エンビプロ・ホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 5698
- 業種
- 鉄鋼
- 業種詳細
- 企業向け専門サービス
- 都道府県
- 静岡県
- 設立年
- 2010年05月
- 上場年
- 2013年09月
- 公式サイト
- https://www.envipro.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- アミタホールディングス, メディアス, イノベHD, レボインターナショナル, イボキン, ミダックホールディングス, 要興業, 成友興業, フルハシEPO, TREホールディングス, 大栄環境, ダイセキ
概要
エンビプロ・ホールディングスは2010年設立の資源リサイクル大手持株会社で、鉄鋼スクラップの選別販売を主軸に環境関連事業を展開しています。
現状
エンビプロ・ホールディングスは2024年6月期において連結売上高522億円、営業利益14億円を計上しており安定成長を遂げています。主力の資源リサイクル事業では金属スクラップの収集・選別・販売が中心で、市場競争力を維持しています。2018年に東証一部市場へ指定され、グループ内で環境・廃棄物処理関連会社を統括し、廃プラスチックの再資源化やリチウムイオン電池の回収・再生など新領域にも積極的に取り組んでいます。持続可能な社会実現に向けた3R推進や循環型社会形成推進基本法にも準拠したサービス提供を強化中です。加えて海外市場の拡大と環境法規制の変動に対応し中長期的な成長戦略を策定。災害廃棄物処理の受託や環境関連技術開発にも注力しています。今後は環境負荷低減技術や新資源回収システムの開発が期待され、事業多角化によりグループ全体の収益基盤強化を図ります。
豆知識
興味深い事実
- 前身の佐野マルカ商店は1950年創業の歴史を持つ。
- 全国に広がるグループ会社網で環境リサイクル事業を展開。
- 東証一部市場指定後も持続的に環境技術の開発に注力。
- リチウムイオン電池の回収履歴追跡で業界有数の実績。
- 廃プラスチック破砕技術における実証実験を推進。
- 環境専門業界内で資源循環のリーディングカンパニーの一つ。
- 複数の関連する環境子会社を保有し多角的に事業展開。
- 鉄鋼スクラップの選別精度向上にAI技術を活用。
- 特定管理産業廃棄物処理も手掛け法令遵守に優れる。
- 中古車輸出にも展開し循環型社会の形成に貢献。
隠れた関連
- 荏原製作所グループとの連携により廃プラ再資源化を強化。
- 複数の大手製鋼会社と長期的な取引関係を構築。
- 環境法令遵守のため自治体や行政機関との協働が深い。
- リチウムイオン電池回収システム技術は電機メーカーと共同開発。
- 廃棄物処理分野で地方自治体のパートナー企業としても活躍。
- グループ内に中古車リサイクル専門の子会社を有する。
- 製鋼メーカーネットワークを活用した鉄鋼リサイクル事業基盤。
- サステナビリティ活動に積極的なNGO団体とも協力関係。
将来展望
成長ドライバー
- 環境規制強化に伴う廃棄物処理需要の増加
- 金属資源価格の高騰によるリサイクル需要拡大
- リチウムイオン電池リサイクル市場の拡大
- サステナブル経営への社会的関心の高まり
- AI等の先端技術導入による効率化とコスト削減
- 海外市場向け中古車輸出の成長
- 循環型社会形成への政府支援と政策推進
- トレーサビリティ強化による顧客信頼向上
- 廃棄物処理のデジタル化とスマート管理
- 環境技術開発の加速による新規事業可能性
戦略目標
- 廃棄物リサイクル率90%達成
- CO2排出量30%以上削減
- リチウムイオン電池リサイクル事業売上100億円達成
- AI技術を活用したスマート選別システム全工場導入
- 海外展開比率20%以上への引き上げ
- 環境関連サービスの新規事業創出・拡大
- 地域社会との連携強化による環境貢献度向上
- 持続可能なサプライチェーン構築
- ESG評価上位企業入りを目指す
- グループ全体の収益基盤多角化
事業セグメント
鉄鋼スクラップ販売
- 概要
- 鉄鋼スクラップを中心に各種非鉄金属スクラップの収集、選別、販売を手掛けます。
- 競争力
- 高度な選別技術と広域物流ネットワーク
- 顧客
-
- 製鋼メーカー
- 鉄鋼二次製品製造業者
- プレス加工業
- 建設会社
- 金属加工業
- 製品
-
- 鉄鋼スクラップ
- 非鉄金属スクラップ
