オイシックス・ラ・大地
基本情報
- 証券コード
- 3182
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 通信販売
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2000年03月
- 上場年
- 2013年03月
- 公式サイト
- https://www.oisixradaichi.co.jp/
- 東証情報
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- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- Aiロボティクス, プレミアムウォーターホールディングス, 北の達人コーポレーション, ジェイフロンティア, ティーライフ, フォーシーズHD, ラクスル, 新日本製薬, アルマード, Waqoo, ハルメクホールディングス, 象印, HIS
概要
オイシックス・ラ・大地は2000年創業の食品宅配業界の最大手で、有機・無添加食品を通信販売で提供し、自然派食材の普及に注力する企業です。
現状
オイシックス・ラ・大地は2022年3月期に連結売上高1,135億円、営業利益41億円、純利益27億円を計上し安定成長を続けています。主力商品は有機野菜やミールキットを中心とした安全性高い食品で、グループ内にらでぃっしゅぼーやや大地を守る会を擁し事業を多角化。米国ヴィーガンミールキット企業の買収など海外展開やサステナビリティ促進に積極的です。物流センターの拡充とフードロス削減ブランドの推進も進め、食材宅配サービスで業界トップの地位を維持。2024年には新潟アルビレックス・ベースボール・クラブとの資本提携で地域連携も強化。新規顧客層獲得と持続可能な成長が中長期の重点課題となっています。
豆知識
興味深い事実
- 3つの自然派食品宅配ブランドを傘下に持つ業界最大手。
- 2024年からプロ野球球団の命名権を取得し話題に。
- 元国民的アイドルグループメンバーをCM起用し若年層に浸透。
- 食品ロス削減ブランド『Upcycle by Oisix』を早期に展開。
- 米国ヴィーガン向け食材配達企業を子会社化した珍しい日本企業。
- 2010年に初の実店舗事業を開始しリアルとネットの融合を図る。
- 物流センターの移転が一時トラブルとなったが迅速に改善。
- 代表取締役高島はMBAホルダーで経営哲学を広める著述家でもある。
- 食の安全性監査委員会を早期に設立し安全基準を厳守。
- 地域連携を強め、自治体や福祉施設とも積極的に取引。
- 若年層女性を中心にサービス設計を徹底して人気を拡大。
- 顧客が選びやすいよう消費者意見を反映した社名を付けた。
- コロナ禍で需要増に対応し物流強化を前倒しで実施。
- 社内での女性活躍促進とSDGs活動に力を入れている。
- 会長の過去発言により会社が謝罪する異例の事案も経験。
隠れた関連
- 複数の物流業者と提携し、地域密着型の食材配送網を構築している。
- 子会社のPurple Carrot経由で米国の植物性食品市場に影響力を持つ。
- スポーツチームとの提携を通じて地域コミュニティとの強いつながりを築く。
- リクルートやゴールドマン・サックスなど大手資本からの出資を受ける。
- ユニークなブランド戦略で三社を束ねて一体感を醸成している。
- 社長は元マッキンゼー出身で戦略コンサル視点を経営に活用。
- 食品ロス削減に取り組む自主ブランドは社内横断的なプロジェクト。
- コロナ禍の供給網混乱を経て、即時対応力を社内組織で強化。
将来展望
成長ドライバー
- サステナブル食品への消費者ニーズ拡大。
- 健康志向と時短ニーズに応えるミールキット市場の拡大。
- 食品ロス削減と環境配慮型商品の需要増加。
- DX推進による顧客管理・物流効率化の進展。
- 海外市場、特に米国の植物由来食品分野拡大。
- 地域密着型ビジネスモデルの強化。
- ブランド価値向上による顧客ロイヤルティ増。
- 新規顧客獲得に向けたマーケティング戦略の高度化。
- 食の安全と安心に関する規制強化で競争優位。
- コロナ後の生活様式変化による宅配サービス需要増。
戦略目標
- グループ連結売上1,500億円超の達成。
- フードロス削減製品の売上比率を30%以上に拡大。
- 有機農産物取扱量を年間10,000トン以上に増加。
- 海外事業の売上を全体の20%以上に増大。
