ビックカメラ
基本情報
- 証券コード
- 3048
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 家電小売
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1980年11月
- 上場年
- 2006年08月
- 公式サイト
- https://www.biccamera.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- エディオン, ノジマ, コジマ, 上新電機, ケーズホールディングス, ヤマダHD
概要
ビックカメラは1980年創業の小売業界大手で、家電量販店を核に多角的な製品ラインアップと駅前立地戦略で業界第2位に位置する企業です。
現状
ビックカメラは2024年8月期に連結売上高約9225億円を達成し、首都圏を中心に駅前店舗を展開しています。コジマやソフマップを連結子会社に持ち、多彩な製品カテゴリーを取り扱い、家電から玩具、酒類に至るまで幅広い商品群を揃えています。資本・業務提携や買収により事業基盤を拡大し、楽天との提携でオンライン販売強化を図っています。長期保証制度やポイントカードを充実させ顧客サービスに注力。テレビCMやテーマソングによる強力なブランド戦略を展開しています。サステナビリティ対応や地域貢献活動も進め、2030年に向けた成長と地域密着を目指しています。近年は駅直結施設への出店やインショップ形態も採用し、利便性向上を図っています。競合のヤマダホールディングスやエディオンと市場を競う中、安定した財務基盤と多チャネル展開を武器に業界2位の地位を維持しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業当初はカメラ専門店だったが多角化で家電量販に成長
- 店舗テーマソングは地域別に歌詞が異なる独自文化を持つ
- ビックカメラポイントはコジマ・ソフマップと相互利用可能
- 高崎店の初期店舗は強烈なオレンジ蛍光外壁で話題に
- 子会社にテレビ放送事業者の日本BS放送を持つ異色企業
- テレビショッピングを自社番組で放送し集客につなげている
- Apple製品の直営店をいち早く導入し強化している
- 一時期エディオンと経営統合を模索していたが白紙に
- ポイント還元率が高く決済方法によって最大11%に達する
- 創業者新井隆司の地元高崎に特に強い店舗展開を持つ
隠れた関連
- 楽天との新会社設立によりEC事業の連携と強化を実施
- TBSホールディングスがビックカメラ株の筆頭株主の一角
- 空港ビルとの合弁会社を通じ空港内店舗事業を展開
- コジマ・ソフマップの買収で市場シェア拡大を果たす
- 日本BS放送を傘下に持ち放送事業に進出する異色の家電量販店
- 江戸時代に遡る激安マンCMは地域の伝説的な広告戦略
- 独自のポイント相互交換システムは業界で随一の利便性
- 家電量販店業界で初のビットコイン決済導入企業の一つ
将来展望
成長ドライバー
- 国内外での駅前大型店の積極的出店
- ネット通販と実店舗のオムニチャネル化推進
- 家電やIT製品の高機能化・多様化による販売増
- ポイント経済圏拡充による顧客囲い込み強化
- シニア層へのITリテラシー支援と顧客基盤拡大
- サステナビリティ対応商品の拡充とブランド向上
- IoTやスマートホーム機器の市場拡大
- 地場密着型サービスの充実による地域差別化
- 子会社との協業による市場範囲の拡大
- 多様な決済手段導入による顧客利便性向上
- テレビショッピング等の新規販路開拓
- 国内外物流体制の強化によるコスト最適化
戦略目標
- 主要都市での駅前店舗数を50店舗以上に拡大
- EC売上比率を40%まで引き上げる
- ポイント利用者数を500万人規模に成長
- 持続可能な商品ラインを全体の70%以上に拡充
- グループ全体でCO2排出量を30%削減
- 多チャネル連携による顧客ロイヤルティ最大化
- 海外主要都市での小規模出店実現
- サブスクリプションサービスの拡充
- 地域密着CSR活動の地域毎充実
- 最新技術を活用した店舗体験の革新
事業セグメント
