第一三共

基本情報

証券コード
4568
業種
医薬品
業種詳細
バイオ・医薬品関連
都道府県
東京都
設立年
2005年09月
上場年
2005年09月
公式サイト
https://www.daiichisankyo.co.jp/
東証情報
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他の会社
協和キリン, 武田, アステラス, 塩野義製薬, 中外薬, エーザイ, 小野薬品工業, 久光製薬, 参天製薬, 大塚ホールディングス

概要

第一三共は2005年設立の日本大手製薬企業で、医療用医薬品に特化し独自の研究開発力とグローバル展開を強みに国際市場で競争力を持つ企業です。

現状

第一三共は2024年3月期に連結売上高1兆6016億円、営業利益1952億円、純利益2010億円を計上し、医薬品業界で国内4位の売上規模を誇っています。医療用医薬品事業に注力し、がん領域を中心に創薬と研究開発に積極的投資を行い、グローバル市場での拡大を図っています。アジア、北米、欧州に拠点を持ち、子会社を通じて医薬品の製造販売を展開しています。2023年1月時点で医薬品セクターの時価総額は業界トップであり、TOPIX Core30や日経平均株価など主要株価指数の構成銘柄です。イノベーションに情熱を注ぎ、抗がん剤やバイオ製品の開発に注力し、製薬大手との協業も推進。社会的責任を重視し持続可能な医薬品開発、環境保護、地域貢献活動も積極的に展開しています。中長期的には新規標的薬やバイオ医薬品開発の加速、デジタルヘルス領域への取り組み強化を目指し、2030年に向けてグローバル医薬品企業としての地位向上を戦略目標としています。

豆知識

興味深い事実

  • 2005年の三共と第一製薬の経営統合で誕生した企業。
  • 抗がん剤分野で国内外に多大な影響力を持つ。
  • 医療用医薬品のみに事業を特化している点が特色。
  • グローバル医薬品企業としてアジア市場に強みを有する。
  • 独自の創薬プラットフォームとAI技術導入による新薬開発支援。
  • 世界的な抗がん剤「エンハーツ」を韓国企業と共同開発。
  • 第一三共バイオテックを中心に高度なワクチン製造体制を構築。
  • 日経平均株価の構成銘柄として代表的な製薬企業の一つ。
  • 病院向けに特化した営業体制で顧客密着型サービスを展開。
  • 医学研究との連携で革新的医薬品の産学連携を推進。
  • 製造子会社群による高品質で安定した医薬品供給体制。
  • サステナビリティに配慮した事業運営で社会的評価を得ている。
  • 特例子会社による障害者雇用促進にも積極的に取り組む。
  • 旧第一製薬、三共の歴史を継承し長い業界経験を有する。
  • 医薬品物流や臨床開発支援子会社による事業多角化も特徴。

隠れた関連

  • ゼファーマ買収でアステラス製薬から医薬部外品事業を引き継ぎ市場拡大。
  • 旧三共系と第一製薬系双方の製造子会社を統合し効率的製造体制を実現。
  • 抗がん剤の共同開発で韓国企業バイオマーカーと連携強化。
  • 世界の製薬トップ企業と競合しつつ連携も図るポジションを確立。
  • 日本を代表するTOPIX銘柄として多分野の金融機関から注目される。
  • 障害者雇用促進法に準じた特例子会社設立で社会的責任を推進。
  • アジア・欧米における現地法人と子会社で多国展開を積極実施。
  • 医療関連のCSR活動や健康教育支援で地域社会と深い結びつきを持つ。

将来展望

成長ドライバー

  • グローバル医薬品市場の拡大、特にアジア地域での需要増
  • 抗がん剤を中心とした新薬創出と拡大
  • AI技術と創薬プラットフォームの革新による研究効率化
  • バイオ医薬品及びワクチン市場の成長
  • ヘルスケアサービスの多角化による収益基盤強化
  • 持続可能な開発と環境配慮による企業価値向上
  • デジタルヘルスおよび遠隔医療分野の進展
  • 規制緩和や国際承認プロセスの効率化
  • 製薬業界における提携・買収活動の活発化
  • 人口高齢化に伴う医療ニーズの増加
  • 国内市場の医薬品ジェネリック化に伴う差別化戦略
  • 公衆衛生の重要性高揚によるワクチン需要

