日本一ソフトウェア
基本情報
- 証券コード
- 3851
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- コンテンツ制作・配信
- 都道府県
- 岐阜県
- 設立年
- 1993年07月
- 上場年
- 2007年06月
- 公式サイト
- https://nippon1.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- オートW, コーエーテクモホールディングス, ファルコム, ユークス, トーセ, ロブテックス, セガサミーホールディングス, スクウェア・エニックス・ホールディングス, カプコン, コナミグループ
概要
日本一ソフトウェアは1993年創業の岐阜県を拠点とする情報通信業のコンピュータソフトウェア開発・製造・販売を主力とする企業で、『魔界戦記ディスガイア』シリーズを代表とするシミュレーションRPGに強みを持ち、国内外市場で評価されている。
現状
日本一ソフトウェアは2024年3月期に連結売上高約53億円、営業利益約4億円、純利益約6億円を計上し、堅実な収益基盤を維持しています。主力事業は家庭用ゲームソフトの企画・開発であり、『魔界戦記ディスガイア』シリーズなど多くの人気タイトルを展開。海外市場にも米国子会社NIS Americaを通じて積極的に展開し、インディーゲームのローカライズ事業も推進しています。近年は新規IPの開発や既存IPの多角展開を加速しており、子会社設立や海外展開の強化にも注力しています。2020年代にはNintendo SwitchやPlayStation 5向けゲームソフトの開発を拡大し、多様なプラットフォーム対応による顧客層拡大を図っています。サステナビリティや地域貢献にも取り組み、岐阜県内での地域イベント開催やゲーム関連グッズ販売にも積極的です。2025年1月には代表取締役社長が交代し、新体制での経営が進行しています。
豆知識
興味深い事実
- ギネス世界記録に『最も多くのシミュレーションRPGを発売した会社』として認定されている
- 代表作『魔界戦記ディスガイア』のプリニーは日本一ソフトのマスコットキャラクター
- 岐阜県各務原市に本社を置く地方発の有力ゲーム開発会社である
- 2003年に岐阜で創立10周年記念のチャリティーコンサートを開催し音楽活動も展開
- インディーゲームのローカライズに特化した独自レーベルを国内で初めて設立
- 地元プロサッカークラブ『FC岐阜』の公式スポンサーでキャラ着ぐるみも登場
- 岐阜県内でゲームイベント『全国エンタメまつり』を主催するなど地域貢献も活発
- 社名は「それぞれが誰にも負けない才能を持ち寄る」という理念から命名された
- NIS America(米国子会社)を通じて海外市場への展開に注力
- かつて子会社のフォグが有名RPG『久遠の絆』を開発していた
隠れた関連
- 元サン電子社員の北角浩一が設立に関わり、ゲーム業界内で幅広い人的ネットワークを有する
- 日本一ソフトウェアが擬人化され『超次元ゲイム ネプテューヌ』シリーズに登場する文化的親和性
- ブロッコリーと複数タイトルで協業し、人気乙女ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』企画に関与
- 岐阜発祥の企業ながら、海外市場の米国やベトナムにも子会社を設置しグローバル展開
- 関連会社ローゼンクイーン商会が筆頭株主で株式と事業を歴史的に連携
- トレーディングカードゲーム『Z/X』の開発や運営でブロッコリーと連携が深い
- 多くの有名声優がラジオ番組『日本一RADIO』に出演しファンとの交流を深めている
- 岐阜信用金庫や十六銀行など地元金融機関が主要株主で地元の経済支援基盤が強固
将来展望
成長ドライバー
- 多様なプラットフォーム対応によるユーザーベース拡大
- インディーゲーム市場への積極的参入とローカライズ事業強化
- グローバル市場でのブランド認知拡大と販路拡大
- 新規IP開発を通じた収益ポートフォリオ多様化
- ゲーム関連グッズ・イベント事業の成長
- デジタル配信サービスの積極活用
- 地域との連携強化によるブランド価値向上
- AI・3D技術を活用したゲーム開発の高度化
- ESG経営による企業価値向上
- 子会社と連携した海外生産体制の効率化
- eスポーツ分野への展開可能性の模索
- デジタルコンテンツの多角展開
戦略目標
- 主要IPシリーズをグローバルで持続的に拡大
- 国内外における年間売上100億円超を目指す
- インディーゲームローカライズでアジア市場におけるリーダーシップ確立
- 地域社会との共創による持続可能な経営体制構築
- ゲーム製品の環境負荷低減を推進しESG評価向上
事業セグメント
家庭用ゲームソフト企画開発支援
- 概要
- 家庭用ゲームソフト開発に関する技術提供と共同開発を行い、高品質なコンテンツ制作をサポート。
- 競争力
- 専門性の高いシミュレーションRPG開発力
- 顧客
-
- ゲーム機メーカー
- パブリッシャー
- 海外ゲーム会社
- 国内ゲーム会社
- 製品
-
- ゲーム企画・仕様設計
- プログラミング開発
- グラフィック制作支援
- テスト・品質管理
