丸善CHIホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 3159
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 専門店・ドラッグストア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2010年02月
- 上場年
- 2010年02月
- 公式サイト
- http://www.maruzen-chi.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 太洋基礎工業, 弘電社, ヴィレッジヴァンガードコーポレーション, 三洋堂ホールディングス, コーセーアールイー, イムラ, ユークス, トミタ電機, オータケ, オーエムツーネットワーク, トップカルチャー, きんえい, 文教堂グループホールディングス
概要
丸善CHIホールディングスは2010年設立の大日本印刷傘下の書店連合持株会社で、国内外の書籍販売・図書館流通に強みを持つ小売業のリーディングカンパニーです。
現状
丸善CHIホールディングスは2025年1月期に連結売上高1655億円、営業利益約34億円を上げている。大日本印刷の連結子会社として、丸善雄松堂、図書館流通センター、丸善ジュンク堂書店など複数の有力子会社を持つ。主力事業は書籍販売及び図書館流通サービスで、公共図書館への書籍供給やネット通販も展開している。近年は電子書籍定額サービスへの参入やクラウド型専門情報リサーチツール事業を拡大中。インフラ設備設計や編集システム事業など多角化にも積極的である。市場再編に伴い東証スタンダード市場に属し、安定した財務基盤を背景に成長戦略を推進している。地域貢献として図書館振興や文化事業に参画し、デジタルおよび物理書籍流通の融合に取り組む。2030年に向けデジタル化とBtoBサービス強化による収益拡大を目指す。
豆知識
興味深い事実
- 丸善雄松堂は書架製造から内装施工まで一貫体制を保有。
- 図書館流通センターは日本最大の図書館向け専門流通企業。
- ジュンク堂書店は大型店舗での書籍品揃えで著名。
- 岩崎書店は児童書に特化した展開で定評あり。
- 大日本印刷系の資本により安定経営を支える。
- 丸善CHIの社名の「CHI」は知識を意味する。
- hontoは紙書籍と電子書籍の連携が強み。
- 医療分野向け出版事業を増強中。
- オンラインサービスと実店舗のハイブリッド戦略を展開。
- 編集工学研究所の経営参画で編集教育を推進。
隠れた関連
- 大日本印刷と密接に連携し印刷・出版の技術革新を促進。
- 講談社、小学館、トーハンなど主要出版社と強固な取引関係を持つ。
- 公共図書館の支援事業を通じて地方自治体との連携が深い。
- 編集システム企業と提携し、出版業務のDXを推進。
- 図書館総合展など文化イベントの企画運営に関与。
- 医療専門書出版で日本医療界に影響力を持つ。
- 資料管理や保存の専門子会社を有し文化財保護に貢献。
- 海外の書店事業を台湾に展開し地域開拓を目指す。
将来展望
成長ドライバー
- 電子書籍定額サービスなどデジタルシフト需要拡大
- 公共図書館向け包括サービスの需要増
- 国内外書籍市場での積極的なブランド強化
- 専門情報リサーチサービスの法人展開拡大
- IT技術の活用による業務効率化と顧客利便性向上
- 出版・編集事業の専門性強化で市場ニーズ対応
- 海外市場での書店運営と流通の拡大
- サステナブル事業モデルへの移行
- 多角化戦略による収益基盤強化
- 顧客基盤を活かした新サービス開発
戦略目標
- デジタル売上比率を全体の50%以上に拡大
- 公共図書館向けサービスの市場シェア60%達成
- 年商2000億円規模の事業体制構築
- サステナビリティ指標を全社で統合管理
- 海外子会社の収益貢献度30%以上に引き上げ
- 編集・出版事業の収益多様化完了
- クラウド型専門情報サービスの主要法人利用率拡大
- 図書館用IoT・デジタル設備の開発・実装
- 地域文化支援・教育促進活動の全国展開
- 次世代IT技術の積極的導入と業務革新
事業セグメント
公共図書館流通サービス
- 概要
- 図書館向けに書籍供給から蔵書管理まで包括支援するサービス。
