シキボウ
基本情報
- 証券コード
- 3109
- 業種
- 繊維製品
- 業種詳細
- 紡績・繊維
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1892年08月
- 上場年
- 1949年05月
- 公式サイト
- http://www.shikibo.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- クラボウ, サイボー, ニッケ, トーア紡コーポレーション, ハリマ化成G, 冨士ダイス, 加藤製
概要
シキボウは1892年創業の日本の繊維製品メーカーで、紡績から消臭技術まで多角的に展開し、国内外に製造拠点を持つ老舗企業です。
現状
シキボウは2019年に売上高約408億円を計上し、連結従業員は2465名を擁しています。主力の繊維事業は海外生産基盤を活用し、天然繊維や化学繊維の製造に注力しています。消臭技術を応用した製品開発や多様な製品展開により、産業資材から消費者向け製品まで幅広い市場に対応しています。研究開発は中央研究所を中心に進められ、技術革新と製品多様化に貢献しています。サステナビリティにも配慮し環境負荷低減や地域貢献を推進しています。中長期的には製品技術の強化と海外市場開拓を戦略的に進め、業績回復と持続的成長を目指しています。直近の人事異動や経営体制の刷新により経営効率の改善にも取り組んでいます。
豆知識
興味深い事実
- シキボウは1892年に繊維業として創業し業界で最も老舗の一つです。
- 消臭技術「デオマジック」は臭いを甘い香りに変える独自の技術です。
- かつては十大紡績会社の一社として繊維業界を牽引しました。
- 1962年の堀江謙一太平洋横断ヨットに帆を提供し話題となりました。
- 多角化により繊維製品以外に製紙・化成品事業も展開しています。
- 海外にインドネシア・タイ・中国に生産拠点を持ち国際展開を進めています。
- 研究所は繊維の企画・開発を担い技術革新の中核です。
- 消臭製品は介護用や畜産業界でも広く利用されています。
- 社名変更は2002年で、敷島紡績から現社名になりました。
- 地域社会貢献や持続可能経営を重要視し積極的に推進中です。
- 資本金は113億3600万円と安定した財務基盤を持ちます。
- 従業員数は連結で約2465名と中堅規模の企業です。
- 大輪会や複数の産業グループと関係を持つ日本の産業界の一員です。
- 製品は百貨店やEC、自社直販など多彩なチャネルで展開されています。
- 製紙・紙製品事業では段ボール製造も手がけています。
隠れた関連
- 堀江謙一の太平洋ヨット航海でシキボウの帆が使用され歴史的繋がりがあります。
- 大輪会や芙蓉グループなど複数の財閥系グループ企業との加盟を重複しています。
- 消臭技術は他業種の製品や機器メーカーとの連携に活かされています。
- りそな銀行が主幹事を務める大輪会に加盟し金融系企業と関係が深いです。
- 段ボール部門は物流・製造業界のパートナー企業に重要な資材を供給しています。
- 複数の専門研究所や国内外拠点が技術提供のハブとして機能しています。
- 繊維製品に加え調味料・食品添加物分野にも製品を供給しています。
- 消臭スプレー等の製品は新明和工業グループやアース製薬などとも協業しています。
将来展望
成長ドライバー
- 機能性繊維と消臭技術の高付加価値製品拡大
- 海外生産拠点の拡充とコスト競争力強化
- IOTやスマート繊維技術の開発推進
- 新規市場・用途開拓による事業多角化
- サステナブル素材の需要拡大に対応
- 介護・医療分野の繊維製品需要増加
- 環境規制対応製品の強化と販売拡大
- 物流・包装分野での産業資材需要増
- 国内外顧客との連携強化と新規提携創出
- デジタル技術導入による生産性向上
- ブランド力向上に向けたマーケティング強化
- 社会的責任とガバナンス強化による信頼獲得
戦略目標
- 売上高500億円超の安定成長
- 海外売上比率40%以上の拡大達成
- 機能性繊維製品の市場占有率向上
- 消臭技術の多業種展開による新規収益創出
- 環境負荷低減製品の売上比率50%以上
- 工場の省エネ・CO2排出削減率30%以上
- 消費者向けブランド認知度の大幅向上
- 従業員の多様性と働きやすさの実現
