パルステック工業
基本情報
- 証券コード
- 6894
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 業務用機械器具
- 都道府県
- 静岡県
- 設立年
- 1969年11月
- 上場年
- 1996年08月
- 公式サイト
- https://www.pulstec.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- フジックス, 浅香工, トーアミ, santec Holdings, エスペック, インターアクション, IMV
概要
パルステック工業は1969年創業の光学技術を活かした電子応用機器メーカーで、国内唯一のシャック・ハルトマン波面センサ製造と光ディスク検査装置で高い業界地位を誇ります。
現状
パルステック工業は2024年3月期に売上高約26億円、従業員156名規模の安定経営企業です。主力の光ディスク検査装置はグローバルな評価を受けトップシェアを誇り、特にDVDやBlu-ray関連製品が柱となっています。光学技術を応用した残留応力測定装置や3Dスキャナ、医療機器OEMにも注力し、技術革新の推進を図っています。持続可能な企業運営に努め、健康経営優良法人認証やくるみん認定を複数回取得。地域未来牽引企業に選定され中長期的な成長戦略も明確です。今後も光学技術の深化と新分野への応用で市場拡大を狙い、研究開発投資を継続しています。
豆知識
興味深い事実
- Cosα法によるX線応力測定機器の世界初製品化企業
- 国内唯一のシャック・ハルトマン波面センサ製造メーカー
- 3Dスキャナ技術を医療ナビゲーションに応用
- 多彩な光学技術により光ディスク検査で高いシェア獲得
- 経済産業省の地域未来牽引企業に選ばれている
- 複数回の健康経営優良法人認証とくるみん認定取得歴あり
- 中日産業技術賞と精密工学会ものづくり賞を受賞歴有
- 光ディスク規格戦争の両陣営企業に技術供給した歴史
- 産業技術総合研究所と共同でナノ加工装置を開発
- ポータブル型残留応力測定装置で業界トップクラスの携帯性
- 社内に医療機器製造販売許可を有する技術的信頼基盤
- 投資家向けに純利益35%増益など好調な業績を公開
- 海外拠点はアメリカ(カリフォルニア州、ミシガン州)と中国に展開
- 光ディスク市場変動に対応し技術を新分野に応用中
- 子育て支援に注力し社員定着率と働きやすさに評価
隠れた関連
- 光ディスク製造大手企業の精密検査装置サプライヤーとして信頼関係が深い
- 産学官連携により新技術を共同開発し、産業技術総合研究所と密接に協力
- 医療機器OEM分野で複数医療機器メーカーとパートナーシップを構築
- 地域未来牽引企業認定は地域の中核的産業育成施策と連動した評価である
- 光学技術分野での競合他社エスペックと技術で切磋琢磨する関係
- 米国現地法人の設立により北米市場での展開を加速
- 日本非破壊検査協会からの学術奨励賞受賞が技術力の裏付けとなっている
- 社員の働きやすさ向上に注力し、くるみん認定に2度合格している
将来展望
成長ドライバー
- 光学技術を活用した新規事業分野の拡大
- 残留応力測定装置の需要増大による市場成長
- 医療機器OEM事業の高度化と拡大
- 産学官連携によるイノベーション促進
- 高精度3D計測市場での存在感強化
- ポータブル検査機器の市場ニーズ増加
- 環境・安全規制強化による製品需要増
- 国内外の製造業回復による検査機器需要増
- デジタルトランスフォーメーションへの対応
- 経済産業省の地域未来牽引企業認定による支援
戦略目標
- 光学波面測定と残留応力測定領域で国内トップ継続
- 医療機器OEM売上高を全利益の20%以上に拡大
- 研究開発費比率を年間売上の10%以上に維持
- 環境負荷低減を目指した製品設計と製造工程構築
- 多様な市場ニーズに対応する技術プラットフォーム構築
- DX推進による効率的生産体制の確立
- グローバル市場でのブランド認知度向上
- 地域経済との連携強化と中核企業としての役割遂行
- 従業員満足度の継続的向上と人材育成強化
- 持続可能な社会実現に貢献するESG戦略の展開
事業セグメント
光学検査装置製造
- 概要
- 主に産業向けに高度な光学検査装置と測定機器を提供。
- 競争力
- 国内唯一のシャック・ハルトマン波面センサ製造技術
- 顧客
-
- 光ディスクメーカー
- 電子機器製造業
- 自動車部品メーカー
- 航空宇宙産業
- 精密機器メーカー
- 医療機器メーカー
- 製品
-
- DVD評価装置
- Blu-ray検査装置
- 光学波面センサー
- 光ピックアップ評価装置
- 残留応力測定装置
- 検査用3Dスキャナ
医療機器受託製造(OEM)
- 概要
- 医療分野向けOEM生産と受託開発サービスを展開。
- 競争力
- 高精度光学技術と多品種少量生産対応
- 顧客
-
- 医療機器メーカー
- 研究機関
- 医療サービス業者
- 製品
-
- 手術ナビゲーションシステム
- リアルタイムPCR装置
ナノ加工装置開発
- 概要
- 産業用途の高精度ナノ加工装置を共同開発して提供。
- 競争力
- 産総研との共同研究による技術革新
- 顧客
-
- 研究開発機関
- 産業技術総合研究所
- 製品
-
- ナノメーター加工装置