法人向け販売
- 概要
- 企業や教育機関向けにIT機器や家電、システム機器を提供。
- 競争力
- 豊富な店舗ネットワークと迅速な物流対応
- 顧客
-
- オフィス
- 学校
- 自治体
- 医療機関
- 店舗運営企業
- イベント主催者
- 製品
-
- 業務用PC・タブレット
- OA機器
- 監視カメラシステム
- デジタルサイネージ
- POSシステム
- ネットワーク機器
流通・物流サービス
- 概要
- 効率的な物流業務を支える機器とソフトの販売およびサポート。
- 競争力
- 複数ブランドを取り扱う総合提案力
- 顧客
-
- 運送業者
- 倉庫業者
- EC事業者
- 製品
-
- 物流システム
- バーコードリーダー
- 倉庫管理ソフトウェア
広告・メディア関連
- 概要
- プロ向け映像・音響機器の調達とサポートを実施。
- 競争力
- 子会社日本BS放送を活用した知見と連携
- 顧客
-
- 放送局
- 広告代理店
- イベント会社
- 製品
-
- 放送機器
- 映像機器
- イベント用機材
小売店舗サポート
- 概要
- 小売業の店頭運営を支援するIT及び装置を販売。
- 競争力
- 実店舗運営知識を活かしたソリューション提供
- 顧客
-
- 小売チェーン
- ショッピングセンター運営
- テナント管理会社
- 製品
-
- POSシステム
- デジタルサイネージ
- セキュリティシステム
携帯通信・モバイル
- 概要
- auショップ・Y!mobileショップ等の運営を通じた通信サービス提供。
- 競争力
- 豊富な販売経験とグループ連携
- 顧客
-
- 携帯キャリア
- 法人契約者
- エンドユーザー
- 製品
-
- 携帯電話端末
- 格安SIMカード
- WiMAXサービス
アウトレット・中古販売支援
- 概要
- アウトレットおよび中古品取扱いで販売機会を最大化。
- 競争力
- ソフマップとの連携による市場拡大
- 顧客
-
- 中古販売業者
- 消費者
- 再生品流通業者
- 製品
-
- 中古PC
- 中古家電
- 展示品販売
スポーツ関連事業
- 概要
- スポーツ機器の卸売と専門販売部門を運営。
- 競争力
- 専門知識を持つスタッフ配置
- 顧客
-
- スポーツ用品メーカー
- スポーツ施設
- アスリート
- 製品
-
- ゴルフ用品
- スポーツサイクル
- 健康器具
コンタクトレンズ・眼鏡販売
- 概要
- 眼鏡やコンタクトの販売及び視力検査の提供。
- 競争力
- 無料視力測定サービスの導入
- 顧客
-
- 一般消費者
- 医療機関
- 専門店
- 製品
-
- コンタクトレンズ
- 眼鏡
- 視力検査機器
インターネット通販サイト運営
- 概要
- ビックカメラ.comおよび楽天市場店の運営と販売支援。
- 競争力
- 実店舗と連携したシームレスな顧客体験
- 顧客
-
- 個人消費者
- 法人顧客
- 製品
-
- ECサイト
- オンラインポイントサービス
- 配送支援システム
家電製品設置・メンテナンス
- 概要
- 家電の設置やアフターサービスを提供。
- 競争力
- 全国展開のサービスネットワーク
- 顧客
-
- 購入顧客
- 法人契約者
- 製品
-
- 設置サービス
- 家電修理
- 技術サポート
飲食物・ギフト販売支援
- 概要
- 店内での酒類・ギフト品販売の運営サポート。
- 競争力
- 多店舗展開による強力な販売網
- 顧客
-
- 小売業者
- 消費者
- イベント主催者
- 製品
-
- 酒類販売
- ギフトセット
- 飲料
広告・プロモーション事業
- 概要
- 多様な媒体を使ったブランド強化と販促実施。
- 競争力
- 独自のCMソングと地域ごとの戦略展開
- 顧客
-
- 企業広告主
- メディア
- イベント企画者
- 製品
-
- テレビCM
- 店舗プロモーション
- オンライン広告
競争優位性
強み
- 駅前立地のレールサイド戦略
- 多岐にわたる商品ラインナップ
- 強力なポイントカード制度
- 子会社と連携した市場カバー
- 多チャネル販売体制
- ブランド力の高さ
- 充実したアフターサービス
- オンライン販売との連携
- 豊富な店舗ネットワーク
