ユーグレナ
基本情報
- 証券コード
- 2931
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 食品製造
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2005年08月
- 上場年
- 2012年12月
- 公式サイト
- https://www.euglena.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 総医研ホールディングス, 養命酒製造, AFC-HDアムスライフサイエンス, ファーマフーズ, ベースフード, 住友ファーマ, 森下仁丹, サイバダイン, NTT
概要
ユーグレナは2005年設立のバイオベンチャーで、微細藻類の研究・製造を主軸に健康食品や化粧品、環境に優しいバイオ燃料開発に注力する先駆的食品メーカーです。
現状
ユーグレナは2024年12月期に連結売上高476億円を達成しましたが、純利益は6.5億円の赤字となっています。微細藻類であるミドリムシを活用した健康食品と化粧品の事業が主力であり、独自技術による大量培養技術を有しています。バイオディーゼルおよびバイオジェット燃料の開発も進めており、国や大手企業との協業で実証試験や商用化に取り組んでいます。サステナブルな事業展開を重視し、使用済み食用油を活用したバイオ燃料ブランド「サステオ」を展開中です。資本業務提携により丸井グループやロート製薬との協業も推進。市場では成長ポテンシャルが評価されている一方で、バイオ燃料事業の商用化遅延や競合の動向がリスクとして注視されています。今後は健康食品の販売強化と環境技術の実用化を加速し、持続可能な社会への貢献を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 世界初、ミドリムシの屋外大量培養に成功した企業
- ミドリムシ原料のバイオジェット燃料の実用化に先駆的に挑戦
- 石垣島の商店街にユーグレナモールの名前が付く
- 18歳以下をCFO(最高未来責任者)に公募する独自の未来戦略
- 政府専用機にも国産バイオ燃料の供給実績がある
- ミドリムシ由来サプリメントが健康食品市場で広く認知されている
- 株価はアベノミクスの成長戦略シンボルとして一時急騰した
- ユーグレナ関連技術は特許出願が限定的で競合から注目されている
- 中期計画で掲げたバイオ燃料黒字化は難しいとの指摘もある
- 健康食品だけでなく化粧品事業にも独自技術を応用
隠れた関連
- ライブドアの堀江貴文が初期株主であり、ベンチャー支援を経験
- 伊藤忠商事との提携によりビジネス拡大を加速
- 丸井グループとロート製薬との資本業務提携で多分野に展開
- 石垣市のあやぱにモールの命名権を取得し地域活性化に貢献
- バイオジェット燃料は全日本空輸やいすゞ自動車との共同開発案件
- 国土交通省航空局の飛行検査機に自社燃料を搭載した実績
- CFO公募により未来世代の経営参加を促すユニークな形態
- マツダのスーパー耐久レース参戦車両に燃料提供するスポーツ協賛
将来展望
成長ドライバー
- ミドリムシの健康効果に基づく食品・化粧品需要拡大
- 環境負荷軽減と脱炭素社会へのバイオ燃料需要増
- 丸井グループやロート製薬との協業による市場拡大
- デジタルマーケティング強化による直販チャネル拡充
- 国内外における環境関連規制強化による追い風
- 技術革新による生産効率向上とコスト低減
- 持続可能な原料調達と製品開発の深化
- 政府の環境政策支援の活用
- 健康志向消費者層の拡大
- 規模拡大によるブランド認知の向上
- 多角的事業展開による収益基盤の強化
- グローバル市場への参入加速
戦略目標
- 微細藻類由来のバイオ燃料商用化による黒字化達成
- 健康食品・化粧品事業での国内シェア30%獲得
- 使用済み食用油を活用した再生可能燃料生産拡大
- サステナブルブランド認知度国内トップクラスへ
- 技術開発投資の継続による先端生産技術の確立
- 地域社会との共生による持続可能な事業モデル構築
- 欧米アジア市場への製品輸出比率50%達成
- デジタル販売強化により通販売上高倍増
- CO2排出削減目標の達成と環境基準の遵守
- 次世代経営人材の育成と多様性の推進
事業セグメント
バイオ燃料製造・販売
- 概要
- 微細藻類由来のバイオ燃料の研究開発と実証試験、販売を行う事業領域。
- 競争力
- 独自の大量培養技術と国産燃料の実用化ノウハウ
