富士通
基本情報
- 証券コード
- 6702
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 総合電機
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1935年06月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- https://www.fujitsu.com/jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 日立, 三菱電, NEC, パナソニックホールディングス, シャープ, ソニーグループ
概要
富士通は1935年創業の総合電機メーカーであり、ITサービス分野で国内トップクラスの売上高を誇り、通信システムや電子デバイスの製造・販売を展開するグローバルリーダーです。
現状
富士通は2021年3月期において連結売上高約3兆5897億円、営業利益約2663億円、純利益約2027億円を計上。国内ITサービス市場でシェア1位、世界でもトップ10に位置しています。主力事業は通信システム・情報処理システム・電子デバイスの製造・販売およびサービス提供で、官公庁や金融機関向けの大型システム構築に強みがあります。スーパーコンピュータ『富岳』の開発により高い技術力を示し、環境保全にも積極的に取り組んでいます。2017年以降は子会社のPC事業の一部をレノボに売却し、携帯電話事業も外部ファンドに売却するなど、事業の選択と集中を進めています。最新のDX推進プロジェクト『フジトラ』によってデジタル変革を加速し、2030年に向けた成長戦略を推進中です。最近では持株売却や組織再編を行い、持続可能な企業価値創造に注力しています。
豆知識
興味深い事実
- 富士通のスーパーコンピュータ『富岳』は世界最高速の性能を誇る。
- 創業は1935年、通信機器製造から総合IT企業へ転身した。
- 非接触型手のひら静脈認証技術を世界で初めて商品化。
- ITサービス国内シェア第1位、世界でもトップ10に入る。
- 国内外に約12万人の従業員を擁するグローバル企業。
- 環境専門誌で2年連続グリーンITベンダー世界首位の実績。
- ブランドスローガンは『shaping tomorrow with you』。
- 東証プライム市場の代表的な銘柄の一つ。
- 古河グループの中核企業として長い歴史がある。
- 多様な産業向けに幅広いITソリューションを提供。
- 東京から川崎への本社機能移転を2023年実施予定。
- 欧州シーメンスのIT部門買収により国際展開を強化。
- 2010年以降PC事業をレノボと連携して展開している。
- 阪急バスのデマンドバス事業に技術協力実績がある。
- 過去には不祥事で行政指導やシステムトラブルも経験。
隠れた関連
- 富士通は古河グループの理事会社であり幅広い資本関係を有す。
- 理化学研究所と協同開発のスーパーコンピュータが国際的評価を受ける。
- 主要子会社の富士通Japanは国内サービス市場拡大の要となっている。
- レノボとの提携によりPC事業の国際競争力を維持している。
- IT分野の先進企業としてMSやIBMなどとも戦略的連携がある。
- 日本の通信インフラに不可欠な通信ネットワーク機器を広範に供給。
- クラウドやDX推進によりグループ全体のIT基盤強化を図っている。
- 豊富なスポーツ支援活動により国内外の知名度向上に貢献。
将来展望
成長ドライバー
- DX需要の堅調な拡大に伴うITサービス成長。
- AI・IoT技術の活用による新規事業開発。
- 官公庁や金融分野の大型システム更新需要。
- クラウドインフラ市場の急速な成長。
- 環境・省エネ関連技術の社会的要請増加。
- グローバル市場での拡大戦略の成果。
- スマート製造業向けIoTソリューション需要。
- セキュリティ強化ニーズの高まり。
- 5G・次世代通信インフラ整備の加速。
- 健康・福祉分野でのITソリューション展開。
- 持続可能な社会構築に寄与する技術開発。
- 多様な働き方推進による人材活用強化。
戦略目標
