なとり

基本情報

証券コード
2922
業種
食料品
業種詳細
食品製造
都道府県
東京都
設立年
1948年06月
上場年
1999年11月
公式サイト
https://www.natori.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
極洋, ニッスイ, マルハニチロ, はごろもフーズ, ヨコレイ, 一正蒲鉾, フジッコ, ケンコーマヨ, STIフードホールディングス, 紀文食品, オカムラ食品工業, ニチモウ

概要

なとりは1948年創業の食料品メーカーで、おつまみや珍味商品に強みを持ち、国内で高いシェアを誇るリーディングカンパニーです。

現状

なとりは2020年3月期に連結売上高約479億円、営業利益約15億円と安定した財務基盤を確立しています。主力の水産加工品や畜産加工品を中心に幅広いおつまみ商品群を展開し、国内市場で堅調な販路を維持しています。積極的なブランド展開や味の革新により競争力を向上させており、工場設備の拡充も進めています。社会貢献活動として食育推進や地域社会支援に注力し、日本相撲協会との長期的パートナーシップを活用した広告効果も発揮しています。今後は原料調達の安定化や製品多様化を推進しつつ、海外市場開拓にも着手しています。環境保全や持続可能な資源利用に配慮した経営を志向し、2030年に向けた成長戦略を策定しています。

豆知識

興味深い事実

  • チーズ鱈発祥の企業として知られる。
  • 大相撲の呼出し着物に社名広告を長年掲載。
  • 約70年以上続く歴史あるおつまみメーカー。
  • 日本全国の百貨店で惣菜販売を展開。
  • 食育セミナーを小学生向けに定期開催。
  • 東京の豊島工場は75年以上の操業実績。
  • 複数の珍味商品で特許取得歴がある。
  • 代表者が創業一族で経営を継続中。
  • 独自製法によりチーズといかの風味調和。
  • 国内外の業務用需給にも対応。

隠れた関連

  • 日本相撲協会との長期間のトップパートナー契約によりブランド認知度が向上。
  • 複数の有力加工食品メーカーと原材料調達で密接な関係がある。
  • 地方百貨店惣菜市場で重要な地位を占めている。
  • 子会社群を活用し製造や物流の柔軟なネットワークを構築。
  • 食品添加物の使用規制強化にも適応し安全性を確保。
  • 創業者名取光男氏の理念がブランドメッセージに反映されている。

将来展望

成長ドライバー

  • 健康志向のおつまみ需要拡大
  • 国内外での新製品開発による差別化
  • Eコマースチャネルの継続的拡大
  • 環境意識高まりに対応した包装改善
  • 海外市場の本格的開拓と販売網拡大
  • 高齢化社会に対応する機能性食品の開発
  • 食育や社会貢献活動によるブランド強化

戦略目標

  • 国内シェアの維持と一部拡大
  • 海外売上比率10%以上への成長
  • 環境対応型製品の全面採用
  • サステナブル原料調達の確立
  • 売上高600億円以上の達成

事業セグメント

業務用食品供給

概要
外食産業や小売業向けに多様な加工食品を安定供給するセグメント。
競争力
強力な原料調達と製造技術により高品質かつ安定供給が可能。
顧客
  • 居酒屋チェーン
  • レストラン
  • ホテル
  • コンビニエンスストア
  • 百貨店
  • 給食事業者
  • 惣菜製造業者
  • 食品加工業者
  • 工場向け大量購入者
  • 問屋
製品
  • 業務用水産加工品
  • 業務用畜産加工品
  • 惣菜用食材
  • 加工済みスナック製品
  • 冷凍おつまみ
  • 調理済み魚介製品
  • 乾燥珍味
  • ナッツ各種
  • 味付け済み食材
  • 新商品共同開発

輸出・海外マーケット

概要
海外マーケットでの和風おつまみや珍味の展開を拡大。
競争力
伝統的商品と現地ニーズを融合した製品開発の競争力。
顧客
  • 海外食品卸
  • 現地小売業者
  • 日本食レストラン
  • 海外コンビニチェーン
  • 食品展示会
  • 輸出入業者
  • グローバル商社
  • EPA・珍味輸出業者
製品
  • チーズ鱈
  • 乾燥珍味各種
  • ナッツ製品
  • 業務用水産加工品

原料調達・加工

概要
自社製品への原料供給と外販を兼ねた原料加工部門。
競争力
原料トレーサビリティと加工技術の高度化。
顧客
  • 食品メーカー
  • 加工食品会社
  • 畜産会社
  • 飼料メーカー
  • 協力工場
  • 原料業者
製品
  • 魚介原料加工品
  • 畜産加工原料
  • 調味加工品
  • 乾燥物製造

競争優位性

強み

  • 国内おつまみ市場での高いブランド認知度
  • 多様な商品ラインナップと技術力
  • 安定した原料調達ネットワーク
  • 製造効率と品質管理の徹底
  • 長年培った販売チャネルの広さ
  • 強固な顧客基盤とパートナーシップ
  • 堅実な財務体制と経営安定性
  • 商品開発力と味の独自性
  • 全国的な物流網の整備
  • サステナビリティへの取り組み

競争上の優位性

  • 漁獲から加工まで一貫した水産加工技術
  • 独自のチーズ鱈製法による差別化製品
  • 多様な販路展開により顧客ニーズに柔軟対応
  • 著名パートナーとの長期的ブランド提携
  • 食品安全・品質管理体制の高度化
  • 食育活動等の社会貢献によるブランド価値向上
  • 中堅企業としての機動的な経営判断能力
  • 継続的な商品改良・新製品投入の実績
  • 業界内での確固たる価格競争力
  • 地域密着型マーケティングの実践

脅威

  • 漁業資源の不安定化による原料価格変動
  • 激化する食品業界の競争環境
  • 為替変動による輸入原料コストの影響
  • 健康意識の高まりによる食嗜好の変化
  • 法規制や食品安全基準の強化負担
  • 感染症や災害によるサプライチェーンの混乱
  • 消費者の多様化による商品企画の難化
  • 海外市場参入のリスクと規制障壁
  • 原材料調達先の多様化不足
  • 物流コスト上昇による収益圧迫

イノベーション

2023: 新チーズ鱈製法の導入

概要
変色防止と風味向上を実現した製法を開発し製品に採用。
影響
製品品質の安定化と消費者満足度向上に寄与。

2022: Eコマース販売強化

概要
自社ECサイトと連携し、通販チャネルを拡大展開。
影響
通販売上が前年比20%増加し新規顧客獲得。

2021: 環境配慮型包装材の採用拡大

概要
プラスチック削減を目的とした生分解性包装材を導入。
影響
ESG評価の向上と環境負荷低減を実現。

2024: 健康志向商品ラインアップ追加

概要
低カロリー・低塩分志向の新製品群を市場投入。
影響
新規顧客層の獲得および市場シェア拡大。

2023: 海外販売ネットワークの整備

概要
東アジアを中心に海外販売代理店網を拡充。
影響
輸出売上高が前年比15%増加。

サステナビリティ

  • 生産工程での廃棄物削減プログラム推進
  • 地元漁業者との持続可能な資源利用協定締結
  • プラスチック包装の段階的削減(2030年目標)
  • 地域社会への食育プログラム展開
  • 従業員への環境教育強化