丸紅
基本情報
- 証券コード
- 8002
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 総合商社
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年12月
- 上場年
- 1950年07月
- 公式サイト
- https://www.marubeni.com/jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 双日, 日本たばこ産業, 三菱重工業, 伊藤忠商事, 豊田通商, 兼松, 三井物産, 住友商事, 三菱商事, 三菱UFJフィナンシャル・グループ, 三井住友フィナンシャルグループ, 商船三井
概要
丸紅は1949年設立の日本大手総合商社であり、多様な産業分野でグローバルな事業展開を行う芙蓉グループの中核企業です。
現状
丸紅は2021年3月期に連結売上高約6.3兆円、純利益約2253億円を達成し、業界内で安定した収益基盤を維持しています。主力の素材、エネルギー、生活産業分野に加え、近年は電力、プラント、金融など多角的な事業展開を進めています。グローバルに67カ国132拠点の事業網を持ち、資源高騰や電力事業の強化で成長を続けています。環境面では石炭火力発電所の新規開発から撤退し、再生可能エネルギー事業に注力。インドネシア発電所の贈賄事件後は企業コンプライアンス強化に努めています。今後はデジタル技術活用や新規事業の育成により持続可能な成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は麻布の持下り商から始まった歴史ある企業。
- 旧富士銀行系列のみずほグループの一員。
- ロッキード事件での業績低迷を乗り越えV字回復。
- 石炭火力発電所新規開発から撤退を表明した商社の一つ。
- 世界各地に67か国132拠点のグローバルネットワーク。
- 芙蓉グループの芙蓉会および芙蓉懇談会の会員企業。
- 多角化した事業展開で安定収益を維持している。
- インドネシア贈賄事件で米司法省と和解し対策強化。
- 日経平均株価、TOPIX Large70、JPX日経インデックス400の構成銘柄。
- 丸紅フォレストリンクスなど多くの子会社を保有。
隠れた関連
- 芙蓉グループの中枢で、みずほフィナンシャルグループとの強い資本関係がある。
- 旧富士銀行系列の金融機関と密接な取引関係を持つ大手総合商社。
- 子会社丸紅新電力を通じて、再生可能エネルギー分野に積極投資。
- 一部製品で伊藤忠商事や三菱商事と競合関係にありながら連携も図る。
- インドネシア発電所の贈賄事件で米司法省と司法取引合意し罰金90億円を支払った。
- 丸紅建材リースや丸紅ロジスティクスなど、多様な関連企業群をグループ内に擁する。
- 日清丸紅飼料を主要グループ会社として畜産用飼料事業を展開。
- 丸紅は複数の業界団体や学術機関、大学と連携し産学連携活動を推進。
将来展望
成長ドライバー
- 脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー事業の拡大
- アジア新興市場におけるインフラ投資の増加
- デジタル技術を活用した業務効率化と新事業創出
- グリーントランジションに資する新規資源開発
- 多様化する顧客ニーズに応える多角的事業展開
- ESG投資の増加による資金調達環境の改善
- グローバルサプライチェーンの強靭化
- 食品・ヘルスケア分野の需要拡大
- 産業機械・プラント事業の成長機会
- コンプライアンス強化による企業信用の向上
- 物流ネットワークの高度化と省力化
- 次世代燃料技術の商業化推進
戦略目標
- 再生可能エネルギーによる発電容量を現状比で倍増
- 海外売上比率を60%以上に引き上げる
- 新規事業売上高1兆円規模の達成