- 再生金属原料
廃棄物処理サービス
- 概要
- 産業廃棄物等の適正収集・運搬および処理を提供し環境負荷低減を推進します。
- 競争力
- 法令遵守体制と専門ノウハウ
- 顧客
-
- 製造業
- 建設業
- 自治体
- 病院
- 商業施設
- 製品
-
- 産業廃棄物処理
- 廃プラスチック再資源化
- 特別管理産業廃棄物処理
電池リサイクル事業
- 概要
- リチウムイオン電池の回収から安全処理、再利用までの一貫システムを構築しています。
- 競争力
- 業界屈指のトレーサビリティ管理技術
- 顧客
-
- 電機メーカー
- 自動車メーカー
- エネルギー関連企業
- 自治体
- 製品
-
- リチウムイオン電池回収
- 再生資源抽出
- 安全処理技術
中古車輸出・リサイクル
- 概要
- 海外市場への中古車輸出と部品リユースにより循環型社会に貢献しています。
- 競争力
- 海外販路と高品質管理体制
- 顧客
-
- 中古車販売店
- 輸出業者
- リサイクル業者
- 製品
-
- 中古車輸出
- 自動車部品リユース
- 環境対応解体
環境コンサルティング
- 概要
- 環境法令遵守やリサイクル効率化に向けたコンサルティングを提供。
- 競争力
- 専門家による的確なアドバイス
- 顧客
-
- 自治体
- 製造業
- 建設業
- 廃棄物処理業者
- 製品
-
- 環境負荷評価
- リサイクル計画策定
- 法規制対応指導
環境機器販売・メンテナンス
- 概要
- 廃棄物処理設備の販売・設置と保守点検を行っています。
- 競争力
- 高性能かつ省エネ設備の提供
- 顧客
-
- リサイクル工場
- 廃棄物処理施設
- 製造業
- 製品
-
- 破砕機
- 選別機
- 焼却炉
競争優位性
強み
- 高度な金属選別技術
- 広域な物流ネットワーク
- 環境法令遵守体制の充実
- グループ会社の多角的事業展開
- 豊富な資源リサイクルノウハウ
- トレーサビリティの確保による信頼性
- 環境負荷低減技術開発力
- 環境関連法令に即した迅速対応
- 豊富な資本力と安定した財務基盤
- 環境意識の高い顧客基盤
競争上の優位性
- 鉄鋼・プラスチック・電池リサイクルの多角化戦略による収益安定
- 独自の破砕・選別設備による高精度リサイクル能力
- 業界トップクラスの資源回収量と販売実績
- 広範な子会社ネットワークで多様な環境事業を展開
- 環境負荷削減と資源循環を両立する技術力
- 顧客ニーズに即応する柔軟なサービス提供体制
- 強固な法令順守体制と社会的信用に基づく事業推進
- 最新のトレーサビリティ管理システムの導入
- 環境関連市場の変化に迅速適応可能な組織構造
- 廃プラスチック再資源化分野での実証実験と協業実績
脅威
- 原材料価格の変動リスク
- 環境関連法規制の変更による影響
- 競合他社との価格競争激化
- 海外市場の経済動向による影響
- 廃棄物処理コストの増大
- 新技術導入の遅れによる競争力低下
- 自然災害による物流・設備の被害
- 環境問題に対する社会的要求の高度化
- 資源枯渇に伴う原料確保の不安定性
- 再生資源相場の変動性
- 中古車輸出規制の強化
- 労働力不足による事業運営リスク
イノベーション
2023: 廃プラスチック再資源化の実証事業
- 概要
- 荏原製作所グループとの共同で廃プラスチックの高効率再資源化実証実験を実施しました。
- 影響
- 環境負荷減とリサイクル率向上に寄与
2023: リチウムイオン電池の回収・再生履歴追跡システム導入
- 概要
- 回収電池の履歴管理を可能にするトレーサビリティシステムを構築しました。
- 影響
- 安全性向上と法令順守を強化
2022: 選別技術の自動化システム開発
- 概要
- AI搭載センサーを用いた金属スクラップの自動選別技術を導入しました。
- 影響
- 選別精度向上と作業効率30%増加
2021: 環境マネジメントのデジタル化推進
- 概要
- 環境負荷データのリアルタイム監視システムを導入し効率的な環境管理を実現。
- 影響
- 監視コスト削減と迅速な環境対応
サステナビリティ
- 廃棄物の3R推進による持続可能な資源循環促進
- 再生資源を活用したサーキュラーエコノミーの推進
- 環境法令遵守の徹底とグリーン調達の実施
- 環境負荷低減技術の研究開発と導入
- 地域社会との連携による環境保全活動への参加
- 低炭素社会実現に向けたCO2排出削減計画
- 循環型社会形成推進基本法に基づく取り組み