ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
基本情報
- 証券コード
- 2769
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 専門店・ドラッグストア
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1998年05月
- 上場年
- 2003年04月
- 公式サイト
- https://www.village-v.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ソーバル, アルバイトT, 三洋堂ホールディングス, 丸善CHIホールディングス, SCAT, トップカルチャー, 文教堂グループホールディングス
概要
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは1998年設立の複合型書店チェーンで、独自のサブカルチャーテイストによる雑貨と書籍販売で全国展開する先駆的な小売企業です。
現状
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは2020年5月期の連結売上高約293億円を基盤に、店舗数300以上の大規模チェーンを運営しています。主力は雑貨類が売上の7割以上を占めており、粗利率の高い商品構成で収益性を支えています。書籍では新刊や雑誌を極力減らし、趣味性・個性重視のラインナップで独特の顧客層を形成。営業利益では赤字期間もあったものの、POSシステム導入による販売分析やマーケティング強化で改善を図っています。またオンライン事業や新業態の店舗開発、クラウドファンディング活用など多角的な成長戦略を推進。サステナビリティの具体的取り組みは明示されていませんが、多様な商品と店舗運営方針により地域や文化への貢献を継続しています。今後は個性的な商品体験の深化とネット通販強化を成長の柱としています。
豆知識
興味深い事実
- 「遊べる本屋」という独自のコンセプトで差別化
- 創業者の菊地敬一はジャズ愛好家で店名に由来あり
- 店舗ごとに裁量があり陳列やPOPが大きく異なる
- POPは商品担当者の個性が反映された独特の文体
- 若年層のサブカルチャー支持を集め全国展開中
- 元々は倉庫利用のロフト風店舗が特徴的であった
- オンライン通販とリアル店舗を融合した販路展開
- ドラマや映画の舞台として露出し話題を呼んだ
- 赤字転落を経験し現代表体制で経営再建を推進
- 雑貨の粗利益率が書籍を大幅に上回る構成
隠れた関連
- ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」と名前のルーツが関連
- 経営者はかつて出版社に勤務しサブカルチャーに精通
- 店舗スタッフはほとんどが顧客から採用される独自制度
- クラウドファンディングを通じた商品企画で新規事業連携
- 北米サブカルチャーの輸入雑貨販売に強みを持つ
- 店舗での音楽イベントやPOP制作がブランド形成に寄与
- ヴィレッジヴァンガードダイナーは2017年以降別企業運営
- 多品目をジャンル横断的に陳列する独特の売場展開
将来展望
成長ドライバー
- ネット通販の拡大と店舗連携強化
- 若年層向けサブカルチャー商品の需要増
- 地域密着型店舗の多店舗展開
- クラウドファンディングによる商品多様化
- 新業態店舗の開発とブランド拡充
- デジタル施策による顧客ロイヤリティ向上
- エンターテイメント要素の更なる強化
- 新興市場への進出及び輸入雑貨の拡充
- サステナビリティ配慮を取り入れた店舗運営
- 多チャネルマーケティングの強化
- オリジナル商品の企画開発推進
- 顧客参加型のマーケティング推進
戦略目標
- 店舗数350以上の継続的維持と質の向上
- オンライン通販の売上比率30%以上達成
- 全店舗で省エネ店舗設備採用の実現
- 主要商品ラインナップのSDGs対応推進
- 顧客データ活用によるパーソナライズ強化
- クリエイター支援プログラムの全国展開
- 新業態店舗売上全体の20%達成
- 国内市場でのブランド認知度さらなる向上
- 多様な文化発信イベントの年間多数開催
- 環境配慮と地域貢献両立の店舗運営体制構築
事業セグメント
小売店舗運営支援
- 概要
- 全国直営店及びFC店舗向けの運営支援サービス提供。
- 競争力
- 店舗ごとの裁量権委譲による独自性実現
- 顧客
-
- ショッピングモール管理会社
- テナント企業
- フランチャイズ加盟店
- 製品
-
- 店舗設計・内装コーディネート
- 店舗スタッフ教育プログラム
- 商品ディスプレイ・POP制作
オンライン販売ソリューション
- 概要
- 公式通販拡大とクリエイター販路支援の事業。
- 競争力
- コミュニティ連携型の販売促進力
- 顧客
-
- ECモール運営企業
- 個人クリエイター
- 限定商品メーカー
- 製品
-
- クラウドファンディング連携販売
- 公式オンラインストア運営
- 商品企画・プロモーション支援
商品仕入れ・流通管理
- 概要
- 経験に基づく多品目雑貨仕入れと効率的流通。
- 競争力
- 担当者主導の仕入れノウハウ
- 顧客
-
- 国内外メーカー
- 雑貨輸入業者
- 卸売業者
- 製品
-
- 仕入れ交渉
- 輸入手配
- 物流・倉庫管理
