第一生命ホールディングス

基本情報

証券コード
8750
業種
保険業
業種詳細
保険
都道府県
東京都
設立年
1902年09月
上場年
2010年04月
公式サイト
https://www.dai-ichi-life-hd.com/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
日本郵政, 三菱重工業, ライフネット生命保険, かんぽ生命保険, 三菱商事, 三菱UFJフィナンシャル・グループ, 三井住友フィナンシャルグループ, みずほフィナンシャルグループ, SOMPOホールディングス, MS&ADインシュアランスグループホールディングス, 東京海上ホールディングス, T&Dホールディングス, NTT, KDDI

概要

第一生命ホールディングスは1902年創業の日本の大手生命保険持株会社で、国内3位の業界地位を持ち、多数の関連子会社を擁しています。

現状

第一生命ホールディングスは2024年3月期において連結売上高11兆281億円、経常利益5,390億円、純利益3,207億円と堅実な財務基盤を維持しています。主力の生命保険事業は国内外で幅広く展開し、堅実な顧客基盤を築いています。業務提携によりみずほフィナンシャルグループや楽天グループ、ふくおかフィナンシャルグループなどと連携し多角化を推進中です。直近では海外の再保険や資産運用事業を強化し、アセットマネジメントOneなど共同運用会社の活用による投資効率の向上を図っています。経営は持株会社体制によりグループ全体の統括と成長分野への資源配分に注力しており、2026年に社名を「第一ライフグループ」に変更して生命保険にとどまらない事業展開を目指します。資産運用や不動産事業、不動産及び福利厚生関連子会社の統合管理も進め、持続可能な成長に向けた基盤整備を進めています。今後は国内外の成長市場や多様な顧客ニーズに応じた商品開発、ヘルスケア分野の拡充を戦略の柱としています。

豆知識

興味深い事実

  • 国内最大規模の株主数を擁する生命保険会社
  • 日本初の相互会社形式の生命保険会社として設立
  • みずほFGとの資産運用事業でアセットマネジメントOneを共同設立
  • 業務提携先には楽天生命やアイペット損害保険など多彩な企業がある
  • バミューダに再保険会社を設立し海外リスク管理を強化
  • 2026年に社名を「第一ライフグループ」に変更予定
  • 総合商社の丸紅と国内不動産事業を統合する計画を発表
  • テレビ朝日の番組『世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団』のスポンサー
  • 保険契約者に株式や現金支給を選択可能にした株式会社転換を実施
  • 保有する不動産管理と資産運用の事業子会社が多数存在
  • 海外子会社は多国籍で、主要市場はオーストラリア、ベトナム、インドなど
  • 株主総会にて多くの株主が含み損状態の中で意思決定を行った歴史がある
  • AI活用によるヘルスケア領域のサービス開発に注力している
  • ペット保険事業で業界トップクラスのシェアを持つ子会社を有する
  • 多様な金融商品に加え、福利厚生サービスもグループで提供する

隠れた関連

  • みずほFGと密接に連携し、資産運用やヘルスケア領域で共同事業を推進している
  • 楽天グループの楽天生命と提携し、ネット販売チャネルを拡大している
  • 丸紅との不動産事業統合により、国内不動産市場での影響力を強化予定
  • 英国のM&Gへの大型出資で欧州市場の足がかりを構築している
  • バミューダの再保険会社設立によりグローバルなリスク管理体制を整備
  • 第一生命グループ各社の名称が『第一ライフ』に統一され、ブランド力を強化中
  • 第一生命の創設者矢野恒太は日本生命の社医であったが独立し創業した経緯がある
  • 第一生命グループ傘下の子会社は幅広い金融関連分野に展開し事業多角化が進む

