モスフードサービス
基本情報
- 証券コード
- 8153
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1972年07月
- 上場年
- 1985年11月
- 公式サイト
- https://www.mos.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- マクドナルド, フジタコーポレーション, ダスキン, 壱番屋
概要
モスフードサービスは1972年創業の日本発祥のファストカジュアル飲食企業で、フランチャイズ中心に独自の高品質ハンバーガー事業を展開しています。
現状
モスフードサービスは2024年3月末で従業員1410人を擁し、高品質・注文後調理のファストカジュアル業態で業績を支えています。主力のモスバーガーは日本全国およびアジア中心に8か国・地域で店舗展開中です。2017年3月期は連結売上高709億円、営業利益46億円、純利益30億円を計上しました。過去には中国市場から撤退するなど海外での試行錯誤も続いています。商品開発面では植物由来のソイパティや健康志向商品を積極展開し、食の安全・安心を重視した緑色ロゴへの店舗リニューアルを推進しています。サステナビリティでは環境配慮と地域食材活用にも取り組み、2024年には新たにスタッフ対象のアーティストデビュー支援プロジェクトを開始しました。今後は既存市場の強化とともに多様な新業態展開や海外展開の再拡大を戦略的に目指しています。
豆知識
興味深い事実
- ハンバーガーチェーンで初のテリヤキバーガー発祥店。
- 国内店舗は注文受けてから作るアフターオーダー方式。
- 台湾では同業種トップクラスの店舗数を展開中。
- 植物由来のソイパティを日本の大手バーガー店初導入。
- 緑色の看板は安心・安全・環境の象徴として採用。
- 店舗スタッフへの電話注文に電話代負担のぽち袋付与。
- 飲食業界では先駆的に全席禁煙を国内全店で完了。
- 店舗内でのスマホ・PC充電設備導入を積極推進。
- 公式キャラクター『モッさん』はハンバーガーの擬人化。
- 副業プロジェクトMOS RECORDSで音楽アーティスト発掘。
- かつて台湾の廃油問題に巻き込まれ食用油供給変更。
- ミスタードーナツとの複数回にわたるコラボレーション。
- 中国市場は撤退を繰り返し難航している。
- 飲食業界で早期にPOSシステム全店展開を完了。
- 安全衛生管理に注力し過去の食中毒事故対応も徹底。
隠れた関連
- 合弁会社を通じて台湾の大手電機メーカー東元電機グループと提携。
- 資本業務提携先のダスキンと共同でモスド(ミスタードーナツとの共同事業)を展開。
- 日本航空の国際線機内食『エアモスバーガー』として提携を締結。
- サントリーフーズの製品と提携し、ドリンクメニューにペプシ・ネックスを採用。
- フジタコーポレーションや壱番屋と業界内で競合しつつ提携企業との連携強化。
- 創業者櫻田慧は元日興証券出身の脱サラ経営者で、独自経営哲学を持つ。
- アジア各地のイスラム圏で豚肉を使用しないメニューで現地食文化に適応。
- モッさんキャラクターはバンズやパティ、ソースが各々パーツとして組み替え可能構造。
将来展望
成長ドライバー
- ファストカジュアル業態の健康志向消費増加
- 植物由来食品の市場拡大による商品多様化
- デジタル注文・キャッシュレス拡大による利便性向上
- 海外アジア市場でのブランド認知度上昇と展開強化
- 多チャネル販売と宅配サービスの需要増大
- 環境配慮型食品・店舗への消費者関心の高まり
- 新業態カフェ・レストラン事業の拡大可能性
- 地域食材活用と地産地消促進による独自価値創造
- 人材育成による店舗オペレーションの質向上
- エンタメ・ブランドコラボによる新規顧客獲得
- サステナブル経営への社会的期待増大
- IT投資・物流効率化によるコスト削減
戦略目標
- 国内外でファストカジュアル分野のリーダーシップ確立
- 全商品カテゴリーでの植物由来成分比率増加
- 顧客接点を多様化しデジタル化売上比率50%達成
- グローバルブランド価値向上とアジア主要地域での店舗2000店達成
- サステナビリティ認証商品100%全面対応
- 環境負荷50%削減と廃棄物ゼロ店舗の実現
- 従業員満足度85%以上の維持と人材育成強化
- 多業態展開による売上高5000億円超への成長
