カルビー
基本情報
- 証券コード
- 2229
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 食品製造
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年04月
- 上場年
- 2011年03月
- 公式サイト
- https://www.calbee.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 森永製菓, 江崎グリコ, ブルボン, 不二家, カンロ, 亀田製菓, 岩塚製菓, 寿スピリッツ, 湖池屋, 森永乳業, B-Rサーティワンアイスクリーム, 明治ホールディングス, 雪印メグミルク, ハウス食品グループ本社, 東洋水産, 日清食品ホールディングス
概要
カルビーは1949年創業の日本を代表するスナック菓子メーカーで、ポテトチップスやシリアル食品を主力とし、国内市場でトップシェアを誇る企業です。
現状
カルビーは2023年3月期に連結売上高2,793億円、営業利益222億円を達成し、国内におけるスナック菓子分野で確固たる地位を築いています。ポテトチップスやかっぱえびせんなどのブランドが強固なファン層を持ち、ジャパンフリトレー買収により海外事業の拡大を加速させています。技術開発にも注力し、バランスト・スコアカードを用いた経営の見える化を推進。サステナビリティへの取り組みとして原材料調達の持続可能性に配慮し、省エネルギーや環境負荷軽減を進めています。2024年には東京ディズニーリゾートとのスポンサー契約を締結し、新たな販路開拓を図っています。今後は海外市場の成長や新商品開発を成長の柱とし、収益力強化に取り組んでいます。
豆知識
興味深い事実
- カルビーの社名はカルシウムとビタミンB1から命名された。
- 1964年発売のかっぱえびせんは日本初の海老風味スナック。
- 専用の運搬船「ポテト丸」はジャガイモ輸送に特化している。
- ポテトチップスのコンビニ専用サイズは価格調整のため度々変更された。
- ジャパンフリトレー買収によりトウモロコシ菓子市場に強みを持つ。
- バランスト・スコアカードを経営に活用し見える化を図る先進事例。
- 東京ディズニーリゾートと2024年にスポンサー契約を締結。
- 仮面ライダーやドラえもんなどのカード付きスナックで社会現象も。
- 直営店Calbee+はアンテナショップとして人気を集めている。
- 北海道の1,300箇所の契約農家からジャガイモを調達している。
- 地域限定のご当地ポテトチップスも多数展開し差別化を図る。
- 社長は創業家以外からの就任が2005年から始まった。
- 長年にわたりテレビ番組のスポンサーとしても知られている。
- 1930年代には創業者が栄養を考えた健康食品を開発。
- カルビーフューチャーラボで新技術の研究開発を実施している。
隠れた関連
- ペプシコが20%の株式を保有し戦略的パートナーとして海外展開を支援。
- 契約農家との結びつきが強く地域農業の安定に貢献している。
- 多くの人気アニメやスポーツイベントとスポンサー契約を結ぶ。
- 独自の物流インフラである運搬船「ポテト丸」が特徴的。
- バランスト・スコアカード(BSC)導入企業として経営改革に積極的。
- 製品のパッケージや味付けで地域文化との連携を重視している。
- サステナビリティ活動で契約農家にEコマース活用も提案。
- 東京ディズニーリゾートと連携し新規マーケットに積極的参入。
将来展望
成長ドライバー
- 海外市場でのスナック菓子需要増加
- 健康志向に対応した機能性食品の拡充
- デジタルマーケティングの活用強化
- 新しい流通チャネル開拓による販路拡大
- サステナビリティ施策による企業価値向上
- コンテンツコラボ商品の継続的開発
- 製造・物流のDX推進による効率化
- 多様な消費者ニーズへの迅速な対応
- ブランド力強化によるユーザー基盤拡大
- Eコマースや直販の売上増加
- 地域限定商品の訴求力向上
- 契約農家との連携深化による原料安定供給
戦略目標
- 海外売上比率30%以上の達成
- 全事業におけるカーボンニュートラル実現
- プラスチック包装削減を50%達成
- 機能性表示食品の売上比率拡大
- DXによる業務効率化と迅速な意思決定
- 市場変化に即応可能な柔軟な商品開発体制
- サステナビリティを軸とした新規事業創出
- 契約農家支援プログラムの更なる発展
- 直営店とEC連携による顧客体験価値向上
- 地域社会と共生するCSR活動の強化
事業セグメント
業務用スナック卸
- 概要
- 外食業界や販促向けに業務用スナックを安定供給。
- 競争力
- 多彩な製品ラインナップと迅速配送
- 顧客
-
- 外食産業
- 飲食チェーン
- 自販機事業者
- イベント企画会社
- 製品
-
- ポテトチップス業務用パック
- スナック菓子詰め合わせ
- 販促用限定品
原材料調達・加工
- 概要
- 契約農家と連携し高品質な原料調達を実現。
- 競争力
- 契約農家1,300箇所以上との専属連携
- 顧客
-
- 原料供給業者
- 食品製造業
- 物流企業
- 製品
-
- じゃがいも
- 穀物原料
- 加工素材
OEM・共同開発
- 概要
- 他社向けの製造受託と共同開発を推進。
- 競争力
- 高い製造技術とマーケティング力
- 顧客
-
- 他食品メーカー
- 小売企業
- 飲料企業
