エイベックス
基本情報
- 証券コード
- 7860
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- コンテンツ制作・配信
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1988年04月
- 上場年
- 1998年10月
- 公式サイト
- https://avex.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- アミューズ, テクノロジーズ, 第一興商, NISSO
概要
エイベックスは1988年創業の情報・通信業界における音楽・映像ソフト企画販売と配信の大手企業であり、多彩な音楽ジャンルとデジタル配信事業に強みを持つリーディングカンパニーです。
現状
エイベックスは最新の2020年3月期に連結売上高1,355億円、営業利益40億円を記録し、動画および音楽配信を含めた多角的なコンテンツ事業を展開しています。音楽・映像ソフトの企画・制作と配信サービスに強みを持ち、国内外で多様なレーベルとアーティストを抱えています。マネジメント事務所や映像制作子会社を傘下に持ち、コンテンツ制作とタレントマネジメントの両分野で競争力を強化しています。近年は海外市場やデジタルプラットフォームへの投資を拡大し、特にアニメや映像配信事業を通じた新規顧客層の開拓に注力しています。持続可能な成長のため、音楽配信技術の革新や多様なコンテンツ開発を推進し、2023年には組織再編による事業効率化を実施しました。法規制と市場競争への対応を強化しながら、中長期的なブランド価値向上とグループシナジー創出を戦略の柱としています。
豆知識
興味深い事実
- 社名エイベックスは「Audio Visual Expert」から由来。
- 2000年代初頭に浜崎あゆみなどの多様なアーティストで市場を席巻した。
- 日本初のコピーコントロールCDを導入したが反発により撤回。
- 毎年株主総会でシークレットライブを開催していたが2010年で終了。
- 日本初のアニソン専門定額配信サービス『ANiUTa』を開始。
- 韓国や台湾、中国などアジア各地に子会社を展開し国際化を進めている。
- ライブイベント『a-nation』は大型野外フェスとして人気。
- 音楽ジャンルはJ-POPからクラシック、ロック、EDMまで多彩。
- eスポーツやVTuber関連のスタートアップにも積極投資。
- 社会問題への取組として障がい者スポーツ支援を行っている。
- エイベックスのDNAに音楽と映像の融合が強く根付いている。
- 著作権管理会社としても日本国内トップクラスの規模。
- 2004年の経営内紛が株価に大きな影響を与えた事例がある。
- 独自の音楽教育スクールを運営し若手育成に注力している。
- 多くの有名アーティストを世界的に輩出している。
隠れた関連
- 初期は住友銀行(現三井住友銀行)からの追加融資を受けて事業拡大を図った。
- 一時期NECが少数株参加しIT技術面でサポートを受けていた。
- サイバーエージェントと連携し音楽ストリーミング配信市場に参入。
- KADOKAWAと資本提携を経てアニメ市場で協業を行った歴史がある。
- 所属アーティストのイベントを通じて複数の文化事業者と接点がある。
- 複数の振興アニメ制作会社や配信事業者と提携し海外展開を強化中。
- 高齢スポーツ選手や障がい者スポーツにもマネジメントなどで関与。
- 新興テクノロジー企業への出資を通じて音楽産業のデジタル化を先導。
将来展望
成長ドライバー
- 国内外のデジタル音楽配信市場の急速な拡大
- アニメや映像コンテンツの国際的な需要増加
- 新規技術(VR、XR、AI)活用による新サービス開発
- 多様なジャンルへの音楽ソフト制作の強化
- ライブ・イベント再開による収益回復期待
- サブスクリプションサービスの利用者増加
- アジア及び北米の海外市場開拓推進
- エイベックスグループ内の組織最適化による効率化
- 新世代アーティスト育成による持続的ヒット創出
- デジタル広告およびメディアミックスの拡大
- eスポーツ・VTuber領域の急成長
- サステナビリティ対応を加速
戦略目標
- グローバル売上比率50%以上の達成
- 音楽配信サービスでユーザー数1000万人突破
- アニメ事業の国際展開による収益倍増
- DX推進による業務効率20%改善
- サステナブルな事業運営体制の確立
- ライブイベントの年間動員数増加
- 新規テクノロジーによるコンテンツイノベーション