- ESG評価で業界トップクラスを目指す
- DX化による業務効率20%向上
- グローバル市場における資源開発の強化
- サプライチェーンの脱炭素化を推進
- 多様性と包摂性のある組織文化の確立
- 投資ポートフォリオの環境適合率80%以上
- コンプライアンスとリスク管理の徹底
事業セグメント
食品・飼料卸売
- 概要
- 食品原料の調達および流通、畜産飼料の供給で顧客の生産を支援。
- 競争力
- 広範囲な調達網と品質管理力
- 顧客
-
- 食品加工業者
- 畜産業者
- 外食チェーン
- 流通業者
- 製品
-
- 穀物・飼料原料
- 加工食品原料
- 業務用食品
- 健康食品素材
エネルギー・資源開発
- 概要
- 資源開発と安定供給を通じてエネルギー市場を支える。
- 競争力
- グローバルネットワークと技術融合力
- 顧客
-
- 発電事業者
- 石油精製企業
- 鉱業法人
- 政府機関
- 製品
-
- 石油製品
- 天然ガス
- 鉱物資源
- 再生可能エネルギー設備
プラント・インフラ建設
- 概要
- 大型プラントの建設やメンテナンスで社会インフラ構築に貢献。
- 競争力
- 豊富なプロジェクト実績と技術力
- 顧客
-
- 発電所運営者
- 製造プラント企業
- 公共事業体
- 海外政府
- 製品
-
- 発電プラント設計
- 製造設備建設
- エンジニアリングサービス
機械・輸送機械販売
- 概要
- 多様な機械製品と輸送機械の販売・リース事業を推進。
- 競争力
- 幅広い製品ラインアップとサポート体制
- 顧客
-
- 製造業
- 運輸業
- 整備業者
- リース会社
- 製品
-
- 産業機械
- 車両・船舶リース
- 航空機関連部品
金融・保険サービス
- 概要
- 金融ソリューションと資産管理サービスを提供。
- 競争力
- 多様な金融商品とネットワーク
- 顧客
-
- 法人企業
- 地方自治体
- 個人投資家
- ファンドマネージャー
- 製品
-
- 企業金融
- 資産運用
- 保険代理業務
不動産開発・管理
- 概要
- 高品質な不動産の開発と運営サービスを展開。
- 競争力
- 地域密着型の開発ノウハウ
- 顧客
-
- 商業テナント
- オフィス利用者
- 住宅購入者
- 投資家
- 製品
-
- オフィスビル管理
- 商業施設開発
- 住宅開発
情報通信サービス
- 概要
- ITと通信分野におけるソリューションで顧客の業務効率化を支援。
- 競争力
- 高度技術力と多業種対応
- 顧客
-
- IT企業
- 通信キャリア
- 官公庁
- 教育機関
- 製品
-
- ネットワーク構築
- ITソリューション
- システムインテグレーション
物流・倉庫サービス
- 概要
- 効率的な物流インフラを提供し、サプライチェーンを支援。
- 競争力
- 全国ネットワークと技術活用
- 顧客
-
- 製造企業
- 販売業者
- 輸送業者
- EC事業者
- 製品
-
- 倉庫保管
- 輸配送サービス
- 物流システム構築
食品加工・パルプ・紙
- 概要
- 紙パルプ及び食品加工向け原材料の供給を行う。
- 競争力
- 業界トップクラスの調達力
- 顧客
-
- 製紙業
- 食品製造業
- 包装材メーカー
- 流通業者
- 製品
-
- 紙・パルプ製品
- 食品加工原料
- 包装資材
環境・再生可能エネルギー
- 概要
- 再生可能エネルギーと環境ソリューションの普及を推進。
- 競争力
- 先端技術と豊富な投資実績
- 顧客
-
- 地方自治体
- 企業
- 再生可能エネルギー事業者
- 環境団体
- 製品
-
- 太陽光発電設備
- 風力発電設備
- 環境関連サービス
建設・プラント設備
- 概要
- 大型建設資材と設備の提供および保守を担当。
- 競争力
- 広範なグローバル調達力
- 顧客
-
- 建設会社
- プラント運営者
- 公共機関
