ホクリヨウ

基本情報

証券コード
1384
業種
水産・農林業
業種詳細
食品製造
都道府県
北海道
設立年
1949年05月
上場年
2015年02月
公式サイト
https://www.hokuryo.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
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他の会社
秋川牧園, アクシーズ, 日本ハム, 福留ハム, エスフーズ, 柿安本店, 伊藤ハム米久ホールディングス, イフジ産業, 特殊電極, NCS&A

概要

ホクリヨウは1949年創業の北海道拠点の鶏卵生産販売企業で、北海道内で約5割の市場シェアを持つ業界リーダーです。

現状

ホクリヨウは2024年3月期に単体売上高189億円、営業利益22億円を計上し、強固な財務基盤を維持しています。主力事業である鶏卵の生産販売では北海道内市場の約50%を占め、小売店と直接取引する独自の販売網を持ちます。1960年代以降、多数の農場とGP工場を整備し、生産効率や品質管理を強化。ISO22000やFSSC22000の認証取得を進め、食品安全体制も充実。近年は平飼い卵等の新商品開発や加工分野への進出を図り、顧客基盤を拡大しています。環境負荷低減やトレーサビリティシステム導入などサステナビリティへの対応も推進中です。子会社吸収合併や海外(香港)向け鶏卵輸出を通じて事業基盤の多角化を目指しており、今後も生産体制強化と市場開拓を戦略の柱としています。

豆知識

興味深い事実

  • 北海道内市場で約50%の鶏卵シェアを維持している
  • 1964年に広島畜産センターを札幌農場に改称し養鶏事業を強化
  • トレーサビリティシステムの導入を2005年に開始
  • ISO22000・FSSC22000食品安全認証を複数工場で取得済み
  • 平飼い卵商品を2018年に発売し動物福祉に配慮
  • 香港向け鶏卵の輸出を2021年よりスタート
  • J-GAP認証農場を積極的に増やし品質管理を徹底
  • 過去に飼料製造事業から撤退し鶏卵生産に特化している
  • 株式会社ココリコが大株主として42%以上を保有
  • 複数の関連農場を合併・吸収し経営の合理化を推進
  • 地元の農業団体や行政と密接な連携を図っている
  • 食肉販売部門をエスフーズに譲渡し事業再編を実施
  • 福祉施設や病院向けの給食事業向け商品も供給
  • 環境負荷軽減のため省エネ設備を導入している
  • 地域社会への貢献活動に長年取り組んでいる

隠れた関連

  • 大株主の株式会社ココリコは地元金融機関系の資本関係で安定株主
  • 同業のエスフーズや伊藤ハム米久HDと一部取引や業務連携も存在
  • 北海道各地の自治体と連携し地域活性化イベントに協賛
  • 生産農場の一部で環境保全型農業を地域NPOと共同実施
  • 北海道糧食時代から続く伝統的な養鶏技術とノウハウを保有
  • 食品安全認証体系は海外市場進出のため国際基準にも準拠
  • 旧株式会社北見ポートリー等複数子会社を吸収合併で統合整備
  • 取り扱う加工卵製品は国内大手製菓・製パンメーカーにも供給

将来展望

成長ドライバー

  • 北海道内の高品質鶏卵需要増加
  • 加工卵製品の業務用市場拡大
  • 海外輸出市場の開拓と成長
  • 消費者の健康志向・安全志向の高まり
  • サステナブル養鶏への取り組み強化
  • 食品トレーサビリティ強化による信頼向上
  • 新商品開発による市場ニーズ対応力向上
  • 直販・EC販売チャネルの拡大
  • 地域協働によるブランド価値向上
  • ISO・J-GAP認証拡大による競争力強化
  • 労働生産性向上と生産技術革新
  • 環境負荷低減策の推進

戦略目標

  • 北海道内市場シェア55%以上の維持拡大
  • 加工卵製品売上高を現在の1.5倍に拡大
  • カーボンニュートラルな生産体制の構築
  • 海外輸出比率20%以上を目標達成
  • 従業員の多様性と働き方改革推進
  • 先端技術活用による生産効率20%向上
  • 製品トレーサビリティと食品安全最高水準達成
  • 平飼い卵・エシカル商品群の売上比率拡大
  • 地域社会と連携した持続可能な農業支援強化
  • 顧客ニーズに適応した新ブランド展開

事業セグメント

鶏卵卸売

概要
鶏卵及び加工卵製品を幅広い業務用顧客へ安定供給。
競争力
北海道内直接販売網と品質管理の徹底
顧客
  • スーパーマーケット
  • 量販店
  • 飲食チェーン
  • 食品加工業者
  • 卸売業者
  • 外食企業
  • 給食事業者
  • ホテル
  • 小売店
  • コンビニエンスストア
製品
  • 生卵
  • 液卵
  • 割卵パック
  • 卵黄ペースト
  • 卵白濃縮液