- 製品
-
- 共同商品開発
- OEM製造サービス
- パッケージデザイン提案
国際物流サービス
- 概要
- 国内外の生産拠点を結ぶ効率的物流体制。
- 競争力
- 専用運搬船や多様な輸送手段を保有
- 顧客
-
- 海外販社
- 国内工場
- 輸出入業者
- 製品
-
- 契約農家産ジャガイモの物流
- 専用運搬船ポテト丸の運用
- トラック・鉄道貨物サービス
研究開発支援
- 概要
- 新商品の品質向上と市場分析をサポート。
- 競争力
- 先進的なR&Dセンターと専門人材
- 顧客
-
- 新商品開発チーム
- マーケティング部門
- サステナビリティ推進室
- 製品
-
- 製品効果検証
- 消費者調査分析
- 技術開発プロジェクト
競争優位性
強み
- 国内市場での高いブランド認知度
- 豊富な商品ラインナップと地域別展開
- 契約農家との強固な原料供給網
- ペプシコとの資本・業務提携による海外展開強化
- 技術革新を通じた製品開発力
- バランスト・スコアカードを活用した経営
- 安定した財務基盤と高収益性
- 直営店と多彩な販売チャネルの確保
- 環境負荷低減のためのサステナビリティ施策
- 豊富なマーケティング実績と顧客信頼
- 多様な子会社展開による市場カバー
- 多様な顧客層へのBtoB事業展開
- コンテンツとのコラボ商品展開による差別化
- 供給体制の効率化を支える専用物流インフラ
- 幅広い地域に根ざした工場ネットワーク
競争上の優位性
- 国内トップのスナック菓子販売シェアとポジショニング
- ペプシコのグローバルリソースを活用した海外展開力
- 契約農家約1,300箇所を確保した安定的な原料調達
- 幅広い製品ポートフォリオと多様な販売チャネル
- 高い研究開発力で革新的商品を継続的に投入
- バランスト・スコアカードでの精緻な経営管理
- 多彩なコラボレーション商品による市場競争力増強
- 持続可能な経営を支える環境施策と社会的責任
- 強力な国内ブランド力と顧客忠誠心
- 直営店舗やイベント展開による顧客接点の拡充
- 業務用市場への多角的アプローチで販売拡大
- ペプシコとの戦略的提携でグローバル商品の導入促進
- 子会社を通じた地域特化型経営と迅速な対応力
- 専用の物流船「ポテト丸」など独自輸送インフラ
- 高い品質管理による消費者の安心確保
脅威
- 原材料であるジャガイモ価格の変動リスク
- 消費者の健康志向によるスナック菓子需要の影響
- 競合他社との激しい価格競争と商品差別化圧力
- 為替変動が海外事業収益に与える影響
- 食品安全・品質に関わる法規制の強化
- 環境規制強化による生産コスト上昇
- 人口高齢化による国内市場縮小リスク
- 物流コストの上昇と輸送遅延リスク
- 消費者嗜好の変化に伴う商品開発の難航
- 自然災害による農作物供給の不安定化
- 新規競合ブランドの市場参入リスク
- 地政学的リスクによる海外事業の不透明感
イノベーション
2024: 東京ディズニーリゾートとのスポンサー契約締結
- 概要
- 新テーマパーク施設でのレストラン運営にスナック提供開始。
- 影響
- ブランド認知度向上と新規販路拡大に寄与
2023: 原材料費高騰による主力商品の価格改定
- 概要
- ポテトチップス各種の価格を段階的に引き上げ。
- 影響
- 収益性維持に貢献
2022: 契約農家との連携強化と専用運搬船ポテト丸の更新
- 概要
- 農家との安定供給契約強化と物流インフラの刷新を実施。
- 影響
- 原料調達の安定化と物流効率化を両立
2021: バランスト・スコアカード(BSC)経営の深化
- 概要
- 経営目標の具体化による全社的な業績改善活動の推進。
- 影響
- 経営の見える化と迅速な意思決定を実現
2020: ジャパンフリトレー子会社化による商品ラインの多様化
- 概要
- トウモロコシ系スナック商品群を擁するジャパンフリトレーを完全子会社化。
- 影響
- 製品ポートフォリオ拡充と市場競争力強化
2024: 新商品『ポテトチップス クリスプ』の発売
- 概要
- 筒状パッケージを採用した新タイプのポテトチップス登場。
- 影響
- 新たな顧客層開拓と売上増加に貢献
2023: サステナビリティ施策強化
- 概要
- プラスチック包装削減と環境負荷低減を重点課題として推進。
- 影響
- 企業イメージ向上と環境対応強化
2022: デジタルトランスフォーメーション推進
- 概要
- 製造・物流・販売のデジタル化による効率化を実現。
- 影響
- コスト削減と市場対応速度の向上
2021: 機能性表示食品『フルグラ』の新味発売
- 概要
- 健康志向を意識した新風味のグラノーラ製品投入。
- 影響
- 健康志向市場でのシェア拡大
2020: 海外市場向け製品の現地調整強化
- 概要
- 東南アジア等での消費者嗜好に合わせた商品改良を実施。
- 影響
- 海外販売拡大と現地市場適合
サステナビリティ
- 契約農家と連携した環境配慮農法の推進
- プラスチック包装削減のための代替素材導入
- エネルギー効率化による工場環境負荷低減
- 廃棄物リサイクル率向上の取り組み
- 地域コミュニティとの環境保全活動連携
- 持続可能な森林資源の利用促進
- 従業員向け環境教育プログラムの実施
- グリーン調達方針の策定と運用
- 製品のカーボンフットプリント開示推進
- 生物多様性保護への貢献
- サステナブルパッケージの開発
- 社内環境経営システムの構築