クックパッド
基本情報
- 証券コード
- 2193
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- インターネットサイト運営
- 都道府県
- 神奈川県
- 設立年
- 1997年10月
- 上場年
- 2009年07月
- 公式サイト
- https://cookpad.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- LIFULL, アイティメディア, カカクコム, エムスリー, タウンN, YKT, エイチームホールディングス, ザッパラス, マークラインズ, シェアリングテクノロジー, 弁護士ドットコム, 楽待, 鎌倉新書
概要
クックパッドは1997年創業の国内最大規模の料理レシピ投稿・検索サービスを展開し、広告収入と有料会員サービスを主力とするインターネットサービス企業です。
現状
クックパッドは2020年度において連結売上高約111億円を計上し、アクセス数とレシピ数の多さで業界をリードしています。主力のレシピ投稿検索サイトでは20〜30代女性を中心に高い支持を獲得し、月間利用者は約6000万人に達しています。近年は海外展開を加速し、子会社を通じてスペインや米国、インドネシアなど多地域でサービスを提供しています。広告事業及び有料会員の課金モデルにより安定した収益基盤を築く一方、危険なレシピの掲載問題への対応を強化しています。サステナビリティの観点では近距離通勤支援など働き方改革を推進し、技術革新としてレシピ検索のAI活用や特売情報連携サービスを展開中です。今後はユーザー体験の向上とデジタルマーケティング強化、海外事業の拡大を戦略の柱としています。2025年及び2030年に向けてはプラットフォームの健全性確保と成長市場での地位強固化を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 1998年3月にサービス開始し国内最大のレシピ投稿サイトに成長。
- 月間利用者は6000万人以上、女性の7割が20〜30代。
- 投稿レシピ数は500万品を超え世界でも稀な規模。
- 通勤による社員負担軽減を目的に近距離通勤手当を支給。
- 独自の開発コンテスト「開発コンテスト24」を毎年開催。
- 複数の海外事業子会社を有しグローバル展開中。
- ユーザー投稿の多様性がサービスの強みだが管理が課題となることも。
- 特売情報と連携したレシピ提案サービスは業界初の試み。
- 社名由来は料理の『クック』と投稿の『パッド』の融合。
- SNSや動画配信との連動による新しい料理体験を提供。
- 危険レシピ掲載問題で運営の安全管理体制が注目される。
- 主要株主に創業者である佐野陽光氏が46%以上を保有。
- 多言語対応で国外ユーザーの獲得にも力を入れている。
- 一時期は無料検索制限を導入し収益化を強化。
- 地域と連携した食育活動にも積極的に参画。
隠れた関連
- 食関連以外に広告代理業で国内複数企業と密接に連携。
- 電子書籍配信事業に出資しデジタルコンテンツ分野に拡大。
- 親会社直轄のセキュリティと運営管理がプラットフォーム安定に貢献。
- クックパッドのシェフや管理者は業界内で影響力のある存在。
- 地域の小売店と特売情報を活用した地元密着マーケティングを展開。
- 調理動画配信を通じて料理教室や食品メーカーと連携強化。
- 日本と海外の子会社間で技術・コンテンツ共有を活発に実施。
- 通勤手当制度が地域の不動産市場や居住傾向に影響を与えている。
将来展望
成長ドライバー
- 料理投稿ユーザー増加に伴うプラットフォーム価値向上。
- デジタル広告市場の拡大とターゲティング精度向上。
- 海外市場での多言語プラットフォーム展開加速。
- 特売情報や地域データ連携による新規サービス開発。
- 動画・ライブ配信等新規コンテンツの強化。
- AI技術によるパーソナライズ料理提案。
- 持続可能な食文化・健康志向の高まり。
- 働き方改革推進による生産性向上。
- ユーザーコミュニティとの連携強化。
- プラットフォームの安全性・信頼性確保。
- 多角的な収益化モデルの拡充。
- データ分析に基づくマーケティング最適化。
戦略目標
- 海外売上比率50%以上の達成。
- プラットフォームのグローバル標準化と多言語対応完備。
- サステナブル認証商品・サービスの提供拡大。
- AI・データ技術を活用した新規事業創出。
- 安全管理体制強化によるプラットフォーム健全化。
- デジタル広告の高効率化と顧客満足度向上。
- 地域社会と連携した食育・健康推進活動の具現化。
- 多様な働き方と従業員満足度の最大化。
- 動画やライブストリーミング分野でのリーダーポジション獲得。
- 収益多様化に向けた複数新規サービス展開。
事業セグメント
広告代理・マーケティング事業
- 概要
- 食品関連を中心にデジタル広告・マーケティングサービスを提供し、広告主の認知・販売促進を支援する。
- 競争力
- 料理・生活情報に特化したユーザーデータベースと豊富なメディア資源を保有。
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 飲料メーカー
