アルペン
基本情報
- 証券コード
- 3028
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 専門店・ドラッグストア
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1972年07月
- 上場年
- 2006年03月
- 公式サイト
- https://www.alpen-group.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ゴルフ・ドゥ, あさひ, DAIWA CYCLE, キューブ, ヒマラヤ, ゼビオHD, エリアクエス
概要
アルペンは1972年創業のスポーツ用品専門店最大手で、ゴルフ専門店や大規模店舗を展開する総合スポーツ用品販売企業です。
現状
アルペンは2021年6月期に連結売上高約2332億円、営業利益約151億円を計上し、スポーツ用品販売業界のトップクラスの地位を保持しています。主力業態は大型店舗のSPORTS DEPOとゴルフ専門店のGOLF5で、スポーツ用品全般やゴルフ用品を幅広く取り扱っています。業界内では福島県のゼビオホールディングスや岐阜県のヒマラヤなどと激しい競争があるものの、首都圏や地方都市に広く店舗展開しています。2024年以降も旗艦店の新設やEC物流の強化を進めるほか、独自ブランドの拡充とグループ会社の再編により競争力向上を図っています。加えて、スポーツを通じた地域貢献やサステナビリティへの取り組みにも注力しており、2030年に向けた地域社会への支援強化を目指しています。また、自社開発ブランドのIGNIOを中心に低価格かつデザイン性の高い製品提供に力を入れています。プロスポーツチームのスポンサーシップも積極的に展開し、ブランド認知度向上に貢献しています。今後は旗艦店の体験型売場のさらなる充実とデジタル化推進により成長を加速させる見込みです。
豆知識
興味深い事実
- 店舗の『三角形看板』は閉店後も他店舗に引き継がれる特徴がある。
- 広瀬香美の代表曲『ロマンスの神様』はアルペンCMソングとして有名。
- 創業者水野家が発行済株式の多数を保有する同族企業である。
- スキー用具ブランドHartはヤマハのスキー部門を引き継いでいる。
- 大型旗艦店は体験型店舗として顧客接点を強化している。
- EC物流拠点を拡充しデジタル販売を強化した。
- プロゴルファーやJリーグチームへのスポンサーシップが活発。
- 旧ヤマハのスキー開発スタッフがアルペングループに引き継がれている。
隠れた関連
- ヤマハスキー部門の設備を引き継いでスキー用品事業を強化している。
- 楽天グループと提携し、楽天ポイントカードやクレジットカードを導入。
- Fリーグ日本フットサルリーグのオフィシャルスポンサーだが知名度向上策の一環。
- ジャパーナやキスマークジャパンなどのグループ会社がブランド企画・製造を担う。
- 名古屋グランパスエイトなどJリーグチームへの支援により地域連携を促進中。
- 創業家一族が経営権を握ることで柔軟な経営意思決定が可能。
- 『スポーツブランドのユニクロ』を目標にIGNIOブランドを打ち出した。
- 閉店店舗の看板を残す景観が地域コミュニティに話題を呼ぶことがある。
将来展望
成長ドライバー
- ECとリアル店舗の融合による販売チャネル拡大。
- 旗艦店の体験型サービス強化による顧客満足増大。
- スポーツ需要増加と健康志向の高まり。
- 自社ブランドの多角化と市場浸透。
- 地域スポーツの活性化によるロイヤルカスタマー育成。
- 物流効率化とデジタル化によるコスト削減。
- 若年層向け新ブランド開発とデザイン刷新。
- プロスポーツ契約による販促効果向上。
- 多様なスポーツ用品ラインナップによる市場カバー。
- 全国主要都市での旗艦店拡大と地域経済貢献。
- サステナビリティ重視の事業運営とブランド強化。
- 一族経営による長期的な経営安定性。
戦略目標
- 国内外におけるスポーツ用品市場シェア拡大。
- EC売上比率の50%以上達成と顧客体験革新。
- 環境負荷削減に向けた店舗・物流の脱炭素化達成。
- 地域社会との共創による持続可能なスポーツ文化醸成。
