SRSホールディングス

基本情報

証券コード
8163
業種
小売業
業種詳細
飲食店
都道府県
大阪府
設立年
1968年08月
上場年
1984年03月
公式サイト
https://srs-holdings.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
大戸屋ホールディングス, フジオフード, WDI, ドトール・日レスホールディングス, ブロンコビリー, クリエイト・レストランツ・ホールディングス, サンマルクホールディングス, コロワイド, 壱番屋, グルメ杵屋, サガミHD

概要

SRSホールディングスは1968年創業の大阪府を地盤とする和食ファミリーレストランを中心に多様な飲食店を展開する持株会社です。

現状

SRSホールディングスは2025年3月期に連結売上高約675億円、連結従業員数1,384名で関西地方を中心に全国に店舗を展開しています。主力事業は和食ファミリーレストラン『和食さと』で、日本最大の和食チェーン店舗数を誇ります。近年は定食屋『宮本むなし』やそば店『家族亭』など多様な飲食業態を傘下にもち、積極的な業態転換や新業態開発も進めています。海外にもタイ、インドネシア、台湾で進出し、和食の普及に務めています。食品衛生や労働環境問題では課題があるものの、第三者委員会設置や改善措置に取り組んでいます。2022年以降は全店禁煙化や食べ放題メニュー投入など顧客サービスの向上を図り、環境や社会に配慮した持続可能な経営を模索中です。今後はデジタルトランスフォーメーション推進と業務効率化を進め、2030年に向けて国内外売上拡大を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 和食ファミリーレストラン『和食さと』は日本一の店舗数を誇る。
  • 創業当初は鍋料理と寿司を提供する店からスタートした。
  • 労働基準法違反問題で2017年に有罪判決を受けている。
  • 全国に多様な業態チェーンを展開し顧客層を拡大中。
  • 地域密着で独自の郊外型和食店開発を先駆けた。
  • 東南アジアにも現地法人を設立し海外事業を展開。
  • テレビ東京『カンブリア宮殿』に社長や会長が出演経験あり。
  • 禁煙化や食べ放題メニュー導入など顧客目線の改革を推進。

隠れた関連

  • かつ丼国内チェーンの『かつや』と業務提携した合弁会社を設立しブランド展開。
  • 京都・関西の和食文化を反映した独自メニューで地域差別化を図る。
  • 複数飲食業界大手の競合他社と並び業態リスク分散を実現。
  • 子会社を通じてファストフードや定食惣菜など多ジャンルに参入。

将来展望

成長ドライバー

  • 和食を中心とした健康志向メニューへの需要拡大。
  • 地方都市におけるファミリーレストランニーズ増加。
  • 国内外における食べ放題市場の成長と顧客獲得。
  • デジタル化による業務効率化とサービス向上。
  • 海外市場での和食人気と現地法人の拡充。
  • 多様な業態への事業拡大による収益基盤強化。
  • 高齢化社会に対応したシニア向け店舗戦略。
  • サステナビリティを重視した企業イメージの向上。
  • フランチャイズ展開による新店舗増加計画。
  • 食品安全基準強化によるブランド信頼性向上。

戦略目標

  • 国内和食チェーン店舗数をさらに20%増加。
  • 東南アジアを中心に海外売上比率を30%に拡大。
  • 全店舗における環境負荷低減施策の完全実施。
  • デジタルマーケティングとDXの全面展開。
  • 従業員満足度向上と人材定着率の改善目標。
  • 食品安全・衛生管理で業界最高水準を維持。
  • 多様な顧客層に対応した新メニュー開発強化。
  • 地方創生に貢献する地方出店を積極推進。
  • グループ全体の売上高1,000億円超を達成。
  • 社会的責任を果たすサステナブル経営の推進。

事業セグメント

飲食店舗運営支援

概要
チェーン店舗の運営支援や管理サービスを提供。
競争力
多様な業態展開によるノウハウ蓄積
顧客
  • 社内飲食店管理者
  • 外部飲食店運営者
  • フランチャイズ加盟店
  • 小売店オーナー
製品
  • 店舗マネジメント
  • 調理・提供ノウハウ
  • 食材供給支援
  • ブランド展開支援

