キングジム
基本情報
- 証券コード
- 7962
- 業種
- その他製品
- 業種詳細
- 日用品・生活用品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1948年08月
- 上場年
- 1987年02月
- 公式サイト
- https://www.kingjim.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- システム・ロケーション, メディアスホールディングス, 稲葉製作所, ほぼ日, オーベクス, ケイブ, イムラ, TONE, フルサト・マルカホールディングス, ナンシン, ノーリツ鋼機, パイロットコーポレーション, ソノコム, リヒトラブ, 三菱鉛筆, コクヨ, セーラー万年筆
概要
キングジムは1948年設立の文具・電子文具大手で、国内厚型ファイル市場トップシェアを誇り多彩な独創的商品展開を駆使して持続的成長を目指す企業です。
現状
キングジムの2024年6月期連結売上高は約396億円ですが、営業利益は赤字計上となっています。主力の厚型ファイルは国内市場で圧倒的シェアを占め、電子文具「テプラ」シリーズも高いブランド力を持ちます。製品革新や新分野開拓に注力し、ポメラなど他電子文具の開発も進行中です。経営理念に基づき独創的な商品開発に取り組み、衛生用品分野の事業拡大も図っています。2024年には新社長に木村美代子氏が就任し、DX推進やデジタル製品強化を戦略の柱に据えています。国内外のグループ企業との連携で市場拡大を目指し、社会的責任とサステナビリティにも積極的に対応しています。
豆知識
興味深い事実
- キングジムは創業以来独創的なファイル製品を多く生み出している。
- 電子文具のテプラは1988年発売以来、累計販売台数1000万台を超える。
- 『ファーストペンギン』の経営理念は社長宮本彰氏の提唱。
- 事務用ファイルでは厚型ファイルで日本国内トップシェアを誇る。
- 新製品は役員2名の承認で決定され、多数決は使わない珍しい制度。
- 社名の由来は「キング事務用品」の略称から。
- 新型コロナ禍で衛生関連商品の展開に成功し新規収益柱を構築。
- 本社ビルは2000年完成の地上10階建て。
- 海外に複数の子会社をもち、アジア各地に販売・製造拠点がある。
- テレビ東京のカンブリア宮殿に取り上げられたことがある。
隠れた関連
- ブラザー工業のOEM供給により電子機器分野で技術協力関係がある。
- 東京都交通局の6500形車両が『キングジム電車』と呼ばれている。
- 子会社のラドンナがフォトフレーム分野で業界シェアを保つ。
- 作業用手袋の製造を行うウインセスは子会社化後も独自事業展開を継続。
- 創業家による連続経営で経営の安定性が保たれている。
- ポメラの形状をベースにしたモバイルPC『ポータブック』を製造。
- 人気製品テプラの名は商標登録及び特許に関係し特許訴訟経験がある。
- 社長が藍綬褒章を受賞し産業振興に貢献した実績がある。
将来展望
成長ドライバー
- 国内文具市場内での製品多様化と高付加価値化戦略
- 電子文具製品の機能強化と新市場開拓
- 衛生用品分野の市場拡大と新製品開発
- 国内外のグループ企業との連携強化
- DX推進による業務効率化と顧客満足度向上
- 環境配慮型商品の開発とサステナブル経営
- 新規顧客層の開拓と販売チャネル拡大
- テクノロジー融合による製品革新
- 在宅勤務・リモートワーク対応商品の需要増
- ブランドイメージのさらなる強化
- 社会的責任(CSR)への積極的な対応
- 国際的事業展開とアジア市場の拡大
戦略目標
- 国内市場での厚型ファイルシェア70%以上維持
- 電子文具売上比率を全体の50%に拡大
- 衛生用品事業で年間50億円規模達成
- グループ企業全体で連結売上高500億円突破
- CO2排出量30%削減と環境負荷低減実現
- 新製品開発によるイノベーション創出
- DXを活用した全業務の最適化完了
- 多様な販売チャネルを通じた顧客接点強化
- グローバルに通用するブランド価値創出
- 社会貢献活動の体系的強化と継続推進
事業セグメント
事務用品・ファイル製造販売
- 概要
- 幅広い事務用品の企画製造販売を行い、特注対応も可能な事業セグメント。
- 競争力
- 厚型ファイルで国内トップシェアを有し高品質製造を実施。
- 顧客