- 日用品メーカー
- 小売業
- 飲食店チェーン
- 広告代理店
- 地域自治体
- ブランド企業
- EC事業者
- ヘルスケア企業
- 製品
-
- インターネット広告サービス
- ターゲットマーケティング
- プロモーションプランニング
- コンテンツタイアップ
- デジタルリサーチ
- ユーザーデータ分析
- SNS連携広告
- 動画広告制作
- ローカル広告配信
- 広告効果測定
海外レシピプラットフォーム事業
- 概要
- 海外市場に適応した料理レシピサービスの運営を通じてグローバル展開を推進する。
- 競争力
- 日本の料理ノウハウと現地文化を融合させた多国籍なプラットフォーム運営能力。
- 顧客
-
- 海外のユーザー
- 現地企業
- 提携パートナー
- 広告主
- 電子商取引プラットフォーム
- 製品
-
- Mis Recetas(スペイン)
- ALLTHECOOKS, LLC(米国)
- Cookpad MENA(中東)
- インドネシアレシピサービス
デジタルサービス開発
- 概要
- ユーザー利便性向上および新規事業創出を狙ったデジタルプロダクトを開発・運営。
- 競争力
- ユーザーコミュニティの声を活かした迅速なサービス改善と開発体制。
- 顧客
-
- 消費者アプリ利用者
- 企業向けITソリューション利用者
- 製品
-
- クックパッドアプリ
- 特売情報サービス
- 開発コンテスト支援
- 動画配信プラットフォーム
競争優位性
強み
- 日本最大級の料理レシピコミュニティを保有
- 豊富なユーザーデータと顧客基盤
- 多様なサービス展開と海外事業
- 強いブランド認知と親和性
- デジタル広告運用の専門性
- 革新的な開発コンテストによる技術力
- 地域密着の特売情報サービス
- 安定した広告収入と有料会員課金モデル
- 社員の近距離通勤支援による働きやすさ
- 多言語対応と海外ローカライズ力
- デジタルメディア連携の豊富な経験
- プラットフォーム管理のノウハウ
- 動画コンテンツ展開の強化
- 拡張性の高いITインフラ
- 高いユーザー参加率と交流活性化
競争上の優位性
- 国内最多のレシピ掲載数でユーザー満足度が高い
- ブランド価値と信頼性を背景とした広告主誘致力
- 多地域に渡る子会社と提携によるグローバル展開力
- プラットフォームとしてのスケーラビリティと安定性
- 幅広い顧客層に対応した多彩なデジタルプロダクト
- 利便性の高い特売・レシピ連携サービスの先駆け
- 包括的なBtoB広告マーケティングノウハウ
- 革新的な技術開発イベント『開発コンテスト24』の継続実施
- 地域コミュニティとの深い関係構築力
- 柔軟な働き方支援による人材確保の強み
- 多彩なSNSとの連携による拡散力
- 編集体制による危険レシピの一定制御
- 有料会員課金モデルによる収益多様化
- 最新技術の積極取り込みとフィードバック活用
- 強固な株主基盤による経営安定性
脅威
- 競合他社による類似料理プラットフォームの台頭
- ユーザー投稿レシピの質の管理負荷増大
- プライバシー保護強化による広告ターゲティング制限
- 法規制強化によるプラットフォーム責任の増大
- 海外市場におけるローカライゼーション課題
- SNSのアルゴリズム変動による流入減少リスク
- インターネット広告市場の競争激化
- 新技術やサービスの急速な変化への対応遅延
- 悪質な偽レシピによるブランド毀損リスク
- コロナ禍後の消費者行動変化による影響
- 人材流出リスクと採用競争激化
- データ漏洩やサイバー攻撃の脅威
イノベーション
2023: 強化されたレシピAI推薦機能の導入
- 概要
- ユーザー行動データとAIを活用し、よりパーソナライズされた料理提案を実施。
- 影響
- ユーザー満足度と滞在時間が向上。
2022: 特売情報連携サービス強化
- 概要
- スーパーのチラシデータをリアルタイムで連携し、献立提案との統合を深化。
- 影響
- 地域密着ユーザーの利用増加と広告効果向上。
2021: 動画料理コンテンツ制作プラットフォーム拡充
- 概要
- ライブ配信システムと連動し、ユーザー参加型の動画配信サービスを展開。
- 影響
- 新規ユーザー獲得と滞在時間の長期化に貢献。
2020: 海外レシピプラットフォーム連携強化
- 概要
- スペインやインドネシアなどの運営子会社とのサービス統合を促進。
- 影響
- グローバルユーザー数増加と収益多様化。
サステナビリティ
- 近距離通勤支援によるCO2削減と社員健康促進
- ペーパーレス化推進と社内デジタル文書活用
- 多様な働き方支援によるワークライフバランス重視
- 地域社会との連携による料理教室・食育支援
- プラットフォーム安全性向上のためのコンテンツ監視強化
- 持続可能な食文化普及のための啓発活動参加
- 女性活躍推進とダイバーシティ強化
- サイバーセキュリティ対策の継続的改善
- 環境負荷低減施策としての資源節減活動
- デジタル技術活用による効率的運営促進
- 安全な食材選択支援サービスの展開
- パートナー企業と連携したSDGs推進活動