共同印刷
基本情報
- 証券コード
- 7914
- 業種
- その他製品
- 業種詳細
- 企業向け専門サービス
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1925年12月
- 上場年
- 1961年10月
- 公式サイト
- https://www.kyodoprinting.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- UT, バイタルKS, ネツレン, KYORITSU, 日本創発グループ, 広済堂ホールディングス, 竹田iPホールディングス, サンメッセ, プロネクサス, TOPPANホールディングス, 大日本印刷, TAKARA&COMPANY, ナカバヤシ
概要
共同印刷は1925年設立の東京都を拠点とする総合印刷会社で、出版印刷・商業印刷を主軸にICカードや高機能フィルムなど多角的な事業展開をする業界有数の企業です。
現状
共同印刷は2021年3月期の連結売上高が約910億円で、国内総合印刷業界で上位5位以内に位置しています。主力の出版印刷・商業印刷事業に加え、ICカードや高機能フィルムといった新規分野への事業拡大を進めています。近年はデジタルコンテンツ制作やBPOサービス等のデジタル関連事業にも注力し、事業の多角化を図っています。資本金は約45億円で安定した財務基盤を有しており、東京都文京区に本社を置き、国内外に複数の製造拠点と子会社を有しています。サステナビリティの観点からも環境負荷低減を意識した製品開発を推進し、中長期的に成長可能な基盤を整備しています。2022年には本社新社屋を竣工し、経営体制の強化にも取り組んでいます。今後はデジタル化と環境対応技術を軸に、持続的な成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1897年で、戦前から続く印刷専業企業。
- ICカード製造に早くから注力し業界内で先進的。
- 1980年代より印刷工芸高校運営に関与していた。
- デジタルマンガ編集システム『ComicPacker』を2003年に開発。
- 従来は業界3位だったが現在は5位までに位置付けされている。
- 多様な印刷技術を保持し紙媒体以外にも高機能素材製造。
- 子会社と共にインドネシア・ベトナムにも製造拠点を展開。
- コーポレートブランド「TOMOWEL」を2018年に導入。
- 『太陽のない街』のモデル会社の一つとされている国内企業。
- 漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の印刷実績が長い。
隠れた関連
- 創業者大橋光吉は博文館の関係者で印刷業界の先駆者。
- 主要株主の日本マスタートラスト信託銀行の信託口が大株主。
- 東京インキと資本関係が強く共同事業も行っている。
- 印刷工芸高等学校の設立に関わり、印刷教育にも貢献。
- 国内外の子会社ネットワークにより多角的事業展開を支える。
- BPOやデジタルソリューション分野でIT企業と連携加速。
- ブローボトル製造拠点を子会社化し容器事業を強化している。
- 環境配慮型製品の開発により業界のグリーンリーダーを目指す。
将来展望
成長ドライバー
- デジタルコンテンツ制作とBPO事業の成長
- 高機能フィルム分野の需要拡大
- ICカード市場の堅調な拡大
- 印刷技術とデジタル技術の融合による新製品開発
- 環境規制強化によるエコ素材の需要増加
- 国内外でのグループネットワーク強化
- 顧客ニーズに応じたカスタマイズ技術の高度化
- DX推進による業務効率と品質向上
- 新規市場開拓に向けた研究開発の推進
- サステナブル製品の販売強化
戦略目標
- デジタル関連売上比率を40%以上に引き上げる
- 高機能フィルム製品で国内シェア40%を目指す
- 海外製造拠点の設備投資による生産効率向上
- サステナビリティ経営を全社体制に統合
- 社員のデジタルスキルアップと技術者育成制度の確立
- 環境負荷を削減しカーボンニュートラル達成
- BPOサービスで国内トップクラスの事業規模達成
- 印刷を軸とした新ビジネスモデルの再構築
- IT・AIを活用した製品・サービス革新の加速
- 業界内での持続的経営基盤とブランド価値向上
事業セグメント
商業印刷サービス
- 概要
- 多彩な印刷物の高品質生産と製版・製本の一貫サービスを提供。
- 競争力
- 長年の技術蓄積で高精度印刷を実現