- 環境負荷削減100%目標に物流と包装の最適化。
- 顧客満足度90%以上維持によるリピート率向上。
- 地域社会との連携強化を通じた新規事業開発。
- 多様性推進のため女性管理職率30%超を実現。
- デジタル技術活用による業務効率30%改善。
- SDGsを経営戦略の中心に据えた持続可能成長。
事業セグメント
法人向け食材販売
- 概要
- 飲食関連企業向けに高品質な食材やミールキットを安定供給。
- 競争力
- 安全性重視の厳格な生産者基準で信頼獲得。
- 顧客
-
- 給食事業者
- 外食チェーン
- ホテル・旅館
- ケータリング事業者
- 飲食小売店
- 製品
-
- 有機野菜セット
- ミールキット
- 無添加加工食品
- 冷凍食品
- 健康食品
地方自治体・公共機関連携
- 概要
- 地域活性化と食育推進に貢献する事業展開。
- 競争力
- 地域密着型の物流および商品開発力。
- 顧客
-
- 自治体
- 福祉施設
- 学校給食
- 地域イベント
- 製品
-
- 食材セット
- 地域特産品
- フードロス削減商品
米国市場向け事業
- 概要
- ヴィーガン食に特化したミールキット事業の拡大。
- 競争力
- 米国市場向けブランドと販売網の構築。
- 顧客
-
- 米国小売店
- 契約顧客
- ヴィーガン食品市場
- 製品
-
- Purple Carrotミールキット
- 植物由来食品
競争優位性
強み
- 日本最大手の自然派食品宅配企業
- 多ブランド展開で幅広い顧客層を獲得
- 契約農家との強固なパートナーシップ
- 厳格な品質管理体制
- 物流網の整備と効率的配送システム
- サステナビリティ及び食品ロス削減への積極的取組
- 多様な事業と海外展開による収益基盤
- 顧客満足度が高いミールキットサービス
- 地域密着型サービスの強化
- 子会社を通じた事業多角化
競争上の優位性
- 有機・無添加食品の通信販売で業界最大手のブランド力
- 大地を守る会、らでぃっしゅぼーやとの統合による商品ラインナップの拡充
- 米国ヴィーガン食ミールキット事業の先駆者として海外展開
- 食品ロス削減ブランドの推進による社会的評価向上
- 先進的な物流センター整備による配送品質の向上
- 複数ブランドで異なる顧客ニーズに対応可能な事業体制
- 地域スポーツチームとの資本提携による地域貢献とブランド認知強化
- 積極的な資本提携・買収による事業領域拡大
- 豊富な顧客データを活用したマーケティング戦略
- 高い安全性基準と第三者監査による信頼性確保
脅威
- 物流センター移転に伴う運営リスク
- 同業他社による激しい競争環境
- 食品安全問題によるブランドイメージ低下リスク
- 消費者の価格敏感度の高まりによる利益率低下
- 社会的議論を呼ぶ経営陣発言による風評被害リスク
- 自然災害や供給側の農作物不作リスク
- 法規制強化による事業コストの増加
- 新規事業の海外展開に伴う現地市場の不確実性
- 食品ロス削減の法的要請の変化
- ITセキュリティの脆弱性による情報流出リスク
イノベーション
2022: 新物流センター「ORD新海老名ステーション」稼働開始
- 概要
- 物流効率向上とサービス品質向上を目指し新センターを設置。
- 影響
- 配送遅延の改善と倉庫作業効率の大幅向上。
2023: フードロス削減ブランド『Upcycle by Oisix』の開始
- 概要
- 規格外品や余剰食材を有効活用する新ブランドを展開。
- 影響
- 環境負荷低減と新規顧客層の獲得に貢献。
2023: 米国ヴィーガンミールキット企業Purple Carrot買収
- 概要
- 植物性食材に特化した米国市場向けミールキット事業を取得。
- 影響
- 海外事業の拡大と新規市場開拓に成功。
2021: デジタルマーケティング強化による顧客基盤拡大
- 概要
- SNS活用と顧客データ分析で一人ひとりに合わせた販促を実施。
- 影響
- 会員数増加とリピーター率向上に寄与。
2024: プロ野球新潟アルビレックスとの資本提携と命名権取得
- 概要
- 地域スポーツクラブの支援と地域ブランド認知向上を目指す。
- 影響
- 地域との連携強化による顧客共感度向上。
サステナビリティ
- 食品ロス削減のためのアップサイクル製品開発推進
- 契約農家との有機・特別栽培栽培推進支援
- 環境負荷低減に向けた物流最適化
- エコ包装材の積極的採用
- 地域コミュニティとの連携による持続可能な農業振興