リンガーハット
基本情報
- 証券コード
- 8200
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1964年03月
- 上場年
- 1985年10月
- 公式サイト
- https://www.ringerhut.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ガーデン, イートアンド, 丸千代山岡家, 力の源ホールディングス, 魁力屋, 幸楽苑, ハイデイ日高, 壱番屋, ギフトホールディングス, 松屋フーズ, 王将フードサービス, ハチバン
概要
リンガーハットは1964年設立の外食産業持株会社で、ちゃんぽんを軸に全国展開する国内有数の飲食チェーンです。
現状
リンガーハットは2020年度に連結売上高約459億円を計上しており、北部九州を基盤に長崎ちゃんぽんを中心とした外食チェーン展開を行っています。主力の長崎ちゃんぽん事業は国内約600店舗を展開し、とんかつ専門店の濵かつも100店規模で運営。近年はショッピングセンターのフードコートへ積極的に出店し、野菜の国産化など品質向上を推進しています。持続可能性にも配慮し、地産地消や工場直結の食材提供体制を強化。国内未出店エリアの拡大と海外展開も継続的に進め、2024年には創業1号店本店を長崎駅ビルに移転するなどリブランディングを推進中。デジタル決済導入やフランチャイズモデルの最適化を通じて収益と顧客利便性向上を目指しています。財務面では安定した利益体質構築に注力し、新規投資や既存店リニューアルに積極的に取り組んでいます。
豆知識
興味深い事実
- ちゃんぽんメニューは国産野菜のみを使用する先駆的ブランド。
- ちゃんぽん1号店は1977年開店、50年以上の歴史を持つ。
- とんかつ濵かつ本店は日本最古のとんかつチェーンとして知られる。
- 全国で唯一、両ブランドが同一敷地に並ぶ店舗が存在する。
- 海外展開は直営でなくフランチャイズモデルを活用。
- 国内外で多様な決済手段を早期に導入し利便性を高めた。
- アメリカ・カリフォルニア州に現地レストランを運営中。
- 地元長崎の伝統料理を和食ブランドで継承している。
隠れた関連
- 創業者の名字に由来し社名は英国実業家リンガー氏の名を採用。
- 地元V・ファーレン長崎の公式スポンサーとして地域貢献。
- リンガーハットの子会社が漬物製造を手掛ける珍しい業態融合。
- 北陸・中京・近畿方面は幸楽苑の工場撤退後にリンガーハット工場が供給網を拡大。
- LINE Payや楽天ペイなど多様なデジタル決済提供に積極的。
- 子会社リンガーフーズは店舗向け冷凍食品も生産、安定供給を実現。
- 長崎ちゃんぽん発祥の地として地域ブランドとしての地位を確立。
- ファーストフード業界における野菜国産化先駆け企業として評価される。
将来展望
成長ドライバー
- 国内フードコート市場の拡大と出店機会増
- 健康志向の高まりによる野菜メニュー需要増加
- デジタル化推進による顧客利便性向上
- 海外フランチャイズ展開の拡大による収益多様化
- 地産地消およびサステナビリティ対応の強化
- 高齢化社会に適応したメニュー開発
- 物流サプライチェーンの効率化
- 新規店舗フォーマットの開発と展開
- ECチャネルの活用とテイクアウト需要増
- 地方都市への出店強化による市場拡大
- 労働環境改善による人材確保と定着
- ブランド強化キャンペーンによる顧客基盤拡大
戦略目標
- 国内外にて店舗数1000店超えの達成
- 野菜100%国産使用の継続と商品開発
- 環境負荷削減による持続可能な経営確立
- DX推進による業務効率化と顧客体験向上
- 海外主要都市でのブランド認知度向上
- 売上規模600億円以上の達成
- 地域社会と連携したCSR活動の深化
- 人材多様性と働きがいの向上
- 新規健康志向メニューの開発・定着
- デジタル決済100%対応への完全移行
事業セグメント
外食チェーン向け食材供給
- 概要
- 外食産業向けに安全で高品質な食材を加工・供給し、店舗運営を支える事業。
- 競争力
- 自社工場での一貫生産体制
- 顧客
-
- 自社店舗
- フランチャイズ加盟店
- 外食産業・飲食チェーン
- デリバリー業者
- 製品
-
- 国産野菜加工品
- 冷凍餃子
- 麺類
- 特製スープ
- とんかつ用肉材
- 惣菜用原料
商品開発・販促支援
- 概要
- 顧客販路の拡大と売上向上を支援するサービス事業を展開。
- 競争力
- 市場ニーズに即応した迅速な企画力
- 顧客
-
- 流通・小売店
- 食品メーカー
- 広告代理店
- 製品
-
- 商品企画支援
- 販促物制作
- 店舗メンテナンス
- 販促キャンペーン企画
競争優位性
強み
- 長崎ちゃんぽんの高いブランド認知
- 全国に広がる安定した店舗網
- 自社工場による高品質食材供給
- 豊富なメニューと商品開発力
- 積極的なデジタル決済導入
- 地域密着型のマーケティング
- 多角的な外食ブランド展開
- フードコート出店戦略の成功
- 国産野菜100%使用の安全性
- 強固な物流とサプライチェーン
競争上の優位性
- 全国主要都市でのフードコート優位性
- 直営・フランチャイズ両面での市場展開力
- 外食業界における野菜国産100%の先行者
- 独自の一貫生産体制による品質管理能力
- 供給チェーンの効率化によるコスト競争力
- 継続したブランド刷新による顧客支持
- 多ブランド展開で幅広い顧客層を獲得
- 海外展開のフランチャイズモデル採用
- 地域限定メニュー開発による差別化
- QRコード決済対応による顧客利便性向上
脅威
- 国内外食市場の競争激化
- 原材料価格の上昇リスク
- 人口減少による市場縮小
- COVID-19等の感染症影響リスク
- フランチャイズ店の品質管理課題
- 海外店舗の現地規制不透明性
- 外食チェーンの労働力不足
- 消費者嗜好の変化による影響
- 新規参入ブランドの増加
- 食の安全問題による信用低下
イノベーション
2022: 店舗デジタル決済インフラ拡大
- 概要
- 全国店舗でのQRコード決済導入を加速し、顧客利便性を向上。
- 影響
- 非接触決済率70%超を達成
2023: 新工場建設・設備投資拡充
- 概要
- 佐賀工場の最新設備導入による生産効率向上。
- 影響
- 生産能力20%増加
2024: 健康志向メニュー開発強化
- 概要
- 野菜増量と低カロリー商品を開発、顧客層の拡充を狙う。
- 影響
- 売上の10%が新メニューに牽引
2024: フードコート専用店舗新設
- 概要
- ショッピングセンター向け効率的店舗形態を構築。
- 影響
- 出店速度が従来の2倍に拡大
サステナビリティ
- 国産野菜100%使用の継続推進
- 店舗における食品ロス削減施策実施
- 環境負荷低減のための包装資材見直し
- 地域農家との連携による地産地消促進
- 従業員の働きやすさ向上を目指す労働環境整備