杉本商事
基本情報
- 証券コード
- 9932
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 建材・電気機械・金属卸
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1938年01月
- 上場年
- 1992年11月
- 公式サイト
- https://www.sugi-net.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- MARUWA, UMCエレ, ティラド, NaITO, トルク, トラスコ中山, 植松商会
概要
杉本商事は1938年創業の大阪府を拠点とする機械工具専門の卸売企業で、国内市場向けに高精度測定器具を中心に幅広い産業用機械を安定供給しています。
現状
杉本商事は2025年3月期に連結売上高約495億円、営業利益約24億円を計上し、無借金経営を継続しています。主力の機械工具卸売業では精密測定器具や空圧・油圧器具が強みで、国内中堅企業との取引が中心です。近年は理系人材の採用拡大や営業拠点の拡充によるサービス力向上に努めています。2023年には舞洲の野球場命名権を取得し地域貢献に注力。時間外勤務手当請求問題を経て、コンプライアンス強化や従業員待遇改善を推進しています。海外取引は限定的ながら、国内市場での優位性確保と技術提案力の強化を戦略としています。今後はDX活用による業務効率化と新規顧客開拓に注力し、持続的成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1921年の杉本四郎商店に遡る歴史ある企業。
- 2013年以降、理系出身者の採用を積極的に行っている。
- 大阪証券取引所と東京証券取引所の両方で1部上場経験あり。
- 舞洲バファローズスタジアムの命名権を取得し地域貢献に注力。
- 無借金経営を長年維持し安定した財務基盤を保有。
- 従業員表彰制度を設け優秀者を積極的に表彰。
- 従業員の内部告発を推奨するコンプライアンス体制が特徴。
- 長年にわたり工作機械工具の卸売を専門に展開。
- 工場自動化支援のため省力化機器にも注力している。
- 時間外勤務手当の請求訴訟で注目を集めた経緯がある。
- 関連会社に兵庫県尼崎市の株式会社スギモトが存在。
- 国内企業との取引が主で海外取引は限定的。
- 創業から90年以上続く老舗企業である。
- 本社を中心に大阪市西区に立地している。
- 精密測定器具販売に強みを持つ中堅卸売企業。
隠れた関連
- 地元大阪の製造業界と強固な取引関係を築き地域産業を支える存在。
- 舞洲バファローズスタジアムの命名権取得を通じ地域スポーツ振興に寄与。
- 理系採用強化により技術商社への転換を図る動きがある。
- 無借金経営体制は取引先との信用向上に寄与している。
- 工具修理・校正サービスにより顧客の製品寿命延伸を支援。
- 時間外勤務手当請求問題が労働環境改善の契機となった。
- 関連会社との連携で兵庫県尼崎市にも営業基盤を拡大。
- 多数の中堅製造業顧客を通じて産業全体の改善に貢献している。
将来展望
成長ドライバー
- 国内製造業の高品質機械工具需要の継続。
- 省力化・自動化機器の普及加速による販売拡大。
- 理系技術者採用による技術提案力強化。
- 地域貢献活動によるブランド認知度向上。
- DX推進による営業効率とサービス向上。
- 働き方改革による従業員満足度向上。
- 工具修理・校正サービスによる顧客囲い込み。
- 中堅製造業の設備更新・維持需要。
- 販売チャネル多様化による新規顧客開拓。
- 付加価値の高い製品・サービス開発。
- 環境対応製品の取扱い強化。
- 持続可能な無借金経営の継続。
戦略目標
- 営業利益率の安定的な向上を実現する。
- 機械工具省力化機器分野の市場シェア拡大。
- 理系社員比率50%以上を達成し技術力強化。
- DX化率90%以上を達成し業務効率改善。
- 地域社会との結びつきを強化しブランド力向上。
- 工具修理・校正サービスの提供拡大。
- 販売チャネルを拡充し顧客接点を多様化。
- サステナビリティ活動を全社的に推進する。
- 新規市場(医療・環境機器等)での取引拡大。
- 無借金経営の継続と自己資本比率の増加。
事業セグメント
製造業向け機械工具卸売
- 概要
- 製造業の生産工程を支える高精度機械工具及び省力化設備の卸売販売を専門に実施。
- 競争力
- 国内多数の中堅企業に強固な取引基盤と技術提案力を有す。
- 顧客
-
- 自動車部品メーカー
- 電子機器製造業
- 産業機械メーカー
- 精密機器メーカー
- 食品機械製造業
- 製品
-
- 精密測定器具
- 工作用業務用工具
- 空圧・油圧機器
- 産業用配管部品
- 省力化機械
建築土木向け機械工具供給
- 概要
- 建設及び土木現場に機械工具と関連部材を安定供給し安全対策用品を推進。
- 競争力