- 顧客への専門販売員配置
- 長期保証サービス導入
- 多様な決済手段対応
- 積極的な業務・資本提携
- 広告戦略による認知度向上
- 地域コミュニティとの連携
競争上の優位性
- 駅前の商業施設にシームレスに出店しアクセス利便性が高い
- コジマ・ソフマップの連結子会社化による地域ネットワーク拡大
- ビックポイントカードによる顧客囲い込みとポイント相互利用サービス
- 多彩な品揃えで幅広い顧客ニーズに対応可能
- 楽天との提携強化によりEC展開も充実
- 他社と比較しテレビCMやテーマソングによる優れたブランドイメージ
- 専門販売員の配置により製品知識を活かした販売力を確保
- 多様な支払手段とポイント還元率の高さで顧客満足度を向上
- 家電・IT製品、玩具、酒類、スポーツ用品など多角的に事業展開
- 駅ビルや大型商業施設内でのテナント展開も積極的に行う柔軟な店舗戦略
- テレビショッピングやライブ配信など新たな販促チャネルも活用
- 地域密着イベントやスポーツチーム協賛で顧客ロイヤルティを強化
- 即日発行可能なクレジットカード連携サービスで利便性高い
- 直営店舗に加えフランチャイズも活用した拡大戦略
- ネット通販と実店舗のポイント・サービス連携がスムーズ
脅威
- 家電量販市場の競争激化による価格競争圧力
- オンライン通販大手や新興勢力との競合
- 少子高齢化に伴う国内市場の縮小リスク
- テクノロジーの急速な進化による製品ライフサイクルの短縮
- 海外メーカーの参入による価格・品揃えの変動
- 経済変動による消費者購買意欲の減退
- 労働問題やサービス残業問題による評判リスク
- サプライチェーンの混乱や物流遅延リスク
- 消費税や規制強化に伴う経営コストの上昇
- 地域ごとの競合他社との市場争奪激化
- ポイント還元競争による収益圧迫
- 技術革新に伴う店舗モデルの見直し負担
イノベーション
2023: ビットコイン決済導入
- 概要
- 家電量販店業界で初めてビットコイン決済を試験的に導入。
- 影響
- 顧客層の拡大と話題性向上に貢献。
2022: 楽天との新会社設立
- 概要
- 楽天市場店の運営を新会社に移管し、EC強化を図る。
- 影響
- オンライン販売の効率化と拡大を実現。
2021: Air BIC子会社設立
- 概要
- 空港内店舗展開のために日本空港ビルデングと共同出資のAir BIC設立。
- 影響
- 新市場への進出とブランド認知の拡大。
2020: ソフマップ完全子会社化
- 概要
- 中古パソコン販売力強化のためソフマップを完全子会社へ統合。
- 影響
- 中古市場でのシェア拡大と販売網統合。
2024: 新ロゴ・テーマソング改定
- 概要
- ブランドイメージ刷新を目的にテーマソングとロゴをリニューアル。
- 影響
- 若年層を中心とした認知度向上に寄与。
2023: スマホ教室の豊島区協定締結
- 概要
- シニア層向けスマホ教室を豊島区と共同で実施。
- 影響
- 地域貢献と顧客基盤の拡大。
2023: ポイントアプリ強化
- 概要
- スマートフォン向けポイントアプリの機能拡充。
- 影響
- 顧客利便性の向上と集客効果増大。
2021: JRE MALL店舗出店
- 概要
- JR東日本のショッピングサイトにビックカメラ店舗を開設。
- 影響
- 鉄道利用層への直接訴求強化。
2022: ビックカメラアウトレット事業展開
- 概要
- 展示品や中古品の販売に特化したアウトレット店舗の拡充。
- 影響
- 新たな顧客層への販売拡大。
2024: 多店舗防犯セキュリティ強化
- 概要
- 最新防犯システム導入による店舗安全性向上。
- 影響
- 損失防止と顧客安心感の向上。
サステナビリティ
- 地域のスマホ教室を通じたITリテラシー向上支援
- 店内での省エネ設備導入推進
- エコポイント制度によるリサイクル促進
- サステナブルな物流・配送方法の採用
- 多様な決済手段のデジタル化促進
- 地元コミュニティへの寄付と災害支援協力
- 店舗廃棄物の削減とリユース促進
- 長期保証サービスによる製品寿命延伸
- 環境対応製品の積極的な取扱い拡大
- 働きやすい職場環境の実現へ組合との協議