加工卵原料供給

概要
食品加工用卵原料の安定供給と品質保証。
競争力
高度な衛生管理体制と顧客ニーズ対応
顧客
  • 加工食品メーカー
  • 製菓業者
  • 製パン業者
  • 冷凍食品メーカー
  • 畜産加工業者
製品
  • 液卵加工原料
  • 卵黄製品
  • 卵白製品

養鶏飼料販売支援

概要
生産効率向上を支える飼料資材の提供とサポート。
競争力
北海道地域密着の長年の実績
顧客
  • 地元養鶏業者
  • 農業法人
  • 畜産業協同組合
製品
  • 配合飼料
  • 飼料添加剤

競争優位性

強み

  • 北海道内市場シェア約50%
  • 直営農場と複数GP工場の生産体制
  • 食品安全認証取得による品質管理
  • 小売店と直接取引する販売ネットワーク
  • 長年の地域密着経営と信頼関係
  • 多様な鶏卵ブランド展開
  • 安定した財務基盤
  • 豊富な業務用取引実績
  • 徹底したトレーサビリティシステム
  • 環境配慮型飼育方法の導入
  • 子会社吸収合併による事業統合
  • 海外(香港)輸出開始
  • 食品加工分野への積極展開
  • 獲得したJ-GAP認証農場多数
  • 高い従業員定着率と技術継承

競争上の優位性

  • 北海道内最大の鶏卵生産販売企業としてのブランド力
  • 直営農場と効率的なグレーディング工場ネットワークの融合
  • ISO22000、FSSC22000認証を取得した食品安全管理体制
  • 多様な製品ブランドで幅広い消費者ニーズに対応可能
  • 小売店との直接取引による高い市場情報収集力
  • 徹底したトレーサビリティで消費者信頼を確保
  • 地域密着型経営で地元農家や自治体と強固な関係構築
  • 加工分野への進出でビジネス多角化を推進
  • 養鶏技術と衛生管理の高度化で競合他社との差別化
  • 事業統合による効率的な生産・販売体制確立
  • 持続可能な飼育方針で消費者の環境配慮要求に応える
  • 独自ブランド戦略により安定的な顧客基盤を構築
  • 野菜や健康食品とのコラボ商品展開の可能性
  • 北海道以外への販路拡大を進行中
  • 従業員教育・技術ノウハウ継承に注力

脅威

  • 鶏卵市場の価格変動リスク
  • 鳥インフルエンザなど感染症発生による生産停止リスク
  • 競合他社の低価格戦略の圧力
  • 飼料価格高騰によるコスト上昇
  • 北海道地域の労働力不足と人件費増
  • 消費者の健康志向や食習慣の変化
  • 自然災害による農場被害リスク
  • 規制強化による経営負担増加可能性
  • 海外輸出拡大の為替リスク
  • 食品安全問題発生時のブランド毀損
  • 新規参入企業による市場競争激化
  • 気候変動による農地環境の影響

イノベーション

2022: 千歳化製工場新築

概要
千歳市に最新設備の化製工場を新築し生産効率を向上。
影響
生産能力15%向上、品質管理強化

2021: 香港向け鶏卵輸出開始

概要
海外市場拡大のため、香港への鶏卵輸出事業を開始。
影響
新規売上高年間数億円規模の獲得

2020: 多賀城GP工場でFSSC22000認証取得

概要
食品安全システムの国際認証を取得し信頼性向上。
影響
顧客からの評価向上と品質保証体制強化

2020: トレーサビリティシステム強化

概要
鶏卵の追跡管理システムを導入し安全性改善。
影響
消費者信頼度の向上とリコール対応迅速化

2023: 平飼い卵の新商品発売

概要
動物福祉配慮型飼育商品の市場投入で差別化。
影響
若年層および健康志向消費者層の獲得

2024: 加工分野への事業進出強化

概要
液卵や割卵製品の生産設備拡充と販売拡大。
影響
新たなBtoB売上増加による収益多様化

2023: J-GAP認証農場増加

概要
農場の適正農業規範認証取得を推進し品質保証。
影響
顧客安心感向上と市場競争力アップ

2022: 生産施設省エネ設備導入

概要
省エネ技術を用いた設備投資で環境負荷低減。
影響
CO2排出量削減と運営コスト低減

2021: デジタル管理システム導入

概要
生産工程のデジタル化により品質管理強化。
影響
生産ミス低減と効率向上

2023: 販売チャネルのEC拡大

概要
直販ECサイト強化で消費者接点を拡大。
影響
直販比率増加とマーケティング力向上

サステナビリティ

  • トレーサビリティシステムの全面導入
  • 省エネルギー設備の積極的採用
  • J-GAP適正農業規範認証複数農場取得
  • 食品廃棄物削減活動の推進
  • 動物福祉に配慮した平飼い養鶏の展開
  • 地元雇用促進と労働環境改善への取り組み
  • 環境保護活動への地域参画
  • 安全な食品供給のためISO・FSSC認証の継続維持
  • 化学物質使用低減と有機飼料採用推進
  • プラスチック包装削減の模索