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 航空会社
- 環境関連企業
- 政府機関
- 運輸事業者
- 製品
-
- バイオディーゼル燃料
- バイオジェット燃料
- 燃料製造技術供与
原材料供給
- 概要
- 微細藻類の栄養成分を健康食品や化粧品の原材料として提供。
- 競争力
- 高品質で安定した原料供給体制
- 顧客
-
- 健康食品メーカー
- 化粧品メーカー
- 医薬品開発企業
- 研究機関
- 製品
-
- ミドリムシ粉末
- 油脂エキス
- 機能性成分抽出物
製品OEM製造
- 概要
- 他ブランド向けのOEM供給を行う製造サービス。
- 競争力
- 微細藻類特化の開発力と生産管理体制
- 顧客
-
- 健康食品ブランド
- 化粧品メーカー
- 通販事業者
- 製品
-
- 健康食品OEM
- 化粧品OEM
コンサルティング・共同開発
- 概要
- 微細藻類関連技術の導入や新規事業展開支援を行う。
- 競争力
- 豊富な技術開発実績と産学連携ノウハウ
- 顧客
-
- 企業
- 自治体
- 大学等研究機関
- 製品
-
- 技術支援
- 研究開発協力
通信販売・直販支援
- 概要
- 自社ブランドの通信販売と関連サービスの運営。
- 競争力
- 安定した顧客基盤とブランド力
- 顧客
-
- 消費者
- EC企業
- 製品
-
- 通販用商品
- 会員サービス
競争優位性
強み
- 独自のミドリムシ大量培養技術保有
- 幅広い健康食品および化粧品ラインナップ
- バイオ燃料事業への先行投資と実證設備運用
- 強力なブランド認知と市場での信頼
- 環境配慮型製品開発に特化
- 多様な資本業務提携による資源活用
- 産業用バイオ技術の多角展開
- 研究開発力の高さと特許技術の蓄積
- 利用者の健康志向に訴求する製品群
競争上の優位性
- 国内でのミドリムシ商用培養技術の先駆者かつリーディング企業
- 環境対応燃料の実用化を目指す独自のバイオ燃料技術
- 複数業界との資本業務提携による市場開拓力
- 消費者向け製品とBtoB事業のバランスよい展開
- 政府機関や大手企業との強固な連携による実証推進
- 高度な栄養成分分析による健康食品の信頼性向上
- 充実した通信販売チャンネルを活用した直販力
- 化粧品市場への独自素材導入による差別化
- 持続可能性と健康志向を軸にしたブランド戦略
- 多角的事業展開によるリスク分散効果
脅威
- バイオ燃料事業の商用化遅延による収益化難航
- 海外企業の特許保有による技術競争圧力
- 健康食品市場における激しい競争と価格競争
- 技術革新の速さによる事業リスク
- 市場の期待先行による株価変動リスク
- 原材料コストや規制変化の影響
- 経済環境の変動による消費者支出減少
- 生産設備の維持管理コスト上昇
- 製品品質の維持と安全性確保のプレッシャー
- 資本提携先の経営方針変動による影響
イノベーション
2020: バイオジェット燃料商用実証運用
- 概要
- 国土交通省の飛行検査機でのバイオジェット燃料飛行成功
- 影響
- 国産SAFの実用化牽引
2021: サステオブランド創設
- 概要
- 使用済み食用油とミドリムシ由来油脂のバイオ燃料ブランドを展開
- 影響
- 持続可能な燃料事業の市場基盤構築
2023: 丸井グループ・ロート製薬と資本業務提携
- 概要
- サステナブル社会実現に向けた共同事業の推進
- 影響
- 事業拡大と相乗効果強化
2022: 政府専用機へのバイオ燃料供給
- 概要
- 国産バイオ燃料を用いた政府専用機の2度目の給油を実施
- 影響
- 実用性の社会的認知向上
2024: ミドリムシ品種改良による使いやすさ向上
- 概要
- 国内技術を活用した新種ユーグレナで製品性能改良
- 影響
- 製品差別化と生産効率アップ
2021: 共同で大型バイオ燃料プラント建設計画発表
- 概要
- 横浜実証設備の成功を踏まえ、商用400倍規模の建設検討
- 影響
- 将来の事業拡大を視野に
2020: バイオディーゼル燃料完成
- 概要
- いすゞ自動車のシャトルバスへの燃料供給開始
- 影響
- 実用化による市場投入開始
サステナビリティ
- 使用済み食用油をメイン原料としたバイオ燃料製造
- 廃棄物を削減する原料循環型製造工程の推進
- 健康食品の安全性と機能性表示制度への対応強化
- バイオ燃料によるCO2排出削減への貢献
- 地域社会への環境啓発活動への参加
- 石垣島を中心とした地域資源活用と共生
- 環境負荷低減を目指す商品開発
- 省エネルギー設備導入の推進
- 持続可能な原料の安定供給への取り組み