コメ兵ホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 2780
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 専門店・ドラッグストア
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1979年05月
- 上場年
- 2003年09月
- 公式サイト
- https://komehyohds.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ハードオフコーポレーション, ゲオHD, トレジャー・ファクトリー, エコノス, シュッピン, 買取王国, プロトコーポレーション, オフィスバスターズ, BuySell Technologies, バリュエンス, ワットマン
概要
コメ兵ホールディングスは1979年設立の小売業大手で、国内最大級のリサイクルショップを運営し、ブランド品など中古商品の販売・買取を主軸とする企業です。
現状
コメ兵ホールディングスは連結売上高約1589億円、営業利益約61億円の安定成長を達成。全国に多数の大型店舗を展開し、都市部を中心に強いブランド力を有する。近年はインバウンド消費の変動に対応し店舗網の効率化を進めると共に、東南アジアを中心に海外展開も加速。ブランド品の真贋判定強化やフリマアプリ『KANTE』の運営でデジタル領域の取り組みも推進している。また、2020年の持株会社体制移行による組織強化や複数の子会社買収により事業多角化を図る。サステナビリティ面ではリユースを通じた循環型社会形成に資する取り組みを進めつつ、今後も海外市場拡大や高付加価値商品の拡充を成長戦略の柱とする。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1947年の古着屋から始まった。
- 社名の『コメ兵』は旧屋号の『米兵』が由来で米軍との関係はない。
- 愛知県名古屋市に本社を置き、中部地方で圧倒的知名度を持つ。
- 1970年代から「いらんものはコメヒョーへ売ろう!」のキャッチコピーを展開。
- 国内外で初のリサイクルショップフリマアプリを開発・運営している。
- 東南アジアに早期進出し、海外展開を積極的に進めている。
- 売買における真贋判定サービスは業界でも高評価を得ている。
- フリマアプリでは売れ残り商品の買取保証制度を導入している。
- 複数の関連会社を擁し、リユース業界の幅広いニーズに対応。
- 創業から70年以上の歴史を有し、老舗ブランドとして知られる。
- テレビCMに著名な俳優・監督陣を起用したこともある。
- 大阪・名古屋・東京に大型旗艦店を運営している。
- 中古ブランド品の品質管理基準は国内トップレベル。
- 楽天スーパーポイントに対応し顧客利便性を高めている。
- リサイクルショップ業界では珍しい持株会社体制を採用。
隠れた関連
- 元々の『米兵』は米穀店の屋号で、旧屋号として地域で親しまれてきた。
- 宝飾品子会社セルビーは国内中古ブランドジュエリー市場での重要プレーヤー。
- フリマアプリKANTEはコメ兵鑑定士による真贋保証が業界初となった。
- ブランド品買取事業はフリマアプリ運営を含め、BtoB市場との相乗効果を発揮している。
- 2019年以降、複数のM&Aによりタイヤ事業、IT関連事業もグループに含まれている。
- 海外法人は香港・上海・バンコクに設立しアジアマーケットに注力している。
- 旧社名の米兵からカタカナのコメ兵へ変更したのは海外誤解回避のため。
- 地方の中古ブランド品市場進出により地域経済にも貢献している。
将来展望
成長ドライバー
- 国内中古ブランド品市場の安定的拡大
- デジタルチャネルとリアル店舗の融合強化
- インバウンド需要回復後の売上拡大期待
- タイを中心としたアジア市場の成長ポテンシャル
- サステナブル消費拡大によるリユース需要増加
- フリマアプリ・ECの利用拡大による顧客基盤拡大
- 真贋技術・品質管理の高付加価値化
- グループM&Aによる事業領域の多様化
- 物流・在庫管理のデジタル化による効率向上
- リユース業界における差別化戦略の推進
戦略目標
- 持続可能なリユース市場でトップシェア維持
- 海外売上比率30%以上の達成
- 中古ブランド品の信頼性No.1ブランド構築
- デジタル・リアルの販売チャネル最適化
- 環境負荷低減に寄与する事業モデル確立
事業セグメント
小売業者向け中古ブランド品供給
- 概要
- 中小を含む小売業者に高品質ブランド中古品を安定供給。
- 競争力
- 厳しい真贋判定と品質管理体制
- 顧客
-
- リサイクルショップ
- 百貨店の中古品売り場
- オンライン中古品販売業者
- 質屋
- フリマアプリ運営会社
- 製品
-
- ブランドバッグ
- 時計
- 宝飾品
- ファッション小物
ブランド品真贋・鑑定サービス
- 概要
- 高精度なブランド品鑑定技術で顧客の信頼を獲得。
- 競争力
- 長年の経験と専門的な鑑定ノウハウ
- 顧客
-
- フリマアプリ業者
