あじかん

基本情報

証券コード
2907
業種
食料品
業種詳細
食品製造
都道府県
広島県
設立年
1965年03月
上場年
1990年12月
公式サイト
https://www.ahjikan.co.jp/
東証情報
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他の会社
極洋, ニッスイ, マルハニチロ, 日和産, はごろもフーズ, ヨコレイ, 日東ベスト, 仙波糖化, なとり, STIフードホールディングス, 紀文食品, オカムラ食品工業, ニチモウ

概要

あじかんは1965年創業の卵焼き中心の食品メーカーで、西日本を拠点に中食・冷凍食品・健康食品分野で高いシェアを持つ企業です。

現状

あじかんは2024年3月期に連結売上高502億円、純利益15億円を達成し、業務用卵焼き市場でトップクラスの地位を保持しています。西日本を中心に東日本市場へも進出を強化し、ヘルスフードとしての焙煎ごぼう茶の売上は約33億円に成長しました。積極的な新素材開発では2023年にごぼう由来のチョコ風味素材「MelBurd」を開発し新たな商品展開を図っています。国内複数の工場と海外の子会社を活用し安定的な製造体制を確保。今後は東日本と海外市場の拡大、健康志向商品の開発、サステナビリティ強化に取り組み、持続的成長を目指します。サプライチェーンの効率化やデジタルトランスフォーメーションも推進し、中食業界での競争力維持に注力しています。

豆知識

興味深い事実

  • 社名は仏教の修行法「阿字観」由来
  • ごぼう茶の製造が健康志向で国内シェア拡大中
  • 業務用卵焼き製造で西日本トップクラスのシェア
  • 独自の味付けかんぴょうは巻寿司業界で高評価
  • 2023年に独自素材MelBurdを開発し注目を集める
  • 全国に5つの自社工場を持ち多品種食品生産を実現
  • 海外子会社を通じて中国市場にも展開している
  • 長年の伝統と革新を両立させた製品開発力が強み
  • 健康食品分野は売上成長率が高く将来の柱となる
  • 地域密着型企業として地元広島で強い信頼を持つ
  • 自社配送網で物流品質の安定化に成功している
  • デジタル技術を生かした品質管理システム導入済
  • 製品は学校給食や介護施設のメニューにも採用される
  • 東日本市場進出のため守谷工場を設置し拡大を図る
  • 通信販売も活用し一般消費者向け販売にも注力中

隠れた関連

  • 広島銀行が主要株主として地域金融と強固な連携を図る
  • 創業者足利家が現在も大株主として経営の安定を支える
  • 中国の加工子会社を通じて東アジア市場に直接アプローチ
  • ごぼう茶事業は健康食品専門メーカーとの提携を実現
  • 業務用卵焼きは西日本の大手スーパーと長期取引関係を保持
  • 倉庫物流会社との連携で食品物流の効率化を推進している
  • 巻寿司用かんぴょうは国内大手回転寿司チェーンにも納入
  • 主力の卵焼き製造技術は地方の調理学校とも協業がある

将来展望

成長ドライバー

  • 中食市場の拡大と加工食品需要増加
  • 健康志向の高まりによるごぼう茶など機能性食品成長
  • 東日本および海外市場拡大による売上増
  • 新素材・新商品開発による差別化
  • デジタル化・自動化推進による生産性向上
  • サステナビリティ強化で企業価値向上
  • 物流効率化により販売網の拡大
  • 地元密着と全国展開の両立戦略
  • 業務用食品の安定需要確保
  • 資本提携による事業基盤の強化
  • 新規顧客層へのマーケティング強化
  • 健康・美容志向市場の取り込み

戦略目標

  • 売上高700億円以上の達成
  • 東日本・海外市場での売上比率を40%以上に拡大
  • 健康関連製品の売上構成を30%に引き上げ
  • 全工場の省エネ・環境負荷低減を完遂
  • 新規素材の商用化と市場投入を加速
  • 製造プロセスのさらなる自動化・DX推進
  • 地域社会との連携強化によるCSR活動推進
  • 持続可能な原材料調達の確立
  • パッケージの脱プラスチック比率50%達成
  • 社員の多様性・働きやすさ向上を実現

