ランサーズ
基本情報
- 証券コード
- 4484
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- インターネットサイト運営
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2008年04月
- 上場年
- 2019年12月
- 公式サイト
- https://www.lancers.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- LIFULL, アイティメディア, クックパッド, カカクコム, エムスリー, セキュアヴェ, エイチームホールディングス, テクノマセマ, マークラインズ, シェアリングテクノロジー, 弁護士ドットコム, 地盤HD, 鎌倉新書
概要
ランサーズは2008年創業の東京都に本拠を置き、クラウドソーシングサービスを提供する業界有数のプラットフォーム企業です。
現状
ランサーズは2020年3月期に連結売上高約35億円を計上していますが、経常利益と純利益は赤字を計上しており、事業拡大期にあります。主力のクラウドソーシングサービス「Lancers」では、個人や法人間での請負業務マッチングを推進し、特に地方在住者へのオンラインビジネスマッチングに注力しています。多様なフリーランス紹介サービスや業務代行、オンラインチーム運営といった多角的サービス展開を進め、ITフリーランスの常駐紹介にも対応しています。社会的責任として、障がい者版クラウドソーシングやシングルマザーの就労支援にも取り組み、多数の地方自治体と連携した地域活性化プロジェクトを展開。今後も新規顧客開拓のためAIエージェント事業参入など技術革新を積極的に進め、中長期的な新たな収益構造の構築を目指しています。経営課題として利益改善と労働環境の質向上に取り組みつつ、事業領域の拡大と多角化を推進しています。
豆知識
興味深い事実
- ランサーズは日本のクラウドソーシング業界の先駆者の一つです。
- 日本各地の地方自治体と連携し地域活性化事業を展開しています。
- 実名登録を可能にしたことで利用者間の信頼度が高い特徴があります。
- 障がい者版クラウドソーシングとの連携は市場での先進的取り組みです。
- シングルマザーの就労支援プログラムも早期に導入しています。
隠れた関連
- 多数の地方自治体との協定締結により地域創生の支援基盤を確立。
- 内閣府との案件取引は2015年のみで、現在は取引無しと明言。
- シェアリングエコノミー推進協会など業界団体との協力関係があります。
- 代表者秋好陽介氏はベンチャー界隈で有名な起業家の一人です。
将来展望
成長ドライバー
- 働き方改革の浸透に伴うフリーランス市場の拡大
- AI技術導入による顧客獲得と業務効率化の促進
- 地方自治体や地域経済団体との連携深化
- 多様な人材のオンライン就労需要増加
- 法人の外部人材活用ニーズの高まり
- 社会的インクルージョンへの関心拡大
戦略目標
- 国内クラウドソーシング市場シェア50%超達成
- AI活用によるマッチング精度向上の業界トップ維持
- 地方自治体連携による地域活性化事業の全国展開
- 社会的課題解決型サービス拡充による新規事業収益増加
- 持続可能で多様な働き方を支援するプラットフォーム確立
事業セグメント
フリーランス人材マッチングサービス
- 概要
- 幅広い業種に向けてオンラインと常駐型のフリーランス紹介を提供。
- 競争力
- 豊富な登録者と多様なマッチング機能
- 顧客
-
- IT企業
- 広告代理店
- 制作会社
- 中小企業
- スタートアップ
- 教育機関
- 地方自治体
- 法人営業部門
- 人材採用部門
- 大企業のR&D部門
- 製品
-
- IT常駐フリーランス紹介
- 専門職フリーランス紹介
- 業務委託プロジェクト管理
- クラウドソーシングプラットフォーム
- 人材育成オンライン講座
地域連携・地方創生支援
- 概要
- 地方自治体と連携し、地域活性化や働き方改革を推進。
- 競争力
- 地域密着の支援ノウハウと多彩なサービス展開
- 顧客
-
- 地方自治体
- 地域経済団体
- 地方商工会議所
- 地域NPO
- 移住促進団体
- 製品
-
- 地方フリーランス支援プログラム
- 地域向けスキルアップ講座
- コワーキングスペース運営
- オンライン仕事マッチング
- 地域イベント企画・運営
社会的インクルージョン支援サービス
- 概要