原材料・商品物流

概要
食品原材料の物流・保管サービスを提供。
競争力
高品質物流体制と自社倉庫展開
顧客
  • グループ店舗
  • 外食企業
  • 食品加工会社
  • 小売業者
製品
  • 商品物流管理
  • 食材配送
  • 倉庫保管
  • 品質管理

食品製造・加工アウトソーシング

概要
食品企業向けに加工製造を請負うBtoBサービス。
競争力
ISO9001取得工場の品質管理
顧客
  • 飲食チェーン
  • 食品メーカー
  • 冷凍食品事業者
  • 惣菜製造会社
製品
  • 加工食品製造
  • 冷凍調理品
  • 惣菜製造
  • 品質管理

業態開発・新規出店コンサルティング

概要
外食企業の新業態開発・出店支援サービス。
競争力
豊富な店舗展開実績と市場分析力
顧客
  • 外食企業
  • 飲食フランチャイズ企業
  • 地方自治体
  • 商業施設管理者
製品
  • 業態企画開発
  • 店舗設計
  • 地域市場調査
  • マーケティング支援

海外展開支援

概要
東南アジアを中心にした飲食店海外展開支援。
競争力
タイ・インドネシア・台湾現地法人保有
顧客
  • 海外外食企業
  • 国内飲食企業の海外展開部門
  • 海外不動産事業者
  • 海外投資家
製品
  • 海外店舗運営
  • 現地法人設立支援
  • 市場調査
  • 現地食材調達

競争優位性

強み

  • 和食に特化した幅広い飲食業態展開
  • 関西圏を中心に強固な店舗ネットワーク保有
  • 高比率の自社物件による不動産安定性
  • 多様なブランドと業態でのリスク分散
  • 積極的な食べ放題メニュー開発力
  • 東南アジアへの戦略的な海外展開
  • グループ内での物流・製造体制の統合
  • 禁煙化など顧客ニーズに即応した施策
  • グループ子会社による多角的運営体制
  • デジタル推進とDXによる業務効率化

競争上の優位性

  • 和食を中心に全国で最大規模のファミリーレストラン展開
  • 多様な飲食業態により顧客層を幅広くカバー
  • 自社物件比率が高く安定的な店舗運営が可能
  • 地方都市から都市圏までバランスの良い店舗網
  • 海外現地法人保有により市場拡大の実現力
  • グループ間での食材調達・物流効率化によるコスト競争力
  • 長年培った食文化と地域密着のブランド価値
  • 迅速な新業態導入とメニュー刷新能力
  • 子会社による多様な運営ノウハウの活用
  • 一定の市場認知とファン層の獲得による集客力

脅威

  • 労働基準法違反問題による社会的信用低下
  • 食品衛生問題の発生リスクとブランド影響
  • 激しい外食業界での価格競争と人材確保難
  • 国内人口減少による市場縮小傾向
  • 衛生管理・労働環境改善コストの増加
  • 新型コロナウイルスなど感染症による客足減少
  • 消費者嗜好の多様化と競合の業態多様化
  • 海外進出地域の政治・経済リスク
  • デジタル化遅延による競争力低下
  • 規制強化による事業運営上の制約増大

イノベーション

2022: 和食さと 全店での食べ放題『さと式焼肉』販売開始

概要
全店舗にて新たな食べ放題メニューを導入し顧客満足度を向上。
影響
客単価増加と来店回数アップに寄与

2023: デジタルトランスフォーメーション推進強化

概要
店舗運営の効率化と顧客分析に向けたITシステムを導入。
影響
業務効率化とマーケティング精度向上

2021: グループ全店禁煙化の実施

概要
健康志向に応えた全面禁煙化を推進して店舗環境を改善。
影響
顧客層拡大と企業イメージ向上に貢献

2020: 新規子会社取得による事業多角化

概要
食品惣菜や唐揚げチェーンを傘下に収め業態を拡充。
影響
売上基盤の安定化と新規顧客獲得に寄与

サステナビリティ

  • グループ全店禁煙化の実施による健康配慮
  • 食材の安全・品質管理強化
  • 廃棄物削減に向けた店舗運営改善
  • 地元地域との連携による食文化振興支援
  • 従業員の労働環境改善に向けた施策の継続