TOA

基本情報

証券コード
6809
業種
電気機器
業種詳細
情報機器・通信機器
都道府県
兵庫県
設立年
1949年04月
上場年
1977年09月
公式サイト
https://www.toa.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
日本ドライケミカル, あいホールディングス, 帝国繊維, SANEI, UMCエレ, 能美防災, ホーチキ, 新コスモス電機, ティラド

概要

TOA株式会社は1949年創業の業務用音響機器とセキュリティ機器の専門メーカーで、放送設備分野で国内トップクラスのシェアを有しています。

現状

TOA株式会社は2025年3月期に連結売上高約506億円、営業利益約36億円、純利益約24億円を計上しています。主力事業の音響システムは空港や公共施設で高いシェアを誇り、特に日本の空港放送設備ではシェア90%以上を占めています。映像機器事業では監視カメラを中心に成長を続け、防犯分野への展開を強化しています。子会社の株式会社ジーベックを通じて音響・映像コンテンツ制作も展開し、トータルなサービス提供を行っています。近年はデジタル技術への対応やワイヤレスシステムの開発に注力し、業務用放送設備のデジタル化を推進しています。サステナビリティとして省エネ機器開発や地域活動にも取り組み、2030年に向けた成長戦略として国内外での市場拡大、新製品開発、デジタルソリューションの推進を掲げています。安定的な資本体制と三和グループの一員としての信頼性が事業基盤を支えています。

豆知識

興味深い事実

  • 世界初の電気メガホンを1954年に開発
  • 日本の空港放送設備で90%以上のシェアを保持
  • 子会社ジーベックがコンサートホールを運営
  • 1962年に音量の届く距離実験を実施
  • 三和グループの一員として安定した資本基盤を有する
  • ホーンスピーカーの開発で音響技術に貢献
  • 積極的にデジタルシグナルプロセッサーを導入
  • 神戸ルミナリエの音響設備を提供
  • TOAという社名は旧社名のブランド名に由来
  • 子会社ジーベックは音楽制作なども行う

隠れた関連

  • TOAは三和グループおよびみどり会の会員企業である。
  • 子会社ジーベックの社名は地中海の帆船に由来し音響と映像の文化事業を展開。
  • 神戸新交通の中埠頭駅にはジーベックホール前の副駅名が付されている。
  • 1968年設立の医用電子部門が現在のシスメックスに分社化。
  • 拡声器から始まった企業だが現在は映像監視機器でも成長中である。
  • 防犯設備や放送設備を一体的に提供することで市場優位性を築いている。
  • 代表の谷口方啓氏は技術革新と海外展開を積極推進している。
  • 経営基盤に三和グループ、販売・技術力にジーベックとの連携を保持。

将来展望

成長ドライバー

  • 業務用音響・放送設備のデジタル化需要拡大
  • 防犯・監視カメラ市場の技術進化とニーズ増加
  • 公共施設・交通機関のインフラ整備需要
  • ワイヤレス&ネットワーク機器の普及拡大
  • アジア市場を中心とした海外展開強化
  • 環境配慮型省エネ製品への需要増加
  • AI・IoT技術の音響・映像機器適用
  • 子会社ジーベックを活用したコンテンツ事業拡充
  • 災害対策機器の高度化ニーズ
  • 三和グループのネットワーク活用による新規取引拡大

戦略目標

  • 国内外における市場シェア拡大
  • ワイヤレス・AI導入製品比率50%以上
  • サステナブル製品の売上構成比を30%以上に増加
  • 監視カメラ事業の売上を現在の1.5倍に拡大
  • 子会社連携による映像・音響コンテンツ事業の拡大

事業セグメント

公共施設放送設備

概要
公共施設向けの高信頼性放送システムを提供。
競争力
長年の実績と高い技術力で国内トップシェア
顧客
  • 空港
  • 市役所
  • 学校
  • 病院
  • 商業施設
製品
  • 拡声放送装置
  • 非常用放送設備
  • ホーンスピーカー

防犯・セキュリティ機器

概要
高品質な映像監視ソリューションを展開。
競争力
映像機器に強みを持ち、総合的な防犯体制を構築
顧客
  • 官公庁
  • 企業
  • 商業施設
  • 学校
  • 公共交通機関
製品
  • 監視カメラ
  • 録画装置
  • アクセスコントロール