- 多角的な収益源の確立とリスク分散
- 若手アーティストの国際的成功数増加
- 文化・社会貢献活動の強化や社会的責任の推進
事業セグメント
音楽ソフト制作受託
- 概要
- 音楽・映像ソフトの企画・制作受託を手掛ける事業。
- 競争力
- 1300タイトル超のコンテンツ開発実績
- 顧客
-
- 国内音楽出版社
- 海外レーベル
- 映像制作会社
- 広告代理店
- 製品
-
- CD企画制作
- 映像コンテンツ制作
- ディスクプレスサービス
- 版権管理
アーティストマネジメント支援
- 概要
- 所属タレントの育成から活動支援を包括的に提供。
- 競争力
- 長期的なファンベース構築のノウハウ
- 顧客
-
- 芸能プロダクション
- スポーツクラブ
- タレント事務所
- 製品
-
- マネジメント業務代行
- ライブ企画運営
- メディア露出支援
- プロモーション戦略
配信プラットフォーム運営
- 概要
- 技術基盤とライセンスを活用した配信事業。
- 競争力
- 多様な配信チャネルへの展開力
- 顧客
-
- 通信キャリア
- 動画配信サービス企業
- 音楽配信事業者
- 製品
-
- 音楽サブスクリプション配信
- 映像配信サービス
- コンテンツライセンス提供
イベント企画・運営サービス
- 概要
- 国内外イベントのトータルソリューションを提供。
- 競争力
- 大規模イベント運営ノウハウ
- 顧客
-
- 企業プロモーション
- スポーツイベント
- コンサート主催者
- 製品
-
- 音楽ライブ企画
- 販促イベント企画
- 会場設営および運営
デジタルコンテンツ制作支援
- 概要
- 最新技術を活用したデジタルコンテンツ制作。
- 競争力
- 多角的な映像制作技術
- 顧客
-
- VR関連企業
- ゲームメーカー
- 映像配信事業者
- 製品
-
- 3D映像制作
- VTuberプロデュース
- 映像撮影及び編集
音楽著作権管理・出版
- 概要
- 著作権管理と楽曲流通のサポートを実施。
- 競争力
- 国内大手音楽出版社として信頼獲得
- 顧客
-
- 作曲家
- 作詞家
- 音楽出版社
- 製品
-
- 著作権管理
- 楽曲販売代理
- ライセンス調整
広告媒体制作
- 概要
- 広告・プロモーション映像の企画制作を担う。
- 競争力
- 豊富な実績とクリエイティブ力
- 顧客
-
- 広告代理店
- 企業マーケティング部門
- 製品
-
- プロモーション映像
- 広告映像編集
- イベント映像制作
ライブ・エンタメ技術提供
- 概要
- ライブイベントの技術サポートと機器提供。
- 競争力
- 最先端技術並びに豊富な運営経験
- 顧客
-
- ライブ会場運営者
- 芸能プロモーター
- 製品
-
- 照明音響設備
- 映像機器レンタル
- ライブ配信技術
芸能人・スポーツ選手マネジメント
- 概要
- タレントのイメージ・マネジメントと契約業務。
- 競争力
- 多様なジャンルのタレントを扱う柔軟性
- 顧客
-
- プロスポーツチーム
- 芸能事務所
- 製品
-
- 契約管理
- ブランディング戦略
- メディア対応支援
教育・スクール運営
- 概要
- プロ育成を目的とした教育プログラム提供。
- 競争力
- 業界と連携した実践的カリキュラム
- 顧客
-
- 個人音楽家志望
- ダンサー
- クリエイター志望者
- 製品
-
- 音楽トレーニングコース
- ダンスレッスン
- クリエイター育成講座
デジタル配信事業のシステム提供
- 概要
- 配信システム構築と運用支援サービス。
- 競争力
- 大規模配信運用経験
- 顧客
-
- 音楽ストリーミングサービス
- 動画配信プラットフォーム
- 製品
-
- 配信インフラ構築
- コンテンツ管理システム
- ユーザー分析ツール
海外コンテンツ展開支援
- 概要
- 国際市場向けコンテンツ展開のサポート。
- 競争力
- 東アジアを中心としたグローバル連携
- 顧客
-
- 海外音楽企業
- アジア市場事業者
- 製品
-
- ライセンス供与
- 現地プロモーション
- 海外マーケティング
競争優位性
強み
- 多ジャンルの音楽制作力と多様なレーベル展開
- 国内外のデジタル配信プラットフォーム運営
- 強固なアーティストマネジメント基盤
- 充実したイベント企画運営ノウハウ
- グローバル市場・アジア展開の推進力
- 技術革新によるデジタルコンテンツ制作力
- 強力なブランドおよびファンベース
- 多様な子会社とグループ連携体制
