IMV
基本情報
- 証券コード
- 7760
- 業種
- 精密機器
- 業種詳細
- 業務用機械器具
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1957年04月
- 上場年
- 2005年07月
- 公式サイト
- https://www.imv.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ヒューマンT, TVE, santec Holdings, エスペック, パルステック工業, 日本アビオ, インターアクション
概要
IMVは1957年創業の大阪府に拠点を置く振動試験装置と計測機器の製造・受託試験サービスを展開する業務用機械器具業界の専門企業です。
現状
IMVは2020年9月期に連結売上高約113億円、営業利益約3.3億円、純利益約3.1億円を計上し堅実な財務基盤を維持しています。主力の振動試験装置や計測機器製造に加え、大阪・東京・名古屋など全国にテストラボを設置し多様な振動実験受託サービスを展開し競争力を確保しています。近年はEV用バッテリーや人工衛星の安全性評価分野にも進出し技術開発を推進しています。歴史的には1974年の会社更生法適用後、独力で再建を果たし堅実経営を続けています。サステナビリティ面では環境試験機器開発を通じた社会貢献に注力中です。2020年代におけるIoT技術活用や海外展開強化を成長戦略とし、規模拡大と技術革新を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 1974年のオイルショックで会社更生法を申請し再建を果たした。
- 明治製菓の大阪工場を買収し事業を拡大した歴史を持つ。
- 全国に複数のテストラボを持つ数少ない専門受託試験企業。
- EVバッテリーや人工衛星の振動試験に特化した技術で注目。
- 設立以来、振動計測と試験に特化し高い専門性を維持。
- 代表取締役が公認会計士出身で再建を指揮した経緯がある。
- 日本の地震多発地域での産業安全に寄与する装置を製造。
- 大阪市西淀川区の本社は元明治製菓の工場を転用している。
- 多様な産業分野向けにカスタム製品提供を行っている。
- 国内での業務用計測器メーカーとして老舗の存在。
- 受託試験サービスの市場シェアを着実に拡大中。
- 国家・自治体の災害対策試験にも利用されている。
- 高性能加速度センサーの開発で特許を保有。
- 国際的な振動試験規格への適合性が評価されている。
- 環境評価測定機器分野にも技術展開を進めている。
隠れた関連
- 明治製菓との工場買収による設備と人材の継承が事業基盤を強化。
- 公認会計士出身の経営者による独特の財務再建ノウハウを保有。
- 国内大手自動車メーカーの多くと直接取引し技術連携が深い。
- 人工衛星メーカーと連携し宇宙関連試験技術を発展させている。
- 全国主要都市にテストラボを設置し地域産業と連動した支援体制。
- 元々は機械振動研究所の名称で、学術技術との結びつきが強い。
- 社内に振動工学専門の博士・技術者が多く技術継承が活発。
- 環境試験機器開発で環境省関連プロジェクトに参画実績あり。
将来展望
成長ドライバー
- EV産業の拡大によるバッテリー試験需要増
- 航空宇宙産業の振動安全規格強化
- 宇宙開発関連試験市場の成長
- IoT技術適用による新型試験装置需要
- 環境規制強化に伴う環境耐久試験増加
- 自動車部品の高性能化に伴う試験精度向上要求
- 国内外のインフラ耐震試験ニーズ増大
- 受託試験市場の拡大による安定収益確保
- 技術者育成と研究開発強化による製品競争力アップ
- 海外市場向け製品販売とサービス展開の加速
- 環境・安全分野への製品ライン拡充
- 地域と連携した持続可能な事業推進
戦略目標
- 売上高150億円規模の達成
- EV・宇宙分野でのシェア拡大
- 全国テストラボのデジタル連携強化
- 環境試験機器の省エネ性能50%改善
- サステナビリティ認証取得製品50%以上
- 海外拠点の拡大と国際展開の促進
- IoT連動型試験ソリューションの確立
- 技術者育成プログラムの整備と強化
- 受託試験サービスの年率10%成長
- 環境負荷低減と地域社会貢献の推進
事業セグメント
自動車関連試験
- 概要
- 自動車およびEVバッテリーの振動評価装置と試験サービスを提供。
- 競争力
- 高精度かつ多様な振動モード対応技術
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 自動車部品サプライヤー
- EVバッテリーメーカー
- 試験評価機関
- 製品
-
- 振動試験装置
- EVバッテリー耐久試験