- 社会貢献活動と地域連携によるCSR評価向上
- イノベーション推進で業界標準を牽引する企業に
事業セグメント
フランチャイズオーナー支援
- 概要
- モスブランドのフランチャイズ展開を支える包括的サービスを提供。
- 競争力
- 品質維持とブランド価値の統一支援
- 顧客
-
- フランチャイズ店舗経営者
- 地元商業エリア
- 地域顧客層
- 製品
-
- 店舗運営支援サービス
- 商品供給
- マーケティング支援
- 研修・教育プログラム
食材製造・供給
- 概要
- 高品質かつ一貫管理された食材を店舗に安定供給する事業。
- 競争力
- 自社農業生産法人との連携による安定供給
- 顧客
-
- 直営店舗
- フランチャイズ店舗
- 外部飲食事業者
- 製品
-
- 冷凍食品
- 調理済み食材
- 生鮮野菜
- 加工肉製品
宅配・デリバリーサービス
- 概要
- 店舗外の顧客向けに迅速な宅配・ケータリングを実施。
- 競争力
- 独自の注文受付と配送網
- 顧客
-
- 都市部消費者
- 企業法人
- イベント企画会社
- 製品
-
- 宅配ハンバーガー
- ケータリング
- イベント向け出張サービス
商品開発・技術提供
- 概要
- モスの食のノウハウを活かした技術と商品開発を提供。
- 競争力
- ファストカジュアルに特化した技術力
- 顧客
-
- 関連企業
- 外部飲食店
- 食品製造業者
- 製品
-
- 新商品企画
- 品質管理技術
- 食材加工技術
環境・サステナビリティ事業
- 概要
- 環境保全と地域貢献を支援する各種活動を推進。
- 競争力
- 持続可能な地産地消チェーン構築
- 顧客
-
- 地域社会
- 環境保護団体
- サプライチェーン関係者
- 製品
-
- 環境負荷低減プログラム
- 地産地消推進
- 廃棄物削減対策
販売促進・マーケティング支援
- 概要
- 売上拡大を目的とした各種プロモーションサービスを展開。
- 競争力
- ブランド価値維持と顧客コミュニケーション
- 顧客
-
- フランチャイジー
- 広告代理店
- イベント運営会社
- 製品
-
- 顧客調査データ
- 広告企画・実施支援
- キャンペーン管理
人材育成・教育事業
- 概要
- 店舗品質向上と組織力強化に資する人材育成を支援。
- 競争力
- 経験豊富な指導ノウハウ
- 顧客
-
- 店舗スタッフ
- フランチャイズオーナー
- 管理職
- 製品
-
- 研修プログラム
- オンライン教育システム
- キャリア開発支援
ITシステム開発・運用支援
- 概要
- 店舗運営効率化を支援するITサービス群を提供。
- 競争力
- 多チャネル対応システム連携
- 顧客
-
- 店舗
- 事業本部
- フランチャイズ加盟店
- 製品
-
- POSシステム
- オンライン注文プラットフォーム
- 顧客管理システム
食の安全・衛生管理サービス
- 概要
- 食中毒防止や衛生レベル向上を目的とした管理支援。
- 競争力
- 高度な安全基準と教育体制
- 顧客
-
- 店舗
- 関連事業者
- 取引先
- 製品
-
- 衛生管理指導
- 品質検査
- 安全基準策定
物流サービス
- 概要
- 効率的で安全な店舗間物流サービスを展開。
- 競争力
- 一貫した温度管理体制
- 顧客
-
- 店舗
- フランチャイズ店
- 原材料供給業者
- 製品
-
- センター集中配送
- 需要予測管理
- 冷凍・冷蔵物流
プリペイドカード発行・管理
- 概要
- 顧客利便性向上と販促を目的とした決済サービスを提供。
- 競争力
- ブランド認知度を活かした顧客囲い込み
- 顧客
-
- 顧客
- 法人ギフト利用者
- 製品
-
- モスカード
- ギフトカード
- ポイントプログラム
海外事業展開支援
- 概要
- アジア中心に海外展開をサポートする事業活動。
- 競争力
- 現地パートナーとの強固な連携
- 顧客
-
- 海外フランチャイジー
- 合弁企業
- 現地法人
- 製品
-
- 店舗開発支援
- マーケットリサーチ
- 商品ローカライズ
競争優位性
強み
- 高品質・注文後調理のファストカジュアル
- 国内外での広範な店舗展開とフランチャイズ網
- 独自の食材調達と生産管理体制
- 植物由来パティ等の革新的商品開発力
- 強固なブランド知名度と顧客ロイヤルティ
- 安全・安心な食品提供への徹底したこだわり
