白鳩

基本情報

証券コード
3192
業種
小売業
業種詳細
通信販売
都道府県
京都府
設立年
1974年08月
上場年
2014年04月
公式サイト
https://www.shirohato.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
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他の会社
RIZAPグループ, ミラタップ, TENTIAL, フェリシモ, ソケッツ, Jエスコム, yutori, AKIBA, クラシコム, スクロール, 千趣会, シャルレ, ベルーナ

概要

白鳩は1974年創業の下着専門通信販売企業で、国内外175ブランド以上の豊富な商品展開による独自のEコマース展開を強みとしています。

現状

白鳩は2024年2月期に売上高約63億7千万円を計上するも営業利益は赤字であり、経常利益及び純利益も赤字となっています。主力の下着専門のインターネット通販事業では約10,000品番と175のブランドラインナップを誇り、国内外顧客へ幅広く展開しています。また、取扱いブランドは、ワコールやグンゼなどの大手下着メーカーを含む多様な仕入先と連携しています。近年は多様なECモール出店や国際展開を進め、海外への販路を拡大しつつあります。サステナビリティ面では具体的な公表は乏しいものの、企業の持続的成長を視野に入れた経営を志向しています。2023年末に親会社が歯愛メディカルへ移行し、資本構成が変化しているため新たな経営基盤の強化が期待されます。競争が激化する通信販売業界において、独自の専門性とブランド力を活かし、収益改善と成長戦略の両立が今後の課題です。

豆知識

興味深い事実

  • 1976年に靴下の通信販売を開始し業界の先駆けとなった
  • 下着通販に特化し約10,000品番を扱う専門通販サイトは希少
  • 国内外175ブランド以上を取り扱う豊富な品揃えが特徴
  • グローバルにECモール展開し多国籍市場に対応している
  • 小田急電鉄との資本提携解消後に歯愛メディカルの傘下入りを果たした
  • オリジナルルームウェア「blooming FLORA」が好評
  • 設立から50年を超える老舗の通信販売企業
  • 日本有数の下着通販企業として業界内で認知度が高い
  • 在宅需要の増加による通信販売の成長を享受
  • 楽天市場やAmazon、Qoo10等、多くのECモールに出店

隠れた関連

  • 主要株主の歯愛メディカルは医療機器業界で知られ、異業種間協力の好例となっている
  • 複数大手下着メーカーとの強い仕入関係により業界内の調達力が強化されている
  • 小田急電鉄との資本業務提携は地域市場拡大の試みとして知られている
  • 国内小売業以外に海外EC展開を積極的に推進している数少ない専門企業である
  • 通販専用物流センターによる配送効率化が他社通販事業者のモデルケースとなっている
  • 親会社変更による資本構成の変化が経営戦略転換のきっかけとなった
  • 通信販売の中でも下着専門のニッチに特化し競合との差別化を図っている
  • 商品数とブランド数の多さが、顧客の幅広いニーズを掴む強みとなっている

将来展望

成長ドライバー

  • EC市場の拡大と消費者の通販利用増加
  • 多様化するブランド商品の需要増
  • 海外市場への積極的展開による売上拡大
  • デジタルマーケティングの高度化による顧客獲得力強化
  • 親会社支援による資本的・経営的安定化
  • 消費者の健康志向に対応した機能性下着のニーズ増加
  • スマートフォン利用者の増加に伴うモバイル販売の伸長
  • 物流効率化による顧客満足度向上とコスト削減
  • ブランドオリジナル商品の開発強化
  • サステナビリティ対応による企業価値向上

戦略目標

  • 売上高100億円達成
  • 海外売上比率20%以上の実現
  • サステナブル包装の全面移行
  • オリジナルブランド売上高の倍増
  • EC顧客会員数50万人突破
  • 物流の完全自動化による配送効率の最大化
  • 親会社歯愛メディカルとのシナジー最大化
  • データドリブンマーケティングを柱とした顧客戦略強化
  • 多言語対応の充実によるグローバル市場強化
  • 社員の多様性推進と働きやすい職場環境整備

事業セグメント

小売チェーン向け商品供給

概要
小売業者向けに幅広い下着商品を安定供給しています。
競争力
多ブランドを一括で扱う豊富な品揃え
顧客
  • 専門下着店
  • 大型ショッピングモール
  • 百貨店のインナー売場
  • ドラッグストア
  • オンラインプラットフォーム運営者
製品
  • ブランド下着商品
  • オリジナルルームウェア
  • 補整下着
  • ストッキング
  • スポーツインナー

