大栄環境
基本情報
- 証券コード
- 9336
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- 企業向け専門サービス
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1979年10月
- 上場年
- 2022年12月
- 公式サイト
- https://www.dinsgr.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ダイセキ環境ソリューション, アミタホールディングス, グリムス, テクマトリックス, レボインターナショナル, エンビプロ・ホールディングス, イボキン, ダイジェット工業, ミダックホールディングス, 要興業, 成友興業, フルハシEPO, TREホールディングス, ダイセキ
概要
大栄環境は1979年創業の廃棄物処理サービス大手で、収集運搬から最終処理まで一貫対応し、環境リサイクル分野で高い技術力と持続可能な社会貢献を進める企業です。
現状
大栄環境は2025年3月期において連結売上高約802億円、営業利益約215億円を計上し、廃棄物収集運搬および処理処分、リサイクル事業で業界をリードしています。主力の廃棄物処理は全国複数拠点で管理型埋立処分場やリサイクルセンターを稼働し、多様な業種へ一貫サービスを提供。独自開発のハードトップ・コンテナによる災害廃棄物の密閉輸送など技術革新も推進中です。サステナビリティ面ではISO14001認証取得や森林保全、バイオエタノール事業などの環境施策も積極的に実施。2024年には女子プロサッカークラブのINAC神戸レオネッサを子会社化し地域社会への貢献を拡大しています。今後は中期経営計画で500億円規模の成長投資を計画し、産廃関連買収も見据える成長戦略を描いています。国内外の環境規制強化を追い風に持続可能性と効率化を両立しつつ、持続可能なリサイクル技術と利便性の向上に注力しています。中長期的には地域開発と環境保全のニーズ拡大を背景に社会的責任を果たしながら事業基盤強化を目指します。
豆知識
興味深い事実
- 災害廃棄物処理用ハードトップ・コンテナを独自に開発
- INAC神戸レオネッサの親会社としてスポーツ支援を展開
- 全国のリサイクルセンター群をリアルタイム連携管理
- 複数の管理型埋立処分場の閉鎖後の環境再生事業を推進
- ISO14001を2004年から継続して多数施設で取得
- 産業廃棄物処理から農林業環境事業まで幅広く展開
- 災害時迅速な廃棄物処理対応で地域に貢献
- バイオエタノール共同出資会社の株主として環境燃料市場に参入
- 和泉リサイクル環境公園など地域環境施設を運営
- 廃棄物処理設備の熱回収技術によりエネルギー効率向上
- 兵庫・大阪を中心に関西圏密着で地域貢献に注力
- 産廃・ごみ処理に関する高度な専門技術を持つ
- 子会社とパートナー企業で多岐にわたるサービス網を展開
- 官公庁や地方自治体との連携実績が豊富
- 地域スポーツと環境教育を重視する文化を持つ
隠れた関連
- INAC神戸レオネッサの親企業として地域活性化とスポーツ振興を図る一般的に知られていない連携
- 災害廃棄物輸送用の特殊コンテナは国内外でも稀有な技術で環境業界内に深い独自性がある
- バイオエタノール事業では大成建設や丸紅、サッポロビールなど大手企業と共同参画する強固な産学官連携が存在
- 環境報告書部門での環境コミュニケーション大賞受賞により業界内外から高い評価を得ている
- ISO14001認証施設は多岐にわたり、社内統一基準で環境マネジメントを運用している
- グループ会社に土木建設や環境分析会社を保有し、包括的な廃棄物管理体制を有する
- 廃プラスチック処理において一貫対応サービスの提供で差別化を図る複合的組織連携
- リサイクル施設群は地域ごとに多様な処理技術を組み合わせる全国展開の複雑なネットワークを成している
将来展望
成長ドライバー
- 全国的な環境規制強化による廃棄物処理需要増
- 災害廃棄物処理の高度化ニーズ拡大
- リサイクル技術革新による資源循環促進
- バイオマス燃料等環境エネルギー市場の成長
- 地域社会との連携強化による社会的信用向上
- 持続可能な環境ビジネスへの政府支援拡大
- デジタルトランスフォーメーションの促進による効率化
- 廃棄物管理法改正による法令遵守需要の高まり
- 環境関連投資増加による資本調達の容易化
- 新規買収及び事業多角化によるシナジー創出
戦略目標
- 環境事業の売上高年間1000億円達成
- ハードトップ・コンテナの災害廃棄物輸送市場でのシェア拡大
- バイオエタノール製品の国内シェア30%獲得
- 全国リサイクルセンターの環境認証取得率100%維持