業務用音響機器

概要
イベントや施設向けの音響製品を多彩に提供。
競争力
多様な音響ニーズに対応する幅広い製品群
顧客
  • イベント主催者
  • ホール運営者
  • 企業
  • 教育機関
製品
  • ミキシングコンソール
  • ワイヤレスシステム
  • スピーカー

議場・会議システム

概要
正確かつ円滑な議事運営を支援するシステム。
競争力
精度・信頼性の高い議場用専門機器提供
顧客
  • 地方自治体
  • 議会
  • 裁判所
  • 企業
製品
  • 議場音響システム
  • インターカムシステム

メンテナンス・エンジニアリングサービス

概要
包括的なメンテナンスとエンジニアリング支援。
競争力
長期的な顧客対応力とサービス品質
顧客
  • 全業種の既存顧客
  • 販売代理店
製品
  • 機器保守サービス
  • システムアップグレード
  • 技術支援

競争優位性

強み

  • 国内トップクラスの放送設備シェア
  • 豊富な音響機器開発の実績
  • 堅牢な防犯機器ラインアップ
  • 三和グループの安定した資本基盤
  • 充実した子会社によるコンテンツ制作
  • 先進的なデジタル技術導入
  • 広範な顧客基盤の確立
  • 高い製品品質と信頼性
  • 専門的な技術サポート体制
  • 持続的な研究開発力
  • 公共施設での強固なブランド認知
  • 長期的な顧客関係構築
  • 環境配慮型製品の開発
  • 多様な製品群による市場ニーズ対応
  • 業務用音響分野の一貫サービス提供

競争上の優位性

  • 業務用音響機器における90%以上の空港市場シェア
  • 監視カメラ等防犯機器の高品質ラインアップ
  • 子会社ジーベックと連携したコンテンツ制作力
  • デジタルシグナル処理技術の早期導入
  • 三和グループとしての資金力と信頼性
  • 多様な業界ニーズに対応可能な製品展開
  • 公共・民間双方の大手顧客基盤
  • 国内外での長期的取引実績
  • 高効率・省エネパワーアンプ技術
  • 専門性の高い議場システム提供
  • 先進的ワイヤレス技術の採用
  • 音響設備と映像機器の一体提供
  • しっかりとしたメンテナンス体制
  • 地域イベント等への積極的協力
  • 安心の国内生産体制

脅威

  • グローバル競合企業の台頭による価格競争
  • デジタル技術の急速な進展への適応遅れ
  • 国内市場の人口減少による需要減少
  • 為替変動の影響による輸出コスト変動
  • 半導体など部品調達の国際的な供給不安
  • 規制強化による製品設計コストの増加
  • 新規参入企業による市場シェア侵食
  • 災害対応需要の変動による収益不安定化
  • 環境対応製品開発の遅れリスク
  • 海外市場でのブランド認知課題
  • 技術者不足による研究開発人材の確保困難
  • 資源価格の高騰によるコスト増加

イノベーション

2024: 次世代ワイヤレス拡声システム開発

概要
安定した通信と音質を両立した新型ワイヤレス拡声機器を開発。
影響
公共施設での導入拡大に貢献。

2023: デジタルサイネージ統合管理プラットフォーム

概要
映像・音響設備を一元管理できるプラットフォームを構築。
影響
運用効率の大幅向上を実現。

2022: 高感度監視カメラ技術の改良

概要
夜間や悪天候下でも鮮明な映像を提供する監視カメラ技術を強化。
影響
防犯機器分野での競争力向上。

2021: 省エネ型マルチチャンネルパワーアンプの発売

概要
ハイインピーダンス対応で消費電力を大幅削減するアンプを製品化。
影響
環境負荷低減に貢献。

2020: AI音響調整システムの開発開始

概要
AI技術を活用した自動音響最適化システムの研究開発を推進。
影響
今後の商品展開に向けた基盤技術確立。

サステナビリティ

  • 省エネルギー設計製品の開発と普及促進
  • 地域イベント・文化行事への音響協賛支援
  • リサイクル可能素材の積極活用
  • 環境負荷低減を目指した生産プロセス改善
  • ISO14001環境マネジメント認証取得
  • 地域の防犯・防災活動への技術提供
  • 従業員の環境意識向上プログラム実施
  • 地元兵庫県地域社会との共生支援
  • 廃棄物削減および資源循環の推進
  • グリーン調達の強化