ぴあ
基本情報
概要
ぴあは1974年設立のサービス業界大手で、チケット販売やイベント運営を軸に多様なエンタメ事業を展開するリーディングカンパニーです。
現状
ぴあは2025年3月期に連結売上高約453億円、純利益約16億円を計上しており、エンタテインメントチケット販売で業界最大手です。国内外の大型スポーツや音楽イベントのチケッティング業務を多数受託し、2020年には収容1万人規模のぴあアリーナMMを開業しました。ITやスマホアプリによる電子チケット販売を強化し、約2,000万人の会員基盤を持ちます。サステナビリティ活動や文化の育成にも注力し、ぴあフィルムフェスティバルなどの長寿イベントを主催。今後はホスピタリティ事業の拡大やDX推進により顧客体験向上を図り、2030年に向けて持続的成長を目指しています。地域支社の設置や業務提携によって全国的な展開と協業も推進中です。
豆知識
興味深い事実
- 日本で初めて電話注文でチケット予約販売を開始した企業。
- ぴあアリーナMMは民間単独で大型アリーナ建設に成功した先駆け。
- 及川正通による誌面表紙イラストはギネス世界記録認定。
- チケット販売会員数は2000万人を超え日本最大規模。
- チームスマイルを通じた震災復興支援で地域貢献活動実施。
- 多彩なジャンルの出版物を持ち、文化振興にも寄与。
- 大型国際イベントの公式チケッティング事業を継続。
- オンラインでの公式チケットリセールを業界先駆けで展開。
- バーチャルライブプラットフォームNeoMeを提供中。
- ぴあ株式会社は学生起業から始まった歴史ある企業。
- 日本航空やCCCとの業務提携によりサービス多様化。
- 地域ごとに支社や営業所を全国に展開している。
- ぴあスポーツビジネスプログラムで人材育成に注力。
- 家族向けファミリー席の提供で顧客層の多様化を促進。
- 公式チケットトレードサイトの運営で転売問題に対処。
隠れた関連
- セブン&アイ・ホールディングスグループとの資本関係が強く、コンビニ販売チャネルでの連携が深い。
- 三菱地所と合弁会社を設立し、施設運営や不動産開発分野でも協業。
- KDDIやヤフーの関連会社との提携でデジタルプラットフォーム強化を図る。
- スポーツ団体やプロチーム、放送局と複数の契約を締結し業界の中核を担う。
- チームスマイルを通じて復興支援や地域活性化を長期的に推進。
- ぴあフィルムフェスティバルは業界新鋭監督の登竜門となっている。
- 資本パートナーとして複数の大手企業が株主に名を連ねる。
- オンラインイベントやバーチャルライブ分野の技術企業と提携を進めている。
将来展望
成長ドライバー
- 大型国際イベントのチケッティング受託による安定収益
- 電子チケットとスマホアプリ利用の拡大
- ホスピタリティ事業による付加価値収益増
- デジタルコンテンツやオンライン配信サービス拡充
- 地域密着型施設運営と市場拡大
- 複数業種との提携によるクロスマーケティング強化
- 人材育成プログラムによる業界全体の底上げ
- サステナブル経営に基づくブランド向上
- 多様化するエンタメ需要に対応した新規事業展開
- 市場データ・顧客分析を活用した戦略的販売促進
- アリーナ運営を軸にしたイベント事業拡大
- ICT技術投資による業務効率化と顧客体験向上
戦略目標
- チケット販売会員数3,000万人超の維持・拡大
- 電子チケット比率90%以上の実現
- ホール・アリーナ運営の事業収益で全体の40%を達成
- 脱カーボン経営と環境配慮型イベント運営の普及
- 国内外の大型スポーツ・文化イベントでの主要パートナー化
- 新規デジタルプラットフォームの導入による顧客満足度向上
- 多様な業種との連携事業を年間10件以上創出
- 地域活性化、文化振興に資する社会的責任の強化
- 人材育成プログラムの参加者数年間500名超を目指す
- 持続可能な企業価値向上による株主還元の最大化
事業セグメント
チケッティングシステム提供
- 概要
- チケット販売・管理を一括運用できるITシステムと関連サービスを提供。
- 競争力
- チケット販売最大手のノウハウを活かした総合的サービス
- 顧客
-
- 興行主催者
- スポーツ団体
- ホール運営者
- 劇団
- イベント制作会社
- 自治体
- プロモーター
- 放送局
- 製品
-
- チケット販売プラットフォーム構築
- 電子チケットシステム
- 販売データ分析サービス
- 販売促進プロモーション
- 座席管理システム
- 顧客管理(CRM)導入支援
イベント企画・制作・運営支援
- 概要
- 大型興行の企画制作から運営まで一気通貫でサポートする。
- 競争力
- 豊富な実績と幅広い業界ネットワーク
- 顧客
-
- 音楽イベント主催者
- スポーツ大会組織委員会
- 文化施設
- マーケティング会社
- 広告代理店
- 製品
-
- イベント企画立案
- 運営マネジメント
- マーケティング支援
- 会場設営プロデュース
- 集客促進活動
ホール・劇場運営サポート
- 概要
- ホール運営に関する総合支援サービスを提供。
- 競争力