事業セグメント

業務用卵焼き製造

概要
安定供給と高品質を特徴とする業務用卵焼き製造販売事業。
競争力
西日本最大級の業務用卵焼き専業メーカー
顧客
  • 外食チェーン
  • 惣菜メーカー
  • 給食事業者
  • 食品卸売業者
  • スーパーマーケット
製品
  • 卵焼き
  • だし巻き卵焼き
  • 甘口卵焼き
  • 冷凍卵焼き製品

健康食品・ヘルスフード事業

概要
健康志向に対応し、通信販売中心に展開する新成長セグメント。
競争力
素材開発力と特許技術による差別化
顧客
  • 健康食品販売店
  • 通販事業者
  • ドラッグストア
  • 海外市場
  • 小売チェーン
製品
  • 焙煎ごぼう茶
  • ごぼう加工品
  • 機能性食品素材

水産加工品製造

概要
伝統食材を中心に加工・販売する水産加工分野。
競争力
長年培った寿司素材の加工技術
顧客
  • 寿司チェーン
  • 惣菜メーカー
  • 業務用食品卸
  • 外食産業
製品
  • 味付けかんぴょう
  • すしネタ
  • 蒲鉾
  • 練り製品

冷凍食品製造・販売

概要
業務用・中食向けの多彩な冷凍食品を提供。
競争力
広範囲な製品ラインナップと工場網
顧客
  • コンビニエンスストア
  • スーパー
  • 惣菜メーカー
  • 食品卸
製品
  • 冷凍揚げ物
  • 冷凍総菜
  • 冷凍カット野菜

物流・輸送サービス

概要
グループ会社を中心に展開する物流サービス事業。
競争力
専用輸送網による高品質物流
顧客
  • あじかんグループ
  • 食品メーカー
  • 小売店
製品
  • 冷凍・冷蔵輸送
  • 倉庫管理
  • チャーター便

競争優位性

強み

  • 日本国内でトップクラスの卵焼き製造技術
  • 多品種の健康食品開発力
  • 西日本を中心とした強固な地域基盤
  • 安定した生産ネットワークと物流体制
  • 高い製品品質とブランド信頼

競争上の優位性

  • 市場ニーズに即応した多角的商品展開と開発力
  • 健康志向商品で独自の素材と技術を持つ
  • 中食・業務用市場で強い顧客基盤と販売網
  • 東西拠点展開による全国ネットワーク
  • 海外子会社による中国市場での展開

脅威

  • 原材料価格の高騰リスク
  • 国内少子高齢化による市場縮小
  • 大手競合企業からの競争圧力
  • 食品安全基準の高度化によるコスト増
  • 為替変動による輸出入コスト影響
  • 健康志向の変化による需要変動
  • 自然災害による生産拠点のリスク
  • 物流網の乱れによる部品・原料遅延

イノベーション

2023: MelBurd素材の開発

概要
ごぼう由来のチョコレート風新食品素材を開発し菓子製造に展開。
影響
新規市場開拓に貢献し差別化を実現。

2022: 焙煎ごぼう茶の事業拡大

概要
健康志向商品の焙煎ごぼう茶を通信販売から市販品に拡大。
影響
年間売上33億円規模に成長。

2021: 生産自動化設備の導入

概要
主力工場に最新自動化ラインを導入し生産性と品質を向上。
影響
生産効率20%向上、コスト削減にも寄与。

2020: 海外子会社の生産能力強化

概要
中国の子会社に設備増強投資を行い干瓢加工能力を拡大。
影響
現地需要に応え売上増加を実現。

サステナビリティ

  • 工場の省エネ設備導入でCO2排出量削減推進
  • 廃棄物リサイクル率の向上
  • 環境負荷低減を目指した包装材の改良
  • 地域社会と連携した環境保全活動
  • 従業員の健康維持施策と安全管理強化