壱番屋
基本情報
- 証券コード
- 7630
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1982年07月
- 上場年
- 2000年02月
- 公式サイト
- https://www.ichibanya.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 大戸屋ホールディングス, フジオフードグループ本社, WDI, ドトール・日レスホールディングス, ブロンコビリー, クリエイト・レストランツ・ホールディングス, サンマルクホールディングス, コメダ, コロワイド, SRSホールディングス, リンガハット, グルメ杵屋, 吉野家HD
概要
壱番屋は1982年設立のカレー専門チェーン大手で、日本国内外に多数店舗を持ち、多様なメニューと独立支援システムに特徴があります。
現状
壱番屋は2025年2月期に連結売上高約610億円、営業利益約49億円を計上し、国内外で約1,460店を展開しています。主力のカレーハウスCoCo壱番屋は日本最大級のカレー専門店チェーンで、辛さやトッピングの多様性により顧客支持を得ています。独自のブルームシステムにより店舗の多くが独立経営者により運営されており、ブランド価値の向上に寄与しています。海外ではアジア各地及び米国、インドなどに進出し、地域特性に合わせた展開を推進。M&Aによる新業態拡大も活発で、ラーメン店やジンギスカン店を傘下に加えています。デジタル決済や宅配サービスの拡充により利便性を高め、サステナビリティや地域貢献にも取り組んでいます。今後、海外展開の加速と新規事業多角化を戦略の柱とし、2030年までの成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業以来のブルームシステムは社員の独立支援として有名
- ココイチはギネス世界記録のカレーチェーンとして認定済み
- 辛さレベルは最大20辛まで選べ、特定の注意書きがある
- 店舗にある『とび辛スパイス』は追加辛味調整用の特徴的アイテム
- 創業者一族は会社敷地内に無料のゴルフ練習場を設置
- 宅配サービスは原付バイク中心でUberEats等にも対応
- 独立店経営者間でブランド遵守のための本部巡回が頻繁に行われる
- 過去に食品廃棄の不正転売事件があったが法的措置で解決
- 独自のテーマソング『ね!ココイチ!!』がかつて店内放送されていた
- 米津玄師が世界一美味しいカレーとして公言するほどのファン
隠れた関連
- ハウス食品グループの連結子会社で、原材料供給の強固な資本関係がある
- 独立支援ブルームシステムはフランチャイズとは異なりロイヤリティがない
- M&A戦略により飲食業態を増やし多角化を図る経営方針が鮮明
- 台湾、タイ、韓国など海外でも展開、地域特性を活かしたブランド戦略
- 地元愛知県の名古屋地下街にパン業態SPICE UP!を展開し新市場開拓
- カレーの大盛りチャレンジキャンペーンは残飯削減のため取りやめに
- 宅配専門店「ココイチエキスプレス」を設置し宅配強化を推進中
- 複数の有名アニメ・アイドルグループとコラボレーション実績がある
将来展望
成長ドライバー
- 国内外での新店舗開設および業態多角化
- 高付加価値メニュー開発と辛さの多様化
- 宅配・デジタルサービスの強化による顧客利便拡大
- グローバル市場の拡大とローカライズ戦略展開
- 持続可能な経営と環境配慮型店舗増設
- M&Aを通じた飲食業界の事業拡大
- フランチャイズ加盟店支援によるブランド強化
- 健康志向メニューや食の安全への対応強化
- IT活用による効率的店舗運営の推進
- 地域社会への貢献強化による企業イメージ向上
戦略目標
- 海外店舗数倍増によるグローバルブランド化
- 国内店舗のデジタルシフト完遂と宅配強化
- サステナビリティ目標達成による環境負荷50%削減
- M&A戦略による売上高増加および新規事業育成
- フランチャイズ独立支援制度の全国拡充
- 新業態開発による収益源多様化
- 地域密着型店舗によるコミュニティ連携強化
- 社員・加盟店従業員のスキルアッププログラム充実
- 健康志向・高付加価値メニュー拡充
- ブランド統一と顧客満足度の継続的向上
事業セグメント