- 障がい者やシングルマザーへの就労支援に特化した事業。
- 競争力
- 社会課題解決に寄与するプログラムと豊富な実績
- 顧客
-
- 障がい者福祉団体
- NPO法人
- CSR担当企業
- 社会福祉施設
- 行政関連機関
- 製品
-
- 障がい者向けクラウドソーシング連携
- 就労支援プログラム
- シングルマザー支援講座
- オンラインメンタリング
- 多様な働き方促進ツール
企業向け業務委託・アウトソーシング
- 概要
- 企業のプロジェクト運営や業務改善を支援するサービス。
- 競争力
- 豊富な人材資源と業務効率化ノウハウ
- 顧客
-
- 大手企業
- 中堅企業
- スタートアップ
- 広告制作会社
- マーケティング会社
- 製品
-
- ディレクター業務委託
- オンラインチーム代行
- プロジェクトマネジメント支援
- 業務効率化ツール
- IT人材活用ソリューション
競争優位性
強み
- 日本国内最大級のクラウドソーシングプラットフォーム
- 多彩なサービスラインナップと顧客層
- 強力な地方自治体との連携体制
- 豊富なITフリーランス紹介実績
- 社会貢献活動によるブランド価値向上
- 代表者の強いリーダーシップと経営基盤
- 顧客・登録者のマッチング精度の高さ
- 柔軟な業務形態に対応可能
- 新規事業・AI事業への積極的投資
- 質の高いサポート体制
- 多様な働き方に対応したイベント開催
- 築かれたパートナーシップネットワーク
- 利用者の実名登録を可能にした信頼性
- IT技術を活用した効率的な業務管理
- 地方を含む全国規模のサービス展開
競争上の優位性
- 国内クラウドソーシング市場での高いシェアと知名度
- 地方創生と働き方改革を組み合わせた社会貢献型事業モデル
- AI技術を活用した新規顧客獲得支援サービスの展開
- 幅広い業界顧客を対象とする多様な人材マッチング能力
- 障がい者やシングルマザー支援など多様な社会課題対応能力
- 全国複数自治体との協業による地域ネットワークの強さ
- オンラインとオフラインのハイブリッド型サービス戦略
- 経験豊富なITフリーランス紹介による差別化
- 充実したオンライン教育・スキルアッププログラム
- 継続的な新サービス創出と技術革新への投資
- 信頼性あるプラットフォーム設計で利用者満足度が高い
- マーケティングとコミュニティ運営力の高さ
- 資本金・資金調達による安定的な経営基盤
- 社会的インパクトを反映した企業イメージ向上
- 多角的な収益源を持つ複合事業構造
脅威
- 労働力の買い叩き問題による信用低下リスク
- 競合他社の増加による顧客・人材の奪い合い
- 法規制・労働法改正による事業運営制約
- クラウドソーシング業界の品質低下問題
- IT技術変化によるサービス陳腐化リスク
- 景気変動による企業の外注需要減少
- 地方自治体の補助金や支援方針変更による影響
- プラットフォームセキュリティおよび個人情報漏洩リスク
- 社会的な誤解や批判によるイメージダメージ
- 新規事業への投資回収不確実性
- グローバル競争の激化
- 人材流出・採用難によるサービス提供力低下
イノベーション
2023: AIエージェント事業参入
- 概要
- AIを活用し新規顧客開拓やマッチング精度を高めるサービスを開始。
- 影響
- 顧客獲得効率と利用者満足度を向上。新事業収益の柱に。
2021: シングルマザー就労支援プログラム開始
- 概要
- デジタルスキル向上を支援し、就労機会提供の取り組みを開始。
- 影響
- 社会貢献とブランドイメージ向上に寄与。多様な人材活用が進展。
2020: 障がい者版クラウドソーシング連携開始
- 概要
- チャレンジドメインと連携し、障がい者の雇用機会をオンラインで拡大。
- 影響
- 社会的包摂促進と新規利用者層の開拓に成功。
2022: 新しい働き方LAB拡充
- 概要
- 全国16カ所のコワーキングスペースを活用し新働き方提案を推進。
- 影響
- ユーザーエンゲージメントと地域連携強化に役立つ。
2024: 業務委託一括管理サービスの強化
- 概要
- ディレクター派遣およびプロジェクト管理機能を高度化。
- 影響
- 大口顧客の獲得増と業務効率化を実現。
サステナビリティ
- 地方自治体との協働による地域活性化推進
- 障がい者・シングルマザー就労支援プログラムの継続実施
- 新しい働き方LABでの多様な働き方普及活動
- 環境負荷低減を目指すクラウドサービス運営
- 倫理的AI運用と利用者保護のためのガイドライン整備