- ESG投資基準に準拠した情報開示と企業価値の向上
- 地域社会との共創による環境教育プログラム拡大
- CO2排出量削減目標30%達成
- DX推進による業務効率化と顧客サービス向上
- 多様な廃棄物種別の処理能力向上と新規事業参入
- 産業廃棄物処理における法令遵守と透明性確保
事業セグメント
産業廃棄物管理事業
- 概要
- 製造業から地方自治体まで幅広い顧客へ産業廃棄物管理・処理サービスを一括提供。
- 競争力
- 全国網の多様処理施設と技術による一貫体制
- 顧客
-
- 製造業工場
- 建設会社
- 飲食チェーン
- 商業施設
- 地方自治体
- 病院・医療機関
- 電子機器メーカー
- リサイクル事業者
- 地方公共団体環境部
- 物流業者
- 小売業企業
- エネルギー関連企業
- 港湾運送業者
- 製品
-
- 産業廃棄物収集運搬
- 管理型埋立処分場運営
- 焼却処理サービス
- 廃棄物リサイクル処理
- 災害廃棄物特別処理
- 特別管理産廃処理
- 電子廃棄物処理
- 有害物質無害化
- サーマルリサイクル
- 廃油・廃液処理
- 産業廃棄物分析検査
- 資源物破砕・選別
環境コンサルティング・分析事業
- 概要
- 環境リスク解析や調査、浄化提案を通じてクライアントの環境管理を支援。
- 競争力
- 高度な分析技術と豊富な調査実績
- 顧客
-
- 環境監査機関
- 土壌汚染対策企業
- 建設会社
- 官公庁・自治体
- 製造業企業
- リサイクル関連企業
- 環境プラントメーカー
- 大学・研究機関
- ESG評価企業
- 地方自治体環境課
- 製品
-
- 土壌・水質調査
- 有害物質分析
- 環境リスク評価
- 浄化技術提案
- 環境監査支援
- 環境影響評価
- 航空測量調査
- 廃棄物分析サービス
バイオエタノール製造・販売
- 概要
- バイオマス資源由来のエタノール燃料の製造と販売を行い環境負荷低減に貢献。
- 競争力
- 産学連携のバイオ技術による安定生産
- 顧客
-
- 化学メーカー
- エネルギー企業
- 自動車メーカー
- 工業燃料販売業者
- 再生可能エネルギー推進団体
- 製品
-
- バイオエタノール
- 環境対応燃料
- エネルギーリサイクル技術
リサイクル機器・施設運営
- 概要
- リサイクルプラント運営および設備管理を通じて資源循環を促進しています。
- 競争力
- 高度な施設管理ノウハウと広域展開
- 顧客
-
- 自治体リサイクル施設
- 企業リサイクルプロジェクト
- 廃棄物処理プラント運営者
- 資源回収業者
- 製品
-
- リサイクルプラント管理
- 破砕・選別設備運営
- 熱回収施設管理
- 資源化処理システム
廃棄物輸送及び特殊コンテナ事業
- 概要
- 災害現場の廃棄物を安全に輸送する特殊コンテナと専用輸送サービスを提供。
- 競争力
- 特許技術を用いた密閉輸送システム
- 顧客
-
- 災害廃棄物処理機関
- 物流会社
- 港湾運送会社
- 政府災害対策本部
- 製品
-
- ハードトップ・コンテナ輸送
- 災害廃棄物密閉輸送
- 特殊廃棄物搬送サービス
アルミ缶リサイクル事業
- 概要
- アルミ缶を回収し再資源化、環境負荷削減に寄与しています。
- 競争力
- 地域密着の回収ネットワーク
- 顧客
-
- 製造業
- 自治体
- 飲食店
- リサイクル企業
- 製品
-
- アルミ缶回収
- 資源再生処理
- リサイクル資源供給
産業廃棄物の焼却・熱回収事業
- 概要
- 廃棄物の焼却によりエネルギー回収を推進し環境保全に貢献します。
- 競争力
- 高効率熱回収技術
- 顧客
-
- 製造工場
- 産業廃棄物業者
- 化学メーカー
- 鉄鋼メーカー
- 製品
-
- 焼却処理
- 熱エネルギー回収
- 有害物質分解
環境プラント建設・メンテナンス
- 概要
- 環境プラントの建設から保守まで包括的なサービスを提供。
- 競争力
- 豊富な施工実績と専門技術
- 顧客
-
- 大手建設会社
- 地方自治体
- プラント運営企業
- 製品
-
- 廃棄物処理施設建設
- メンテナンスサービス
- リサイクル設備設計
農事関連・環境コンサルティング
- 概要
- 農林業に向けた環境保護と循環型社会の実現支援。
- 競争力
- 地域密着の環境経営支援
- 顧客
-
- 農業法人
- 林業団体
- 環境保全団体
- 製品
-
- 森林保全コンサル
- 有機肥料生産
- 環境影響調査
廃棄物適正処理教育・研修事業
- 概要
- 持続可能な廃棄物管理のための教育および研修サービスを提供。
- 競争力
- 法令に準拠した実務研修
- 顧客
-
- 企業CSR部門
- 産業廃棄物業者
- 自治体職員
- 製品
-
- 環境教育プログラム