フランチャイズ加盟店支援
- 概要
- フランチャイズ加盟店の運営を多角的に支援し、ブランドの一貫性を確保。
- 競争力
- 独自のブルーム独立支援制度を活用した店舗運営ノウハウ提供
- 顧客
-
- 個人事業主
- FCオーナー
- 地域経営層
- 製品
-
- 店舗経営サポート
- 人材教育プログラム
- 商品供給
- マーケティング支援
食品原材料供給
- 概要
- 店舗向けに高品質な原材料を安定供給し、味の均質化を実現。
- 競争力
- ハウス食品グループとの連携による調達力
- 顧客
-
- 直営店舗
- 加盟店舗
- 食品加工業者
- 製品
-
- カレールー
- 米
- トッピング素材
- 調味料
海外展開支援
- 概要
- 海外店舗の立ち上げから運営までの包括的サポートを提供。
- 競争力
- 地域特性を考慮したローカライズ戦略
- 顧客
-
- 海外フランチャイズパートナー
- 地域代理店
- 製品
-
- 店舗設計
- 現地調達支援
- 運営ノウハウ移転
新業態M&A事業
- 概要
- 買収した飲食業態の経営統合と事業多角化を推進。
- 競争力
- 飲食業界における豊富な運営経験
- 顧客
-
- 飲食店運営会社
- 投資家
- 製品
-
- 経営資源活用支援
- ブランド統合
- 事業再構築
デジタル化・決済サービス
- 概要
- 店舗と顧客の利便性向上を目的としたITソリューション提供。
- 競争力
- 先進的なキャッシュレス対応と宅配ネットワーク
- 顧客
-
- 全店舗
- 消費者
- 製品
-
- 電子マネー決済システム
- オンライン注文プラットフォーム
- 宅配連携システム
競争優位性
強み
- 圧倒的な店舗数とブランド認知度
- 多様なメニューと辛さ選択の自由度
- 独立支援ブルームシステムによる強固なフランチャイズネットワーク
- 海外展開で培ったローカライズ戦略
- 強力な親会社ハウス食品グループとの連携
- 宅配・デジタル対応の先進性
- 地域密着型の店舗運営
- 多角化による事業ポートフォリオの安定
- 豊富なM&A経験による事業拡大
- 徹底した接客マニュアルによる顧客満足向上
競争上の優位性
- 国内最大のカレー専門チェーンとしての市場支配力
- 独自ののれん分けによるオーナーシステムで高い店舗運営効率
- グローバルでのブランド認知と現地適応力
- ハウス食品グループとの強固な資本及び供給関係
- 宅配業務の全国展開と多チャンネル販売体制
- 豊富なメニュー選択肢で幅広い顧客ニーズに対応可能
- 積極的なM&Aによる新規事業育成能力
- 先進的なキャッシュレス決済整備
- 顧客からの高いリピート率とブランドロイヤルティ
- 地域社会との強い結びつきによるブランド支持
脅威
- 国内外の飲食業競争激化
- 原材料価格の変動リスク
- 労働力不足による人件費増加
- 海外展開に伴う文化・消費者嗜好の違い
- 食品安全問題によるブランドリスク
- 環境規制強化によるコスト増加
- 競合チェーン店の価格競争
- 社会的感染症拡大による外食市場縮小
- フランチャイズ店間の運営品質格差問題
- DX推進の遅れによる顧客サービス低下
イノベーション
2023: 辛さ最大20辛の導入
- 概要
- 従来の上限15辛から20辛へ辛さの上限を引き上げ、顧客ニーズに対応。
- 影響
- リピーター増加と話題性向上
2024: KOZOUラーメン店の子会社化
- 概要
- ラーメン業態への事業多角化を狙い、新規買収を実施。
- 影響
- メニュー多様化と新顧客層獲得
2023: 宅配強化とデジタル決済統合
- 概要
- 宅配サービスとキャッシュレス決済を全国展開し利便性を向上。
- 影響
- 注文増加と顧客満足度向上
2020: インド市場進出
- 概要
- ニューデリーへの1号店出店によりカレーの本場市場への挑戦を開始。
- 影響
- ブランドの国際的認知度向上
2020: M&Aによるジンギスカン店大黒商事子会社化
- 概要
- 北海道旭川のジンギスカン店買収で事業範囲拡大を図る。
- 影響
- 多角化による収益基盤強化
サステナビリティ
- 食品廃棄物削減の取り組み強化
- 環境負荷低減を目指した店舗設計
- 地域社会への積極的な貢献活動
- エネルギー効率の良い調理設備導入
- サプライチェーンの環境基準遵守