- 多様な販売チャネル対応とITインフラ
- サステナビリティへの積極的な取り組み
- 海外での市場開拓経験とパートナーシップ
- 店舗内環境改善での顧客満足度向上
- 多様な新業態・商品ラインナップ
- 公衆無線LAN等顧客利便性設備の充実
- 効果的なマーケティングとキャンペーン実施
- 長年の食の安全管理ノウハウ蓄積
- 店内スタッフ向け教育と人材育成体制
競争上の優位性
- 日本人嗜好に合わせた高品質の注文後調理戦略
- フランチャイズ中心で安定的な店舗運営体制
- 植物由来ソイパティの導入による健康志向対応
- 台湾などアジア主要市場での優位な店舗網展開
- 自社農業法人と連携した食材の安定供給体制
- 強固なブランドイメージと長期的ファン形成
- 環境配慮型店舗運営と持続可能な食の提案
- POSシステムとキャッシュレス対応で利便性向上
- 多様な食文化に対応した商品ローカライズ力
- 豊富な販売チャネルと宅配対応による顧客接点強化
- 積極的なコラボレーション企画で話題性創出
- 店舗設備の改善による消費者体験の向上
- 新たな音楽レーベル事業でブランド価値拡大
- 教育充実と研修で店舗品質の均一化を図る
- 多様な飲食事業展開による収益基盤の多角化
脅威
- ファストフード激しい価格競争による収益圧迫
- 食中毒等の品質問題がブランドイメージに影響
- 中国市場での再進出失敗リスク
- 衛生管理や安全基準維持のコスト増加
- 海外特にアジアでのローカル競合激化
- 労働力不足による人件費上昇
- 原材料価格の高騰と為替変動リスク
- 消費者の健康志向変化に伴う商品開発負荷
- 法規制変更による販売・店舗運営制限
- 消費者の嗜好変化によるブランド離れ
- 競合企業のデジタル化・IT活用遅れへの懸念
- 自然災害などサプライチェーン被害リスク
イノベーション
2024: MOS RECORDSプロジェクト開始
- 概要
- 店舗スタッフのアーティストデビュー支援プロジェクトを全国展開。
- 影響
- スタッフのモチベーション向上とブランド認知拡大に貢献。
2023: テリヤキバーガー50周年記念イベント
- 概要
- 伝統の人気バーガーの周年を記念し、ブランド強化を図る。
- 影響
- ブランドファンの維持と購買促進に寄与。
2022: 新キャラクター『リルモス』導入
- 概要
- モッさんの後任として新しいキャラクターを公式起用。
- 影響
- 若年層へのブランド親和性強化に成功。
2020: MOS PLANT-BASED GREEN BURGER発売
- 概要
- 動物原料不使用の植物性バーガーを一部店舗で提供開始。
- 影響
- 健康志向・環境意識顧客獲得に成功。
2020: 国内全店舗全面禁煙化
- 概要
- 健康増進法改正に伴い全席禁煙を完了。
- 影響
- ファミリー層を中心に顧客満足度向上。
2020: 中国市場より6店舗閉店
- 概要
- 中国市場撤退に伴い全店舗を閉鎖し2度目の撤退実施。
- 影響
- リソースを国内外別地域に集中させる戦略転換。
2021: キャッシュレス決済強化
- 概要
- Kitaca、PASMO等交通系ICの決済対応を全国展開。
- 影響
- 顧客利便性向上と決済効率化を実現。
2023: 新POSシステム導入完了
- 概要
- 全店に新POSシステム導入し注文・決済の効率化を図る。
- 影響
- 販売管理と顧客体験の向上に寄与。
2021: ブランドコラボレーション拡大
- 概要
- モーニング娘。'23や日本テレビ番組とのコラボ展開。
- 影響
- 話題創出と若年層来店促進を目的として成功。
2022: 店舗LED看板全面切り替え
- 概要
- 全店に省エネLED看板導入完了し環境負荷低減を推進。
- 影響
- 店舗運営コスト削減と環境配慮イメージ向上に寄与。
サステナビリティ
- 全店舗での環境配慮型食器・包装材の導入
- 国内生産野菜利用による地産地消推進
- プラスチック使用削減とリサイクル推進
- 全店舗禁煙化による健康志向対応
- 環境負荷削減のためLED照明全面導入
- 農業生産法人活用の持続可能な原料調達
- 地域社会と連携した環境教育・啓発活動
- 持続可能な原材料調達基準の強化
- 食品ロス削減への積極的な取り組み
- 省エネルギー設備投資による店舗効率化
- 社員・スタッフ向けサステナビリティ研修
- 安全・安心な食の提供体制の徹底