- 廃棄物管理研修
- 法規制対応サポート
環境分析機器販売およびメンテナンス
- 概要
- 環境分析機器の販売から保守までのトータルサポートを提供。
- 競争力
- 専門知識を持つ技術スタッフの対応
- 顧客
-
- 分析ラボ
- 製造業
- 環境研究機関
- 製品
-
- 分析機器販売
- 定期メンテナンス
- 技術サポート
プラスチックリサイクル事業
- 概要
- 廃プラスチックの回収から再生製品製造まで一括対応。
- 競争力
- 高品質な再生プラスチック技術
- 顧客
-
- プラスチック製造メーカー
- 飲料・食品業者
- 流通業者
- 製品
-
- 再生プラスチック製造
- 廃プラスチック収集
- リサイクルプラスチック販売
競争優位性
強み
- 全国ネットワークの豊富な処理施設
- 革新的な特殊コンテナ密閉輸送技術
- 多角的リサイクル事業の展開
- ISO14001認証を多数取得
- 持続可能性への強いコミットメント
- 包括的な環境コンサルティング能力
- 強固な資金基盤と大規模投資力
- 地域密着型のサービス展開
- 豊富な業界経験と長年の信頼
- 多様なパートナー企業との連携
- 幅広い事業分野による収益多様化
- 最新技術の積極的導入
- 大規模災害廃棄物対応実績
- 強力な行政との連携体制
- 環境関連法規制対応力
競争上の優位性
- 独自開発したハードトップ・コンテナによる災害廃棄物密閉輸送で差別化
- 全国に分散し連携する管理型埋立処分場と複数リサイクルセンターで多様な処理に対応
- 産業廃棄物から医療系・電子機器まで広範な収集運搬で顧客基盤が厚い
- 環境負荷低減と資源循環を両立するサーマルリサイクルやバイオマス発電設備を保有
- ISO14001認証を複数施設で取得し環境マネジメントの徹底を図る
- 専門的な環境分析センターにより高度な環境コンサルティングサービスを提供
- 多様な分野のグループ会社とパートナー企業との強固な連携体制
- 持続可能な経営への投資と社会貢献活動で企業価値の向上に注力
- 経済産業省や自治体など官公庁からの信頼が高い
- 最新の廃棄物処理技術・イノベーションを速やかに取り入れる姿勢
- 地域の環境改善と産業発展を両立する包括的地域戦略
- 大規模災害対応のノウハウと迅速な現地支援体制
- 環境リスクマネジメントに強みを持ち、クライアントの法令対応を支援
- 多様な産業ニーズに対応できる柔軟なサービスメニュー
- ESG投資の増加により注目される環境サービス企業としての社会的認知
脅威
- 環境関連規制のさらなる強化によるコスト増加リスク
- 競合他社の技術革新・価格競争激化
- 大規模災害による物流網の混乱や人手不足
- 廃棄物処理需要の地域差や景気動向の影響
- 自然災害や気候変動による事業環境変化
- 資源価格変動によるリサイクル原料コストの不安定化
- 法規制違反による信用失墜リスク
- 新技術導入に伴う初期投資の回収遅延
- 国際競争の激化と海外市場参入障壁
- 社会的な環境意識の変化によるサービス需要変動
- 地方自治体の予算制約による委託案件減少
- 人材確保・育成難による運営リスク
イノベーション
2024: INAC神戸レオネッサ経営権取得
- 概要
- 女子プロサッカークラブの経営権を取得し地域社会への貢献を拡大。
- 影響
- ブランドイメージ向上と新たな事業連携促進
2023: 中期経営計画で成長投資500億円発表
- 概要
- 産廃関連事業の買収等に向けた大規模成長投資計画を表明。
- 影響
- 収益基盤の強化と事業拡大戦略の加速
2022: 東京証券取引所プライム市場上場
- 概要
- 大栄環境の株式がプライム市場に上場し企業価値を向上。
- 影響
- 資金調達力向上と企業認知度の拡大
2021: 特殊ハードトップコンテナ導入拡大
- 概要
- 災害廃棄物の密閉輸送向けコンテナを全国展開。
- 影響
- 安全性向上と災害対応力強化
2020: バイオマスガス化発電設備稼働開始
- 概要
- 廃棄物由来のバイオマス発電施設の運転を開始し再生可能エネルギー推進。
- 影響
- CO2排出削減と新収益源確立
サステナビリティ
- ISO14001認証取得による環境管理強化
- 森林保全および林業コンサルティングへの参入
- 災害廃棄物の適正処理による地域社会支援
- バイオエタノール製造による再生エネルギー普及促進
- リサイクル素材の資源循環率向上推進
- 環境負荷低減に配慮した処理技術の開発
- 地域清掃活動や環境教育への積極参加
- グループ会社連携による総合環境サービス展開
- エネルギー効率改善によるCO2削減
- 環境報告書の定期公開と情報透明化
- 多様な廃棄物のリサイクル及び再資源化強化
- 災害対応の市民社会連携による継続的支援