- 新規スポーツ関連事業の立ち上げと収益化。
- 自社ブランド売上の全体売上に占める割合を40%以上に。
- プロスポーツチームとの契約拡充によるブランド価値向上。
- デジタルマーケティングの強化による顧客接点最適化。
- 働き方改革と人材育成による組織力向上。
- グループ会社との連携強化による事業領域拡大。
事業セグメント
スポーツイベント・チーム支援
- 概要
- スポーツチームやイベントへの物品提供と協賛活動を展開。
- 競争力
- 業界最大級のスポーツ用品ラインナップ
- 顧客
-
- プロスポーツチーム
- 地域スポーツ団体
- スポーツイベント主催者
- 製品
-
- スポーツ用品一括供給
- ユニフォーム制作提供
- スポンサーシップ契約
小売店向け商品供給
- 概要
- 全国の小売店向けに幅広い商品を安定供給。
- 競争力
- 自社ブランド含む多様な商品網
- 顧客
-
- 地域小売店
- 専門店チェーン
- スポーツ用品小売業者
- 製品
-
- OEM商品供給
- ブランドライセンス商品
- 卸売販売
製品企画・開発支援
- 概要
- 商品企画および開発に関するコンサルと実務支援。
- 競争力
- 長年の市場経験による開発ノウハウ
- 顧客
-
- OEMメーカー
- ブランド事業者
- 開発委託企業
- 製品
-
- 企画支援サービス
- 製品デザイン開発
- 技術サポート
物流・配送サービス
- 概要
- EC対応や店舗への迅速な物流サービスを提供。
- 競争力
- 広域ネットワークと高効率システム
- 顧客
-
- EC事業者
- 小売チェーン
- 卸売業者
- 製品
-
- 倉庫管理
- 商品配送
- 物流最適化サービス
競争優位性
強み
- 業界最大規模のスポーツ用品専門店チェーン
- 多様な業態店舗展開による市場カバー力
- 自社ブランド開発力と製造機能を有する
- スポーツイベントのスポンサー実績豊富
- 名古屋を中心とした地域密着経営
- 充実したECと物流インフラの展開
- 創業者一族による安定的な経営管理
競争上の優位性
- 大規模旗艦店舗による顧客体験価値の提供
- ゴルフ専門店「GOLF5」の強固なブランド地位
- スポーツ用品とアウトドア製品の幅広い品揃え
- 長期的なCM戦略とブランド認知度の高さ
- EC事業と実店舗の融合による販売効率の最適化
- 地域スポーツ団体との強い連携によるファン基盤
- 多角的サポート体制によるBtoB事業の安定収益
- 独自ブランドの市場浸透と差別化戦略
脅威
- 激しい業界内競争による価格競争の圧力
- EC専業企業によるオンラインシフトの加速
- 急速な消費者嗜好変化への対応遅れ
- 新興スポーツ用品ブランドの台頭
- 不況時の消費減退による売上低迷リスク
- 労働力不足や物流コスト上昇の影響
- 突発的な経営者の不祥事によるブランド損害
イノベーション
2023: EC向け物流拠点の新設
- 概要
- 愛知県にEC販路専用の大規模物流倉庫を開設し、配送効率を向上。
- 影響
- EC売上増加に貢献し顧客満足度向上を実現。
2024: 旗艦店「Alpen NAGOYA」開設
- 概要
- 名古屋市ナディアパークに体験型旗艦店をオープンし、新たな顧客接点を構築。
- 影響
- 来店客数増加とブランド認知度強化に寄与。
2022: デジタル販路強化
- 概要
- ECプラットフォームの刷新およびモバイルアプリ導入による販売促進。
- 影響
- オンライン売上30%増を達成。
2025: スポーツイベント協賛強化
- 概要
- 公益財団法人愛知県スポーツ協会との協賛契約により地域貢献とブランド価値向上を図る。
- 影響
- 地域スポーツ振興に貢献し、企業イメージ向上。
2021: 自社スポーツブランドIGNIOの拡充
- 概要
- 幅広い世代に対応する低価格スポーツ衣料を展開し市場シェア拡大を目指す。
- 影響
- 顧客層拡大と売上増に寄与。
サステナビリティ
- 地域スポーツ振興のためのスポンサー活動
- 店舗および物流の省エネルギー化推進
- プラスチック使用削減とリサイクル促進
- 従業員の健康・安全管理の強化
- 社会貢献プログラムの展開
- 地域雇用創出への積極的取組み