
- 概要
- 製造ラインにAIを導入して生産効率の向上と品質管理の精度向上を実現。
- 影響
- コスト削減と品質安定化に成功。
サステナビリティ
- 環境負荷低減を目指した省エネ製品開発
- リサイクル素材の積極的活用
- 工場のCO2排出削減計画推進
- 地域社会との連携による環境保全活動
- 長期的な環境負荷削減目標の設定
- サプライチェーンの環境配慮強化
- 従業員の環境教育プログラム実施
- 持続可能な調達基準の導入
- エネルギー効率の高い設備投資
- 廃棄物削減のための管理体制整備
- 社会的責任を踏まえた企業行動指針の策定
- 環境報告書の定期的な公開