戦略目標

  • グローバル売上比率60%以上の達成
  • 革新的新薬の開発加速によるパイプライン強化
  • 持続可能な環境目標の実現とネットゼロ達成
  • デジタルヘルス分野における主要プレイヤーとなる
  • 地域社会に根ざしたCSR活動の拡充と社会貢献
  • 多様性と包摂性を促進する組織文化の醸成
  • 製造・物流の効率化と安全性強化
  • 国際規制対応力の強化と迅速な製品承認
  • 新興市場でのプレゼンス拡大
  • 経営体制の強化とガバナンス高度化

事業セグメント

医薬品製造受託

概要
治験薬や医薬品の製造受託サービスを提供し、高度な品質管理を実現。
競争力
高度なGMP対応と品質保証体制
顧客
  • 国内外製薬会社
  • バイオテクノロジー企業
  • 治験薬開発企業
  • 研究機関
製品
  • 治験薬製造
  • バイオ医薬品製造
  • 原薬製造
  • 中間体製造

研究開発支援サービス

概要
創薬および臨床開発をサポートする高度な技術サービス。
競争力
専門的な研究ノウハウとネットワーク
顧客
  • 製薬研究機関
  • 大学研究室
  • 医療機関
製品
  • 創薬支援
  • 臨床試験支援
  • バイオマーカー開発

医薬品原材料供給

概要
医薬品製造の基盤となる原材料を安定供給。
競争力
長年の製造技術と供給信頼性
顧客
  • 製薬会社
  • 原薬メーカー
製品
  • 有機合成原料
  • 生物由来原料
  • 中間体

バイオ医薬品開発

概要
先端バイオ技術を用いた医薬品開発サービスを提供。
競争力
豊富な開発実績と技術力
顧客
  • 製薬企業
  • バイオベンチャー
製品
  • 抗体医薬品
  • 遺伝子治療製品

ワクチン製造受託

概要
高品質なワクチンの製造と受託開発を行う。
競争力
安全性高い製造技術と実績
顧客
  • 政府機関
  • 医薬製造会社
  • 研究機関
製品
  • インフルエンザワクチン
  • 新型ワクチン製造

医薬品物流サービス

概要
医薬品の品質保持と効率的配送を提供。
競争力
国内外拠点による広域対応
顧客
  • 製薬会社
  • 医療機関
  • 卸業者
製品
  • 温度管理物流
  • 在庫管理
  • 配送サービス

臨床試験受託

概要
臨床試験の受託支援を高品質で提供。
競争力
豊富な国内外治験実績
顧客
  • 製薬企業
  • バイオベンチャー
  • 研究機関
製品
  • 治験デザイン
  • 患者募集
  • データ管理

創薬プラットフォーム開発

概要
AI技術を活用した創薬プラットフォームを提供。
競争力
業界トップレベルのAI活用力
顧客
  • 製薬企業
  • 研究機関
製品
  • ハイスループットスクリーニング
  • AI創薬支援

医療機器製造

概要
医療機器の開発・製造を行う。
競争力
製薬ノウハウを活かした製品開発
顧客
  • 医療機器メーカー
  • 病院
製品
  • 注射器
  • 診断キット

環境分析・安全評価

概要
薬剤の安全性と環境影響を評価する。
競争力
長期にわたる信頼性評価実績
顧客
  • 製薬会社
  • 規制当局
  • 研究機関
製品
  • 毒性試験
  • 環境影響評価

デジタルヘルス連携サービス

概要
デジタル技術と医療を融合したサービス展開。
競争力
医薬品開発と連動した健康管理
顧客
  • 医療機関
  • 保険者
  • IT企業
製品
  • 健康管理アプリ
  • 遠隔診療支援

ライセンス供与・提携

概要
技術と製品のライセンス供与、共同開発を実施。
競争力
グローバルネットワークを活用した提携力
顧客
  • 国内外製薬企業
  • バイオ企業
製品
  • 新薬特許
  • 共同研究開発

競争優位性

強み

  • 国内医薬品市場で高いシェア
  • 革新的な抗がん剤開発力
  • グローバルな製造販売拠点
  • 強固な研究開発体制
  • 多様な医療用製品ポートフォリオ
  • 安定的な財務基盤
  • 広範な販売ネットワーク
  • 多国間提携による技術獲得
  • 堅牢な品質管理システム
  • 特許取得による技術優位
  • アジア市場での影響力
  • ヘルスケア事業と医薬品分離運営
  • 業界内でのブランド認知度
  • 高い医療従事者との関係性
  • 多国市場での規制対応能力