残留応力測定機器販売
- 概要
- 高性能で低コストな残留応力測定装置を提供。
- 競争力
- Cosα法による高精度測定技術
- 顧客
-
- 製造業
- 金属加工業
- 検査機関
- 大学・研究機関
- 製品
-
- X線応力測定装置
- 非破壊検査機器
3D計測機器製造
- 概要
- 高精度3次元計測装置を提供し、幅広い産業に適用。
- 競争力
- 高い光学技術力での精密計測能力
- 顧客
-
- 建築業
- 製造業
- 医療分野
- 製品
-
- 3Dスキャナ
- 波面センサ
光学部品製造・販売
- 概要
- 光学部品と調整機器の企画・製造・販売を展開。
- 競争力
- 長年の光ディスク装置開発のノウハウ
- 顧客
-
- 精密機器メーカー
- 電子機器メーカー
- 製品
-
- 光ピックアップ部品
- 光学調整装置
競争優位性
強み
- 高度な光学技術保有
- 世界初のCosα法製品化
- 国内唯一のシャック・ハルトマン波面センサ製造
- 長年の光ディスク検査機器開発実績
- 医療機器OEM対応力
- 多様な産業への技術応用
- 強固な地域社会との関係
- 各種技術賞の受賞多数
- 健全な財務基盤
- 継続的な研究開発投資
- 小型・軽量ポータブル製品の展開
- ISO13485認証取得
- 持続可能な経営への取り組み
- 複数回の健康経営優良法人認定
- 高い技術者育成体制
競争上の優位性
- 光学検査機器分野での国内トップクラス技術力
- 独自のCosα法測定装置により精度とコスト競争力を両立
- シャック・ハルトマン波面センサ市場における唯一の国内製造メーカー
- 長年の光ディスク評価装置開発により世界的信頼獲得
- 医療機器分野へ積極的に応用技術を展開し多角化を実現
- 産学官連携を活かしたナノ加工技術の先進性
- 健康経営や育児支援により従業員満足度が高い
- 地域未来牽引企業認定によるブランド価値向上
- 幅広い産業向けに細分化された製品群の提供
- 豊富な受賞歴による性能・品質の証明
- ポータブル型製品による現場対応力強化
- 技術本部長の専門的リーダーシップ体制
- 多言語対応したグローバル販売チャネル
- 連続的な技術イノベーション促進体制
- 顧客密着型のカスタマイズ製品提供力
脅威
- 光ディスク市場の継続的縮小
- 海外競合メーカーの技術進展
- 新規事業分野の参入障壁と競争激化
- 医療機器分野の規制強化と認可負担
- 経済変動による設備投資減少
- 人材不足による技術継承リスク
- 国際貿易摩擦による輸出入コスト増加
- 半導体不足の影響による製造遅延
- 自然災害による生産拠点リスク
- 技術革新のスピードに対応困難な場合
- ESG要請の強化と対応コスト上昇
- 為替変動による収益性悪化
イノベーション
2024: 熱処理硬化層深さ測定装置 Hardness EYE 開発
- 概要
- 最新の光学技術を応用し、非破壊で熱処理硬化層の深さを高精度測定する装置を開発。
- 影響
- 製造現場の品質管理効率を大幅に向上。
2023: ポータブル型X線残留応力測定装置 μ-X360sの市場拡大
- 概要
- 小型軽量化技術で業界最高水準の携帯性を実現し、現場検査の利便性を向上。
- 影響
- 国内外で受注増加につながる。
2022: Ⅹ線単結晶方位測定装置 s-Laue を開発
- 概要
- 結晶の方位を非破壊で解析可能な装置を新規開発し、材料評価の効率化に貢献。
- 影響
- 材料研究開発での採用実績拡大。
2021: 第三種医療機器製造販売業許可を取得
- 概要
- 医療機器製造販売に関わる法規制対応を強化し、新製品開発と市場参入を推進。
- 影響
- 医療分野事業の拡大基盤を整備。
2020: μ-X360s が精密工学会ものづくり賞最優秀賞受賞
- 概要
- 遠隔現場測定を可能にしたX線応力測定装置の開発で技術革新を達成。
- 影響
- 技術信頼性とブランド力の向上。
2024: 光学技術応用による新型3Dスキャナの開発
- 概要
- 高精度で高速な三次元計測を可能とする3Dスキャナを新たに投入。
- 影響
- 製造・建設分野での適用範囲を拡大。
2023: 医療用高速リアルタイムPCR装置の改良版リリース
- 概要
- 検査時間短縮と精度向上を実現したPCR装置を開発し市場投入。
- 影響
- 医療現場での使用拡大に寄与。
2022: 業務用光学測定装置のIoT対応化推進
- 概要
- 装置のリモート監視とデータ収集を実現し、メンテナンス効率を向上。
- 影響
- 顧客満足度と運用効率の向上。
2021: 環境対応型製品設計の強化
- 概要
- 省エネと材料削減を目指した環境配慮設計を推進し、サステナビリティを推進。
- 影響
- 環境規制対応力と企業イメージの向上。
サステナビリティ
- 健康経営優良法人認証の取得と維持
- くるみん認定による育児支援体制の充実
- 省エネ製品の開発と社内省エネ活動の推進
- 地域未来牽引企業として地域経済活性化支援
- 廃棄物削減とリサイクル推進の強化
- 産学官連携による持続可能技術開発促進
- 多様性と働きやすさを重視した職場環境整備
- 安全衛生基準の徹底と従業員健康管理強化
- ISO13485認証維持による医療機器品質保証
- 顧客と協働したグリーン調達推進
- 環境データの定期的な公開と情報開示
- 防災対策の充実と事業継続計画の強化