海外版ゲームローカライズ
- 概要
- NIS America子会社を通じて、北米・欧州向けにゲーム及びアニメのローカライズと販売ネットワークを提供。
- 競争力
- 現地市場に即したローカライズ力
- 顧客
-
- 北米ゲームパブリッシャー
- 欧州ゲームパブリッシャー
- 製品
-
- ゲームテキスト翻訳
- 字幕制作
- マーケティング支援
モバイル・オンラインゲーム企画開発
- 概要
- スマホ及びPC向けオンラインゲームの企画から運営までを提供し、多様なユーザーニーズに対応。
- 競争力
- オンラインゲーム運営ノウハウの蓄積
- 顧客
-
- スマートフォンユーザー
- PCユーザー向け配信プラットフォーム
- 製品
-
- スマホゲーム企画開発
- オンラインゲーム運営支援
- サーバー構築・管理
ゲーム関連グッズ製造・販売支援
- 概要
- ゲームIPを活用したグッズ企画から販売支援、イベント開催までトータルサポートを行う。
- 競争力
- ブランド力を活かした緻密なファン運営
- 顧客
-
- 小売店
- ファンコミュニティ
- 製品
-
- キャラクターグッズ企画
- トレーディングカードゲーム制作
- イベント運営支援
ゲーム開発ソフトウェア提供
- 概要
- ゲーム開発に必要なソフトウェアや技術支援を提供し、品質向上に寄与。
- 競争力
- 長年の開発経験に基づく実践的支援
- 顧客
-
- 開発スタジオ
- フリーランスクリエイター
- 製品
-
- 開発ツール提供
- 資材調達支援
- 技術コンサルティング
エンタメイベント企画運営
- 概要
- 地域活性化を目的としたエンタメイベントの企画・運営を手掛ける。
- 競争力
- 地域密着のネットワーク
- 顧客
-
- 地域自治体
- スポンサー企業
- 製品
-
- イベント企画
- 運営管理
- マーケティング
競争優位性
強み
- シミュレーションRPGの豊富な開発実績
- 強力なオリジナルIP保有
- 国内外での販売・ローカライズ能力
- 多様なプラットフォーム対応力
- 地域密着でのコミュニティ形成
- 安定した財務基盤
- 長年のノウハウ蓄積
- マスコットキャラクターの高い認知度
- 子会社展開によるグローバル展開
- 幅広いゲームジャンル対応力
- 積極的な新規IP開発
- 効果的なマーケティング力
- インディーゲーム支援事業
- 周辺グッズ事業の拡大
- 幅広い販売チャネル網
競争上の優位性
- 魔界戦記ディスガイアシリーズの業界内知名度とブランド力
- 米国子会社を通じた海外市場開拓力
- シミュレーションRPGに特化した高度な開発技術
- 多彩なプラットフォーム戦略によりユーザー基盤を拡大
- 地方企業ながら首都圏へも積極的展開し高い柔軟性を実現
- 関連企業との連携や協働による事業多角化
- マスコットキャラクターを活用したブランド戦略
- 地元岐阜県との強い連携による地域ブランド構築
- インディーゲーム向けローカライズと販路提供
- 多ジャンルゲーム取り扱いによる市場リスク分散
- 資本・人材の集中による研究開発の効率化
- 積極的な新規市場進出とゲームジャンル拡大
- イベント・コミュニティ運営によるファン育成
- 安定した株主基盤と支援体制
- 収益基盤の多様化による市場変動耐性
脅威
- 大手ゲーム会社との競争激化
- ゲーム市場のプラットフォーム変化リスク
- コンテンツの陳腐化とユーザートレンド変化
- インディー市場競争の激化
- 海外市場の政治・経済不安定化
- 知的財産権トラブルの可能性
- 新技術導入の遅れによる競争力低下
- 人材流出と確保の難しさ
- 規制強化によるゲーム内容の制限
- ゲーム依存問題による社会的規制強化
- 円安や為替変動による経費増加リスク
- 新規IPの採算確保の不透明さ
イノベーション
2023: 新IPの積極開発と拡充
- 概要
- 多様な新規ゲームタイトルの企画・開発を推進し事業ポートフォリオの多様化を進める。
- 影響
- 収益源拡大と市場競争力強化を実現。
2022: 次世代ゲームプラットフォーム対応強化
- 概要
- PlayStation 5やNintendo Switch向け新作ゲームの開発・発売を増加させた。
- 影響
- ユーザーベースの拡大に貢献。
2021: インディーゲームローカライズレーベル設立
- 概要
- 日本国外のインディーゲームのローカライズと販売支援を専門に行うレーベル「日本一 Indie Spirits」を立ち上げた。
- 影響
- 新市場創出と海外展開の強化に寄与。
2020: モバイルオンラインゲーム事業展開
- 概要
- スマートフォン向けゲーム『魔界ウォーズ』などの企画開発と運営を拡大した。
- 影響
- スマホゲーム市場への進出で売上多角化に成功。
2024: グラフィック開発子会社の活用強化
- 概要
- ベトナムの子会社を通じて3Dグラフィック開発の内製化・効率化を進めている。
- 影響
- 製品の品質向上と開発コスト削減に寄与。
サステナビリティ
- 地域イベントと産学連携による地元人材育成促進
- エコパッケージや資源節約型開発の推進
- 長期的な地域社会貢献活動を実施
- ゲーム健康利用推進のための啓発活動
- 多様性・包括性の推進による組織活性化