幸楽苑ホールディングス

基本情報

証券コード
7554
業種
小売業
業種詳細
飲食店
都道府県
福島県
設立年
1970年11月
上場年
1997年09月
公式サイト
https://www.kourakuen.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
ガーデン, イートアンド, 丸千代山岡家, 力の源ホールディングス, 魁力屋, カッパクリエ, ハイデイ日高, リンガハット, ギフトホールディングス, 王将フードサービス, ハチバン

概要

1970年創業の幸楽苑は、低価格を武器に東北・関東中心にチェーン展開するラーメン小売業の主要企業です。

現状

幸楽苑ホールディングスは2025年3月期に単独売上高188.43億円、純利益7.99億円を計上しています。主力のラーメンチェーンは東北地方を基盤とし、関東・甲信越・静岡県へドミナント戦略で展開。近年は業態転換や店舗閉鎖を加速させ、収益重視の経営へシフトしています。海外展開はタイに進出後撤退し、現地企業とのフランチャイズ契約で2店舗運営。2017年からはいきなり!ステーキ等他業態への参入も進めています。2016年の指混入事故はブランドイメージに痛手を与えましたが、改善策や新店舗展開を進めて回復傾向。2024年には純粋持株会社体制を解消し再び株式会社幸楽苑へ商号変更。今後は店舗運営効率化と新たな事業展開で持続的成長を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • 低価格中華そば290円時代は集客に成功し一時代を築く
  • 2016年『指混入ラーメン』事件が社会的に大きな話題に
  • 福島県発祥の老舗ラーメンチェーンで創業70年以上
  • 『半ちゃんラーメン』は麻雀用語由来の商標登録
  • 2017年より飲食業界の新業態に積極参入
  • 幸楽苑は東北地方でのラーメン店として高いシェアを持つ
  • 積極的な店舗の閉店・入れ替えで収益性改善を行う
  • 店舗サポート部を店舗運営部に改称し組織刷新
  • 顧客向けに夏季限定の冷し中華やつけめんを提供
  • 地域イベントとして福島県民の日に餃子無料券配布

隠れた関連

  • いきなり!ステーキや焼肉ライクなど異業態のフランチャイズを展開
  • 創業者新井田家が長年経営に深く関与
  • 北海道や近畿、中部地方からは撤退し東北を中心に再構築
  • 日高屋運営のハイデイ日高と市場競争が激化
  • フライングガーデンとのパッケージライセンス契約も締結
  • 静岡県清水区の店舗で起きた指混入事件は消費者に大きな衝撃
  • 新商品開発や価格転換は業績回復の鍵となっている
  • 2024年にEC通販事業から撤退し、店舗運営に専念

将来展望

成長ドライバー

  • 地域に根ざしたドミナント戦略による収益安定化
  • 新業態フランチャイズによる収益多様化
  • 顧客の安全安心志向に応える衛生管理強化
  • 業態転換による店舗収益力向上
  • デジタル活用とメニュー最適化で顧客満足度向上

戦略目標

  • 全国的な多業態展開による収益基盤の強化
  • ブランド力回復と顧客信頼の構築
  • サステナブルな店舗運営の実現
  • 地域社会との共生と社会的責任の推進
  • 新業態事業の売上比率30%以上達成

事業セグメント

フランチャイズ事業

概要
加盟店へのブランド提供と運営サポートを行う。
競争力
チェーン運営ノウハウと地域密着戦略
顧客
  • 個人投資家
  • 外食企業
  • 地域事業者
製品
  • ブランド使用権
  • 店舗運営ノウハウ
  • メニュー供給

食材製造・供給

概要
自社製造工場で製麺や食材を安定供給。
競争力
自社一貫生産システム
顧客
  • 直営店舗
  • フランチャイズ店
  • 外食業者
製品
  • 麺類
  • 冷凍餃子
  • スープ・調味料

新業態フランチャイズ展開

概要
いきなり!ステーキや焼肉ライク等のフランチャイズ契約を展開。
競争力
多業態FC運営の経験とノウハウ
顧客
  • 飲食チェーン
  • 個人事業主
製品
  • 業態ブランド
  • 店舗企画支援

競争優位性

強み

  • 低価格で幅広い顧客層に対応
  • 東北・関東での強固な店舗網
  • 持株会社からの再編による効率運営
  • 長年のチェーン運営ノウハウ
  • 多業態展開でリスク分散

競争上の優位性

  • 地域密着のドミナント戦略を推進
  • 直営とフランチャイズのバランス経営
  • 多種の飲食業態への展開による成長可能性
  • 価格帯転換による収益改善努力
  • 自社製造工場による安定供給体制

脅威

  • 外食市場の激しい競争
  • 過去のブランドイメージ低下リスク
  • 人口減少地域での市場縮小
  • 食品衛生事故による信頼損失
  • COVID-19などの社会情勢影響

イノベーション

2024: 純粋持株会社体制の解消と商号変更

概要
持株会社体制を解消し、再び株式会社幸楽苑に商号変更。
影響
組織効率と経営資源の集中を実現。

2023: ラジオ番組『幸楽苑スピリット』開始

概要
地域密着型のブランドプロモーションとしてラジオ番組を開始。
影響
地域認知度向上と顧客ファン形成に寄与。

2020: 収益重視型経営シフトによる店舗閉店・業態転換

概要
51店舗を閉店、業態転換で収益拡大狙う戦略を推進。
影響
収益構造の改善と選択と集中を実現。

2021: フランチャイズ多業態展開強化

概要
いきなり!ステーキや焼肉ライク等とFC契約を拡大。
影響
新規事業領域での売上増加を図る。

サステナビリティ

  • 食品衛生管理の強化
  • 社員教育と安全意識向上の推進
  • 地域社会との連携活動の拡充
  • 店舗運営の効率化による環境負荷削減
  • 地元産食材の活用促進