- 長年の業界実績による信頼性と迅速な納品体制。
- 顧客
-
- 建設工事会社
- 土木工事業社
- 設備工事業者
- 製品
-
- 作業工具
- 配管機材
- 安全用具
メンテナンス・保守用機器販売
- 概要
- 工場や設備の保守・点検に不可欠な工具と検査機器の提供。
- 競争力
- 保守現場のニーズに即応できるサービス体制。
- 顧客
-
- 設備保守会社
- 工場メンテナンス部門
- 製品
-
- 修理工具
- 校正用測定機器
- 作業改善機器
管工機材卸売
- 概要
- 産業用空圧・油圧配管材料と関連部品の卸売を専門展開。
- 競争力
- 高品質部材の安定供給と技術的アドバイス。
- 顧客
-
- 配管工事業者
- 設備工事会社
- 製品
-
- 空圧配管部材
- 油圧配管部材
- バルブ類
産業用省力化機器販売
- 概要
- 工場の生産効率化を支援する省力化機器の卸売販売。
- 競争力
- カスタマイズ対応による最適提案。
- 顧客
-
- 工場自動化企業
- 産業機械メーカー
- 製品
-
- 自動搬送装置
- ロボットアーム
- 省力化システム
作業安全用品供給
- 概要
- 作業現場の安全確保に必要な保護具や安全用品の提供。
- 競争力
- 多品目の品揃えと迅速配送体制。
- 顧客
-
- 製造現場
- 建設現場
- 製品
-
- 安全ヘルメット
- 保護メガネ
- 安全手袋
工具修理・校正サービス
- 概要
- 工具の修理および精密機器の校正サービスを提供。
- 競争力
- 工場稼働率向上に貢献する迅速対応。
- 顧客
-
- 製造業
- 検査機関
- 製品
-
- 工具修理
- 校正業務
競争優位性
強み
- 高精度測定器具の販売に強み
- 無借金経営の堅実な財務基盤
- 国内中堅企業との安定取引基盤
- 幅広い機械工具製品群
- 充実した顧客サービス体制
- 長年の業界経験と信頼
- 地域密着型の営業展開
- 理系技術者の積極採用
- コンプライアンス遵守の強化
- 充実した修理と校正サービス
- 効率的な物流ネットワーク
- 独自ブランド製品の展開
- ワンストップソリューション提供
- 営業拠点の拡充
- 技術提案力の高さ
競争上の優位性
- 国内市場向け高精度機械工具の専業卸売企業として確固たる地位
- 無借金経営で金融リスクを低減し安定成長を実現
- 精密測定器具に特化した専門的知見と技術サポート提供
- 迅速かつ親密な顧客対応で信頼関係を構築
- 理系人材増員で技術力向上とサービス品質アップを推進
- 豊富な商品品揃えで顧客ニーズに柔軟対応可能
- 地域密着の営業戦略で迅速な納品体制を保持
- 工具修理・校正サービスにより顧客機器の長期使用をサポート
- 舞洲バファローズスタジアム命名権取得による地域ブランド力強化
- 時間外勤務手当請求問題後のコンプライアンス意識向上で企業信用増大
- 多業界への製品提供で収益基盤の分散化を図る
脅威
- 国内製造業の設備投資減少による需要縮小リスク
- 競合大手商社による価格競争の激化
- 製品の海外調達依存による為替変動リスク
- 工場自動化の進展による機械仕様多様化への適応課題
- 労働市場の人材獲得競争激化
- 環境規制強化による製品適合コスト増加
- 国内市場の縮小に伴う成長鈍化リスク
- デジタル化遅延による競争力低下
- 不祥事の再発リスクによる企業イメージ悪化
- 新技術への投資遅れによる競合優位性喪失
- 原材料価格上昇による利益圧迫
- 取引先企業の倒産リスク
イノベーション
2023: デジタル営業システム導入
- 概要
- 営業支援にデジタルツールを導入し顧客対応の効率化を図った。
- 影響
- 営業効率15%向上、顧客満足度改善
2023: 舞洲バファローズスタジアム命名権取得
- 概要
- 地域貢献とブランド認知向上のため、舞洲の野球場命名権を取得した。
- 影響
- 地域でのブランド認知度向上
2022: 理系人材採用強化プログラム開始
- 概要
- 理系技術者の積極採用と育成プログラムを開始し技術力向上を目指した。
- 影響
- 技術サポート体制強化、製品知識向上
2021: 工具修理・校正サービス体制刷新
- 概要
- 修理・校正サービスを拡充し顧客機器の長期使用を支援開始。
- 影響
- 顧客維持率向上、サービス収益増加
2020: 製品在庫管理システムのデジタル化
- 概要
- 在庫管理にIoT技術を導入し効率化と誤出荷防止に成功。
- 影響
- 在庫回転率20%改善
サステナビリティ
- 地域社会へのスポーツ支援活動
- 職場環境の改善と従業員満足度向上
- 廃棄物削減による環境負荷軽減
- リモートワーク環境の整備促進
- 安全作業教育の徹底による労働災害削減
- 無借金経営を通じた健全な財務運営
- 資源効率向上のための製品供給最適化
- 取引先との協業による環境対応製品展開
- 省エネ型設備の導入拡大
- 透明性の高いコンプライアンス体制構築
- 包括的なリスク管理制度の推進
- 多様性尊重の人材採用と育成