- 競争力
- 業界最大規模の書籍流通基盤と施設設計技術
- 顧客
-
- 公共図書館
- 大学図書館
- 研究機関
- 自治体
- 教育委員会
- 文化施設
- 製品
-
- 図書館用書籍販売
- 書誌データ提供
- 書籍加工
- 施設用書架設計施工
- 図書館運営業務受託
書籍販売チェーン運営
- 概要
- 複数の書店ブランドを運営し幅広い顧客層に対応。
- 競争力
- 大型都市型書店とネット通販の融合
- 顧客
-
- 一般消費者
- 企業
- 教育機関
- 専門職
- 出版社
- 製品
-
- 書店チェーン運営
- 文具販売
- 音楽映像ソフト
- 店舗管理システム
専門書出版・編集サービス
- 概要
- 学術分野に特化した出版編集サービスを提供。
- 競争力
- 専門特化の編集技術と幅広い出版ネットワーク
- 顧客
-
- 大学
- 医療機関
- 出版業界
- 学会
- 研究者
- 製品
-
- 学術専門書出版
- 編集システム事業
- 学会誌発行
- 電子書籍制作
専門情報サービス
- 概要
- 専門書ベースの情報検索・調査サービスを法人向けに展開。
- 競争力
- 高信頼性の専門書コンテンツとIT連携
- 顧客
-
- 会計事務所
- 税理士
- 企業法務部
- 金融機関
- 製品
-
- クラウド型調査ツール
- 税務・会計専門書
- 法務関連書籍
施設設計・内装施工
- 概要
- 書店および図書館の専門的な施設設計施工を実施。
- 競争力
- 豊富な実績と設計ノウハウ
- 顧客
-
- 図書館
- 教育機関
- 文化施設
- 企業
- 製品
-
- 書架製造
- 内装設計施工
- 施設管理
教育・研修サービス
- 概要
- 図書館および編集関連の専門研修を展開。
- 競争力
- 専門知識に基づく質の高い教育サービス
- 顧客
-
- 図書館職員
- 教育機関
- 文化団体
- 製品
-
- 図書館振興研修
- 編集教育事業
競争優位性
強み
- 業界最大級の書籍販売ネットワーク
- 大日本印刷傘下の安定した資本基盤
- 幅広い子会社群による多角経営
- 公共図書館流通における高いシェア
- 専門情報サービスへの豊富な知見
- 充実したデジタル書籍サービス
- 多数の書店ブランドによる顧客基盤
- 編集システム事業の技術力
- 施設設計・施工の豊富な実績
- 長年の業界経験と信頼
競争上の優位性
- 統合された複合書店チェーンによる市場優位性
- 公共図書館向けの包括的流通ソリューション提供
- 大日本印刷との連携による資金調達力と技術支援
- クラウド型専門情報サービスの独自展開
- 多様な子会社により事業リスク分散が可能
- 強固な顧客信頼と長期契約による安定収益
- 地域密着型店舗運営とオンライン販売の両立
- 専門出版分野での高評価と信頼性
- 図書館施設設計施工における高品質サービス
- 積極的なIT化・デジタル化推進
脅威
- 電子書籍普及による店頭書籍販売の縮小
- オンライン専業書店との競争激化
- 出版業界の市場縮小リスク
- コロナ禍などの外部環境変動による店舗客足減少
- 政府図書館予算削減による需要減退
- 配送コストや物流の課題
- 新興デジタルメディアの台頭
- 著作権法改正の影響リスク
- 新規参入企業の増加
- ITセキュリティリスク
イノベーション
2023: 電子書籍定額サービス開始
- 概要
- インプレスと共同で電子書籍のサブスクリプションサービスを開始。
- 影響
- 顧客層拡大とデジタル市場への進出に成功。
2023: 丸善リサーチサービス商号変更
- 概要
- hontoブックサービスから丸善リサーチサービスに変更し専門情報ツールに特化。
- 影響
- 専門家向けのクラウド情報提供サービス強化。
2022: 東証市場再編に伴う市場区分移行
- 概要
- 上場市場をスタンダード市場に移行し、投資家層拡大を図る。
- 影響
- 資本市場での認知度向上に寄与。
2021: 図書館流通サービスのIT基盤強化
- 概要
- クラウド技術を活用した書籍管理システムを刷新。
- 影響
- 業務効率化とサービス品質向上を実現。
サステナビリティ
- 図書館の環境配慮型運営支援
- 再生紙・環境配慮型文具の推進
- 地域文化振興活動への積極参加
- デジタル配信による紙資源削減
- 持続可能な取引・調達の推進