将来展望

成長ドライバー

  • 高齢化社会に対応した医療・介護保険の需要拡大
  • 海外市場での生命保険普及率向上による成長
  • ヘルスケア分野のデジタル化とサービス多様化
  • 資産運用事業の高度化とESG投資の推進
  • デジタルツールの活用による顧客接点強化
  • 総合不動産事業による収益基盤多様化
  • 業務提携を活かした新サービス開発の促進
  • 環境・社会・ガバナンス(ESG)要素への対応強化
  • 保険契約者数の拡大と商品ポートフォリオの最適化
  • 労働市場の変化に対応した人材育成と組織体制強化
  • 金融テクノロジーの革新による業務効率化
  • グローバルリスク管理の高度化

戦略目標

  • グループ全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進
  • ヘルスケア分野の売上比率20%以上達成
  • サステナビリティ関連投資比率50%以上
  • 海外生命保険事業でアジア・オセアニア市場の拡大
  • 国内不動産事業の収益最大化および市場占有率向上
  • 企業年金等のBtoBサービス領域で業界トップレベルの地位獲得
  • 株主・契約者満足度の継続的改善
  • 新規保険商品・サービスの年間10件以上開発
  • ゼロカーボンファイナンスの推進と環境負荷低減
  • 多様性と包摂性の高い組織文化構築

事業セグメント

資産運用サービス

概要
機関投資家向けの多様な資産運用とリスクマネジメントを提供。
競争力
高度な運用ノウハウとグループ連携
顧客
  • 機関投資家
  • 年金基金
  • 金融機関
  • 企業投資部門
製品
  • 投資信託
  • 私募ファンド
  • リートファンド
  • プライベート・デット
  • 資産管理サービス

不動産開発・管理

概要
国内不動産のバリューアップと効率的な資産運用を支援。
競争力
統合的な不動産事業展開
顧客
  • 法人顧客
  • 不動産投資家
  • 資産運用会社
  • プロパティマネジャー
製品
  • オフィスビル管理
  • 不動産賃貸
  • プロパティマネジメント
  • 資産開発コンサルティング

保険代理店サービス

概要
保険代理店向けに営業支援と商品提供を行うセグメントです。
競争力
多様な商品ラインナップと顧客基盤
顧客
  • 中小企業
  • 個人顧客
  • 法人顧客
  • 保険募集人
製品
  • 生命保険商品
  • 医療保険
  • 個人年金保険
  • 業務用提案サービス

ヘルスケア連携事業

概要
企業の健康管理と医療費抑制を支援するサービス展開。
競争力
みずほグループとの連携強化
顧客
  • 健康保険組合
  • 医療機関
  • 介護施設
  • 従業員福利厚生担当者
製品
  • 医療費抑制支援サービス
  • 健康増進プログラム
  • シニア向けサービス

デジタル保険商品開発

概要
オンデマンドで利用可能なデジタル保険の開発・提供。
競争力
市場初の少額短期保険デジタル完結
顧客
  • インターネット顧客
  • 若年層
  • スマートフォンユーザー
  • 代理店
製品
  • オンライン完結型少額短期保険
  • デジタル診断
  • スマホ向け保険

クレジット・決済サービス

概要
保険契約の決済基盤を提供し、利便性を向上。
競争力
業界特化型決済ソリューション
顧客
  • 保険契約者
  • 販売代理店
  • 加盟店
  • 企業
製品
  • クレジットカードサービス
  • 収納代行
  • 決済処理

ITシステム開発

概要
保険・金融業務向けに高品質なITサービスを提供。
競争力
第一生命グループのノウハウ活用
顧客
  • 保険会社
  • 金融機関
  • グループ企業
  • 外部クライアント
製品
  • 金融業務システム
  • クラウドサービス
  • FinTech開発

企業年金管理

概要
企業年金制度の円滑運営とコンサルティングを支援しています。
競争力
業界有数の運営実績
顧客
  • 企業年金基金
  • 企業
  • 年金加入者
  • 公的団体
製品
  • 企業年金制度管理
  • iDeCo運営管理
  • 年金コンサルティング

海外保険事業管理

概要
オーストラリア、ベトナム、インド等における海外保険事業と管理体制。
競争力
多国展開と再保険ノウハウ
顧客
  • 海外子会社
  • 現地代理店
  • 現地顧客
  • グループ統括
製品
  • 海外生命保険
  • 再保険事業
  • グローバル運用