- 海外顧客
- 製品
-
- 建設資材
- プラント設備
- メンテナンスサービス
医療・ヘルスケア機器
- 概要
- 医療・ヘルスケア機器の販売と関連サポートを提供。
- 競争力
- 信頼される医療機関ネットワーク
- 顧客
-
- 医療機関
- 介護施設
- 医療機器メーカー
- 保険会社
- 製品
-
- 医療機器販売
- 介護用品
- 健康関連技術
競争優位性
強み
- 豊富な業界経験と歴史
- グローバルな事業ネットワーク
- 多角化した事業ポートフォリオ
- 強力な財務基盤
- 芙蓉グループの中核企業としての信用
- 高度なプラント建設技術
- 電力・エネルギー分野の専門知識
- 多種多様な顧客基盤
- 強力な資源調達能力
- 多様な販売チャネルの確保
- 強固なブランド力
- 革新的な事業投資実績
- 優れたリスクマネジメント体制
- 幅広い業界とのパートナーシップ
- 先進的な環境対応技術
競争上の優位性
- 総合商社として多様な産業分野でのノウハウ活用が可能
- 電力・プラント事業での競争優位性確立
- 海外拠点の広範なネットワークによる迅速な市場対応
- 多様な資源取引で市場変動に強いビジネスモデル
- 芙蓉グループとの深い連携による資金・情報面の優位
- 近年の業績回復で投資家からの信頼感向上
- 環境規制への対応と企業コンプライアンスの強化
- 複数の事業分野での顧客ロイヤルティの高さ
- デジタルトランスフォーメーション推進による事業効率化
- 将来に向けたグリーンエネルギー投資による成長戦略
- 豊富な経験と人材によるリスク管理体制の充実
- 多様な製品ラインアップとサービス展開で顧客ニーズに柔軟対応
- 資源高騰局面における利益最大化能力
- 大規模なプロジェクト遂行能力
- 統合的サプライチェーン管理体制の確立
脅威
- 国際的な資源価格の大幅変動リスク
- 国際政治情勢による市場不透明性の増大
- 環境規制および脱炭素政策の強化による事業影響
- 海外拠点における法的・政治的リスク
- 競合商社との激しい競争環境
- 為替変動による収益悪化リスク
- サプライチェーンの途絶や物流混乱の可能性
- 技術革新のスピードに遅れるリスク
- 大規模プロジェクトの遅延・失敗リスク
- 企業コンプライアンス違反による信用低下
- グローバル経済の景気後退影響
- 人材確保・育成の課題と競争激化
イノベーション
2023: トレードワルツへの出資
- 概要
- サプライチェーンデジタル化を促進する企業に出資し、業務効率化を図る。
- 影響
- ブロックチェーン活用による透明性向上
2023: 明治産業の子会社化
- 概要
- アトリオン製菓を買収し、菓子製造事業に本格参入。
- 影響
- 製品ライン拡充と新市場開拓
2022: アンモニア調達事業強化
- 概要
- 中国からのアンモニア調達を拡大し、クリーンエネルギー事業に注力。
- 影響
- 環境対応技術で競争力向上
2021: 新本社ビル移転
- 概要
- 最新鋭のオフィス環境に移転し働きやすい環境を整備。
- 影響
- 業務効率と社員満足度の向上
2020: 脱石炭火力発電の宣言
- 概要
- 石炭火力発電所の新規開発から原則撤退し環境負荷低減を推進。
- 影響
- 企業イメージ改善と環境負荷軽減
2020: DX推進プログラム開始
- 概要
- デジタルトランスフォーメーションで業務プロセス革新を促進。
- 影響
- 生産性向上とコスト削減
サステナビリティ
- 石炭火力発電からの脱却
- クリーンエネルギー投資拡大
- コーポレートガバナンス強化
- 環境負荷低減のための資源効率改善
- サステナブルサプライチェーン構築
- 地域社会との協働推進
- ESG情報開示の充実
- 人権尊重と多様性推進
- 気候変動対策の積極的実施
- 廃棄物削減とリサイクル強化
- 社員の働きやすさ向上
- ステークホルダー対話の促進