- 研究開発投資比率の増加と革新的技術開発
- 地域社会との協働による持続可能な共生確立
事業セグメント
繊維製品製造
- 概要
- 紡績及び特殊繊維製品を製造し、多彩な顧客のニーズに応えています。
- 競争力
- 高い技術力による多様な繊維製品のカスタム対応
- 顧客
-
- アパレルメーカー
- 寝具メーカー
- 医療用製品メーカー
- 産業資材メーカー
- スポーツ用品メーカー
- 製品
-
- 紡績糸
- シャツ地
- ニット素材
- リネン製品
- 産業用繊維材料
消臭・機能性製品開発
- 概要
- 独自の消臭技術を活用した製品を多業種に提供しています。
- 競争力
- 悪臭を香りに変える先進消臭技術
- 顧客
-
- 介護施設
- 畜産業者
- 廃棄物処理事業者
- 車両メーカー
- 医療機関
- 製品
-
- 消臭スプレー
- 液体芳香剤
- 抗菌繊維
- 工業用消臭剤
包装・段ボール製造
- 概要
- 自社グループで段ボール及び包装資材を製造し幅広く供給しています。
- 競争力
- 品質管理の徹底した包装資材製造
- 顧客
-
- 物流企業
- 製造業
- 小売業者
- 食品業界
- 製品
-
- 段ボール
- 板紙
- 包装材
産業資材事業
- 概要
- 工業用繊維製品やプラスチック製品を開発・供給しています。
- 競争力
- 耐久性と機能性を兼ね備えた産業資材
- 顧客
-
- 製造メーカー
- 建設業
- 電気機器メーカー
- 製品
-
- 強化プラスチック製品
- コンベアネット
- 工業用ベルト
研究開発・技術提供
- 概要
- 中央研究所を中心に技術開発と製品企画を担います。
- 競争力
- 長年の繊維および消臭研究に基づく技術蓄積
- 顧客
-
- グループ会社
- 他企業の研究部門
- 産業界全般
- 製品
-
- 繊維設計技術
- 消臭機能技術
- 製品企画支援
競争優位性
強み
- 多様な繊維商品群の製造技術
- 高度な消臭技術開発力
- 多年の歴史と確立したブランド
- 国内外に展開する生産拠点
- 産業から消費財までの事業多角化
- 強固な顧客ネットワーク
- 中央研究所による持続的な技術革新
- 生産品質管理の徹底
- 耐久性・機能性に優れた素材開発力
- 密な顧客連携による製品提供
競争上の優位性
- 消臭機能を応用した多用途製品の供給力
- 伝統的な繊維技術と最新技術の融合
- 海外の生産拠点によるコスト競争力
- 多分野にまたがる製品ポートフォリオによるリスク分散
- 地域・業界特化の製品開発とカスタム対応
- 大手産業資材メーカーとしてのブランド信頼
- 綿や麻など天然繊維に強みを持つ製造技術
- 独自の消臭香料技術の開発と実用化
- 豊富な製品群で他社と違うバリューチェーン形成
- 長期的な研究開発への安定投資力
脅威
- 繊維業界の競争激化による価格圧迫
- 海外安価品との競争
- 天然繊維原料価格の変動
- 環境規制の強化によるコスト増加
- 消費者嗜好変化の速さ
- 新規技術陣営による市場侵食
- 為替変動の影響による収益不安定化
- 労働力不足による生産力低下
- 原材料供給の途絶リスク
- 経済低迷による需要減少
イノベーション
2023: デオマジックシリーズの機能拡充
- 概要
- 消臭効果を強化し、介護や産業向け製品のラインアップ拡充を実施。
- 影響
- 顧客満足度向上と販売増加を実現
2022: ナノスタイル抗菌繊維の改良
- 概要
- 抗菌性能を高めた繊維素材の研究開発を進め、製品化。
- 影響
- 医療・介護分野での採用拡大に寄与
2021: 海外生産設備の自動化導入
- 概要
- インドネシア・タイの生産拠点に自動織機等を導入し生産効率改善。
- 影響
- 生産コスト削減と品質安定に貢献
2020: 天然繊維利用製品のエコ基準適合
- 概要
- 環境配慮型の綿製品を開発し、国内外で認証取得。
- 影響
- 環境重視顧客層の獲得に成功
サステナビリティ
- 生分解性繊維の研究開発推進
- 工場のCO2排出削減対策強化
- 廃棄物リサイクル率向上活動
- 環境負荷低減製品ライン拡充
- 地域環境保全への継続的参画
- 従業員健康管理の徹底
- エコ認証の積極的取得
- サプライチェーンの環境透明化
- 繊維原料調達の倫理的管理
- 省エネ設備の導入促進
- 環境教育プログラムの実施
- 女性活躍推進による多様性確保