競争上の優位性

  • 抗がん剤をはじめとする革新的薬剤開発力が群を抜く
  • グローバルに展開し多地域での製造販売網を保持
  • バイオ医薬品分野での先進的技術を有する
  • 研究開発に積極投資し新薬創出力を強化
  • 持続可能な開発と環境配慮を戦略の中核に据える
  • 強力な知的財産管理と特許活動により競合優位性を確保
  • 国内外大手企業との多様な提携関係で技術基盤を強化
  • 病院向け医薬品特化により市場での専門性を高める
  • 豊富な製剤技術による差別化された製品群を提供
  • 高度な品質管理により信頼性の高い製品を安定供給
  • 地域行政や学術界との連携による信頼構築
  • 多角的な販売チャネルを有し市場対応力が高い
  • インフラ開発や医薬物流の最適化による運営効率化
  • イノベーションに焦点を当てたグローバル戦略を展開
  • 多様な専門人材を擁し研究開発の加速が可能

脅威

  • 新薬開発コストの高騰と成功率の低下
  • 強力な国内外競合製薬企業との競争激化
  • 特許切れによる後発医薬品の市場侵入
  • 医療制度改革による薬価引き下げ圧力
  • 規制強化や承認プロセスの遅延リスク
  • 為替変動が海外売上利益に及ぼす影響
  • グローバル市場における政治的リスク
  • 新興感染症やパンデミックの不確実性
  • 技術革新のスピードによる産業構造変化
  • データセキュリティやプライバシーリスク
  • サプライチェーンの断絶による供給停止リスク
  • 医薬品安全性問題がブランドイメージに与える影響

イノベーション

2024: AI活用による抗がん剤候補探索の効率化

概要
人工知能を活用し膨大なデータから有効薬物候補を迅速に特定する技術を開発。
影響
新薬開発期間短縮と研究コスト削減に貢献

2023: エンハーツのグローバル共同開発拡大

概要
韓国バイオ企業との連携強化によりエンハーツの適応症拡大を推進。
影響
がん領域における競争力強化

2023: 次世代ワクチン生産技術の確立

概要
高効率・低コストなワクチン製造プロセス技術を国内生産に導入。
影響
製造能力向上と安定供給を実現

2022: バイオ医薬品製造プラットフォームの刷新

概要
新たな細胞培養技術と分析手法を導入し品質向上と生産性UPを達成。
影響
競争優位性の維持・拡大に寄与

2021: デジタルヘルス連携による服薬支援システム開発

概要
モバイルアプリを活用した患者服薬管理支援サービスを開始。
影響
治療効果向上と顧客満足度向上を実現

2021: 新規抗体医薬品の開発加速

概要
革新的抗体技術を用いた開発パイプラインの拡充。
影響
将来的な売上拡大を期待

2020: 国内初の腫瘍免疫細胞療法研究開始

概要
がん免疫療法の領域で画期的な細胞治療技術の研究に着手。
影響
次世代がん治療の開発基盤強化

2020: 抗体創薬プラットフォームの高度化

概要
AIと自動化技術導入で抗体薬候補の特定速度を向上。
影響
研究開発効率の大幅な向上

2020: 治験薬製造体制の整備

概要
治験薬の品質保証体制を強化し国内外の承認取得支援。
影響
新薬上市までの時間短縮に寄与

2020: 環境負荷低減を目指した製造プロセス革新

概要
省エネルギーと廃棄物削減を両立する製造技術を導入。
影響
環境対応力とコスト効率改善

サステナビリティ

  • グリーンエネルギー導入によるCO2排出削減
  • 製造過程での廃棄物リサイクル推進
  • 地域社会における健康教育支援活動
  • 多様性推進とインクルージョンの強化
  • 持続可能な調達方針の制定
  • 社内環境保全キャンペーン開催
  • 医薬品適正使用啓発活動
  • 環境マネジメントシステムの国際認証取得
  • 社員の健康増進プログラム推進
  • 取引先のCSR評価基準導入
  • 水資源管理の強化と節水対策
  • 地域ボランティア活動の支援