- 国内外のITサービス売上比率70%以上達成。
- ESG評価上位企業として持続可能性を強化。
- AI・スーパーコンピュータ技術の世界トップ維持。
- 省エネとCO2削減で環境負荷を大幅に軽減。
- クラウドサービスで市場シェア拡大を達成。
- 官公庁向けシステムの高信頼性継続維持。
- セキュリティサービス事業を年間1000億円規模に。
- 新規市場(スマートシティ等)での事業基盤構築。
- デジタル人材育成と多様性推進を深化。
- 社会課題解決に貢献する共創型事業モデル展開。
事業セグメント
公共・官公庁向けITシステム
- 概要
- 高信頼性を要する公共分野に特化したITシステムの提供。
- 競争力
- 国内最多の公共システム実績
- 顧客
-
- 国・地方自治体
- 公共機関
- 製品
-
- 大型ITシステム構築
- 公共クラウドサービス
- セキュリティソリューション
金融機関向けシステム
- 概要
- 金融インフラにおける国内トップクラスのシステム提供実績。
- 競争力
- セキュリティと安定性に強み
- 顧客
-
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社
- 製品
-
- 決済システム
- 基幹業務システム
- FinTechソリューション
製造・産業機械向けソリューション
- 概要
- スマートファクトリー向け最先端技術を活用した製造支援を提供。
- 競争力
- IoTとAI統合の制御技術
- 顧客
-
- 製造業
- 設備メーカー
- 製品
-
- FAシステム
- IoTプラットフォーム
- 遠隔監視システム
通信インフラ設備
- 概要
- モバイル通信基地局やネットワークの高度技術を展開。
- 競争力
- 国内有数の通信設備供給実績
- 顧客
-
- 通信事業者
- ネットワーク運用会社
- 製品
-
- 基地局設備
- 光通信機器
- ネットワーク監視装置
クラウド・データセンターサービス
- 概要
- 多様な業界のクラウドニーズに合わせたデータ環境を提供。
- 競争力
- 国内最大規模のデータセンター運用
- 顧客
-
- 大企業
- IT事業者
- 製品
-
- クラウドホスティング
- データセンター運用
- マルチクラウド管理
セキュリティソリューション
- 概要
- 高度な認証技術と包括的なセキュリティ対策を提供。
- 競争力
- 多要素認証世界初開発実績
- 顧客
-
- 官公庁
- 金融
- 企業全般
- 製品
-
- 認証システム
- 情報セキュリティ対策
- 監視・分析ツール
エネルギー・環境ソリューション
- 概要
- 環境負荷低減とエネルギー効率化を支援。
- 競争力
- グリーンIT業界トップクラス
- 顧客
-
- 電力会社
- 環境関連企業
- 製品
-
- エネルギーマネジメントシステム
- 環境計測機器
ヘルスケア・福祉ITシステム
- 概要
- 医療・福祉現場の効率化を支えるITサービス。
- 競争力
- 豊富な現場導入実績
- 顧客
-
- 病院
- 介護施設
- 医療機関
- 製品
-
- 電子カルテシステム
- 介護支援ソフト
- 遠隔医療支援
金融決済・保険業向けサービス
- 概要
- 革新的なデジタル技術を用いた金融サービスを提供。
- 競争力
- ブロックチェーン連携技術
- 顧客
-
- 金融機関
- 保険会社
- 製品
-
- ブロックチェーン決済
- 保険システム
- 顧客管理ツール
教育・人材育成支援サービス
- 概要
- 教育現場と企業の人材育成をICTで支援。
- 競争力
- 多彩な教育プログラム提供
- 顧客
-
- 学校法人
- 企業研修部門
- 製品
-
- eラーニングツール
- 人材開発プログラム
製造業向けAI・デジタル変革支援
- 概要
- 製造プロセスの高度化と効率化をAIで実現。
- 競争力
- AI技術と実務融合の実績
- 顧客
-
- 製造業
- 工場
- 製品
-
- AI最適化ソリューション
- 工場IoTシステム
物流・流通システム
- 概要
- 物流効率化のためのITソリューションを提供。
- 競争力
- 大規模物流システム導入経験
- 顧客
-
- 物流企業