ブランドコラボレーション企画
- 概要
- 独自世界観に合った多様なコラボ商品開発。
- 競争力
- 強い顧客体験演出力
- 顧客
-
- アパレルブランド
- 玩具メーカー
- 音楽レーベル
- 製品
-
- 限定商品企画
- 販促イベント
- 共同マーケティング
店舗販促イベント企画
- 概要
- 店舗の集客力アップを図る多彩なイベント支援。
- 競争力
- 店長の裁量を活かした企画力
- 顧客
-
- 店舗経営者
- 地域商店街
- イベント主催者
- 製品
-
- 店舗内イベント企画運営
- 顧客参加型ワークショップ
- 期間限定キャンペーン
子育てファミリー向け商品提供
- 概要
- 子育て世代ニーズに特化したファミリー商材。
- 競争力
- 専門性を活かした商品選定
- 顧客
-
- 保育園
- 幼児施設
- 子育て関連企業
- 製品
-
- 育児書
- 知育玩具
- 親子向け絵本
アウトレット商品販売管理
- 概要
- 効率的なアウトレット事業運営のための管理。
- 競争力
- 売れ残り品の的確な棚卸管理
- 顧客
-
- 大型ショッピングセンター
- アウトレットモール
- 小売企画会社
- 製品
-
- 余剰在庫販売
- 格安商品調達
- アウトレット店運営支援
オンラインマーケティング支援
- 概要
- デジタル活用による販路拡大・売上向上支援。
- 競争力
- デジタルと顧客接点の融合
- 顧客
-
- クリエイター
- 中小企業
- サービスプロバイダー
- 製品
-
- SNS広告運用
- ECストア分析
- クラウドファンディング企画
商品企画・開発支援
- 概要
- 魅力ある新商品開発をトータルサポート。
- 競争力
- マーケット感覚に長けたチーム
- 顧客
-
- 雑貨メーカー
- 地域ブランド
- アーティスト
- 製品
-
- 企画立案
- プロトタイプ制作
- 市場調査
教育・研修サービス
- 概要
- 店舗運営力向上のための体系的教育サービス。
- 競争力
- 実地教育に重きを置いた研修体制
- 顧客
-
- 店長
- アルバイト
- 販売スタッフ
- 製品
-
- 人材育成プログラム
- OJT研修
- 接客マナー講習
物流・倉庫サービス
- 概要
- 効率的な商品流通を支える物流インフラ提供。
- 競争力
- スケールメリットを活かした物流網
- 顧客
-
- 店舗
- EC事業部
- 供給業者
- 製品
-
- 商品保管
- 配送手配
- 在庫管理
競争優位性
強み
- 独自性の高い店舗コンセプト
- 多様な商品構成と中身の濃さ
- 店舗ごとの高い裁量権
- 顧客参加型のPOP制作
- ブランド力と認知度
- 豊富な店舗網と地域密着
- POS導入による精緻な販売分析
- オンライン通販との連携強化
- クリエイターとの協業能力
- 若年層への高い訴求力
- 多角的な事業展開戦略
- 新業態展開による多様化
- ファンコミュニティの形成力
- 独自の仕入れノウハウ
- 強力な社内人材育成システム
競争上の優位性
- 趣味・サブカルチャーに特化した差別化
- 生活雑貨と書籍の融合による独特の顧客体験
- 店舗ごとの多様性で顧客ニーズに柔軟対応
- 販促POPで他社と異なる顧客接点の創出
- クラウドファンディングによる商品開発力
- ネット通販事業の積極的強化
- 直営とFC混在の店舗展開で高い拡張性
- 特定層に支持されるコアなファン基盤
- 長年培った多品種雑貨仕入れノウハウ
- 地域密着型イベント企画による顧客囲い込み
- 多チャネル販売による市場浸透
- インディーズ音楽や限定商品取扱の専門性
- 変化対応の速さと戦略的リストラクチャリング
- アナログとデジタル融合の顧客サービス
- 多様なブランドとのコラボレーション
脅威
- ECや大手通販の競争激化
- 国内少子高齢化による市場縮小
- 実店舗のコスト増加による利益率低下
- 商品の陳腐化や在庫リスク
- 模倣品や類似店舗の増加
- 経済低迷による消費者支出の減少
- 新型感染症等の外出控え影響
- 物流遅延や仕入れコスト増加
- 若年層嗜好の急激な変化
- マネタイズが難しいニッチ市場
- 原材料や輸入関税の上昇リスク
- 人材採用・育成難による運営リスク
イノベーション
2023: 公式オンラインストアの大幅リニューアル
- 概要
- ECサイトを刷新し、ユーザビリティと購買体験を大幅改善。
- 影響
- 通販売上高が前年比約20%増加
2022: 店舗専用POSシステム導入拡大
- 概要
- 全店舗へPOSデータ活用を進め、販売戦略の効率化を実現。
- 影響
- 在庫回転率および販売効率が向上
2021: クラウドファンディング連携商品企画開始
- 概要
- 消費者参加型の商品企画を実現し新規顧客獲得。
- 影響
- 新商品開発の成功率向上と認知拡大
2020: サブカルチャー融合店舗『new style』展開
- 概要
- 成熟層向け落ち着いた店舗ブランドを新設。
- 影響
- 新顧客層の開拓に一部成功
2024: ヴィレッジヴァンガードアプリ開発
- 概要
- 顧客ロイヤルティ向上を狙いモバイルアプリをリリース。
- 影響
- 会員登録数初年度で10万人突破
サステナビリティ
- 店舗リニューアル時の省エネ設備導入促進
- 廃棄物削減プログラムの店舗展開
- 一部包装材の生分解性素材への切替
- 地元コミュニティへの環境啓発支援
- デジタルPOP導入による紙使用量削減