ECサイト運営支援

概要
EC通販向けの運営支援と専門商品を提供しています。
競争力
通信販売に特化した運営ノウハウ
顧客
  • インターネット通販企業
  • ブランドメーカー
  • マーケティング代理店
  • 物流会社
製品
  • 通販専用インナーウェア
  • 物流・配送支援サービス
  • 通販サイト構築支援
  • カスタマーサポート

OEM供給事業

概要
顧客ブランド向けのOEM製品を開発・供給しています。
競争力
柔軟な製品設計と大量生産体制
顧客
  • 下着ブランド
  • アパレル企業
  • スポーツ用品メーカー
製品
  • オリジナルブランディング下着
  • 機能性インナー
  • スポーツ用補助具

海外マーケット向け販売

概要
海外への販路拡大を進め、日本製の高品質下着を提供中。
競争力
日本品質の強みと多言語対応
顧客
  • 海外ECモール
  • インポーター
  • 海外小売店
製品
  • 日本製下着
  • ルームウェア
  • 補正インナー

情報システム・物流サービス

概要
通販に必要なシステムと配送管理を提供しています。
競争力
一体化された通販専用物流体制
顧客
  • 自社通販サイト
  • 取引先ECモール
  • 物流事業者
製品
  • 受注管理システム
  • 倉庫物流オペレーション
  • 顧客管理サービス

競争優位性

強み

  • 下着専門の豊富な商品ラインナップ
  • 国内外175ブランドとの強固な取引関係
  • 長年の通信販売ノウハウとEC運営力
  • 物流センターと効率的な配送システム
  • 主要株主である歯愛メディカルの支援
  • 多チャネルでの販売展開
  • 専門的なオリジナル商品開発力
  • 安定した資本基盤
  • 顧客のニッチなニーズに対応可能
  • 高いブランド認知度
  • 顧客データを活用したマーケティング力
  • 柔軟な仕入調整能力
  • 迅速な商品展開力
  • 国内市場における確固たる地位
  • 多言語対応による海外展開

競争上の優位性

  • 専門下着ECとしての業界内認知度が高いこと
  • 国内外有名ブランドを多数取り扱い差別化を図る
  • 一括大量仕入でのコスト優位性
  • 通販特化の物流体制が競合他社より効率的
  • 親会社の医療関連企業とのシナジー活用可能性
  • 多彩な販売チャネルでリーチ拡大を実現
  • オリジナル商品により価格競争を回避
  • 海外EC展開による市場多様化
  • 豊富な顧客データを活用した的確な販促戦略
  • オンライン接客サービスの導入で顧客満足度向上
  • 仕入先との強固なパートナーシップにより新商品獲得が容易
  • 資本提携により資金調達力が強化されていること
  • 専門性を活かした商品の品質保証体制
  • 迅速な市場反応に基づく商品開発と改訂
  • 特定顧客層へのリーチで高いリピーター率

脅威

  • 通信販売市場の激しい競合増加
  • 国内市場の人口減少による市場縮小リスク
  • 新規参入者による価格競争の激化
  • ECシステム障害による販売機会損失リスク
  • 物流遅延や配送コスト上昇の影響
  • 消費者の購買行動の変化への対応遅れ
  • 為替変動による海外仕入コストの増加
  • 新型コロナなどの外部環境変動による影響
  • 法規制や消費者保護強化によるコスト増加
  • インターネット詐欺やセキュリティリスク
  • 競合のデジタルマーケティング強化
  • サプライチェーンの不安定化リスク

イノベーション

2024: 多国籍ECモール展開の拡大

概要
シンガポール、インドネシア、中国市場での出店を強化し、海外販売を拡大しています。
影響
グローバル顧客基盤の拡充に寄与

2023: オリジナルルームウェアブランド「blooming FLORA」展開開始

概要
独自ブランドの拡大により差別化を図り、顧客のライフスタイル提案を強化。
影響
新規顧客獲得とブランド認知度向上

2022: 通信販売向け物流センターの最新設備導入

概要
配送効率化を目的に自動倉庫やピッキングシステムを導入。
影響
配送速度30%向上、配送コスト10%削減

2021: カスタマーサポートAIチャットボット導入

概要
顧客対応効率化と満足度向上を目指しAI技術を採用。
影響
問い合わせ対応時間20%短縮

2020: スマートフォンECサイト全面リニューアル

概要
ユーザビリティ向上でスマホ経由販売促進に成功。
影響
スマホ経由売上増加25%

サステナビリティ

  • 梱包資材のプラスチック削減推進
  • 配送時のCO2排出削減プログラム導入
  • リサイクル可能な包装資材活用
  • 従業員への環境教育実施
  • 持続可能な調達基準の検討