津田駒工業

基本情報

証券コード
6217
業種
機械
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
石川県
設立年
1939年12月
上場年
1961年10月
公式サイト
https://www.tsudakoma.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
スパバッグ, 島精機製作所, PEGASUS, JUKI, ジャノメ, CSランバー, 丸八倉

概要

津田駒工業は1939年創業の繊維機械・工作機械業界のリーディングカンパニーで、ジェット・ルーム高速織機で世界トップシェアを持つ強みがあります。

現状

津田駒工業は連結売上約422億円、営業利益約9億円の堅実な業績を維持しています。主力のジェット・ルーム織機は国内外で高いシェアを誇り、工作用機器も成長しています。豊田自動織機との業務提携や複合素材加工機械販売で事業多角化を推進。中国、インドに製造拠点やサービス会社を展開し海外展開を加速中。サステナビリティにも注力し、環境負荷低減型製品開発や地域貢献を進めています。技術開発を継続し、2024年以降も成長基盤の強化と新規市場開拓を目指しています。6年ぶりの最終黒字回復など財務体質改善も進展し、長期的に安定成長が期待されます。

豆知識

興味深い事実

  • 津田駒工業は日本初の津田式力織機を開発した歴史を持つ
  • 高速織機のジェット・ルーム生産台数は20万台を超える
  • 豊田自動織機と共同出資会社を設立して複合素材機械に参入
  • 石川県金沢市に本社と複数の工場を持つ地域密着企業
  • 国内繊維機械トップシェアの地位を長年維持している
  • 織機以外に工作機械用アタッチメントも主力製品
  • 海外に製造子会社を持ちグローバル展開を進めている
  • 2018年には売上高約420億円、純利益約8億円を計上
  • 従業員数は連結で約1157人と中堅規模の製造業
  • 長期にわたる技術蓄積により高い製品品質を誇る

隠れた関連

  • 豊田自動織機と共同で複合素材加工設備に注力し自動車産業と深い関係がある
  • 元社員が設立した京都機械工具と技術的なつながりがある
  • 中国・インドに複数の子会社を持ち新興市場でのビジネス展開が活発
  • 織機製造で培った高速精密技術は工作機械部品に応用されている
  • 主要株主には従業員持株会と大手信託銀行が入り安定的経営基盤を形成
  • 金沢市を中心に地域社会との連携・貢献活動を積極的に展開している
  • 競合の島精機製作所、ジャノメとは繊維機械市場でしのぎを削っている
  • 長い歴史を持つことから繊維業界の伝統文化とも密接な関係がある

将来展望

成長ドライバー

  • 繊維・縫製機械の高度高速化ニーズ増加
  • 複合素材加工市場の急速な拡大
  • 国内外の技術提携による製品力強化
  • 新興国の市場開拓による売上増加期待
  • 省エネ・環境配慮製品の需要拡大
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による生産効率向上
  • 高付加価値商品の開発による収益性改善
  • サステナビリティ対応製品・サービスの強化

戦略目標

  • 国内外で繊維機械トップシェア維持と拡大
  • 複合素材加工機市場での国内リーダー確立
  • 売上高約500億円以上の達成
  • 環境負荷低減製品比率50%以上の実現
  • デジタル技術導入による生産性20%向上
  • 海外売上比率を30%以上に引き上げる
  • 地域社会との連携強化とCSR活動の多様化

事業セグメント

繊維機械製造

概要
国内外の繊維産業向けに最先端の高速自動織機を提供。
競争力
高効率織機による世界トップシェア
顧客
  • 繊維メーカー
  • テキスタイル工場
  • OEM企業
  • 海外織機販売代理店
  • ファッションブランド製造業者
製品
  • 高速自動織機
  • エアジェット織機
  • ウォータジェット織機

工作機械用アタッチメント製造

概要
工作用機器分野で高性能アタッチメントを製造販売。
競争力
精密加工に対応した高品質部品
顧客
  • 金属加工工場
  • 精密機械メーカー
  • 自動車部品製造業者
  • 電機メーカー
  • 産業機械メーカー
製品
  • インデックステーブル
  • 高精度チャック
  • 超硬工具用装置

複合素材加工設備

概要
複合素材向けの高度加工設備を提供し、多様な産業ニーズに対応。
競争力
複合素材対応技術の先進性
顧客
  • 航空宇宙産業
  • 自動車メーカー
  • 複合素材加工企業
  • 研究機関
製品
  • 複合素材加工機
  • 高精度成形装置

競争優位性

強み

  • 世界トップシェアの高速織機技術
  • 豊田自動織機との提携による技術力強化
  • 多様な製品ラインと製造拠点の拡充
  • 国内外における広範な販売ネットワーク
  • 精密加工用アタッチメントの高品質

競争上の優位性

  • ジェット・ルーム織機における市場支配力
  • 開発力と生産能力の高さによる納期対応力
  • 複合素材加工分野への事業拡大による差別化
  • 中国・インドなど海外製造・販売拠点の展開
  • 持続可能な環境配慮型製品の提供

脅威

  • 繊維機械市場の海外競合の台頭
  • 為替変動による収益圧迫リスク
  • 原材料価格の上昇によるコスト増加
  • 世界経済の景気変動による需要減退
  • 技術革新の遅れによる市場競争力低下

イノベーション

2023: 複合素材加工機の新型モデル開発

概要
高度な複合素材加工に対応した新型加工機を開発。
影響
航空宇宙向け需要拡大に貢献

2022: エアジェット織機の省エネ化技術導入

概要
織機の省エネルギー性能を改善する技術を搭載。
影響
生産コスト削減および環境負荷軽減

2021: インデックステーブル精度向上

概要
工作機械用アタッチメントの位置決め精度を向上。
影響
顧客満足度・製品価値の向上

2020: 豊田自動織機との共同事業強化

概要
共同出資会社で複合素材機械の開発加速。
影響
新市場開拓と売上多角化を実現

サステナビリティ

  • 省エネルギー型織機の開発推進
  • 製造工程の廃棄物削減活動の徹底
  • 環境配慮型複合素材加工機の提供
  • 地域社会との協働による環境保全
  • リサイクル素材の活用促進