-
- 大企業事務部門
- 中小企業オフィス
- 教育機関
- 官公庁
- 書店・文具店
- 製品
-
- パイプファイル
- リングファイル
- クリアーファイル
- 医療ポーチ
- 収納ケース
電子文具・OA機器販売
- 概要
- ラベルライター「テプラ」シリーズを基軸に多様な電子文具を展開。
- 競争力
- 独自商品「テプラ」の多彩モデル展開と堅調なブランド力。
- 顧客
-
- 小売店
- 家電量販店
- オンラインショップ
- 法人顧客
- 製品
-
- ラベルプリンター
- デジタルメモ端末
- 電子メモパッド
- 専用消耗品
衛生用品販売
- 概要
- ニューノーマル時代の需要に対応した衛生関連製品を幅広く提供。
- 競争力
- 高機能消毒製品と繰り返し使用可能なマスクの安定供給。
- 顧客
-
- 病院・医療機関
- 企業の衛生管理担当
- 学校施設
- 公共施設管理者
- 製品
-
- 自動手指消毒器
- 除菌ディスペンサー
- マスク
- パーティション
- 除菌ケース
インテリア雑貨・家具製造販売
- 概要
- 子会社を通じた生活関連商品の企画・製造・販売事業。
- 競争力
- ライフスタイルに応じた多様な商品群の展開。
- 顧客
-
- 小売チェーン
- ホームセンター
- オンラインショップ
- ショールーム
- 製品
-
- フォトフレーム
- 家具
- 季節家電
- 生活雑貨
業務支援用品
- 概要
- オフィス機能向上や従業員支援製品の開発販売。
- 競争力
- ニッチ市場向け独自製品による差別化。
- 顧客
-
- 企業オフィス
- イベント運営会社
- 教育機関
- 公共機関
- 製品
-
- ミーティングシート
- 帰宅支援キット
- パワードスーツ
- キャリングケース
競争優位性
強み
- 国内厚型ファイル最大シェア
- 電子文具分野のブランド力
- 独自ブランドと製品開発力
- 多様な製品ポートフォリオ
- グループ企業による事業多角化
- 強固な販売チャネル網
- 堅実な財務基盤
- 長い歴史と経営の安定性
- 成熟した製造技術
- 積極的なデジタル戦略
競争上の優位性
- 厚型ファイル業界トップの市場占有率
- テプラシリーズの差別化と高信頼性
- 他社に先駆けた電子文具の市場展開
- 多彩な販売チャネルと直販力
- グループ内外での製品・技術連携
- 新分野の衛生用品市場への早期参入
- 高度な特注技術による顧客対応力
- 品質管理とブランドイメージの高さ
- DX推進による業務効率化と新商品創出
- 長期的な経営理念「ファーストペンギン」の実践
脅威
- 文具市場のペーパーレス化による需要縮小
- 国内外競合他社の価格競争激化
- 人手不足による製造コスト増加
- 技術革新のスピードに対応困難なリスク
- 新型コロナウイルス影響の継続不透明感
- 原材料価格の変動によるコスト圧迫
- 海外事業に伴う為替変動リスク
- 法規制強化による製品開発・販売影響
- 環境規制強化による包装材の見直し要求
- 顧客ニーズの多様化に対応遅延
イノベーション
2024: 新社長体制の下でDX推進強化
- 概要
- 木村美代子氏の社長就任とともに業務デジタル化と商品開発の加速を図る体制を整備。
- 影響
- 業務効率化および新規商品投入速度の向上が期待される。
2023: 消毒用アルコール自動噴射器『テッテ』改良モデル発売
- 概要
- 大容量対応モデルの開発および使い勝手向上機能を追加。
- 影響
- 販売台数増加と衛生用品市場での競争力強化。
2022: 次世代ラベルプリンター新機種開発
- 概要
- 高速印刷対応とモバイル連携機能を搭載した新モデルを発表。
- 影響
- 法人顧客の利便性向上と市場シェア拡大に貢献。
2021: UV除菌ケースの発売及び普及拡大
- 概要
- スマホとマスクを対象にした除菌ケースを新たに市場投入。
- 影響
- ニューノーマル関連製品として新需要を喚起。
2020: デジタルメモ端末ポメラ 最新機種発売
- 概要
- 長時間バッテリー搭載と携帯性向上を図った新モデルを投入。
- 影響
- 個人・法人の利用拡大に寄与。
サステナビリティ
- 環境負荷低減のための包装材見直しプロジェクト推進
- 事業所における省エネルギー対策強化
- 廃棄物リサイクル率向上活動実施
- 地域社会との緊密な連携による環境美化活動
- 社員の健康と働き方改革への積極的取り組み