- 小売業者
- 製品
-
- 倉庫管理システム
- 輸配送最適化ソフト
競争優位性
強み
- 通信システムとITサービスの高い技術力
- 官公庁・金融機関向けの圧倒的な実績
- 世界最高峰スーパーコンピュータ開発力
- 国内ITサービス市場シェア1位
- 省エネ・環境対応技術の評価
- 幅広い製品ポートフォリオ
- 長期的な顧客関係の構築
- グローバル展開と多様な業種対応
- 先進的なAI・DX推進力
- 経営の効率化と財務基盤の堅実性
- 強力なブランド認知度
- 国内外での幅広い販売チャネル
- 技術競争での強固な知的財産権
- 豊富な研究開発投資
- 専門人材の幅広いネットワーク
競争上の優位性
- 国内官公庁向けITシステムで市場をリード
- トップクラスの金融ITソリューション展開
- 理研との連携によるスーパーコンピュータ富岳の技術優位
- 国内シェアNo.1のITサービス企業としての信頼度
- 環境省等認定のグリーンIT技術の普及が優秀
- 多角的な製品ラインアップによるクロスセールス
- DX推進プロジェクト『フジトラ』で先進技術活用
- 多国展開により安定した収益構造
- 業界トップレベルのセキュリティ対応能力
- 長期契約による安定した収益基盤
- 多様な販売経路による市場アクセスの幅広さ
- スーパーコンピュータやAI技術開発での先駆者的地位
- 金融分野での高度な決済・ブロックチェーン技術保有
- 豊富な子会社・関連会社との連携による技術共有
- 強力な社内IT人材育成体制と専門性の高さ
脅威
- グローバルIT大手との激しい競争
- 半導体製造からの撤退に伴う供給課題
- デジタルシフトの速さによる技術トレンドの変化
- 政府調達案件における国際政治の影響
- サイバーセキュリティリスクの高度化
- 海外市場での新興国IT企業の台頭
- クラウドサービスの競争激化
- 顧客のIT投資縮小や景気変動の影響
- 採用難および人材流出リスク
- 環境規制強化によるコスト増加
- 為替変動リスクによる収益の影響
- 社会的信用失墜につながる不祥事リスク
イノベーション
2024: 全社DXプロジェクト「フジトラ」の本格始動
- 概要
- 社内デジタル変革を推進し、効率化と新技術活用を加速。
- 影響
- 業務効率向上と新事業創出の基盤強化
2023: スーパーコンピュータ「富岳」の機能拡張
- 概要
- AI解析や気候変動モデル対応の性能向上を実施。
- 影響
- 研究機関の高精度解析支援力強化
2022: クラウドサービスの多様化と強化
- 概要
- マルチクラウド対応のハイブリットクラウド展開を推進。
- 影響
- 顧客満足度向上と収益基盤拡大
2021: AI及びIoT技術を活用した製造業向けソリューション開発
- 概要
- スマートファクトリー実現のための新商品群を創出。
- 影響
- 製造業の運用効率を大幅に改善
2024: 環境負荷低減に向けたグリーンIT技術開発
- 概要
- 省エネ・CO2削減技術をIT機器に導入。
- 影響
- エネルギー消費30%削減に寄与
2023: セキュリティ認証システムの高度化
- 概要
- 非接触型手のひら静脈認証など生体認証技術を強化。
- 影響
- 安全性向上で公共・金融分野で採用拡大
2022: 国内主要SIグループの吸収合併
- 概要
- 組織統合により技術力とサービス品質の底上げを実施。
- 影響
- システム構築力と顧客対応力の強化
2020: 携帯電話事業の再編と新ブランド開発
- 概要
- 一部携帯端末事業の売却とブランド維持を両立。
- 影響
- 収益性の向上と競争力の維持
サステナビリティ
- グリーンIT分野で世界トップレベルの省エネ技術導入
- CO2排出削減計画の推進と報告体制整備
- 環境配慮型製品設計の強化
- サステナブル調達基準の導入
- 地域環境保全活動への積極的参画
- CSR報告書における透明性向上
- リサイクル及び廃棄物削減プログラムの実施
- 電力効率の高いデータセンター運営
- 従業員環境教育の定期実施
- グリーンエネルギー活用推進
- 働き方改革による社員満足度向上
- 女性活躍推進と多様性尊重の企業文化醸成