- 長期的安定した著作権管理体制
- 多彩な音楽ジャンル対応による市場適応性
- サブスクリプション型サービスへの高度対応
- 最新配信技術の積極的導入
- 映像・アニメコンテンツとの融合による強み
- 革新的なデジタル映像制作能力
- 多様な顧客層に対応する販売チャネル網
競争上の優位性
- 多くの有名アーティストと独占契約している点で差別化されている
- 日本国内最大級のオンライン音楽配信を展開し、新規世代を取り込んでいる
- 音楽制作だけでなく映像制作やマネジメントまでトータルで提供可能
- eスポーツやVTuber、VRなど最新コンテンツ分野に積極的に投資している
- グループ内組織再編で経営効率を高め、市場変化に迅速に対応
- 国際的なマーケットにおける販売および配信ネットワークを持つ
- 先進的な配信システムとユーザーデータ分析に基づくサービス展開
- 専門的なイベント企画運営によるブランド強化と収益安定化
- 他業界企業と連携した多角的収益構造を確立している
- 持株会社制によりグループ全体の戦略的シナジーを実現
- 品質管理と著作権管理に優れているため業界内で信頼されている
- 多様なジャンルにまたがる音楽レーベルの運営により市場変動耐性を持つ
- デジタルとリアルを融合した総合エンタメ企業として差別化
- 積極的な海外展開でクロスボーダー収益を拡大している
- 技術革新を通じて新しい顧客価値を創造している
脅威
- 音楽業界におけるデジタル化による収益構造の変動リスク
- 強力な国内外競合他社との激しい市場競争
- 著作権管理に関わる法的規制強化の可能性
- 配信プラットフォームの権利調整問題による収益圧迫
- アーティスト離脱や契約問題によるブランドリスク
- 著作物盗用・盗作疑惑による社会的信用低下の懸念
- 変化する消費者嗜好による音楽ジャンル人気の移り変わり
- ライブイベントのコロナ禍等による中断リスク
- 国際市場の政治的・経済的変動リスク
- ITインフラへのサイバー攻撃の潜在的脅威
- コンテンツ配信の技術進化に追随できないリスク
- 広告収入減少やスポンサーシフトによる収益低下
イノベーション
2023: グループ組織再編と事業効率化
- 概要
- エイベックス・エンタテインメントとエイベックス・ピクチャーズを中間持株会社とする再編を実施し、経営効率を高めた。
- 影響
- グループシナジーの拡大と迅速な意思決定を促進。
2022: 本社を最新ビルへ移転
- 概要
- 東京都港区三田の住友不動産麻布十番ビルに本社移転。最新設備を導入し業務効率を向上。
- 影響
- 働きやすい環境整備とイノベーション促進。
2021: 米国マネジメント会社子会社化
- 概要
- 米国レコード及びマネジメント会社を子会社化し、海外市場への注力を強化。
- 影響
- 北米地域での事業拡大と海外売上増加に貢献。
2020: dTVプラットフォーム強化
- 概要
- NTTドコモと連携しdTVサービスの強化を図り、映像配信の顧客基盤を拡大。
- 影響
- 会員数増加と収益基盤の安定化。
2024: VRソーシャルルームアプリ『Cluster.』出資
- 概要
- エイベックス・ベンチャーズがVRソーシャルプラットフォームへの出資を実施。
- 影響
- XR領域における新規事業の種まき。
2023: デジタル音楽著作権管理の高度化
- 概要
- エイベックス・ミュージック・パブリッシングがAIを活用した著作権管理システムを導入。
- 影響
- 管理効率向上と権利者満足度増進。
2023: BLドラマの国際展開
- 概要
- KADOKAWAと組み、BLドラマ新作のタイ市場向け展開を推進。
- 影響
- 新興市場でのファン層拡大と売上向上。
2021: サブスクリプション音楽サービス『AWA』強化
- 概要
- サイバーエージェントと連携し、AWAの楽曲コンテンツ拡充と機能改善を実施。
- 影響
- 利用者増加と収益成長に寄与。
サステナビリティ
- 環境負荷低減のため音楽イベントでのプラスチック削減推進
- デジタル配信によるペーパーレス化の促進
- 文化芸術支援活動の継続的実施
- 女性や若年層の芸能支援プログラム展開
- 働き方改革による従業員の健康と多様性の推進
- 地域音楽教育支援活動との連携促進
- 再生可能エネルギーの導入検討開始
- コンプライアンス強化と情報セキュリティの徹底
- 障がい者スポーツ支援の充実
- グローバルなサステナビリティ活動への参画
- 公正なアーティスト契約慣行の推進
- 多文化共生を図るコンテンツ制作の推奨