構造計画研究所ホールディングス

基本情報

証券コード
208A
業種
情報・通信業
業種詳細
不動産・住宅
都道府県
東京都
設立年
2024年07月
上場年
2024年07月
公式サイト
https://www.kke-hd.co.jp/
東証情報
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他の会社
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概要

構造計画研究所ホールディングスは1959年創業で、エンジニアリングコンサルティングや構造解析ソフト開発を中心に国内外で高い技術力を持つ情報通信業界の主要企業です。

現状

構造計画研究所ホールディングスは2024年6月期に売上高約180億円、営業利益約24億円を計上しています。主力の構造設計コンサルティング事業は建築物の耐震性評価などに強みを持ち、多くの官公庁や民間企業と取引があります。ソフトウェア開発事業もクラウド型サービスを含め順調に拡大中です。国内外のベンチャー企業への資本参加を通じたイノベーション推進や、新製品開発にも積極的に取り組んでいます。サステナビリティ面では耐震・免震構造の普及とリスク管理ツールの提供に注力。今後はDX推進や海外展開強化を成長戦略の中心に据えています。2024年7月にホールディングス体制に移行しガバナンス強化を進めており、持続的成長と社会的価値創出に力を入れています。

豆知識

興味深い事実

  • 1959年創業の日本有数の構造設計事務所として著名
  • 戦後の日本城郭復元工事にも技術を提供
  • IBM 1620を日本で初めて導入した企業の一つ
  • FACOM開発に協力し日本のミニコン普及の先駆者
  • 森ビル六本木ヒルズの耐震設計に携わる
  • 東京工業大学との深い関係を持つ大学発ベンチャー
  • 日本だけでなく上海にも事務所を設置
  • 多言語・多国籍の人材採用に積極的
  • 構造設計とIT技術の融合で業界をリード
  • マルチエージェントシミュレーション技術を開発

隠れた関連

  • 元社長は経営学者野中郁次郎の知の構造図を応用し企業ビジョン策定
  • 創業初期に熊本県のテクノポリス構想に関与し地域振興に貢献
  • 日本IBMの役員や富士通技術者との強固な協力関係を構築
  • 複数のベンチャー企業に資本参加し安定的なオープンイノベーションを推進
  • 京大や東大発のベンチャー企業とも資本・業務提携多数
  • 構造解析からマーケティングソリューションまで多角的事業展開
  • 日本の建築学会やIT学会への積極的参加で技術発信を継続
  • 創業者服部正は東京工業大学教授谷口忠の門下生

将来展望

成長ドライバー

  • 高度建築物耐震需要の増加
  • クラウド・IoT活用による業務効率化ニーズ
  • 官民の防災・減災投資活発化
  • 海外市場での構造技術サービス展開
  • DX推進にともなうIT連携サービス拡大
  • 産学連携による新技術開発促進
  • 建設業界の労働力不足補完ソリューション
  • 環境規制強化に対応する省エネ設計
  • 公共インフラ改修需要の増加
  • 法規制に準拠した安全対策強化

戦略目標

  • 国内外での売上高倍増を目指す
  • クラウド・AIサービスの拡充による新市場開拓
  • サステナビリティ対応製品の全面展開
  • 早期耐震・免震設計標準化への貢献
  • 海外拠点拡大とグローバル人材育成促進
  • リスク管理ソフトの世界シェア3割獲得
  • DX関連事業で企業価値向上
  • 多様な人材採用と研修による組織力強化
  • 建設業向けワンストップソリューション提供
  • 地域コミュニティとの共生による社会的信頼獲得

事業セグメント

エンジニアリングコンサルティング

概要
建物の安全性確保やリスク低減を目的とした構造設計と技術コンサルティングを提供。
競争力
高精度解析技術と多様な業界知識
顧客
  • 建設会社
  • 不動産開発業者
  • 官公庁
  • 建築設計事務所
  • 工場運営会社
  • 地方自治体
  • 電力会社
  • 大手ゼネコン
  • 都市開発企業
  • 研究機関
製品
  • 耐震・免震構造設計
  • 構造解析ソフト提供
  • リスク分析サービス
  • 建築物安全評価
  • 施工計画支援

ソフトウェア開発・サービス

概要
高機能な解析ソフトウェアとクラウド型システムを設計し、顧客の業務効率化を支援。
競争力
業界特化型ソリューションの提供
顧客
  • 建築設計者
  • IT企業
  • 製造業
  • 大手工務店
  • 建設コンサルタント
  • 地方自治体
  • 不動産管理会社
  • 教育機関
製品
  • CAEソフト開発
  • クラウドサービス運営
  • IoT連携ツール
  • データ解析システム
  • マーケティングソフト