福利厚生アウトソーシング

概要
総合福利厚生サービスにより企業の人材支援を行います。
競争力
全国・海外ネットワーク
顧客
  • 企業
  • 従業員
  • 福利厚生担当
  • グループ会社
製品
  • 福利厚生パッケージ
  • ポイント運用システム
  • 海外インセンティブ

競争優位性

強み

  • 国内大手としてのブランド力と信頼
  • 豊富な商品ラインナップと顧客基盤
  • 強固な資産運用力と資本力
  • 多角的な業務提携によるシナジー
  • グローバル展開での市場多様性
  • 充実した代理店ネットワーク
  • 先端技術への積極的投資
  • 多様な関連事業による収益源の多様化
  • 持続可能性に配慮した経営戦略

競争上の優位性

  • 国内3位の生命保険業界地位を確保
  • みずほグループ等との強力な業務提携
  • 多様な保険商品とサービスの提供力
  • 海外展開での異文化対応と現地連携
  • 先進的なデジタル完結型保険商品の導入
  • 資産運用事業における共同事業モデル
  • 不動産関連事業の統合管理による効率化
  • ヘルスケア分野への新規参入と連携強化
  • 豊富な顧客基盤による安定的な収益構造
  • 充実した社内監査とコンプライアンス体制

脅威

  • 国内少子高齢化による保険需要減少
  • 金融規制や法改正の影響
  • 競合他社による激しい市場競争
  • 海外市場の政治・経済リスク
  • 自然災害等のリスク増加による損失
  • 低金利環境による運用収益圧迫
  • デジタル変革遅延による競争力低下
  • サイバーセキュリティリスクの増大
  • 保険契約者の信用リスク
  • 国際関係の不安定化による事業影響
  • 新型疾病等の健康リスクの変動
  • 経済環境悪化による資産価値下落

イノベーション

2024: 高度資産運用商品開発に注力

概要
バーテックス・インベストメント・ソリューションズを設立し高度な資産運用商品を展開。
影響
運用効率向上と収益多様化に寄与

2023: 英生保M&Gへの戦略的出資

概要
1600億円を投じて英国大手生保のM&Gとパートナーシップを構築。
影響
欧州市場参入と商品多様化を推進

2021: 海外再保険会社設立

概要
英国領バミューダ諸島に再保険会社を設立、第一フロンティア生命の引受けを開始。
影響
リスク分散と海外ビジネス基盤強化

2020: 海外子会社の中間持株会社への移管

概要
海外事業管理を中間持株会社に集約し経営効率を改善。
影響
グローバルガバナンス強化

2020: 少額短期保険デジタル完結商品開始

概要
第一スマート少額短期保険にてオンライン完結の保険商品を提供。
影響
新規顧客層の開拓と利便性向上

2020: みずほフィナンシャルグループとの健康保険組合向け提携

概要
医療費抑制と健康増進支援の共同事業化を実施。
影響
医療費適正化と顧客満足度向上

2023: アイペット損保の子会社化完了

概要
ペット保険の拡充を目的に子会社化し事業領域を多様化。
影響
新市場獲得と収益基盤強化

2022: アセットマネジメント事業の拡充

概要
バーテックス・インベストメント・ソリューションズ設立により商品開発を強化。
影響
運用商品の幅を広げ収益増加へ

サステナビリティ

  • 資産運用におけるESG要素の積極的組み込み
  • 健康増進プログラムを通じた社会課題解決
  • 省エネ・環境配慮型不動産管理の推進
  • 社内ダイバーシティ促進と働き方改革の実践
  • 地域社会との連携による社会的価値創出
  • 透明性の高い情報開示とガバナンス強化
  • デジタル化推進による業務効率と環境負荷削減
  • 保険商品におけるサステナブル設計の導入
  • 災害時迅速対応体制の構築
  • 労働環境の改善を通じた従業員満足度向上