- 自社アリーナ運営経験を活かした高度運営技術
- 顧客
-
- 各種ホール管理団体
- 地方自治体
- 民間運営会社
- 製品
-
- 施設管理委託
- 興行企画支援
- 顧客サービス運営
- イベント運営スタッフ教育
デジタルマーケティング支援
- 概要
- デジタルツールを活用した集客とブランド価値向上支援を行う。
- 競争力
- チケット販売データ活用による精度の高いマーケティング
- 顧客
-
- 広告代理店
- エンタメ企業
- 販売促進担当者
- 製品
-
- Web・SNS広告企画
- コンテンツ制作・配信
- 消費者調査分析
- キャンペーン企画
人材育成プログラム
- 概要
- スポーツ・エンタメ業界向け人材育成スクールサービスを提供。
- 競争力
- 業界連携を活かした実践的育成カリキュラム
- 顧客
-
- スポーツ団体
- エンタメ関連企業
- 学生・若手社会人
- 製品
-
- ぴあスポーツビジネスプログラム
- 業界向け研修サービス
- マッチング支援
CSR・地域活性化支援
- 概要
- 文化事業を通じた地域活性化とCSR施策支援を実施。
- 競争力
- 一般社団法人チームスマイルとの連携
- 顧客
-
- 自治体
- 地域団体
- 非営利組織
- 製品
-
- イベント企画
- 復興支援プログラム
- 地域活性化コンサルティング
競争優位性
強み
- 国内最大級のチケット販売ネットワーク
- 多角的なエンタメ事業展開
- 強固な会員基盤とブランド力
- 大規模ホール・アリーナの自社運営
- IT活用による電子チケット普及推進
- 豊富な大規模イベント実績
- 広範な顧客データと販売ノウハウ
- 連結財務基盤の堅牢さ
- 全国に拠点を有する事業展開
競争上の優位性
- 日本最大のチケット販売規模による集客力
- 多様なエンタメ分野の総合企画運営能力
- スマホ連携の電子チケット技術先進性
- 自社大型アリーナによる運営収益
- スポーツ・文化イベントとの強固な連携
- 長年のブランド信頼による安定的顧客基盤
- チケット販売ノウハウを活かしたマーケティング力
- 幅広い地域展開と地方自治体との協業
- 人材育成とCSR活動を通じた業界貢献
脅威
- コロナ禍などの感染症リスクによるイベント中止
- チケット転売市場の規制強化と影響
- 競合他社による電子チケットサービス拡充
- 大型イベントの開催延期・縮小による収益減
- デジタル技術進展に対応した投資負担増
- 法規制による販売チャネル制限
- 消費者嗜好の変化による市場縮小リスク
- 地域間経済格差拡大による需要変動
- 自然災害によるイベント開催リスク
イノベーション
2024: 大阪・関西万博のチケッティング業務獲得
- 概要
- 2025年開催の大型国際博覧会でチケッティング業務システムを提供開始。
- 影響
- 収益多角化とブランド強化に貢献
2023: 落語動画配信サービス開始
- 概要
- 伝統文化の活性化を目指した落語の動画サブスクサービスを開始。
- 影響
- 新規顧客層拡大とデジタル収益源獲得
2020: ぴあアリーナMM開設
- 概要
- 横浜みなとみらいに最大1万人収容の音楽専用アリーナをオープン。
- 影響
- 自社運営による収益基盤強化と市場拡大
2022: バーチャルライブプラットフォーム『NeoMe』リリース
- 概要
- スマホアプリを活用した新感覚のエンタメ体験を提供開始。
- 影響
- 若年層の利用促進と新市場開拓
2021: オンラインチケット販売促進
- 概要
- スマホアプリの機能拡充で電子チケット利用率向上を実現。
- 影響
- 利便性向上による顧客満足度増
2024: 日本航空との業務提携
- 概要
- JALと連携しイベント観光とチケット販売を融合したサービスを展開。
- 影響
- 顧客基盤拡大と観光連携強化
2024: カルチュア・コンビニエンス・クラブ(C・C・C)との業務提携
- 概要
- ポイント連携や共同マーケティングで顧客体験を高度化。
- 影響
- 会員数拡大と販売促進強化
2023: 札幌にエンジニア部門開設
- 概要
- 開発体制強化のため札幌でソフトウェア開発拠点を新設。
- 影響
- 開発加速と技術力強化
2022: 三菱地所と合弁会社設立
- 概要
- MECぴあクリエイティブ株式会社で新規事業展開を加速。
- 影響
- 事業多角化と資本基盤強固化
2021: スポーツビジネス人材育成プログラム開講
- 概要
- 業界で求められる実践的知識を持つ人材育成講座を開設。
- 影響
- 業界全体の人材力底上げに寄与
サステナビリティ
- 地域コミュニティ活性化への貢献
- 環境に配慮したイベント運営の推進
- 文化・芸術振興活動の継続的支援
- 持続可能な経営と情報公開の徹底
- CSR活動として震災復興支援を実施
- エコチケット導入による紙資源削減
- 社員の多様性推進と働き方改革
- デジタル化による業務効率化とCO2削減
- 地域密着型サービス拡充
- 社会的責任を果たす企業倫理の徹底
- 公正な取引とコンプライアンス推進
- 安全で快適なイベント環境提供