- 加速度センサー
- 受託試験サービス
航空宇宙関連試験
- 概要
- 航空宇宙機器の振動安全性評価と計測機器を専門的に提供。
- 競争力
- 宇宙環境対応の試験技術
- 顧客
-
- 航空機製造会社
- 宇宙機器メーカー
- 防衛関連機関
- 研究機関
- 製品
-
- 高性能振動試験装置
- 宇宙用安全性試験
- 加速度計
- 特注計測機器
産業機器振動試験
- 概要
- 産業機械の耐震・耐振動試験装置と計測サービスを提供。
- 競争力
- 多数の業種に対応できるカスタム設計能力
- 顧客
-
- 電子機器メーカー
- 建築・土木機械メーカー
- 精密機械工場
- 試験評価センター
- 製品
-
- 振動耐久試験装置
- 環境試験装置
- 地震計
- 計測システム
受託試験サービス
- 概要
- 自社設備を活用した精密な振動試験受託サービス。
- 競争力
- 全国展開する充実したテストラボネットワーク
- 顧客
-
- 自動車企業
- 電機メーカー
- 研究開発センター
- 海外企業
- 製品
-
- 振動試験代行
- 耐久性評価
- カスタム試験プログラム
- レポーティング
環境・電気試験機器
- 概要
- 環境対応と安全性向上のための各種試験装置を提供。
- 競争力
- 環境規格対応技術の豊富な経験
- 顧客
-
- 環境評価機関
- 電機メーカー
- 研究機関
- 検査ラボ
- 製品
-
- 環境評価測定機器
- 電気試験装置
- 環境耐久試験装置
競争優位性
強み
- 高精度な振動試験技術
- 豊富な受託試験サービス網
- 多分野に対応可能な製品群
- 堅実な財務基盤
- 自社開発力と技術継承
- 全国に幅広いテストラボ拠点
- 長い企業歴史と信用
- 広範な産業分野対応力
- 顧客密着のカスタム対応
- 海外市場での着実な展開
- 強力な経営陣と安定株主構成
- 環境試験機器の技術力
- 安全評価分野の高い専門性
- 柔軟な受託試験サービス
- 堅調な利益率維持
競争上の優位性
- 高精度かつ多機能な振動試験装置の開発力
- 全国展開の受託試験ラボが安定供給基盤
- 自社製品とサービスの融合による顧客ソリューション力
- EVバッテリー領域への専門的な技術提供
- 宇宙分野の試験装置で高い技術水準
- 豊富な顧客基盤と長期的な取引関係
- 国内外の標準規格に対応した製品設計
- 環境試験装置の開発で差別化
- 安定した財務基盤が研究開発を支える
- 独立系企業としての機動力と柔軟性
- 最新のIoT技術を応用した試験装置の導入
- 社内ノウハウを活かしたカスタマイズサービス提供
- 高い技術人材の確保と育成体制
- 多業種への適用可能な製品ラインアップ
- オイルショックからの再建経験による経営安定性
脅威
- グローバル競合企業の技術進展による市場圧力
- 新興国製安価製品の台頭
- 顧客の受託試験内製化の動き
- EV市場の技術変化による要求仕様の高度化
- 環境規制強化による適応コストの増加
- 為替変動による収益性の不安定化
- 技術者不足や人材流出リスク
- 経済状況悪化による設備投資抑制
- 自然災害による製造・物流への影響
- 新技術の早期採用失敗リスク
- 情報セキュリティ脅威の増加
- 環境対応技術で他社に遅れを取るリスク
イノベーション
2023: EVバッテリー振動耐久試験装置の新機種開発
- 概要
- 電気自動車用バッテリーの安全評価に特化した高精度振動試験装置を発売。
- 影響
- EV関連顧客からの受注拡大に成功し売上増加へ
2022: IoT対応振動計測システムの導入
- 概要
- リアルタイムデータ送信が可能な次世代計測機器を発売し業務効率化支援。
- 影響
- 顧客の試験効率改善と新規顧客獲得に寄与
2021: 全国テストラボの高度化と連携強化
- 概要
- 大阪・東京・名古屋他の試験設備を更新し遠隔制御技術を導入。
- 影響
- 受託試験サービスの高品質化と速度向上
2024: 人工衛星用安全性評価試験装置の拡充
- 概要
- 宇宙産業向け振動試験装置の最新モデルを開発・販売開始。
- 影響
- 成長分野での受注増加と市場拡大に貢献
2020: 環境耐久試験装置の省エネルギー改良
- 概要
- 電力消費を削減した次世代環境試験機器を製品化。
- 影響
- 環境意識の高い顧客からの評価向上
サステナビリティ
- 試験装置の省エネルギー設計推進
- 環境負荷低減のためリサイクル素材活用
- 従業員の環境意識向上プログラム実施
- 地域社会との共生を図る環境保全活動参加
- 長寿命製品開発による廃棄物削減
- 社内省資源・省エネ推進活動
- 製造工程での排出物低減管理
- 製品の有害物質削減対応強化
- 環境法規制の厳格遵守体制構築
- 持続可能なサプライチェーン管理