建設現場支援システム

概要
建設現場の安全管理と進捗状況把握を支援するITシステムを提供。
競争力
リアルタイム監視技術とカスタマイズ性
顧客
  • 工場運営企業
  • 建設現場管理者
  • 安全管理部署
  • ビルメンテナンス業者
製品
  • 耐震監視システム
  • 進捗管理ソフト
  • 安全評価ツール

マーケティング・システム提供

概要
マーケティング活動を効率化するデータ解析および配信プラットフォームを構築。
競争力
高度なデータ分析力と連携機能
顧客
  • 広告代理店
  • 小売業者
  • メディア企業
  • 企業マーケティング部
製品
  • メール配信クラウド
  • 顧客データ分析ツール
  • プロモーション最適化

セキュリティサービス

概要
利便性と安全性を両立した施設向け入退室管理ソリューションを開発・提供。
競争力
IoT技術を活用したクラウド管理
顧客
  • オフィスビル設備管理
  • 企業セキュリティ部門
  • コワーキングスペース
  • 教育機関
製品
  • クラウド入退室管理
  • IoT鍵管理システム
  • ログ監視サービス

研究開発協力事業

概要
先進技術開発の産学連携で新規ソリューション創出を図る。
競争力
熟練技術者と研究ネットワーク
顧客
  • 大学研究機関
  • 技術系ベンチャー
  • 産学連携プロジェクト
製品
  • 構造最適化技術
  • リスクシミュレーション
  • AI解析ツール

競争優位性

強み

  • 日本有数の構造設計の技術力
  • 長年培ったエンジニアリングノウハウ
  • 幅広いソフトウェア開発経験
  • クラウドサービス展開の先進性
  • 多様な業界知識を活かしたコンサル力
  • グローバルなベンチャー企業連携
  • 厚い顧客基盤と信頼関係
  • 高い研究開発能力と学会活動
  • ISO9001・ISO14001認証取得
  • 強固な資本体制と財務基盤

競争上の優位性

  • 国内トップクラスの耐震解析ソフト保有
  • 大学発ベンチャーとしてのイノベーション性
  • 複数分野にまたがる技術コンサルティング能力
  • クラウド・IoT技術の統合展開
  • 海外ベンチャーとの資本提携による技術吸収
  • 建築・建設業界に深い関係性を有する
  • 多様な分野の専門家による総合技術支援
  • 創業から培った信頼と実績

脅威

  • 建設市場の景気変動による受注減少リスク
  • 新規参入企業との競争激化
  • 技術進展の速さに対応困難になる可能性
  • 自然災害に伴う業務リスク
  • サイバーセキュリティ脅威の増大
  • 規制・法改正による事業影響
  • 海外進出先の政治・経済不安
  • 人材不足による技術継承問題
  • DX化対応遅れによる競争力低下
  • 顧客ニーズの多様化と迅速対応の難しさ

イノベーション

2024: クラウドベース構造解析サービス開始

概要
高速計算とAI解析を活用したクラウド型耐震評価サービスを一般向けに提供開始。
影響
設計効率30%向上、顧客満足度大幅改善

2023: RemoteLock社との連携によるIoT鍵管理事業拡大

概要
クラウド入退室管理サービスを強化し、セキュリティ業界へ新規参入。
影響
新規顧客獲得増加で売上10億円超

2022: AIによる建築リスク予測ツール開発

概要
機械学習を活用し構造物の劣化やリスクを予測するソフトをリリース。
影響
保守コスト削減に寄与

2022: 多言語対応の海外市場向け解析ソフト展開

概要
英語・中国語対応の構造解析ソフトを開発し海外販売拡大。
影響
海外売上15%増加

2021: 環境負荷低減型耐震設計技術導入

概要
省資源・省エネ設計手法を開発し建築業界に提案開始。
影響
サステナビリティ評価向上に貢献

2021: マーケティングクラウドサービス刷新

概要
大規模データ対応のメール配信プラットフォームを導入。
影響
顧客基盤150%拡大

サステナビリティ

  • 建築物の耐震・免震設計普及促進
  • 省エネ・省資源設計技術推進
  • 環境ISO9001・ISO14001の継続取得
  • 地域防災力強化プロジェクト参加
  • 産学連携による環境技術開発促進
  • クラウドサービスによる紙削減推進
  • 社員の多様性とインクルージョン促進
  • 継続的な技術者教育と研修制度整備
  • サプライチェーンの環境リスク管理
  • 地域社会とのパートナーシップ強化