- 顧客
-
- 出版社
- 広告代理店
- 小売業
- メーカー
- 流通業
- 製品
-
- 雑誌印刷
- 書籍印刷
- カタログ印刷
- 販促物印刷
- 製版・製本
カード・データプリント
- 概要
- ICを組み込んだカードや各種帳票の製造およびデータプリントを展開。
- 競争力
- 高いセキュリティと信頼性を兼備
- 顧客
-
- 金融機関
- 交通事業者
- 官公庁
- IT企業
- 製品
-
- ICカード
- 通帳
- 各種カード
- 抽せん券
- 乗車券
産業資材製造
- 概要
- 高機能包装材料や容器の製造で多業種に対応する製品群。
- 競争力
- 独自技術による高機能フィルム開発
- 顧客
-
- 医薬品メーカー
- 化粧品メーカー
- 食品メーカー
- 電子機器メーカー
- 製品
-
- 紙器パッケージ
- チューブ容器
- 高機能フィルム
- 機能性材料
デジタルソリューション・BPO
- 概要
- デジタル化支援や業務効率化を促進するソリューションを提供。
- 競争力
- 多角的なIT技術と印刷ノウハウの融合
- 顧客
-
- 出版社
- 製造業
- 小売業
- 公共機関
- 製品
-
- ビジネスプロセスアウトソーシング
- デジタルコンテンツ制作
- システム開発
- コールセンター運営
競争優位性
強み
- 多角的な事業展開力
- 長年培った印刷技術力
- 高機能フィルムの独自技術
- 安定した財務基盤
- 広範な製造・販売ネットワーク
- 子会社を含む強固なグループ体制
- 顧客との長期的信頼関係
- デジタル・BPO事業の成長性
- 高品質な製品生産体制
- 規模の経済によるコスト競争力
- 多様な産業技術への応用力
- 環境配慮型製品開発
- 東京証券取引所プライム市場上場
- 成熟市場での安定した市場シェア
- 優秀な人材による研究開発
競争上の優位性
- 業界5位の総合印刷メーカーとして知名度が高い
- ICカード分野での技術蓄積と実績を有する
- 独自の高機能フィルム技術による差別化が可能
- 複数製造拠点を持ち国内外市場に対応
- BPOやデジタルコンテンツ事業の多角化に成功
- 顧客ニーズに合わせた企画提案力の高さ
- 長期的に培った製造・技術ノウハウ
- 環境対応製品でサステナブル市場に対応
- 堅実な経営体制と資本力
- 印刷からパッケージ、製版までの一貫サービス
- 多様な産業分野と取引実績を保有
- デジタル化への迅速な対応力
- 地域社会との連携と貢献活動
- 創業120年以上の歴史と伝統
- 多成長領域への戦略的投資姿勢
脅威
- 印刷市場の縮小による収益圧迫
- デジタル化進展による紙媒体需要減
- 新規参入企業の技術革新競争
- 経済変動による顧客企業の投資抑制
- 海外製造コスト競争の激化
- 原材料費や物流コストの上昇
- 環境規制強化による生産コスト増加
- 技術人材の確保と育成の難しさ
- 地政学リスクによる海外事業の不確実性
- 大手競合他社との市場競争の激化
- デジタル技術変化への対応遅れ
- パンデミック等のサプライチェーンリスク
イノベーション
2024: 新型高機能フィルム技術の開発
- 概要
- 医薬品・電子機器向けの酸素吸収性を強化した高機能フィルムを開発。
- 影響
- 製品の競争力向上と新規顧客獲得に貢献
2023: デジタルカタパルト事業の強化
- 概要
- 電子コミックストア事業の事業譲渡に伴い、デジタルコンテンツ制作に特化。
- 影響
- 収益構造の見直しと効率化を実現
2022: 本社新社屋竣工
- 概要
- 環境性能を追求した新社屋を東京都文京区に完成。
- 影響
- 業務効率向上と従業員満足度の改善
2021: BPOサービス拡充
- 概要
- データプリント及びアウトソーシングサービス体制を強化。
- 影響
- 顧客満足度向上と収益拡大に寄与
2020: チューブ容器製造設備増強
- 概要
- 子会社と連携し医薬・化粧品向けチューブ製造能力を拡大。
- 影響
- 生産効率の向上と市場シェア拡大
サステナビリティ
- 環境負荷削減を目指した高機能フィルム開発
- 工場での廃棄物削減・リサイクル強化
- 省エネルギー設備の導入推進
- 電子書籍など紙資源節約型サービスの拡充
- サプライチェーン全体の環境配慮強化
- 社員の環境意識向上教育プログラム
- 製品パッケージのエコデザイン展開
- 地域社会との環境保全活動への参画
- サステナブル調達の推進
- ISO14001環境マネジメント認証の維持