- ネットオークション企業
- 質店
- ブランド専門店
- 中古品卸業者
- 製品
-
- 鑑定士による真贋判定
- ブランドコンサルティング
- 市場価値評価
- 鑑定技術研修
オークション運営・仲介事業
- 概要
- 国内外に向けた多様なブランド品オークションを展開。
- 競争力
- 大規模顧客基盤と信頼性の高い取引環境
- 顧客
-
- 中古ブランド品販売業者
- コレクター
- リユースショップ
- 法人顧客
- 海外バイヤー
- 製品
-
- ブランド品オークション
- 時計オークション
- 宝飾品オークション
- オンラインオークションプラットフォーム
タイヤ・ホイール事業
- 概要
- 自動車用タイヤとホイールの販売及び関連サービスを提供。
- 競争力
- 国内最大級の中古車用品販売ネットワーク
- 顧客
-
- 自動車販売店
- 整備工場
- カー用品店
- 個人顧客
- 物流事業者
- 製品
-
- 新車用タイヤ
- 中古タイヤ・ホイール
- タイヤ交換・メンテナンスサービス
- 車両用カスタムパーツ
ITソリューション・物流支援
- 概要
- 業界特化型のITと物流サービスを提供し業務効率化支援。
- 競争力
- 業界経験に基づく最適ソリューション提案
- 顧客
-
- リユースショップ
- EC企業
- 流通企業
- 物流業者
- 小売企業
- 製品
-
- 在庫管理システム
- 真贋判定支援AI
- 物流最適化サービス
- デジタルプラットフォーム構築
リユース関連教育・研修事業
- 概要
- リユースショップスタッフの技能向上と知識教育を推進。
- 競争力
- 実践的なカリキュラム展開と豊富な講師陣
- 顧客
-
- リサイクルショップ従業員
- 鑑定士
- 小売企業管理職
- 業界団体
- 教育機関
- 製品
-
- ブランド品鑑定研修
- 顧客対応研修
- 店舗運営ノウハウ講座
- サステナビリティ教育
競争優位性
強み
- 国内最大級の中古ブランド品買取・販売規模
- 高度な真贋鑑定技術と専門鑑定士の育成
- 全国主要都市における多数の大型店舗展開
- 多角的なBtoBサービスとオンライン展開
- ブランド価値向上に寄与するマーケティング力
- 強固な顧客基盤とリピーター率の高さ
- 持株会社体制によるグループ経営の効率化
- 積極的な海外市場展開と現地法人設立
- 本格的なフリマアプリ運営による新チャネル開拓
- 安定的な財務基盤と継続的な利益成長
競争上の優位性
- 真贋判定における高い専門性と信頼性を市場で独占的に保持
- 中部地方発祥の老舗ブランドとして地域密着型の強さ
- リアル店舗とデジタル販売の融合による顧客利便性向上
- 多様な商品カテゴリの取り扱いで幅広い顧客ニーズに対応
- グループ全体での物流・在庫管理システムの高度化
- 海外の成長市場にいち早く進出しブランド認知拡大を実現
- ブランド品の真贋保証により信頼性の高い安心取引を実現
- フリマアプリと店舗買取の連携による売買効率の最大化
- 多様な関連会社と連携し事業領域の幅を拡大中
- 長年の市場実績に基づく経営ノウハウの蓄積
脅威
- 中古品市場における競合他社の台頭と価格競争
- インバウンド消費変動による業績の不安定化リスク
- ブランド品偽造品の流通増加によるリスク管理対応
- 新型コロナウイルス感染症の影響による消費行動の変化
- オンライン中古品取引の拡大によるリアル店舗売上低下
- 国内人口減少に伴う消費市場縮小の長期リスク
- 海外進出に伴う為替変動の影響と現地規制リスク
- 法規制の強化による中古商品管理・販売コストの増加
- 買取価格の変動による利益率の圧迫
- デジタル技術進展に追随できない場合の競争力低下
イノベーション
2020: 持株会社体制への移行
- 概要
- ブランド・ファッション事業の株式会社コメ兵へ事業承継し、持株会社体制を採用。
- 影響
- グループ経営の効率化と戦略的事業展開の強化を実現。
2022: 中古宝飾品事業の子会社化
- 概要
- 株式会社セルビーを買収し宝飾品の中古売買事業を強化。
- 影響
- 宝飾品カテゴリでの市場シェア拡大に貢献。
2024: EC強化および子会社M&A
- 概要
- 中古ブランド品ECの株式会社RECLO買収、アールケイエンタープライズも子会社化しオンライン販売力を向上。
- 影響
- デジタルチャネルでの売上増加と顧客層拡大。
2024: 中古ブランド品卸販売のRs-JAPAN子会社化
- 概要
- 中古ブランド品を卸売り中心に展開する企業を子会社化し流通ルートを多様化。
- 影響
- 流通効率向上と販売チャネルの拡大。
2021: フリマアプリ「KANTE」の運営開始
- 概要
- 鑑定士による真贋判定を付帯したブランド品専門フリマアプリをリリース。
- 影響
- 新たな販売チャネルの創出とデジタル顧客基盤形成。
サステナビリティ
- リサイクル事業を通じた循環型経済への貢献
- 環境負荷低減を目指した包装材の見直し推進
- 持続可能なビジネスモデルの実現を目指す経営方針
- 中古品の適正な真贋・品質管理による安全・安心の提供
- 地域社会との共生を目指した社会貢献活動への取り組み